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最終章 薔薇魔女のキセキ
〈183〉白き竜と王太子
しおりを挟む真っ白な肌と、長い髪の毛の少女が、壁にできた窪みの中に横たわっていた。
「ど、ういうことだ?」
ジョエルが呟き、全員がレオナを見る。
昨夜の作戦会議では、カミーユから託された『攻略法』を慎重に説明したレオナだったが、少女が居るという話はなかったからだ。
「分かりませんわ……少しずつ近づいてみるしか……」
レオナが言うと、ラザールが常に掛けている半眼鏡(鑑定の魔道具)を指で押し上げて、少女を凝視した。
「鑑定不能」
簡潔に告げるそのセリフは同時に『未知のもの』を表してもいる。
「……いくしかない、か」
やがてジョエルが決断すると、
「私が」
レオナが手を挙げる。
「見た目だけかもしれませんが、女の子ですし」
「なら俺が」
ルスラーンが護衛を名乗り出たが、レオナが即座に
「いえ、ヒューゴーがいいです」
と否定した。
「え」
びし、と固まるルスラーン。
「あ、違うの! ほら、ルスは背が高くて迫力があるから。ね?」
「……」
「私は好きだけど……」
「……!」
「はわ!? え? あれ!? ちがっ」
無駄にバタバタ両手を振るレオナに、口に拳を当てたまま、真っ赤になって明後日の方向を向くルスラーン、苦笑いのヒューゴー、そして
「えーと、俺ら、何見させられてんのかなー?」
「知らんが、緊張感がないな……」
呆れる大人二人である。
ラザールが、強化魔法を唱えた。
「おほん。念のため、だ」
眠っていると思われる少女を、静かに見やる。
「何者か分からんが、このような環境にあっても生きているようだ。同情は禁物」
さすがラザール。空気を引き締めてくれた。
「「はい」」
ヒューゴーが半歩前に出る形で、ゆっくりと近づいていくことにした。
ざ、ざ、ざ、ざ。
ざ、ざ、ざ、ざ。
気を付けていても、ブーツの底が踏む砂利の音が、響いてしまう。
「……生きてますね」
「ええ」
わずかだが、肩が上下している。呼吸しているように見える。
近づくにつれて、淡い光を発しているような白い肌と髪に、吸い込まれそうになる。
「綺麗……」
思わず漏れ出たレオナの呟きに、ぴくりと反応があった。
まぶたが痙攣したかと思うと、眉を何度か寄せ、ゆっくりとその目を開けていく。
「? ……?」
ヒューゴーが背後にレオナを庇いつつ、その様子を凝視する。少女までは、二歩踏み出せば手が届くほどの距離だ。
やがて、自身の両手を床に突いてゆっくりと上半身を起こしていく彼女は、その黒真珠のような大きく濡れた瞳でなぜかレオナを睨みつけ……
「みゆちゃんの匂いと、邪悪な匂いがするあなた、だれ。みゆちゃんどこ!」
――叫んだ。
※ ※ ※
白い壁。薄いベージュのカーテン。
ピッ、ピッ、と定期的に鳴る電子音。
しゅこー、しゅこー、と繰り返すガス音。
口の周りに押し付けられたプラスチックカップの感触は、最期まで好きになれなかった。
首をかろうじて傾けると、消された天井の蛍光灯には、なぜか白い金網のカバーが着けられていて。動かない右腕に繋がっている透明のチューブを目線だけで上に辿っていくと、ポタリポタリと定期的に透明の粒を落とす点滴がぶら下がっている。
もう一度眠気が襲ってきたら。
もう二度と起きられない。
直感が、胸の中をじくじくと支配していく。
あと一度だけ、会いたい。
あと一度だけで良いから。
約束を、言って……
「リサ!」
しゃ、とカーテンが開いた。
嗚呼愛しい人。
右目から一筋だけ、涙が流れて枕を濡らした。
耳の外側が、温かく濡れた感触はほんのわずかで。やがて気化熱が肌の温度だけでなく、命も吸い取っていく気がする。
「僕も、すぐ。すぐだから。待ってて。生まれ変わったら……」
嗚呼愛しい人。
頷くことすらできないけれど。
――待ってるから……
※ ※ ※
「みゆちゃん、て……」
レオナが呆然とその名を口にすると、少女は大声でまくし立てた。
「生まれ変わったら、結婚するって約束したの! あなたから、みゆちゃんの匂いがする! どこ!? 会わせて!!」
――もしかして! カミーユは……
「君は何者だ。ここはホワイトドラゴンの住処のはずだ」
ヒューゴーが、冷静に声を掛けると
「邪魔!」
激高した少女が立ち上がり――瞬時に頭から白い、鹿の角のようなものが生え、背中からは真っ白な大きな翼がバサリ、と生えた。
「っ、ヒュー!」
「まさ、か!」
カッ
彼女が目を見開くや否や、ヒューゴーの身体が吹っ飛んだ。
「あんた達が、邪魔したの!? ずっとずっと、待ってたのに!」
黒い大きな瞳から、ぼたりぼたりと涙が流れ落ちる。
レオナの背後から、ジョエル達が走って来ようとするのを、レオナは右腕を水平に伸ばして止めた。
「邪魔なんか、していないわ」
「嘘よ! あたし、ここで待ってただけなのに! 入口ふさいで出られなくして! 勝手にあちこち掘り始めて! 怒らせて! 魔法使わせて! 疲れさせて!」
「!!」
――彼女を閉じ込めて、何かをしていた!?
「でも! 誰かが力を分けてくれたから! 暴れたら! 山が、くずれて……誰もいなくなって……」
――それを、何者かが魔道具で魔力を増幅させて……金鉱山崩落事故は、誰かが起こしたんだ! その犯人は……
レオナの脳裏に、先日のカミーユの言葉が浮かんだ。
――「僕は。この『生』でも間違えたことをいっぱいしてきたよ。でも後悔してない。君も。後悔しないで」――
「やっと出れると思ったけど……ここでみゆちゃん待たなくちゃ……あ、あ、ああああああ!」
「落ち着いて! ここに、来ているわ!」
「!?」
「あなたの会いたい人! 来てるから!」
「……嘘」
「連れてくる。だから、そのまま! ドラゴンにならないで」
「うぐ、う、う、……も、う、おそ、だめだめ、だめだめ!」
「まっ……」
カッ……
眩い光がフロアを襲って、思わず目を閉じた。
もう一度目を開けると、眼前には。
――美しき白き鱗の、ホワイトドラゴンが。
レオナを見下ろしていた。
※ ※ ※
周りの人達の、とってつけたような笑顔が、逆に申し訳なかった。
自分の命の期限くらい、自分で分かっている。
まだこんなに若いのに、だなんて言われても。
自分じゃどうすることも――
「みゆちゃん、またゲームしてるの?」
車椅子の上で微笑むリサが、呆れたように笑う、病院の談話室。
僕が唯一、息ができる場所。
「うん。これ、流行りの乙女ゲームでさ。貴族達が学院で恋をするんだけど」
「別に普通の学校でもいいじゃん。なんでわざわざ貴族?」
「あはは、そもそも論! 身分を超えて、てのに萌えるんじゃん。でもただの恋愛だと飽きるなって思ってたら、バトル要素が追加されてさあ。熱いわー」
「ふーん」
「あ、さては興味ないな?」
「恋なんて……」
はあ、とリサが溜息で誤魔化したその気持ちを。
僕なら、分かってあげられる。
「僕とすりゃいーじゃん?」
限界まで低い声を出しつつ、親指で自分を指さして、盛大なウインクをお見舞いしてやった。
「えー? みゆきちゃんと? 女のコ同士なのに?」
「うは、速攻失恋かよ!」
「……ううん」
女のコ同士でも、いーよ。
はにかむリサが、世界一可愛くて。
僕は、キョロキョロして周りに誰も居ないことを十分確かめてから……腰を屈めて、そっとキスをした。二人とも、もちろん、ファーストキスだ。
――そうして僕らは、わずか二ヶ月だけだったけど、恋人として過ごしたんだ。
「罪深いなあ、僕」
カミーユは、護衛の二人にポツリと言う。
「ごめんね、二人とも」
「わたくしどもの命は」
「殿下に」
「ありがと」
ゲームの知識で知っていた、最強だが不遇の冒険者二人を、王太子権限で救済しただけだ。全部、私欲のため。
アザリーの時だって、母親が死ぬのが怖くて動けなかっただけ。宿主や、終末の獣については、自分の『死後』またパッチで追加でもされたのかな、などと軽く考えていたのだが。
ガルアダ王太子として教育される過程で知った、『金の卵』は、自身の国を潤すためとはいえ、吐き気がした。
神聖なドラゴンを閉じ込めてまで『宝石王国』の名が欲しかったのは、代々の国王達とて有限資源に気づいていたからだろう。
資源が枯渇すれば、滅びるだけだ。
また、滅びるのか僕は……約束も果たせず。
ならばせめて、解放してあげよう――
が、薔薇魔女が自分と同じ転生者と知った今、カミーユに見えている世界はがらりと変わった。
レオナは、足掻いて、生きて、みんなを愛し、愛されて。
あんなに重くて憎まれるモノを背負っているのに。
――僕も、君の存在を愛しいと思うよ。
だからせめて、力になると、誓うよ。
ねえリサ。
次の『生』では、会えるかなぁ。
「殿下っ」
「中の様子が……」
「!?」
顔を上げると、ドラゴンとの戦闘中は決して開かれることのない石扉が……
ゴガンッ、ドン、ガラガラ
破壊された。
※ ※ ※
「ルス!」
「はっ」
ジョエルが呼びながら弓を構えると、ニーズヘッグを発動したルスラーンが、竜の足元へと走る。
ヒューゴーは受身を取っていたため無傷だが、あまりにも遠くへ飛ばされてしまった。合流すべきか、別角度から攻めるべきか、冷静に様子を見ている。
ラザールはパーティメンバー全員にバフ(強化魔法)を唱えると、再度半眼鏡でドラゴンを見る。
「ホワイトドラゴン! 属性は光! 弱点は闇だ!」
「やっとお出ましってわけねー!」
ジョエルが、合図とばかりに魔眼矢を放つ。
戦闘開始、と思いきや。
「!?」
飛んできた矢の全てを、レオナが火魔法で燃やした。
「なっ」
「待って!」
とはいえ、警戒しないわけにはいかない。
ルスラーンが、漆黒のクレイモアと呼ばれる、ブラックドラゴンから獲た黒鋼の魔石で作った両手剣を構えると、ホワイトドラゴンはあからさまに怯えた。
「刺激しちゃだめ!」
レオナの鋭い叫びは、確かにルスラーンの耳に届いた。
が、同時に
「イヤアアアアアアアアアア!」
ホワイトドラゴンの咆哮。
「ぐっ」
耳を庇いながら膝を突くルスラーンに
「なっ」
弦から手を離すジョエル。
手のひらを見つめるラザールが
「攻撃力ダウン効果だ」
と、その威力に舌打ちをする。
「カミーユを! 連れてきて!」
ドラゴンに対峙したまま叫ぶレオナの言葉に、いち早く反応したのはヒューゴーだ。幸い、入口近くに居た。
「っす」
魔力をこめた烈火の剣で、石扉を叩き割ろうとするが――ビクともしない。
「イヤアアアアアアアアアア!」
再び苦しげに咆哮するドラゴンの足元に、禍々しい魔法陣が浮かび、光った。
「これ、は!」
ラザールがすかさず地面に両膝を突き、解読を試みる。
「まさか……ドラゴンを縛っているというのかっ」
「なんだってえー! ルスッ!」
「!」
「これ、ぶっ壊してー!」
ジョエルが地面の魔法陣を指差すと、即座に頷き返し
「オラァ!」
クレイモアを思い切り振りかぶって……地面に叩きつけた。
ボコボコと波打つ岩肌が、魔法陣を崩していく。
「うはー、さっすがー」
ジョエルがすかさず魔眼矢を八角形になるよう地面に穿つと、それを目印にラザールが杖を振って
「シール」
魔法陣の動きを封じる。すると――
「!?」
ふと、ドラゴンの身体が浮いた。
ドラゴン自身も驚いている。
確かめるように、翼を二、三度はためかせ……やがて飛んだ。
「やっべええええ飛んでるうううう」
「しまったな……」
「ちっ」
三人が構え直す、目線の先に一人両手を広げて立つレオナ。
「やべやべ、やべやべ、やべえってえ!」
叫びながら、石扉を壊そうと一人何度も剣を振るヒューゴー。
ドラゴンは、飛ぶと無敵のブレスタイム開始。
ドラゴンスレイヤーの、共通認識である。
「あちゃー、調子狂わされたまんまだもんなー」
「どうするジョエル」
「ドラゴンスキル、ぶつけてみるしかないしょー」
が、ルスラーンは違った。
「……待ちましょう」
「へ?」
「レオナが、話をしている」
「な……」
確かに目を凝らすと、飛んでいるドラゴンと目を合わせて、レオナの顎が上下に動いている。
「……相槌?」
「念話、か!」
ラザールが言うと、ジョエルが目を見開いた。
「うひいー! もー、訳分かんねー! でも」
「レオナ嬢を信じる」
ラザールが、ニヤリと笑み
「俺はヒューさん助けにいきます」
ルスラーンがクレイモアを背中に戻し、走り出した。
『落ち着いて。大丈夫、攻撃しないわ』
『……うん、分かった。あの、嫌なやつ消してくれたから、信じる』
さすがジョエルとラザール。
魔法陣から解放してくれたことで、信頼を得ることができた。
『あの扉の向こうに、来てるの。でも、開かなくて』
『……男の人が、いるところ?』
『そう』
『まかせて!』
ホワイトドラゴンが、がば、と口を開いた。
「!」
レオナがヒューゴーとルスラーンに退避の合図をし、慌てて二人が離れるや否や――
ライトブレスが、石扉を破壊したのだった。
「へ? ちょっ、ええ?」
ポカンとするカミーユが、瓦礫の向こうに立っていて
『みゆちゃん!!』
ホワイトドラゴンは、再び少女の姿に戻り、
「えーと。レオナに後でちゃんと話、聞かないとねー」
「……そうだな」
全く戦っていないのになぜか、クタクタなジョエルとラザールだった。
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お読み頂き、ありがとうございました。
『薔薇魔女と白き竜と王太子』は、後世で物語になったりします。
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*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
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