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二章 渦巻く欲に、翻弄される
十一話 白羽の矢
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「あの……わたくしの話を、聞いてくださいますか」
何年も言葉を話せなかった琴乃は、自分の考えを人に伝えるという感覚も失っていたことに気づいた。
焔の暴言ともいえるもので引き出された本心をきっかけに、炭櫃で湯が沸くのを待つ間の暇つぶしにと、身の上を語ることにする。
充輝は綺麗な姿勢で静かに座し、焔は脇息にもたれかけ、目線は炭櫃の中の湯釜にあった。鉄の容れ物に張られた水の表面がふつふつと泡立つのを、興味なさそうに眺めているが、聞く耳を立ててくれているのが分かる。
「こちらに呼ばれたのは、突然だったのです」
「突然、というと?」
充輝が先を促したので、琴乃は躊躇いなく話し続けることができた。
「はい。いただきました書状には、『後宮に召し上げる』としか書かれておらず、まさか火の巫女として招かれたとは思ってもいませんでした。ですから、いきなり布を被せられて陽炎殿に連れてこられて、本当に驚きました」
ごくり、と充輝が何かを呑み込む音がする。
「巫女殿」
「はい」
「そなたの家に、白羽の矢は立っていなかったのか」
「白羽の矢、というのはなんでしょうか」
「巫女選定された家の軒先に、刺さっていたはずのものだ」
「……いいえ。ただ、父にゆけと言われたのみです」
瞠目した充輝が首を巡らせ焔を見やると、焔はつまらなそうに口を開いた。
「案ずるなよ、充輝。白羽の儀など、陰陽師どもが権威づけのため勝手にやってるだけだ」
「ですが、陛下! それですと巫女殿は」
湯釜から琴乃へ目線を移した焔が、じっと琴乃の両目を射抜くように見ている。琴乃が怯まずそれを見返すと、頬を緩めた。
「俺が応と言えば済む話だ。その者は、まごうことなき火の巫女である」
焔は小指で耳の穴をかいて、爪の先をフッと吹く。その態度は、まるで当然のことだと言わんばかりだ。
「清平にも言っておけ」
「! は」
「あの……いったいなんのお話です?」
「巫女殿……」
言い淀む充輝の代わりに焔が放ったのは、信じがたい事実だった。
「巫女は、陰陽師の星読みと方位占いで選ばれることになっている。だが、おまえは違う」
陰陽師と言われて琴乃の頭に思い浮かぶのは、先日会った阿萬の顔である。
「ちがう?」
「巫女ではないのに、選ばれた。だがそれで良い。災厄だからな」
「え!」
「言っておくが、今は正式な火の巫女だぞ? 俺が認めたからな」
琴乃は、自己の存在証明ともいえる何かが、足元からガラガラと崩れるような感覚に襲われた。
女は不要、と家で蔑まれ続けてきた自分でも、弟の看病という役目があるから立っていられた。後宮へ侍りその役目を失っても、今度は巫女という立場があれば、生きていてもいいのではないかと思えていた。ところがそれも違っていた。ならば自分は、何のために生まれてきたのだろうかと考えてしまう。
(災厄だから、巫女でなくともお認めに……わたくしは、災厄の巫女……)
風ノ竜・花嵐に借りている書き付けの中身を、琴乃は必死に思い返す。
今まで読んだ部分のどこにも、そのような巫女の記述はなかった。部屋に戻ったら、確かめなければと決心する。
災厄の巫女ならば、この命をかけて世を滅ぼす役目なのかもしれない、と琴乃は思った。だとしたら、自分は後世まで人に憎まれる存在になるのかもしれない。目の前の、焔のように。
「かしこまりました」
自分にできることは、与えられた役目をこなすこと。ただそれだけだ――今こそ、胸の中心の奥深くまで白羽の矢が刺さった気がする。
琴乃は深々と座礼をしてから、沸いた湯でお茶を淹れ始めた。
❖
その、宵。
陽炎殿まで琴乃を送ったあと、充輝は早速、左大臣・大江清平の私室を訪れていた。
「そうか。陛下ご自身の口で、まごうことなき火の巫女と仰せになられたか」
「はい」
大内裏の北東に構えられた左大臣の住居は、非常に簡素である。それもそのはず、大江家の本邸は竜都北に構えられており、こちらは別宅だからだ。清平は執務のためほとんど本邸に帰ることはなく、先代である両親がのんびりと暮らしているらしい。
「安心した」
眉根を寄せる清平に、充輝は首を傾げる。
「何か憂いでも」
「それがな……例の娘が今頃になって、正式な火の巫女は自分であると騒ぎ出している」
充輝は、思わず頭を抱えそうになった。
「まさか……!」
「その、まさかだ。少将がお側付きになるとは思っていなかったんだろうなあ。四六時中を共にいられるのならばと、わがまま娘が右大臣の背をつつきはじめた」
清平は、ぎりぎりと充輝の奥歯が鳴るのを愉快そうに眺めている。
「下手をすれば、再び陰陽寮が動くであろう」
「不正をしてまで巫女変えをしたのですから、当然でしょう。むしろ、既に動いているに違いありません。昼御座に毒が仕込まれていました――幸い、無事でしたが」
充輝のこの発言には、清平もさすがに溜息を吐いた。
「はあ。近衛は宮内に分が悪すぎる」
「ええ。伝統を重んじよと言われれば、兵の配置もままなりません。いかがいたしますか」
燭台の灯りに揺れる清平の表情は、読めない。さらに清平は、檜扇で口元を隠した。
「想定以上に、荒療治が必要かもしれぬ」
「血が流れぬことを願います」
充輝の憂慮を受けて、清平は立ち上がった。
「血、か。あるいはもう、流れているやもしれぬな」
それから充輝に背中を向けたまま、呟く。
「……念のため薬師を連れ、朝比奈の家。訪ねてみよ」
充輝の背筋が、冷たくなった。
❖
数日後、陽炎殿で出仕前の身支度を整えていた琴乃のもとへ、一通の文が届く。
妹子が恭しく捧げ持つ折敷から書状を受け取った充輝が、
「先に中を検めて良いか」
と琴乃へ窺いを立てた。
「はい」
琴乃はそういうものか、と何の疑いもなく頷くが、妹子が不安そうな顔をする。
「何かご心配事でもおありでしょうか」
充輝は妹子へ軽く頷くと、慣れた手つきで文を開き中身に一通り目を通す。それから眉根に深いしわを寄せ、大きな吐息と共に琴乃の聞き慣れない単語を告げた。
「……扇合への招きだそうだ」
「おうぎあわせ、とはなんでしょうか」
琴乃の素直な質問に、充輝は文を手渡しながら答える。
「内裏では、五位以上の貴族が歌や楽器で交流する会があるのだが、扇合は女房どもの会である。扇を持ち寄り、描かれた絵を愛でる会であるが、よき絵師よき題材を選ばねばならない」
「……つまり、女貴族がお互いの権威を扇で見せ合う集まり、ですね」
「歯に衣ぐらい着せて欲しいが、まあ、そういうことだ」
「断れないのですか」
充輝が心底嫌そうな顔をしたので、琴乃は愚かな質問をしてしまったかと一瞬で不安になったが――
「我もできることならば即刻断りたいが、主催が春姫である」
渋い柿でも食べたと言わんばかりの充輝の表情に、呆気に取られた。
「はるひめ?」
「右大臣・石上成重が娘で、現在女性貴族の中で最も位が高い」
「うっ……」
琴乃は、嫌悪感から警戒心を抱こうと決めたことを、覚えている。
「右大臣……御三家ですものね。断れないですね」
「ああ。しかも開催まで、七日しかない。扇手配も本来なら時間がかかるものだが、我の伝手を駆使しよう」
「ありがたいです。でもそれだけではなく、とにかく急いで作法を覚えなければなりませんね。ひょっとして、座りっぱなしですか?」
「そうだな、一日中……巫女殿、まさか」
ただでさえ渋い顔の充輝に、琴乃は追い討ちをかける気分になった。
「はい……おそらく、腰が……持ちません」
充輝は、いよいよ頭を抱えた。
「そうか。今日出仕したら、陛下に相談しよう」
何年も言葉を話せなかった琴乃は、自分の考えを人に伝えるという感覚も失っていたことに気づいた。
焔の暴言ともいえるもので引き出された本心をきっかけに、炭櫃で湯が沸くのを待つ間の暇つぶしにと、身の上を語ることにする。
充輝は綺麗な姿勢で静かに座し、焔は脇息にもたれかけ、目線は炭櫃の中の湯釜にあった。鉄の容れ物に張られた水の表面がふつふつと泡立つのを、興味なさそうに眺めているが、聞く耳を立ててくれているのが分かる。
「こちらに呼ばれたのは、突然だったのです」
「突然、というと?」
充輝が先を促したので、琴乃は躊躇いなく話し続けることができた。
「はい。いただきました書状には、『後宮に召し上げる』としか書かれておらず、まさか火の巫女として招かれたとは思ってもいませんでした。ですから、いきなり布を被せられて陽炎殿に連れてこられて、本当に驚きました」
ごくり、と充輝が何かを呑み込む音がする。
「巫女殿」
「はい」
「そなたの家に、白羽の矢は立っていなかったのか」
「白羽の矢、というのはなんでしょうか」
「巫女選定された家の軒先に、刺さっていたはずのものだ」
「……いいえ。ただ、父にゆけと言われたのみです」
瞠目した充輝が首を巡らせ焔を見やると、焔はつまらなそうに口を開いた。
「案ずるなよ、充輝。白羽の儀など、陰陽師どもが権威づけのため勝手にやってるだけだ」
「ですが、陛下! それですと巫女殿は」
湯釜から琴乃へ目線を移した焔が、じっと琴乃の両目を射抜くように見ている。琴乃が怯まずそれを見返すと、頬を緩めた。
「俺が応と言えば済む話だ。その者は、まごうことなき火の巫女である」
焔は小指で耳の穴をかいて、爪の先をフッと吹く。その態度は、まるで当然のことだと言わんばかりだ。
「清平にも言っておけ」
「! は」
「あの……いったいなんのお話です?」
「巫女殿……」
言い淀む充輝の代わりに焔が放ったのは、信じがたい事実だった。
「巫女は、陰陽師の星読みと方位占いで選ばれることになっている。だが、おまえは違う」
陰陽師と言われて琴乃の頭に思い浮かぶのは、先日会った阿萬の顔である。
「ちがう?」
「巫女ではないのに、選ばれた。だがそれで良い。災厄だからな」
「え!」
「言っておくが、今は正式な火の巫女だぞ? 俺が認めたからな」
琴乃は、自己の存在証明ともいえる何かが、足元からガラガラと崩れるような感覚に襲われた。
女は不要、と家で蔑まれ続けてきた自分でも、弟の看病という役目があるから立っていられた。後宮へ侍りその役目を失っても、今度は巫女という立場があれば、生きていてもいいのではないかと思えていた。ところがそれも違っていた。ならば自分は、何のために生まれてきたのだろうかと考えてしまう。
(災厄だから、巫女でなくともお認めに……わたくしは、災厄の巫女……)
風ノ竜・花嵐に借りている書き付けの中身を、琴乃は必死に思い返す。
今まで読んだ部分のどこにも、そのような巫女の記述はなかった。部屋に戻ったら、確かめなければと決心する。
災厄の巫女ならば、この命をかけて世を滅ぼす役目なのかもしれない、と琴乃は思った。だとしたら、自分は後世まで人に憎まれる存在になるのかもしれない。目の前の、焔のように。
「かしこまりました」
自分にできることは、与えられた役目をこなすこと。ただそれだけだ――今こそ、胸の中心の奥深くまで白羽の矢が刺さった気がする。
琴乃は深々と座礼をしてから、沸いた湯でお茶を淹れ始めた。
❖
その、宵。
陽炎殿まで琴乃を送ったあと、充輝は早速、左大臣・大江清平の私室を訪れていた。
「そうか。陛下ご自身の口で、まごうことなき火の巫女と仰せになられたか」
「はい」
大内裏の北東に構えられた左大臣の住居は、非常に簡素である。それもそのはず、大江家の本邸は竜都北に構えられており、こちらは別宅だからだ。清平は執務のためほとんど本邸に帰ることはなく、先代である両親がのんびりと暮らしているらしい。
「安心した」
眉根を寄せる清平に、充輝は首を傾げる。
「何か憂いでも」
「それがな……例の娘が今頃になって、正式な火の巫女は自分であると騒ぎ出している」
充輝は、思わず頭を抱えそうになった。
「まさか……!」
「その、まさかだ。少将がお側付きになるとは思っていなかったんだろうなあ。四六時中を共にいられるのならばと、わがまま娘が右大臣の背をつつきはじめた」
清平は、ぎりぎりと充輝の奥歯が鳴るのを愉快そうに眺めている。
「下手をすれば、再び陰陽寮が動くであろう」
「不正をしてまで巫女変えをしたのですから、当然でしょう。むしろ、既に動いているに違いありません。昼御座に毒が仕込まれていました――幸い、無事でしたが」
充輝のこの発言には、清平もさすがに溜息を吐いた。
「はあ。近衛は宮内に分が悪すぎる」
「ええ。伝統を重んじよと言われれば、兵の配置もままなりません。いかがいたしますか」
燭台の灯りに揺れる清平の表情は、読めない。さらに清平は、檜扇で口元を隠した。
「想定以上に、荒療治が必要かもしれぬ」
「血が流れぬことを願います」
充輝の憂慮を受けて、清平は立ち上がった。
「血、か。あるいはもう、流れているやもしれぬな」
それから充輝に背中を向けたまま、呟く。
「……念のため薬師を連れ、朝比奈の家。訪ねてみよ」
充輝の背筋が、冷たくなった。
❖
数日後、陽炎殿で出仕前の身支度を整えていた琴乃のもとへ、一通の文が届く。
妹子が恭しく捧げ持つ折敷から書状を受け取った充輝が、
「先に中を検めて良いか」
と琴乃へ窺いを立てた。
「はい」
琴乃はそういうものか、と何の疑いもなく頷くが、妹子が不安そうな顔をする。
「何かご心配事でもおありでしょうか」
充輝は妹子へ軽く頷くと、慣れた手つきで文を開き中身に一通り目を通す。それから眉根に深いしわを寄せ、大きな吐息と共に琴乃の聞き慣れない単語を告げた。
「……扇合への招きだそうだ」
「おうぎあわせ、とはなんでしょうか」
琴乃の素直な質問に、充輝は文を手渡しながら答える。
「内裏では、五位以上の貴族が歌や楽器で交流する会があるのだが、扇合は女房どもの会である。扇を持ち寄り、描かれた絵を愛でる会であるが、よき絵師よき題材を選ばねばならない」
「……つまり、女貴族がお互いの権威を扇で見せ合う集まり、ですね」
「歯に衣ぐらい着せて欲しいが、まあ、そういうことだ」
「断れないのですか」
充輝が心底嫌そうな顔をしたので、琴乃は愚かな質問をしてしまったかと一瞬で不安になったが――
「我もできることならば即刻断りたいが、主催が春姫である」
渋い柿でも食べたと言わんばかりの充輝の表情に、呆気に取られた。
「はるひめ?」
「右大臣・石上成重が娘で、現在女性貴族の中で最も位が高い」
「うっ……」
琴乃は、嫌悪感から警戒心を抱こうと決めたことを、覚えている。
「右大臣……御三家ですものね。断れないですね」
「ああ。しかも開催まで、七日しかない。扇手配も本来なら時間がかかるものだが、我の伝手を駆使しよう」
「ありがたいです。でもそれだけではなく、とにかく急いで作法を覚えなければなりませんね。ひょっとして、座りっぱなしですか?」
「そうだな、一日中……巫女殿、まさか」
ただでさえ渋い顔の充輝に、琴乃は追い討ちをかける気分になった。
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