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最終章 薔薇魔女のキセキ
〈172〉卒業実習4
しおりを挟む広場で舞いを披露する砂漠の王子を前に、エドガーは盛大に拗ねていた。
なぜ遥か遠くの小国、しかもたかが第九王子ばかりこうも注目されるのか。
闘神などただの迷信で、単に目の色が変わっているだけだろう! と内心思っている。
御側付きのジャンルーカは、剣術講師のため森の中へと行ってしまった。今の護衛はセリノだけだ。周りの貴族や学生達は王太子であるアリスターのご機嫌伺いに忙しい。
いつも持ち上げてくれるユリエも、攻撃魔法実習のためここにはいない。
今エドガーの側には、騎士団長ゲルルフとフランソワーズだけだ。
そのゲルルフも、フランソワーズのご機嫌取りに躍起で、天気が良いだの、お茶はいかがだの懸命に話しかけているものの、素っ気ない返事のみで全く相手にされていない。――もっとも、返事がもらえるだけで良いらしく、こっちにまでウホウホと鼻息が聞こえてくることにも、いい加減辟易していた。
――第二王子とは、こんなものなのか。
兄のアリスターは王太子。次期国王であるからか、皆がかしずいている。ローゼン公爵令息をずっと隣に侍らせて、談笑する姿は高貴そのもの。一方第二王子の自分は形式通りの挨拶が終わるや、用は済んだとばかりのこの扱い。
王宮の日常でも、同じ。とりあえずの礼儀作法で接するのみで、それ以上でも以下でもない。
公開演習でも――アザリーの第一王子ザウバアだけは、優しく話を聞いてくれ、何度も一緒にお茶を嗜んでくれた。が、今は療養のため一線を退き、よりにもよってレオナと懇意な第八王子が、国王になるのではと言われている。
ブルザーク皇帝など、ローゼン公爵家には招かれたのに、エドガーのお茶の誘いは断った。帰る時にはわざわざ馬車を見送ってやったというのに、顔も名前も覚えていないかの態度だった。
ガルアダ王太子は言わずもがな。会う度に「まだ王子なんだっけ? じゃあ一応挨拶しとくけど」という調子だ。失礼にも程がある。
――ボクだって、王族なのだぞ!
「ゼル殿下!」
「素晴らしい!」
「さすが闘神だわ」
あんなの見たところで、賞賛に値などしない、ただの下品な体術ではないか。
ふつふつと湧き上がる黒い感情が、エドガーの思考を侵食していく。
――どれもこれも全部、レオナのせいだ。
あの薔薇魔女め、留学から戻ってきたという挨拶にも来なかった、無礼な女だ。いつの間にか我が物顔で学院を歩いていて、あっという間に馴染んで、下位貴族や下級生まで取り込んでいるではないか。
――何か、良からぬことを企んでいる!
そう訴えてみたものの、ジャンルーカは「他人のことよりも、ご自分のことに集中ください」と全く取り合わない。近衛筆頭ともあろうものが、薔薇魔女に魅了されてしまったに違いない。アリスターやジョエルさえも聞き耳を立てないのだから、ユリエの言う通り、悪の令嬢として裏で牛耳っていると見て間違いない。もうマーカムは、薔薇魔女に掌握されてしまっているのだ。
ふつふつと煮えたぎるこの黒い感情が、溢れそうなくらいに膨れ上がってきた。
――許さないぞ、あの、薔薇魔女め!
エドガーは衝動的に立ち上がると、ティーカップをテーブルに叩きつけて割った。ガシャン! と派手に散ったその破片で指先を大きく切り、鮮血がみるみる浮き出てくる。
メイドが慌てて治癒士を呼びに走るが、エドガーは血を止めることなどせず、その指先で地面のある一点を差し……赤黒い液体が、土を濡らしていた――
※ ※ ※
「!?」
ルスラーンがぴり、と肌に感じたのは、膨大な魔力が爆発する寸前の、異常に静かで凪いだ空気だった。――もっともそれは彼の経験から来るもの。常人にこの独特な空気は分からないだろう。
目の前にはイノシシの魔獣である、ワイルドボアが一体。
興奮して、前足で何度か地面をかいているその目線の先には、剣を構えた学生達がいる。剣術試験を受けている、一班だ。
ブッフォン!
派手に鼻息を吐き出してから、猪突猛進を開始した巨体。
拓けた草原をドドドドと向かってくる恐怖にも、騎士団入団志望の学生達は、膝に力を入れて立ち向かう覚悟をし、誰一人逃げなかった。今、剣を振りかぶって、ワイルドボアの牙と斬り結ぶ。
ガッ、ドォン!
「うるぁ!」「くらえぇ!」「こっちだ!」
魔力を剣にこめて、斬る。何度も弾かれる。飛び退いて、間合いを取って、再び食らいつく。もう一度斬る。弾け飛ぶ。挫けずにまた斬る。
ブフォフォーーー!
怒りの咆哮。
胆力がなければ恐怖で動けなくなる『威嚇』だが、学生達は果敢に攻めて――徐々に魔獣の体力を削り、もうすぐ倒せるかというその時。
キィーーーーーン……
突然襲った、耳鳴り。
ルスラーンには、覚えがあった。
ブルザーク火山でのレッドドラゴン討伐で、眷属のグリフォンが使っていた古代の召喚魔法。倒しても倒しても、マンティコアと呼ばれる翼のある獅子の魔獣を呼び出すのだが、ラザールが「古代魔法を使うと大気が震える。それで耳鳴りが起こる」と言っていた。
これも同じに違いない、と直感が告げていた。
「ちっ、筆頭っ!」
評価中のジャンルーカに、ルスラーンは叫ぶ。
「!?」
「なんかやべぇの召喚されたっす! 要警戒!!」
「なっ!」
ば、と周囲を見回すジャンルーカ。この場に異変はないが、確かに異様な気配を遠くに感じる。
ワイルドボアと交戦中の学生達は、気づかず懸命に剣を振り続けている。これだけ戦えていれば十分だろうとジャンルーカは即座に判断し、ルスラーンに始末を指示した。同時に撤退経路を目で確認しながら「実習はこれまで! 緊急退避に備えろ!」と周辺に怒鳴る。騎士団員達が、各々の武器を抜いて学生達の保護を最優先に動き始めた。
ルスラーンは、
「緊急事態だ!」
と叫んでワイルドボアの前に躍り出て、背中の愛剣である漆黒のクレイモアを、抜きざま一振り。
学生十人弱で斬り掛かっていたその巨体が、一瞬で真っ二つになり、どよめかれる中
「即座に避難体勢、安全確保に努めろ!」
ルスラーンは周囲に覇気を飛ばしながら、学生達をかばえるよう神経を尖らせる。
「緊急?」「真っ二つ……」「一撃とかやべぇ」「避難体勢て?」
ジャンルーカやルスラーンの緊張感を他所に、学生達はどこかお祭り気分だった――
ズシ……ン……
「!?」「うわ」「揺れた!?」「なにっ」
ここからやや離れた広場付近に、異様な魔力を感じるまでは。
「広場か!」
ルスラーンが目を凝らすその先に、膨れ上がって弾けた魔力が、竜巻のように力の流れを作って上空に立ち昇っているのが見えた。黒みがかった、邪な力を感じる。
「く、総員退避! 離れるな!」
ジャンルーカの声に、さすが騎士団入団志望の学生達は、混乱せず指示を受けて集団行動を開始した。一方で風に乗って聞こえるのは「キャー」「うわー!」「ぎゃあああ!」などの人の悲鳴。
ビクッ、と怯える学生達だがしかし、その内の一人が
「た、助けにいかないと!」
勇気を振り絞った。
「その心意気、素晴らしい」
ジャンルーカは珍しく、冷や汗をたらりと流す。
「だが今は、その時ではない」
有事の際に集まろうと決めた、最も強い結界が広場なのだ。なにせ王族や多数の貴族が見学に訪れている。そこに突如として何らかの強大な魔獣が召喚されたのだとしたら……あそこには騎士団長が居るが、手駒は少ない。しかも、ほとんどがこのように統率が取れる者達ではないのだから、混乱必至だろう。
「筆頭、俺が」
「頼む」
ジャンルーカが頷くと、ルスラーンが走り出す。
と、同時に。
東の池方面から赤い炎の玉が、上空に上がったのが見えた。
「なっ、ラザール達にも何かあったのか!?」
「っ」
ぞわ、とルスラーンの背中が総毛立つ。
レオナ! と心中で叫んでいるが、近衛騎士としていち早く広場へ到達して、王族の安全を確保しなければならない。とにかく、走る。走って、走っている。
一方ジャンルーカは、決断を迫られていたが。
「……魔術師団と合流する! 全員いつでも抜剣用意! 列を崩すな」
「「「はっ!」」」
攻撃魔法実習の学生達をカバーに行くべきと判断し、方向転換。学生達もクラスメイトを守らなければ! と恐怖心と闘いながら、歩を進めた。
※ ※ ※
「これでジャンが来るだろう」
上空に炎を投げたのは、ラザールだ。
「こちらはほとんど非戦闘要員みたいなものだからな。さて……トーマス、ブリジット。不測の事態には攻撃魔法を許可する。ジンライ!」
「は、はい!」
「やれるな?」
「やれます!」
「よし。だが、決して無理するな。ブリジットの指示に従え」
「はい!」
「ジン君、大丈夫よ」
ブリジットが、懸命に作った笑顔で勇気づける。
ジンライは、ハーリド襲撃に備えてフィリベルトが作製した、結界魔道具を持ってきている。強固な反面、魔力消費が大きい。それを魔石で補いながら、ということだろう。
「テオはすまないが通信係を頼む。騎士団員と合流するまで待機。合流後、情報整理して持ってきてくれ」
ラザールは、テオが『第三騎士団候補生』ということを知っている。そして、ヒューゴーとともにアザリーの間諜を尾行した実績があることも。
「御意」
――そして今やその腕は、ナジャ仕込みだ。
「よし。ヒュー、レオナ嬢」
「うす」
「はい」
ジンライが、何かを言いたげにした後で、口をへの字にした。ヒューゴーがすぐに悟って「ペトラのことは、俺がちゃんと守る」と約束して肩をポンポンと叩く。本当なら今すぐ駆けつけたいだろう。申し訳ないが、他の学生達のためにも、ジンライの結界が必要だ。
「では、ともに広場へ」
森の中を先頭がラザール、真ん中がレオナ、その背後をヒューゴーが護り、急ぐ。枝葉の隙間から仰ぐ上空の雲が、紫色に変化し始め、生ぬるい風に乗ってむせ返るような、ムスクの香りが流れてきた。そして微かに――
「血の匂いだわ……!」
「くそ、まさか血起こししやがったのか!?」
「終末の獣を、か」
三人ともが思わず足を止めて、唾をごくりと呑み込んだ。
ラザールが振り返り、顔を見合わせてから、再び歩み出す。
「結局終末の獣とは、なんなのだ」
「ラジ様は、どこまで聞いてらっしゃいますか」
「レオナ嬢の身のうちにあるものと、ナジャの封印について。そして、六番と七番の暗躍だ。ほぼ全てだと思うが」
「安心致しました、では……冥界神バアルの属神は、ご存知でしょうか」
「ああ。知識として知っている。奈落の三神だ」
「ええ。五番、六番、七番は三つ子。三つ子は、不吉」
「っ!」
ラザールが立ち止まって天を見上げ、予言のように言う。
「それが真実なら……世界が、終わるぞ!」
「ええ。止めなければ」
「さあて、どれが出ますかねえ」
緊迫したラザールとレオナとは違い、どこか呑気なヒューゴーの声を合図に。
グガアアアア!
強大な咆哮が、響き渡った。
※ ※ ※
その頃、王宮内にある貴賓室で、ガルアダ王太子カミーユが率いるガルアダ商人達との、商談会に臨んでいたシャルリーヌ。上級外交講義の成績評価も兼ねた商談は、まずはお茶会から始まった。
友好国王太子ということで護衛についたのは、副団長ジョエル・ブノワなのだが、なぜかずっとカミーユと目線で牽制し合っている。空気がピリつき、なかなか会話がほどけない。
「んー、このお茶美味しいね。どこのかな?」
カミーユが、ニコニコと作ったような満面の笑みで促すと、
「は、はい! マーカム東部の山脈で採れるものでございます」
シャルリーヌの友人であるビビアナが説明を始める。
隙を見てシャルリーヌが、ジョエルに「やめなさいよ!」という目線を向けると、しれっと横を向かれ、まったくもう、とばかりに息を深く吐くと。
「!?」
シャルリーヌの胸に付けている、破邪の魔石のペンダントが、熱くなった。
同時に、ジョエルも厳しい表情を浮かべ、王宮の裏山の方角に顔を向けた。あいにくこの部屋の窓は、逆向き。
ズシ……ン……
「な!」「きゃっ」「一体っ」「膨大な……魔力!?」
ジョエルの判断は、早かった。
「……ただちに避難しましょう! 殿下、結界のある部屋へご案内致します! 騎士達は、それぞれを安全な場所へ!」
「「「はっ!」」」
部屋づきの近衛騎士達がすぐさま行動を開始し、商人達と学生達の避難を促した。そんな中。
「ジョエル様! 私もカミーユ殿下と共に参ります!」
シャルリーヌが、胸元を握り締めながら言う。
破邪の魔石があるのだ、より安全だろう。
ジョエルは、それが国を思ってのことだと頭では分かっていたが、胸が焼け焦げるような想いを感じた。
「殿下、よろしいか」
こんな緊急事態に、副団長ともあろうものが、と自嘲したあと眉を下げて、かろうじて――耐えた。
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お読み頂き、ありがとうございました!
緊迫した状況が続きます。
頑張って書いておりますよー!
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