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第三章 帝国留学と闇の里
〈137〉やべぇ勘は当たるのです
しおりを挟む「レーちゃん。そこに座り」
「はい……」
一日の終わり、レオナの私室。
ナジャは珍しく黒装束の頭部を脱いで、素顔を晒している。
レオナの向かいに仁王立ち、腕を組んで、じ、とレオナを刺すように見下ろした後、すー、と息を吸い込み
「解呪は、二度と使うな! ええか! 聖教会に連れて行かれたら、二度と会われへんねんぞ!」
怒鳴った。
ビクッとレオナの肩が揺れる。
マリーは静かにお茶の準備。ジンライはソファの上で、背筋を伸ばして二人を見守っている。
「……ごめんなさい」
「わいに謝ったってしゃあない! 魔法もあんだけやりたい放題やりよって……さぞ気持ちよかったやろな!」
「そんなこと!」
「無事でおれんのは、たまたまやぞっ!」
「っ」
「ここには、フィリ様もヒューゴーもおらん」
「!」
じくり、とレオナの胸が痛む。
「アレクセイは、武闘派の中でも良心的やからええ。これが海軍のボレスラフやったらっ。一体いくらでレーちゃん売ったんやろなあ!」
「売るって……!」
「解呪ができて全属性持ちの薔薇魔女が、闇の世界でどんだけ値が釣りあがるか、わからんか!?」
ひ、とレオナは息を呑んだ。
「ナジャッ!」
マリーが一声、叫ぶ。
「……っはー……すまん。言い過ぎた。マリーちゃん、あとよろしゅう」
苦しげな顔で、ナジャが言い放つ。
「ナジャ君っ」
「わいは、護衛には向いとらんのよ、レーちゃん。頼むで」
背を向けると、彼の足元からじわり、と闇が染み出す。
「念のため、アレクセイのんは、わいがやったって思い込ませとくさかい。二度としたらあかんで」
「ごめん……ナジャ君、ごめんなさい」
振り返らないまま、手だけでくしゃり、とレオナの頭を優しく撫でて――消えた。
「レオナ様……」
「レオナさん……」
「二人とも。ごめんなさい」
深紅の瞳から、ぼたぼたと涙が膝に落ちて、仕立ての良いスカートの色を濃く染める。
レオナは、義憤に駆られて、その力を使った。だが、いつもそれが正しいとは限らない。
「言いたかったのは、世の中、良い人ばかりではない、てことですよ」
マリーがナイトティーをテーブルに置き、レオナの椅子の脇で床に膝を突いて、手をふわりと握りながら、優しく涙を拭いてくれる。
「……ナジャは、お嬢様が刺されたことを、ずっと悔いているのです」
「!」
「私もです。あの、毒で瀕死になったお嬢様を、時折思い出してしまうのですよ」
「みんなの、せいじゃ」
「ええ。でも、悔いずにはいられない。たまたま助かった。じゃあ次は? ……私達は皆、失った者達なのです」
「あ……」
レオナは改めて、マリーを見た。
スタンピードで両親と家を失い、男爵令嬢からメイドになったマリー。ヒューゴーは言わずもがな。ナジャもきっと……
「その私達に、お嬢様は、色々なものを与えてくださった。だから、失いたくないのです――絶対に」
「うん……」
「でもね、お嬢様。ナジャは心配でああ言いましたけど、魔法は思うがまま使ってくださいまし」
「え?」
「間違えた時には、私が止めますよ。お嬢様は、あれで良いのです。心のままに。ありのままに」
マリーは立ち上がって、レオナを正面から抱き締める。
「我慢しちゃだめです。良いのですよ」
「マリー! うううわーん!」
「そんなに急に、大人にならないで。いいんです、失敗して覚えていけば。私達がいますから」
生まれてからずっと、無理矢理抑え込んできた魔力。
前世の記憶で自分を『大人だから』と思い込んでしまう節があるのは、自分でも自覚している。そして、どうしてもひとりで我慢してしまうことも。
「もっとワガママでも良いくらいなんですよ。頼りにされないのも、寂しいんですよ?」
「うん……うん……」
「ふふ、ジンもね、頑張ってるんです。使ってあげてくださいませ」
「あう……そうすよ……頼りないかもしれないすけど……」
「うう、頼りなくなんか、ないわ。ずび」
「全く。どうせ、巻き込んだら、とか思っているのでしょうけど」
「うぐ」
「一緒にいるんですからね」
「そっすよ!」
「うん……ありがとう……」
マリーは身体を放して、レオナをソファへ促す。
「さ、お茶を召し上がって。作戦会議です」
「マリー? 作戦て?」
「あ、オスカーがね、学校の様子を見てくれたんすけど……気をつけろって」
「気をつけろ?」
「はい。他にも悪意を感じるって言ってるんすよ」
「ぐす、そういえばラース様が、まだ抵抗勢力が残っているって仰っていたわね」
「そうなんす。今度マクシムさんに詳しく聞きませんか?」
「そうね……! 学生や先生に縁者がいないか、とか」
「そういったことは調査が入っているはずですが、見落とすこともありそうですわね。この様子だと」
「……帝国軍の調査機関は、信用しない方がよろしいですよ」
「シモン!」
「失礼。ですが、仲間外れは、酷いですねえ」
――そういえば、内情に詳しい人が、ここにいたわ!
「仲間外れだなんて……」
「くふ。冗談です。働きは、見て頂きたいものですよ。私におまかせを」
するりと部屋を出るシモンを、マリーが厳しい目で見送った。
「……気配を感じませんでした。彼、なかなかの実力者のようですね。今までは様子見だったのでしょう」
「そうよね……ラース様が拾うくらいだもの」
「シモンさんは多分大丈夫っす」
ジンライが、のほほんと言う。
「オスカーも警戒してないし、俺もヤバい臭い感じないっす」
「今まででヤバい臭いの人、いた?」
レオナが興味津々で聞くと
「ミハルって人」
すぱん、と答えが来た。
「正直、近寄りたくねーす」
「ゼメク枢機卿の」
「オクタ・セナタスの」
「はい。あの人は、相当やべぇ気がします」
――ジンライの勘は、当たる。
「勉強したいだけなんだけどな」
「はは、目的失いかけてますね、この短い間に」
「ほんとよ……」
「んーでも俺は見えて来たっすね」
「え?」
「レオナさん、あのチキンスープの鍋。俺に作らしてもらえます?」
「!」
「ジンー!」
思わずジンライに抱きつくレオナ。
「わわ! だからー!」
「くすくす、ゼル殿下に?」
マリーがからかうと
「殺されますってえー!」
叫ぶジンライ。
「ふふふふ」
「私もがんばるからー! わーん!」
「あ、泣かせましたね?」
「俺っすか!?」
そうして、わいわい三人で話してから、それぞれの部屋で眠った。
※ ※ ※
翌日。
混乱を避けるために、帝国軍の軍医と衛生兵を数班に分けて組織し、それぞれの学生の診察を迅速に行い、施設への収容は夕方までに完了した。
指揮を取るのは陸軍少佐マクシム。
「範囲が貴族クラスに限られたため、ある意味やりやすかったですね。外聞を気にして、施設に入るまでもない症状の学生の家は、自分で医者を手配するそうです」
アレクセイは、報告を口頭で受け、眉間にシワを刻ませた。
「ゼメクは」
「は……特に症状などなく、学校が再開し次第、通常通り登校するそうです」
「そう、か」
「一方的なもので、大変迷惑している、と枢機卿が」
「一方的、とはな」
「閣下、何か思い及ぶところでも?」
「いや。気のせいだ」
マクシムが、目を瞬かせる。
「ところで、ご子息様は」
「まだ目覚めん」
「鎮静弾は強力ですから。しばらくは安静に」
「マクシム。この件が片付いたら、イエメルカ家に謝罪に伺いたい」
マクシムは、悲しそうに眉を下げた。
「……良いのです。噂は、事実ですから」
「なっ」
「母とはもう、縁を切りたいのです。どうか、お構いなく」
「マクシム。儂にできることは」
「……このまま、軍にいたい。それだけです」
「そう、か……」
「報告は、以上です。これからタウンハウスへ行きます」
「分かった。その少尉の件は、任せる」
「ありがたく」
「くれぐれもレオナ様を」
「は!」
颯爽と去っていく、才能溢れる若い将官の背中を見ながら、アレクセイは切なさに胸を締めつけられた。
「家というものに、どこまでも縛られるものよな……」
――せめて、年老いていく自分にできることは。
アレクセイは、ペンを取って書類にインクを落とし始めた。
※ ※ ※
「おや、奇遇ですね」
学生達が収容されている施設を訪れた、マクシム、オリヴェル、ヤンを伴ったレオナ、マリー、ジンライの前に、ミハル・ゼメクがイゾラ聖教のキャソック姿で立っていた。
「ごきげんよう」
「こんにちは。貴女がたも、お見舞いですか」
「ええ。ミハル様も?」
「祈ることくらいしか、できませんが」
ニコニコと口角は上がっているものの、やはり目の奥は冷えている。――あれからレオナは、会う人ごとに暗示がないか確かめるのが癖になった。
「ふ、なにか疑われていますか?」
そのレオナの視線に、敏感に反応するミハルは、やはり只者ではないと感じた。
「いいえ? 不躾でごめんなさい! 色素が薄いなって思って、思わずじっと見ちゃったわ!」
レオナはわざと、何も知らない令嬢っぽく振る舞う。
「嫌でした?」
「とんでもない。恥ずかしいだけですよ」
ふふ、と微笑むがやはりその目は笑っていない。
――同い年で、これほどまでに感情が死ぬのか、とレオナはその背筋が寒くなる。
ジンライの勘は、当たりだ。
彼からは、何の感情も感じない。
「よかった! 私実はお料理が趣味で、差し入れをお持ちしましたのよ。良かったら、お召し上がりに」
「いえ、お気持ちだけ。では」
「ごきげんよう!」
華奢な背中を見送るレオナの斜め後ろで、ジンライが
「相変わらず、なんか鳥肌立つんすよねぇ」
と呟いて、わかる……と思ってしまったレオナである。
「さ、皆にスープを配りたいわ。キッチンはどちらかしら?」
「本当に自ら作られるのですか!?」
マクシムが驚く。
「ええ!」
「レオナ様、料理上手ですよね。パンもうまかったなあー」
ヤンが言うと
「パンだと?」
マクシムがまたしても驚き、
「手作りパン!?」
オリヴェルまでヤンに迫る。
「え、ええ。ごちそうになりまして。ふわふわ甘い、やわらかパン……うまかったっす!」
「レオナ様……」
マクシムがすごく険しい顔をするので
「えっ、食べさせてはダメでした!?」
とレオナが慌てると……
「私は、パンが大好物なのです」
「私もです」
ガタイの良い軍人二人にグイグイ迫られた。
「えーと、今度、食べにいらして?」
「絶対ですよ」
「伺います。すぐにでも」
「ええ……」
「まず、任務!」
「「はっ!」」
マリーの一言がなければ、延々迫られていたかもしれない。
施設は、四人ずつの相部屋になっていた。
正方形の部屋に、二台ずつベッドが並んでいる、病室のような作りだが、仕切るカーテンはない。
「こちら、比較的症状の軽い者達です」
オリヴェルが言い、入口から中の様子を窺うと、四人の男子学生がそれぞれのベッドに起き上がって、雑談をしていたようだった。
「……なんすか?」
そのうちの、出口に一番近い一人が訝しげに声をかけてきたので
「同じ学校に通っているの。お見舞いと、差し入れに」
とレオナが答えると
「差し入れ?」
別の学生が聞いてきた。
「ええ! 美味しいスープを」
「うわー、ミハル様の言った通りじゃん」
「え?」
「弱った時に、つけこんでくる奴らが怪しいから、気を付けろってさ」
「あんたらのことじゃね?」
「てか、いらねーよ。俺ら、祈ってもらったし」
マクシム達は、それらを聞いて、どう答えるべきか決めあぐねていた。
――逆に反応しなかったことが、ありがたいとレオナは思った。
「それは残念ですわ。お邪魔しました。ごきげんよう」
「ごきげんようだってさー」
「すげ。貴族令嬢って感じー」
「じゃーねー」
「レオナさん……」
「ジンライ、気づいた?」
「うっす」
「マリー」
「はい。同じく」
マクシムが、目を見開いた。
「まさかっ」
「……私の侍従を呼ばないとね」
四人全員に、暗示がかかっていた。
ナジャに何て言おう、とレオナは頭が痛くなった。
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*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
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