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最終章 薔薇魔女のキセキ
〈174〉卒業実習6
しおりを挟む「なぜ、まだ避難していないんだ!」
広場の東側から戻ってきたラザール、レオナ、ヒューゴーは、ベヒモスの斜め後ろから様子を窺うなり、エドガーの姿を見つけて驚いた。
不測の事態では、王族は真っ先に逃がすのがセオリーだ。
「ゴリラ野郎め、殺る気満々すね」
ヒューゴーが、心から侮蔑していると分かる声音で、吐き出す。
「いいとこ見せたいってとこじゃないすか? ほら。あそこにまだ居るでしょ、フランソワーズ」
「正気か?」
ラザールは、心底理解できない、という顔。
「あれは、伝承の通りなら奈落の三神のうちの、ベヒモス。滅びの神の眷属だぞ?」
「ゴリラの考えることなんか、わかんねッ」
ヒューゴーは、大きく溜息をついた後、武器を抜いた。手入れの行き届いた片手剣で、刃がほんのりと赤く光っている。
レッドドラゴン討伐で手に入れた鉱石で打った、新たな武器なのだそうだ。
「あんなの無視。こっちはこっちで、パーティちゃんと組みましょう、ラジさん。編成どうします?」
「そうだな。……ルスとフィリは殿下護衛に回るだろう。ゼル君達を加えるぞ」
「ウス」
「レオナ嬢がいるなら、私も攻撃に集中したい。バフ(強化魔法)とデバフ(弱体魔法)を頼めるか」
「かしこまりましたわ!」
「もしゼブブが……」
「大丈夫ですわ、ラジ様。その時は」
レオナは、胸元を握りしめる。ブラウスの下には、破邪の魔石のペンダント。
三人、頷き合った。
ラザールが杖を振って赤い炎の玉を出すと、ルスラーンがすぐさま気づき、目でゼル達に合図を送ったのが分かった。
ベヒモスがゲルルフに気を取られている隙に、合流しようと動き始める。レオナは、ラザールとヒューゴーにまず考えられるだけのバフを全て唱えた。
「驚きだな!」
ラザールが、ニヤリとする。
「こんなに重ねがけされたのは、初めてだ」
「光栄ですわ!」
「……整ったら合図する」
実習ではない、ぶっつけ本番。
しかも相手は、神。
「倒して祝杯上げましょう!」
ヒューゴーが、不敵に笑う。
その目線の先でゲルルフが、ベヒモス相手に何かしている。その動きに合わせて、ゼル、マクシム、ディートヘルムが合流に成功。ラザールをリーダーに、即席パーティができ上がった。
ベヒモスは、覚醒したばかりで視界が狭く動きも鈍いようだ。
だからゲルルフは油断し、余裕で対峙しているわけだが。
「得体が知れない」
合流したマクシムが、厳しい顔を見せた。
「さっきルス殿が軽く斬ってみたんだが」
――皮膚にすら、触れられなかったらしい。
マクシムとディートヘルムは、慣れた手つきで戦闘装備を装着していく。
「帝国最新鋭の装備です」とマクシムが言うと、
「このボウガンには、防御無効効果がある」とディートヘルムが補足した。
「さて、通じると良いがな」
ラザールが冷静に押し上げるその半眼鏡は、鑑定の魔道具。
ベヒモスをじっと見据えた後
「弱点属性は火。物理無効、あとは読めん」
静かに言った。
「伝承の通りっす」
ヒューゴーが同意する。
「防御壁を剥がしたら、無敵の猛攻時間がくる。それを耐え切る」
「情報、助かる。ならば主攻はヒューとゼル君」
「うす」
「おう!」
「マクシム殿はレオナ嬢の盾とディートヘルム様の補助」
「任された」
「ディートヘルム様は、中距離攻撃。その装備で物理無効を剥がす」
「先生の盾にもなる」
ディートヘルムが、口角を上げる。
「防御装備も持ってきた」
「……頼みます」
レオナが、全員にバフを唱える。
「即席だが、良いパーティだ。世界を救おう」
ラザールの言葉で気合を入れたところで、ベヒモスが黒い炎を吐いた。
「ちっ、いくぞゼル!」
「おう!」
ゼルは呼吸を整えて、金色のオーラを身にまとい、二人が走り出す。
マクシムとディートヘルムはボウガンを構え、充填作業を始める。
ラザールは杖を構えて、詠唱開始。
フィリベルトの防御魔法が発動した。
花の季節に入ったところだというのに、広場全体に雪が舞っている。
――綺麗……
レオナはそれを見つめながら、ルスラーンとフィリベルトにもバフを唱えて。
ヒューゴーとゼルの攻撃が今、始まった――
※ ※ ※
「うがあああああっ」
ベヒモスの初撃をフィリベルトの防御魔法で防いだゲルルフは、怒涛の攻撃を開始していた。特技は剣よりも、拳。張り切って持ってきていたナックルコレクションのうちの一つを身につけ、その巨体へ好き勝手に殴りかかる。
一方ルスラーンとフィリベルトは、エドガーの護衛を意識しながら、戦況を冷静に分析していた。
「殿下、今動くと危ないので、フィリベルトの背後へ。フランソワーズ嬢も。セリノ! 盾になれ!」
ルスラーンが言うと
「近衛騎士ごときが、指図するか!」
とエドガーが激高。
「殿下。ご覧の通り、非常事態です」
フィリベルトが冷たい声で言うが
「ボクが指示する!」
と取り合わない。
フランソワーズは、震えて動けないようだ。無理もない。
「ならば、どうされますか」
フィリベルトが問うと、エドガーは仰け反り
「漆黒の竜騎士よ、ドラゴンスレイヤーなのだろう! あれの首をボクに献上しろ! さあ、ゆけ!」
と、ベヒモスを指差して、のたまった。
――こいつマジか。
「大変光栄ですが、そのような名誉は、私の身には余ります。騎士団長にこそ最適かと」
かろうじて、ルスラーンがそう返すと。
「む。それもそうか……ゲルルフ! そいつを倒してみせよ!」
「お任せを! うがああらああああ!」
張り切ってゲルルフが受けてくれたことに、フィリベルトとルスラーンは、心の底から安堵した。
「フランソワーズ嬢。動けませんか」
フランソワーズ・ピオジェ公爵令嬢の、いつもの強情な姿勢はさすがになりを潜めている。
フィリベルトの声に、ただふるふると首を振るので
「――では、失礼」
フィリベルトは許可も得ず強引に、横抱きをした。
とにかく広場から離さなければの一心だったわけだが、フランソワーズからすると、遠く手の及ばない恋焦がれる相手が、いきなり抱え上げてくれるという非現実な状況である。ますますパニックに陥った。
――嗚呼、嗚呼。やはりなんて綺麗な……その瑠璃が、わたくしを見てくれることを、何度夢見たことか……
勝手に涙が、溢れ出てくる。
「さぞ怖いことでしょう」
フィリベルトが、フランソワーズを優しく見つめ、
「大丈夫ですよ」
と微笑む。
――嗚呼……やはりわたくしは……
「セリノ! この岩陰に結界を作動させた。あとで殿下も連れてくる! この場を死守せよ!」
ところがあっという間に下ろされ、岩陰に隠れるよう指示され、その冷たい手が離れていく。
オロオロしていただけの近衛騎士が、フランソワーズの隣に来たことで、この短い夢が終わってしまったことを悟る。
――こんな世界、やっぱり滅んでしまえば良い……
絶対手に入らないその背中に向けて、フランソワーズは静かに怨嗟を吐き出したのだった。
※ ※ ※
「やれ! 倒せ! ゲルルフ!」
「殿下! ここは危ないです! 下がりましょう!」
「うるさいぞ! たかが近衛のくせに命令するな! 何度言ったらわかる!」
――くっそめんどくせえ!
だが、近衛騎士たるもの、その本心は決して表に出してはならない。
勝手にさせたところで、このままでは巻き込まれる。となれば、王子を見殺しにした、と後から騒がれること必至だ。
――んなことしてる場合じゃねえのにっ、くっそ!
エドガーはその目を血走らせて、唾液をまき散らして、動かず叫び続けている。
フランソワーズを退避させて戻ってきたフィリベルトが、その異様な態度に眉をひそめ、その後すぐに気づいた。
「っ、ルス、殿下の指を見ろ」
「切れてるな。怪我治す暇なかったのか? ……いや! まさか!」
――血起こしを行ったのは……!
「ははははは! いけー、ゲルルフッ! そのまま滅ぼしてしまえ!」
前のめりで、叫び散らす、第二王子。
ルスラーンが、強引にでも拘束して下がらせようとしたその瞬間。
ふわりと眼前をピンク色の髪の毛が通り過ぎた。
「!?」
「エドガー! こわいよー!」
えーん! と口で言いながら、エドガーの二の腕に巻き付くのは、近衛騎士の間で何度も懸念に挙がっていた、男爵令嬢。
「おおユリエ!」
「こわくってえ、さがしたよー!」
「そうかそうか!」
するとあからさまにベヒモスが、ニタァとまた笑った。
尾でゲルルフを薙ぎ払うと、こちらに顔を向けたのだ。
ぐるるるるっはー!
口腔の奥にまた黒い炎が見えると、なぜかユリエが「やった、ピンチきた!」と嬉しそうにはしゃぐ。
ピンチとはなんだ? と、フィリベルトとルスラーンが思う瞬間、ベヒモスが再度黒い炎を吐きだした。
「ちっ」
再びフィリベルトが防御魔法を展開するが、先ほどの小手調べとは比べ物にならない炎だ。とても防ぎきれない。
ひやりと汗をかいた刹那、
「陽炎!」
ヒューゴーの声がしたかと思うと、黒の炎が分断された。
ラザールが送り出した主攻の二人が、飛び込んできたのだ。
「今のうちに下がれ!」
ゼルの雄叫びがすると、余計にエドガーはイラついた様子で
「よそ者があっ、でしゃばるなあっ!」
と、何を思ったか前線に躍り出た。
「なっ」
ゼルが、あっけにとられてその動きを止めてしまった。あまりにも予想外である。
「ボクだって!」
式典用の剣を抜いて、構えるが……完全に素人。
「まも……」
――ごうっと風が吹いた。
風ではなく、ベヒモスの前足が振り下ろされた音だった。
「やべえ!」
ルスラーンが咄嗟に、エドガーとユリエを、その背に庇う。
完全に無防備になってしまった。
ヒューゴーとゼルが慌てて攻撃するが、体勢を崩すまでには至らない。
――くそっ、死ぬ……!
眼前に、美しい深紅の瞳が映る。
宣言したくせに、何もできずに……
「クラスィフィクションッ!」
「フレア!」
広場に鳴り響いた声と同時に、まばゆい光が全員を覆った。
死を覚悟したルスラーンが、何度か瞬きをすると――生きている。
生きているどころか、目の前のベヒモスの前足が、焼け爛れている。
「!?」
バシュバシュッ!
続いて、魔弾がベヒモスの背中に打ち込まれた。
「いまだ! 斬れっ!」
ディートヘルムが、ボウガンを立て続けに撃ちつつ怒鳴る。
見ると、ベヒモスの体表の禍々しさが、消えている。魔弾の防御無効効果が作動したのだ。
「ありがてえ!」
ルスラーンは漆黒のクレイモアを構え、ドラゴンスキルである「ニーズヘッグ」を即座に発動。
それに合わせて、ヒューゴーもドラゴンスキル「紅蓮」を発動。
前者は肉体と魔力の上限をなくすバーサーカースキル。後者は防御力無視の火属性攻撃だ。
ゼルが、裸足で土を掴み、ベヒモスの尾を蹴り飛ばす。
腕を焼かれるとは思っていなかった奈落の神は、戸惑い、なされるがままだ。
「「うおらああああ!!」」
二人のドラゴンスレイヤーが、全力で斬りかかる。
そのベヒモスの背後で、次々と攻撃魔法を唱えるのは、もう一人のドラゴンスレイヤー、ラザール。
いつもなら補助魔法に集中しがちな彼が、珍しく容赦なく叩き込む、高度な攻撃魔法の数々。広場に様々な色をもたらしている。
レオナは、火の古代魔法である「フレア」を唱えた反動で、地面に膝を突いていた。カミロからもらった古代の魔法書が、こんなところで役に立つとは、なんの運命なのだろう、と自嘲の笑みが漏れる。
マクシムが盾となってその前に立ち、戦況を口で言ってくれるのを頭上に聞きながら、呼吸を整える。
胸の内はまだ静かだ。「ゼブブ、お父様の属神のこと、本当に嫌いなのね」――その答えは、是。古代文献によると、奈落の三神が幼かったゼブブを蹴り飛ばして遊んだ、という神話がある(それによって世界に湖ができたとか)。今はそれに、助けられている。
フィリベルトはこの怒涛の攻撃の合間に、エドガーを強引に引きずり、セリノのもとまで連れて行った。
呆然としたまま、うわ言のように「ぶ、ぶれいな……」と言われたが
「ご存じないようだから言うが。以後勝手なことを行った場合は、王国法にもとづき『緊急避難』を適用させていただく」
と最終通告として言葉を投げた。
「王族といえど、罰せられるのでそのおつもりでどうぞ」
王国の危機に際して適用される規則で、王族も例外ではない。
が、エドガーは、ポカンとしていた。ユリエは、フィリベルトの迫力に青くなって震えている。
――本当に、学院で何を学んでいたのだ……!
「この結界から出たら、守ることはできない。それだけ頭に入れておけ」
絶対零度の氷の貴公子は、そうしてエドガーに見切りをつけたのだった。
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お読み頂き、ありがとうございました!
まだまだ怒涛の展開が続くようです!
書いていても、たまに息するのを忘れています。汗
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*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
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