【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

卯崎瑛珠

文字の大きさ
173 / 229
第三章 帝国留学と闇の里

〈161〉闇の里の民1

しおりを挟む



 ブルザークから帰国した夜のローゼン公爵邸でのディナーは、大規模になってしまった。

 レオナ、ジンライ、ディートヘルム、ペトラに加えて、マクシム、オリヴェル、ヤンを、ローゼン公爵家のベルナルド、アデリナ、フィリベルトが歓迎する他、シャルリーヌ、ゼル、テオ(本来は侍従だが、ジンライの友として特別にゲスト側)も加わったからだ。

『ローゼン公爵令嬢、初の留学から凱旋!
 しかも、交換留学としてブルザーク帝国名門家のうち、陸軍大将令息と侯爵家令嬢を伴って!』
 
 のちのちのためにベルナルドが、大袈裟にしたこともある。広報活動は重要だ。
 
 マリーとヒューゴーは、ルーカスとともに給仕に大忙しだったわけだが、なぜか途中から「お手伝いします」とシモンが加わり、さらにいつの間にかちゃっかりユイとスイまで働いていた。
 
「壮観だね」
 フィリベルトがそう笑うと
「ええ……」
 レオナは若干困惑しつつ、同意するしかない。
 シモンと、ユイとスイまでついてくるとは思っていなかったからだ。(働いているということは、ルーカスがよしとした、ということである。)
 
「ナジャ君ね、きっと……」
 ふう、と溜息をつきつつも、これはこれで、ヒューゴーやマリーが楽になるなら良いのかな、と夫婦を見やると……なかなかギクシャクしている。
 
「あれは、ヒューゴーが悪い」
 フィリベルトがパンをちぎりながら言う。
「あんな殺気をぶつける前に、マリーにちゃんと『お疲れ様』や『おかえり』を言うべきだった」
「そうよ! あんなの、信用してないって言ってるのと同じ!」
 なぜか、ぷりぷり怒っているシャルリーヌ。
「学院でモテまくりだからって、いい気になってる」
「ええっ!?」
「サロンで、ヒューゴーは決まった相手がいるのかって、聞かれて困っているのよ」

 シャルリーヌの開いたサロンは、若い女性向けで敷居も低いので、恋愛話も多いのだとか。

「いい気になっているというよりかは、マリーは絶対他に行かないと油断してた、という方が正しいかな」
 フィリベルトが、さすがにフォローを入れる。

 ――結婚して三年目になる二人を、留学で離ればなれにしてしまった責任を、否が応でも感じてしまうレオナである。
 
「また喧嘩するうちに、元に戻ると思うけどね」
「だといいのですけれど……」
「それより、お手紙と全然様子が違うわね、ディートヘルム様」
 シャルリーヌが、水をコクリと飲みながらこそりと言う。
「とっても紳士じゃない?」
「えーと……そーね」
 ふと、向かいの席のレオナと目が合って……ウインクされる。
「ふふ、ディートったら」
「なあレオナ、この鳥、すごく美味いな。上の黒い粒はなんなのだろう? ピリッと香る」
「胡椒っていう、香辛料よ。アザリーの名産」
「へえ! 酒とも合いそうだな」
「飲んじゃダメよ?」
「分かっている。明日はマーカム国王との接見だもんな」
 また、ウインク。
 隣のシャルリーヌも赤面するくらいの、熱いアプローチだ。
 
 ゼルがそのディートヘルムの様子にいち早く気づいて、眉間に皺を寄せる。
「ゼルさん、落ち着いて」
 テオがなだめると
「……やはりか」
 ギリギリと歯ぎしり。
「やはりって」
「レオナに惚れる男の二、三人はいるだろうと思っていたが、まさかマーカムまでついてくるとはな!」
「留学生だからね、ゼルさん。仲良く」
「分かっているぞテオ。だが、負けん!」


 ――寒気がするのは気のせいかしら?


 レオナが粟立つ鳥肌を感じると、ちょうど
「さ、夜も更けた。そろそろお開きにしよう」
 ベルナルドの声で、解散となった。
「新たな出会いを、ありがとう!」



 ※ ※ ※

 

 楽しい夜の後にあのような夢を見てしまったレオナは、どうしても胸がザワついてしまい、落ち着くことができなかった。早朝にマクシムらを見送った後で、フィリベルトの時間をもらうことにする。

 ルスラーンに会えたことはもちろん嬉しかったが、とてもポジティブな気持ちではいられず、せめてマクシム達をきちんと送り出さなければ! という使命感だけで乗り切った。

 フィリベルトは、ひょっとするとこの再会でルスラーンとレオナの仲が深まるのではと期待したが、そうはならなかったことに少し落胆していたが――それほど不吉な夢を見ていたと知ると、納得した。

「……夢のお告げとは……ナジャ。いるか?」
「はっ」

 フィリベルトの私室に、黒霧とともに現れた隠密は、覆面でその表情は分からないが、疲れた様子だ。

「移動で疲れているのに、すまないな」
「あーいや、これは違う件で……」
「まさか、二人も嫁をもらったからとか言うなら」
「へ!?」
 レオナは、驚きで硬直してしまった。
「ちゃう、ちゃう! そもそも、もろてへんし!」
「あ、三人か。シモンもだったな」
「ええっ!?」
「せやから、ちゃうて! もーほんま堪忍やでえ……」

 ナジャは、覆面を取ってその顔を見せた。
 
「ナジャ君……?」
 わしわしと片手で乱れた髪を整えると、そのシャープな狐目が見開かれて、涼しげな黒紫の瞳が見え――右の白目が黒みがかっているのが分かり、息を呑む。
 以前、ディートヘルムを治療した時ほどではないが――闇に魅入られた証拠だ。

「レーちゃんの夢、ほんまもんやと思う。マーカム国内の闇が濃くなった。夜通し王都の結界ぜーんぶ、貼り直して来たんやけど、無駄かもしらん」
「そうか……」
「お兄様、まずナジャ君を癒しても?」
「ああ、頼む」
「……すまん、レーちゃん」

 ぎゅう、とナジャに抱きつくと、上から優しく抱き返してくれた。ふわり、と黒装束からはムスクの香り。
 鍛えられた肉体が、ぎしぎしと悲鳴を上げているのを肌で感じる。
 身体に渦巻く闇を、癒したいと願う。

「っ……」

 以前と異なり、解呪には全身を針で刺されるような痛みを伴った。
 
「レーちゃん!?」
「大丈夫よ。が嫌がるの」

 レオナが胸に手を当てると、破邪の魔石の下でガタガタと蓋を開けようともがく『闇の子』が、ようやく収まった。ダークサーペントの時以来表に出やすくなっていることが、レオナがルスラーンに気安く接することができない理由になっている。
 フィリベルトはそれを今悟り、苦悩の表情を浮かべた。

「お、兄様、大丈夫ですわ。……ふう」
「だがレオナ、それは」
「ナジャ君と、約束してありますのよ。話せる時が来たら、話すと」
「フィリ様、わいは……覚悟できとりますさかい」
「そうか……ならば、少しずつ話そう」

 フィリベルトは、夢の予言を忘れないように書き留めながら、話を進める。
 
「ナジャは、どう思った」
「……」
 ナジャは、ふう、とひと息吐いて、キリ、と目に力を入れた。
「イゾラの言い伝えと、わいの故郷が発端やと思います」
「ナジャ君の?」
「そうや。ヒルバーアを呼び寄せてもええでしょうか」
「分かった。と、いうことは」
「いよいよ六番と七番が出ばってくる。本番っちゅうこっちゃ」
「!」
「ナジャ君……」
「レーちゃん。ブルザークでもしんどかったなあ。ごめんやで」
 ナジャが、レオナの頭を撫でる。
 

 陸軍大将アレクセイの暗示にはじまり。
 女教師エリーゼ、司祭の娘オルガの洗脳。
 帝国学校でのジャムファーガス汚染。
 ディートヘルムら、富裕層を狙ったチャームポピー。
 ミハルの悲しみ。
 血起こしとダークサーペント。
 思い返すだけでこれらのことが襲い、エリーゼは亡くなり、オルガは精神を手放し、ディートヘルムは命の危機にさらされ――ミハルは、還った。
 海軍少将令息のラマンは収監され、州軍は解体、海軍大将ボレスラフとゼメク枢機卿は失墜し、帝国軍は陸軍と海軍の双翼で再編されている。
 ベルナルドは、一層武力強化された、と危機感を募らせているが、国王は相変わらずのほほんと構えているらしい。
 
 
「ぜーんぶ、わいらの里に関係するんや」
「ナジャ君の、里?」
「マーカム東端の山奥にあるという、闇の里だ」
 フィリベルトが、辛そうに言う。
 ナジャがその後を引き継ぎ
「アザリーの六番と七番が、レーちゃんがやと知って、ザウバアとアドワを利用して闇に触れさせて……その後、その蓋をこじ開けようとしているんやと思う」
 レオナの胸元を指さす。
「ええ。私もそう思うわ」
「っ!」
 フィリベルトが、驚愕で目を見開き、部屋の温度が下がった。
「そ、か。せやな。やからあれほど解呪にこだわったんやな」
「うん。ごめんねナジャ君。、知らないとと思ったの」

『この子』は、世界を滅ぼした闇だと、
 ダークサーペントと楽しかったから、また出してね、と。

 レオナは、この純粋で強大な闇を身のうちに飼っていることを、幼い頃から無自覚に知っていたのかもしれない、と自分を振り返る。
 だからこそ、理性を総動員して自我を封じ、家に閉じこもっていた。

「闇の里、そして薔薇魔女とは、なんでしょうか」

 覚悟を持って、フィリベルトを見つめるレオナに、フィリベルトは
「……今から話すことは、記録からの推察も混ざる。確かなことは、正直何も無い」
 と慎重だ。
「これからナジャのことも、知るだろう。だがどうか」
「ナジャ君は、ナジャ君よ」
 レオナは、彼の手を取って、しっかりと握り締める。
「私の大切な護衛で――封印」
「はは、かなわんなあ」
「そこまで分かっているのなら」

 そっと入室したルーカスが、温かいお茶を用意し始める。

「ヒューゴーとマリーにも、知っていてもらいたいわ」
 レオナが、あえて呼び寄せると
「かしこまりました」
 ルーカスは優しく微笑んだ。
「お父様とお母様は、ご存知?」
「うん。ナジャが説明してあるよ」
 フィリベルトの瞳に珍しく涙が溜まっているのに気づいたが、レオナは見ないフリをした。

「お呼びでしょうか」
「失礼致します」

 まだ少しギクシャクしている夫婦を、レオナは苦笑とともに見つめる。

「ヒューゴー、マリー。今から話すことは、決して漏らしてはいけない。例え騎士団であろうと、家族であろうとだ。漏らした瞬間に始末する」
「はっ。誓って秘密を守ります」
「口外しないと誓います」
 即座に二人がその忠誠を示すと、フィリベルトはナジャに話すよう促した。
「ヒューゴーは知っとるな。そもそものわいの役目は……」


 ――長く、辛く、先も見えない中必死でもがいてきたある隠密の、生きてきた闇の道が、語られた――


 
 ※ ※ ※



「次はお前や、四番」
「はあ」

 その里で産まれた子供には、名前がない。
 どうやら、欠番が出たらそれがあてがわれる仕組みのようで、四番が知る限り、三十番までは居た。
 子供はあっという間に育って、いつの間にか居なくなる。
 残るのは健康で男女数人で、選ばれて名を与えられ、子を成し、一定の人口を保っている。
 そんな小さな村に育ったのだが。

 四番にはがなかった。

 才能ある者は、産まれた瞬間、身体のどこかに闇の雲を持っているらしい。右手で掴んでいたり、足首に絡まっていたり。

 里長さとおさは、首に分厚くマフラーのように絡まっていたらしい。

 その者らは、闇属性を持つ、稀有けうな存在として大切に育てられる。

 では、才能のない者はというと。
 ある程度まで育つと里長に呼び出され、翌日には居なくなる。

「迎えが来とる。黙って行け」
「はあ」
「お前の名は、リンジーや」
「……はあ」

 名前が欲しいと夢見ていた十一番は、才能にあふれ、なぜか四番と最も親しく、教えてはならない禁呪の数々をこっそりと託し、死んだ。
 外に出たいともがいて、村の決まりを破り、出た瞬間に術が発動した。――村の結界には触れるなとあれほど言っただろう、と里長が一言つぶやき、おしまい。葬式どころか墓すらなく、皆、十一番のことは忘れた。

「わしが与えた名を持つと、結界を一度だけ通れる。戻ると……分かるな?」
「わかる」
「行け」

 十一番は、自由になりたいと夢見て死んだ。
 それを見た四番は。

「あの村、滅ぼしたいわあ」

 友の命がなくなっても、なんの感慨もなかった村人全員を、憎いと思っていた。

 
 ――そうして村を出たリンジーが連れて行かれたのは。


「ようこそ。新たな愛の下僕しもべとなるわらべ。心から歓迎しよう」


 イゾラ聖教国、大教会本部だった――



-----------------------------


お読み頂き、ありがとうございます!
最終章へ向けて、3章の最後にリンジーと薔薇魔女の秘密に迫ります。
しばらくお付き合いくださいませ。
しおりを挟む
感想 44

あなたにおすすめの小説

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで

ひーにゃん
ファンタジー
 誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。  運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……  与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。  だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。  これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。  冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。  よろしくお願いします。  この作品は小説家になろう様にも掲載しています。

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

悪役令息(冤罪)が婿に来た

花車莉咲
恋愛
前世の記憶を持つイヴァ・クレマー 結婚等そっちのけで仕事に明け暮れていると久しぶりに参加した王家主催のパーティーで王女が婚約破棄!? 王女が婚約破棄した相手は公爵令息? 王女と親しくしていた神の祝福を受けた平民に嫌がらせをした? あれ?もしかして恋愛ゲームの悪役令嬢じゃなくて悪役令息って事!?しかも公爵家の元嫡男って…。 その時改めて婚約破棄されたヒューゴ・ガンダー令息を見た。 彼の顔を見た瞬間強い既視感を感じて前世の記憶を掘り起こし彼の事を思い出す。 そうオタク友達が話していた恋愛小説のキャラクターだった事を。 彼が嫌がらせしたなんて事実はないという事を。 その数日後王家から正式な手紙がくる。 ヒューゴ・ガンダー令息と婚約するようにと「こうなったらヒューゴ様は私が幸せする!!」 イヴァは彼を幸せにする為に奮闘する。 「君は…どうしてそこまでしてくれるんだ?」「貴方に幸せになってほしいからですわ!」 心に傷を負い悪役令息にされた男とそんな彼を幸せにしたい元オタク令嬢によるラブコメディ! ※ざまぁ要素はあると思います。 ※何もかもファンタジーな世界観なのでふわっとしております。

転生したので好きに生きよう!

ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。 不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。 奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。 ※見切り発車感が凄い。 ※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。

虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました

オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、 【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。 互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、 戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。 そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。 暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、 不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。 凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。

断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます

山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。 でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。 それを証明すれば断罪回避できるはず。 幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。 チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。 処刑5秒前だから、今すぐに!

【完結済】悪役令嬢の妹様

ファンタジー
 星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。  そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。  ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。  やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。  ―――アイシアお姉様は私が守る!  最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する! ※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>  既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ※小説家になろう様にも掲載させていただいています。 ※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。 ※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。 ※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。 ※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。 ※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。 ※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。 ※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。

処理中です...