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第三章 帝国留学と闇の里
〈148〉ガチンコ従軍キャンプです 前
しおりを挟む「ほう、そうか、キャンプの時期だったか」
マクシムの昇進祝いパーティに招かれた、レオナ、ジンライ、マリーの三人。
すっかりお馴染みのツルハ邸である。
ディナーテーブルで食事を楽しんだ後、談話室でダンスをしながら雑談をしていると、誰からともなくキャンプ実習の話になったのだが、この中でそれを経験しているのは、マクシムだけ、と判明した。
オリヴェルとヤンは平民のためだが、アレクセイと州軍大将ヨナターンは、俺らの時代にはなかった、だそう。
「評判は、悪くはないがなあ」
と語るのは、今回初めて同席したヨナターン。
四十代半ばくらいの、タキシードが似合う紳士だが、戦場では魔物かと思うくらい暴れ回るのだとか。
長めのウェーブがかった茶色の髪の毛を、今は耳にかけて流していて、分厚い体躯に彫りの深い顔立ち。まるで海外のフィットネスモデルのような感じだ、とレオナは思った。皇帝ラドスラフへの忠誠心厚く、内政が落ち着くまではと独身を貫き通し、現在ようやく婚活中らしい(もちろん爆モテ)。
「女子学生を参加させるのは、わたしは反対だな」
そのヨナターンがなぜか、複雑な表情を見せた。
男尊女卑から、というわけではなさそうだな、とレオナは見てとった。
「州軍でも配備するか」
アレクセイがそう、からかえば
「はは、陛下がお認めになるのならば」
と半ば本気で返す。
「そうよの……」
アレクセイもそう言って黙るが、レオナはその意味を
「野宿は、危険ですものね」
と解釈した。
すると――
「くく、なるほど。レオナ嬢は大変奥ゆかしくていらっしゃる」
ヨナターンが笑顔でそう言いながら、再度ダンスを申し込もうとし
「レオナ様は、皇帝陛下の特別な方でございます」
マクシムが牽制する。
複数回ダンスを踊る、ということはそれだけ深い仲、ということになるからだ。
「いえあの」
とレオナが慌てると
「……ヨナターン、言っとくがお前、倍以上年が違うぞ? レオナからするとジジイだぞ」
ディートヘルムが口悪く噛み付いて、
「ふふふ!」
とレオナは思わず笑ってしまった。
「なっ! ジジイだと! だが確かに倍どころじゃないか! あー!」
ヨナターンがショックを受けて、大袈裟に頭を抱えたのが面白すぎる。
「ふふふ、素敵でいらっしゃいますわ」
念のためフォローするレオナに
「まことか!」
と目が輝いて
「世辞に決まってんだろ!」
ディートヘルムがイラつく。
その横で
「レオナさん、相変わらずっすねー」
とほのぼのジンライが脇のソファでそれを見ていたが、おもむろに
「みなさーん、そこまでにしてくださーい。俺がフィリ様に殺されるんでー」
と大声を出した。
「ジン……?」
それから、指を折りながら
「あと、ヒューさんでしょー、ゼルさんとテオ、ジョエルさんとルスさんにー、あ、ラザール先生もかあ。ね!」
と続けた。
「ちょ!」
見れば、めちゃくちゃ高そうなワインの瓶が、足元にごろごろしている。
「あーあ」
ヤンが肩をすくませる。
どうやらジンライ一人で全部空けたようだ……ということは、完全なる酔っ払いである。
「なんか知らんが、すげーいっぱいいるな?」
ディートヘルムが聞いてきたので、マリーが
「レオナ様の、マーカムでの護衛達ですわ。ドラゴンスレイヤーも何人かおります」
しれっと言う。
「ドラゴンスレイヤー!?」
驚愕のヨナターンに
「はは、さすがレオナ様であらせられる」
微笑むマクシム。
「まあでも、一番は」
マリーがニヤリ
「お父様、ですわね」
レオナが溜息を吐く。
それを聞いて全員の背筋が寒くなったのは、言うまでもない。
マーカム王国随一の辣腕と呼び声高き、氷の宰相は、ブルザーク皇帝とも懇意で対等な付き合い、と有名なのだ。
「おまえ……そんなんで嫁に行けんのか?」
なぜか呆れ顔のディートヘルムに
「うっ!」
一言も返せない、レオナであった。
※ ※ ※
風の季節は、現代日本でいう、夏。
初夏の爽やかな日差しと風で、絶好のキャンプ日和であると言いたいが……
「まさかの馬移動だし、重装備!」
「本格的っすねー」
「レオナ様、いくつか持ちますよ」
「大丈夫よマリー」
「むり。馬はむりなんだってば!」
「情けねえな、ペトラ」
「うっさい! ディートなんて筋肉しかないくせに」
「あんだとごら!」
なんと馬車は禁止。
学生それぞれが馬に、野宿用テントやランプ、食糧などを積んで移動するというのだから、驚いた。
「マーカムで馬術を取っておいて、良かったわ……」
なかなかのスパルタだし、女子学生は端から想定外なのだ、と実感した。全員参加、と言いつつ馬に乗れない女子はもちろん不参加で、補習にはかなり重いレポートが課せられるらしい。鬼である。
「結局、私たちだけかしら?」
レオナが見渡す限り、ペトラとマリー以外の女子は居ない。
「……そのようですね……」
マリーが溜息をつき
「やめればよかった。でもレポートもだるい。うう。二日だけ……」
ペトラからはお経のように愚痴が聞こえる。
皇都から北西に三時間ほど、馬で走ると見えてくる火山の麓が、いつものキャンプ地。
見渡す限りの草原、その脇に鬱蒼とした森、遥か向こうには赤い山肌の巨大な火山。なかなかな眺めである。
制服の下をパンツとロングブーツに履き替えた格好で、三時間馬で走りっぱなし。内ももと腰がプルプルするのだが、ディートヘルムとマリーはけろり。やはり鍛えている人は違うのだな、とレオナは感心していた。
一方ジンライも――
「ひえー、慣れない分、疲れるっすねー!」
明るく言えているうちは、大丈夫だろう。
ホンザは特別待遇。体調の悪くなった学生に備えて、後から馬車で来るらしい。
「全員、注目!」
声を張り上げるのは、なんとヨナターンと、その部下二名。ツルハ邸でのホームパーティで話を聞いて、特別講師に名乗りを上げてくれたらしい。
「あちらに、木の屋根が見えるだろう! 厩舎代わりだ。飼葉桶の横に手綱をくくりつけて、各自荷物を持って戻って来い!」
護衛にもちろんマクシムとヤンも帯同しているので(オリヴェルは別件だそう)、なかなか豪華なメンツだ。
さて、ざっと見二十名ほどか、とレオナは学生達を目で数えた。貴族クラスのみで女子学生がいないのだから、そのぐらいだろう。
「あーもう帰りたい」
ペトラが、ぶつぶつ言っている。
「頑張りましょうよ、ね」
ジンライが、彼女をさり気なくフォローするのが、なんだか当たり前になっているな、とレオナは微笑ましくなった。
「よーし、揃ったな」
ヨナターンは、手元に名簿と思われる紙を持って点呼を取り、
「では、班分けをする!」
と告げた。
――げ! トラウマがあっ!
まさかまた、自分で声を掛けろとか言わないよね!?
「まず、一班! レオナ・ローゼン、ディートヘルム・ツルハ、ミハル・ゼメク、ペトラ・フェンツロバー」
「!」
「げ」
「二班! マリー、ジンライ、ラマン・パーリン……」
ヨナターンが、全部で五班程度に分けたようだ。
「マリーと離れちゃった……」
「仕方ありませんね」
「寝る時もこの班だったら、暴れる」
「班の面々で協力しながら、実習を進める! まずは、班代表を決めろ! そして、それぞれのテントを立てる!」
女子は、ヨナターンら帝国軍の近くに立てろ、ということだった。
「よろしく」
参加がとっても意外だった枢機卿の息子、ミハルがにこやかに挨拶をする。
「僕は、ディートが代表で良いと思うけど、どうかな?」
「賛成ですわ」
「異議なし」
「……分かった」
あっさりと決まって、まずは女子のテントから立てていく。
「女どもは、やったこと……あるはずねえよな」
「ないです」
「あるわけない」
「ミハルもか?」
「……うん、ごめんね」
「じゃ、説明すっから、見ながら真似ろ」
――意外にしっかりしてる!
「レオナてめえ、今すげえ失礼なこと考えたな」
――撤回! 口悪すぎ!
「目で言うな。喋れ」
「うふふ」
「へえ。仲良しなんだ」
ミハルが、とってつけた笑顔で言うので
「……寒い」
ペトラは、震えた。
薄ら寒い何かを、本能で感じた――
テントの後は、基本的な野営の方法と注意事項の説明があった。武器を利用して森の中で狩りを行い、夕方には班の中心に焚き火を設置し、そこで食事の準備の仕方も学ぶという。
「では今から、武器魔道具の説明をする。帝国軍標準装備に準じたものであるから、合図があるまでは決して使用するな。良いな!」
ヨナターンの指揮で学生達に配られたのは、ボウガンのようなものだ。引き金を引くと、短い矢が射出される仕組みに見えるが、それだけでなく、魔力を感じる。
「クロスボウは、装填する矢弾によって殺傷能力が変わる。今日配るものは、その中でも威力の弱いものだが、十分に野獣を狩ることができるし、人に向けたら大怪我をする」
ヨナターンが部下に命じて、学生と反対に立つ遠くの木に向けて、撃たせた。
パシュッと乾いた音がして射出された矢弾は、あっという間に幹に刺さる。
「良いか。くれぐれも扱いに注意しろ。守れぬ者は即時没収する!」
はいっ!
学生達の返事を確かめて、ヨナターンはさらに続ける。
「では、問題だ。現在配ったそのクロスボウで威力を上げる方法は、具体的に何だと思う」
ペトラが手を挙げた。
「ペトラ」
「はい。矢弾への属性付与です」
「正解だ。狩ろうとする魔獣の弱点属性を付与した矢弾を用いるのは、常套手段である。他には? ――」
そうして基礎的な講義が終わり、昼休憩(持参していた食糧)を経て
「じゃ、晩飯取ってこい」
といきなり乱暴に野に放たれた学生達。
「へ!?」
「うっそ!」
「……実践的だね」
「うし、行くか」
ええええ!
「晩飯って……」
「公爵令嬢にゃ期待してねえよ」
ディートヘルムが、言い放つ。
「侯爵令嬢にも期待しないで」
「……分かってる」
「えーっと」
「枢機卿の息子にも期待してねえ! つうか、俺の班役立たずばっかじゃねえか!」
ヨナターン、ナイス班分けっ!
「素朴な疑問、言っていい?」
レオナが思いついたことを、聞く。
「なんだ」
森の中で獲物を探しながら、先頭のディートヘルムが応える。
「クロスボウ使わなくても……魔法でも良いよね?」
全員、ピタリと足を止めた。
「……そうだな、使えとは言われてねえ」
「晩御飯取って来い、だったね」
ミハルが同意すると
「レオナ! なんでも良いからぶっぱなして、さっさと終わらせよう!」
ペトラがとんでもないことを言った。
「虫嫌いなのよ!」
「私も苦手なの。じゃあ、獲物を見つけたら試してみるわね」
レオナは、クロスボウのベルトを緩めて、背中に背負い直した。
「魔法……」
ミハルが、ぽつりと言うので
「見たこと、なくって?」
とレオナは話しかけてみた。
「うん、見る機会はなかったよ」
今のところ普通の態度なのが、逆に不安にさせる。
「ブルザークじゃ、魔道具を使った魔法だけだな」
ディートヘルムが、藪を踏み倒して道を作りながら言う。
「マーカムじゃ、唱えまくりか?」
「そんなことはないわ。――すごーく疲れるもの」
――普通の人は、ね。
「そっか、ずっと唱えてるんだと思ってた」
ペトラが、レオナの背後で小さくなっている。本当に森が苦手なようだ。
「おっ!」
ディートヘルムが瞬時にクロスボウを構えて、矢弾を放った。
「ちっ」
「ウサギ?」
「おお」
「んー……バインド」
「お?」
「止めたわ」
「っし!」
ところが……
「っしゃあ」
横からラマンの矢弾。
狙っていたウサギを、先に仕留められてしまった。
「ああっ!?」
「早いもん勝ちでしょ」
ディートヘルムの相手をせず、捨て台詞で走り去る。
その近くには、マリーもジンライも居ない。
「近くに、居たのね……」
気配を、消して。
「レオナ、私寒気が止まらないんだけど」
ペトラが背後で、誰にも聞こえないように、呟いた……
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お読み頂き、ありがとうございました!
すっかり面倒見の良いガキ大将なディートヘルム。
キャンプ、どうなることやら、ですね。
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∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
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