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【参】記憶を無くした青年
目が覚めると、全身が怠くて起き上がれなかった。頭も痛いし身体が熱い。もしかしたら、熱があるのかもしれない。
昨夜、散々抱き合った男の姿は部屋にはなく、サイドテーブルの上には水差しと空のグラスが置かれていた。シーツが汚れている感じはないので、男が替えてくれたのかもしれない。なんとか身体を起こすと、まだ裸だった。衣服を身に着けようと恐る恐るベッドから降りようとすれば、力が入らず床に崩れ落ちてしまう。
腰と、あらぬ箇所が尋常じゃなく痛い。
最初に「もう一回」を強請ったのは自分だが、その後も男から「あと一回」を何度も繰り返され、結局一晩中突かれながら喘がされ続けた。途中から記憶が曖昧で、最後は意識を失ってしまった。今もまだ尻に何かが入っているような異物感がある。
あの男は加減というものを知らないのだろうか?
ぼんやりした頭で昨夜の出来事を思い返していると、静かに扉が開いて男が姿を現した。手に何かトレイを持っている。
裸で床にへたり込んだままの俺を見て、男が顔を顰めた。
「顔が赤いな。大丈夫か?」
「大丈夫じゃねえよ」
掠れた声で悪態をつくと、男は困ったような表情を浮かべた。男はトレイをサイドテーブルに置くと、床に転がっていた俺を抱き上げる。そのまま再びベッドの上に逆戻りさせられた。
「店主には体調を崩してるから今日は休ませると伝えておいた。……少し発熱しているな」
男は俺の額に手を当て、呟いた。そしてそのままベッドに腰掛けると、俺を抱き寄せてきた。そのまま背中や腰をゆっくりと労るように擦られて、身体が震える。気恥ずかしいようなくすぐったいような感覚に襲われるが、抵抗する気力もなくて男の好きなようにさせておく。
「…この部屋は、お前がずっと借りてるそうだな」
俺の頬に口付けながら、男が呟いた。
「……まあ、一応」
俺は小さく頷いた。あまり詮索されたくなくて、それだけしか答えられなかった。男は俺に密着したまま、耳や首筋にも口付けを落としている。それにしても、この甘ったるい空気は何だろう。胸やけがする。
「……俺は一度報告に戻らねばならないが、必ずお前を迎えに来るから待っていてくれ」
「は?迎え?何言ってんの?」
俺を見つめる男の瞳に熱が籠もっているのを肌で感じながら、思わず俺は眉を顰めた。
男は俺の頬を優しく何度も撫でてくる。その眼差しは愛おしげで、今にも蕩けそうだ。
「本当はこのまま一緒に連れて行きたいが、熱を出させてしまったからな。仕方ない」
「いや、行かねえよ」
俺は即座に男の言葉を否定した。だが、男はニコニコと微笑むだけで全く聞いていない。
「大丈夫だ、今度こそ何も心配はいらない」
「……」
俺は思わず無言になったが、男は気にする様子もなく俺の唇に触れるだけの口付けを落とした。そのまま顎や耳、首筋を舐められ、思わず身を捩る。柔らかい舌が皮膚を掠める度に背筋が震えた。
これは、ちょっと、どういう状況だ?
寝たから懐いたのだろうか?まるで犬だ。単純すぎる。それとも昨夜、何か変なことでもしただろうか?
俺を抱き寄せて身体を愛舞する男を眺めながら、俺は必死に昨夜の己の行動を振り返った。あまり記憶がないし、熱に浮かされた頭では何も考えがまとまらない。
男はしばらく俺に触れていたが、やがて名残り惜しげに身体を離した。
「食事をもらってきているから、食べられそうだったら食べてくれ。それと……これを身に着けていてくれ」
そう言って男はポケットから革紐を取り出すと、俺の首に巻き付けた。それは首飾りのようで、小さな石が嵌め込まれていた。男の瞳と同じ琥珀色の石だ。
「……何だ、これ?」
「目印だ」
男はそう言って俺の額に口付けると、ベッドから立ち上がった。そのまま部屋を出ていこうとして、扉の前で振り返る。
「……もう、一人で逃げるなよ」
真剣な眼差しで、低く囁かれた言葉に、思わず息を飲む。男は微笑みを浮かべると、そのまま部屋を出て行った。
***
「体調悪いんじゃなかったのか?」
身支度を整えて一階に降りると、店主がカウンター越しに声をかけてきた。俺は曖昧に返事をして、空になった食器をカウンターに戻す。正直身体はガタガタだしまだ寝ていたいが、そうもいかない事情ができた。
「食事ありがとうございました。ごちそうさまです」
「もういいのか?」
「はい、大丈夫です」
俺が頷くと、店主がニヤニヤしながら顔を覗き込んできた。
「……あの兄ちゃん、お前を身請けしたいと俺に言ってきたぞ」
「は?」
突然の店主の言葉に、俺は唖然として口を半開きにしたまま固まった。店主は相変わらず笑っている。
「お前、あの兄ちゃんにどういう説明したんだ?俺を悪徳商人に仕立てたな?」
「いや、上が宿屋になってて、連れ込んでも大丈夫って……」
俺はしどろもどろになりながら答える。自分のことは嘘を交えて説明したが、別に店主を陥れたつもりはない。
「……まあ、確かに間違っ゙てねえけどさ。なんか俺がお前を無理矢理働かせてるとか、人権がどうのこうの大真面目に言い始めてよ。お前の意志でここで働いてんだから、連れて行きたいなら本人に直接言えって返しといたから」
店主は気を悪くしている様子はなく、人の悪い笑みを浮かべる。完全に楽しんでいる顔だ。俺は俯いてカウンターに額を押し付けた。
あの男、何してくれてんだよ。言動が恥ずかしすぎる。
「一晩でえらく気に入られたな?で、どうするんだ?ついて行くのか?」
「……行かないですよ」
「何で?お前もあの兄ちゃん、気に入ってただろ?」
店主はカウンターに肘をついて身を乗り出してきた。興味津々といった様子だ。俺は顔を上げて店主を横目で睨んだが、すぐに視線を逸らした。
「気に入ってなんかないですよ。何でそうなるんですか?」
「そりゃ、だって。お前があの部屋に他人を入れたのはじめてだろ。今までどんな美形に誘われても、能面みたいな無表情で断ってたくせに」
店主の言葉に俺は不貞腐れて黙り込む。確かに言われるとおりなのだが、他人に指摘されたくはなかった。
「……もう、俺行きますから。今まで世話になりました」
これ以上追及されたくなくて、俺はロープを肩に引っ掛けて立ち上がった。
店主の好意で夜の時間だけ働かせてもらっていた。この店は別に人が足りてない訳ではないので、俺が居なくても問題ない。宿代は前払いしているし、荷物も僅かだ。護身用にいつも持ち歩いている長剣を掴む。
腰がまだ痛いし足元も少しふらつくが、何とか歩けるだろう。
先を急がないと捕まってしまう。
「おい、どこへ行くんだ?もしかして、とうとう街を出るのか?」
店主が俺を呼び止めた。
「はい、東の帝国に働きに行こうかと。外国人も多いし、仕事もあるかなと」
以前から、考えていたことだった。居心地が良すぎて、ついこの街に長居してしまった。
「東の帝国って……まさか、あの森を抜けるのか?」
店主が心配そうに呟く。
「いえ、森を抜けるのが国境までの最短距離ですけど、魔物に遭遇するかもしれないので、迂回ルートの乗合馬車に乗ろうかと思ってます」
俺は腰を擦りながら、答えた。体力的に森を一人で抜けるのは厳しそうだ。
「あの兄ちゃんは待たなくていいのか?迎えに来るって言ってたぞ」
俺が足を止めて振り返ると、店主はカウンターに肘をついて、意味深な笑みを浮かべていた。
「待ちません。俺はもう、戻りたくない」
俺がきっぱりとそう答えると、店主は困ったように息を吐いた。そしてガシガシと頭を搔きながら「そうか」と呟く。
「数日前から、この辺りを憲兵がうろついてただろ。小耳に挟んだ話じゃ、やんごとなき身分の人が失踪したって話で、どうやら王宮の騎士団も動いてるらしい。……お前も、気をつけろよ」
店主の言葉に、俺は小さく「ご忠告ありがとうございます」と答えた。そのまま宿を出て行こうかとするると、「アル」と店主が俺を呼び止めた。振り返ると、真剣な眼差しで俺のことを見つめている。
「お前、本当の名前は何なんだ?」
店主の突然の質問に、俺は一瞬言葉に詰まった。しかしすぐに笑顔を作る。ちゃんと笑えているかは自分では分からない。
「以前も伝えたでしょ。忘れました。……俺、昔の記憶がないんで」
店主はそんな俺の様子をじっと見つめていたが、やがて諦めたように首を振った。
「……結局、最後まで本当の顔見せてくれなかったな」
「また来ますよ、お世話になりました」
「あいよ。シモンによろしくな」
俺は店主に軽く会釈して、そのまま店を出た。
昔、似た言葉をかけられたような気がするが、記憶が曖昧だ。恐らくもう会うことはないのだろうけど。
店主は少し寂しげな表情で、俺のことを見送ってくれた。
昨夜、散々抱き合った男の姿は部屋にはなく、サイドテーブルの上には水差しと空のグラスが置かれていた。シーツが汚れている感じはないので、男が替えてくれたのかもしれない。なんとか身体を起こすと、まだ裸だった。衣服を身に着けようと恐る恐るベッドから降りようとすれば、力が入らず床に崩れ落ちてしまう。
腰と、あらぬ箇所が尋常じゃなく痛い。
最初に「もう一回」を強請ったのは自分だが、その後も男から「あと一回」を何度も繰り返され、結局一晩中突かれながら喘がされ続けた。途中から記憶が曖昧で、最後は意識を失ってしまった。今もまだ尻に何かが入っているような異物感がある。
あの男は加減というものを知らないのだろうか?
ぼんやりした頭で昨夜の出来事を思い返していると、静かに扉が開いて男が姿を現した。手に何かトレイを持っている。
裸で床にへたり込んだままの俺を見て、男が顔を顰めた。
「顔が赤いな。大丈夫か?」
「大丈夫じゃねえよ」
掠れた声で悪態をつくと、男は困ったような表情を浮かべた。男はトレイをサイドテーブルに置くと、床に転がっていた俺を抱き上げる。そのまま再びベッドの上に逆戻りさせられた。
「店主には体調を崩してるから今日は休ませると伝えておいた。……少し発熱しているな」
男は俺の額に手を当て、呟いた。そしてそのままベッドに腰掛けると、俺を抱き寄せてきた。そのまま背中や腰をゆっくりと労るように擦られて、身体が震える。気恥ずかしいようなくすぐったいような感覚に襲われるが、抵抗する気力もなくて男の好きなようにさせておく。
「…この部屋は、お前がずっと借りてるそうだな」
俺の頬に口付けながら、男が呟いた。
「……まあ、一応」
俺は小さく頷いた。あまり詮索されたくなくて、それだけしか答えられなかった。男は俺に密着したまま、耳や首筋にも口付けを落としている。それにしても、この甘ったるい空気は何だろう。胸やけがする。
「……俺は一度報告に戻らねばならないが、必ずお前を迎えに来るから待っていてくれ」
「は?迎え?何言ってんの?」
俺を見つめる男の瞳に熱が籠もっているのを肌で感じながら、思わず俺は眉を顰めた。
男は俺の頬を優しく何度も撫でてくる。その眼差しは愛おしげで、今にも蕩けそうだ。
「本当はこのまま一緒に連れて行きたいが、熱を出させてしまったからな。仕方ない」
「いや、行かねえよ」
俺は即座に男の言葉を否定した。だが、男はニコニコと微笑むだけで全く聞いていない。
「大丈夫だ、今度こそ何も心配はいらない」
「……」
俺は思わず無言になったが、男は気にする様子もなく俺の唇に触れるだけの口付けを落とした。そのまま顎や耳、首筋を舐められ、思わず身を捩る。柔らかい舌が皮膚を掠める度に背筋が震えた。
これは、ちょっと、どういう状況だ?
寝たから懐いたのだろうか?まるで犬だ。単純すぎる。それとも昨夜、何か変なことでもしただろうか?
俺を抱き寄せて身体を愛舞する男を眺めながら、俺は必死に昨夜の己の行動を振り返った。あまり記憶がないし、熱に浮かされた頭では何も考えがまとまらない。
男はしばらく俺に触れていたが、やがて名残り惜しげに身体を離した。
「食事をもらってきているから、食べられそうだったら食べてくれ。それと……これを身に着けていてくれ」
そう言って男はポケットから革紐を取り出すと、俺の首に巻き付けた。それは首飾りのようで、小さな石が嵌め込まれていた。男の瞳と同じ琥珀色の石だ。
「……何だ、これ?」
「目印だ」
男はそう言って俺の額に口付けると、ベッドから立ち上がった。そのまま部屋を出ていこうとして、扉の前で振り返る。
「……もう、一人で逃げるなよ」
真剣な眼差しで、低く囁かれた言葉に、思わず息を飲む。男は微笑みを浮かべると、そのまま部屋を出て行った。
***
「体調悪いんじゃなかったのか?」
身支度を整えて一階に降りると、店主がカウンター越しに声をかけてきた。俺は曖昧に返事をして、空になった食器をカウンターに戻す。正直身体はガタガタだしまだ寝ていたいが、そうもいかない事情ができた。
「食事ありがとうございました。ごちそうさまです」
「もういいのか?」
「はい、大丈夫です」
俺が頷くと、店主がニヤニヤしながら顔を覗き込んできた。
「……あの兄ちゃん、お前を身請けしたいと俺に言ってきたぞ」
「は?」
突然の店主の言葉に、俺は唖然として口を半開きにしたまま固まった。店主は相変わらず笑っている。
「お前、あの兄ちゃんにどういう説明したんだ?俺を悪徳商人に仕立てたな?」
「いや、上が宿屋になってて、連れ込んでも大丈夫って……」
俺はしどろもどろになりながら答える。自分のことは嘘を交えて説明したが、別に店主を陥れたつもりはない。
「……まあ、確かに間違っ゙てねえけどさ。なんか俺がお前を無理矢理働かせてるとか、人権がどうのこうの大真面目に言い始めてよ。お前の意志でここで働いてんだから、連れて行きたいなら本人に直接言えって返しといたから」
店主は気を悪くしている様子はなく、人の悪い笑みを浮かべる。完全に楽しんでいる顔だ。俺は俯いてカウンターに額を押し付けた。
あの男、何してくれてんだよ。言動が恥ずかしすぎる。
「一晩でえらく気に入られたな?で、どうするんだ?ついて行くのか?」
「……行かないですよ」
「何で?お前もあの兄ちゃん、気に入ってただろ?」
店主はカウンターに肘をついて身を乗り出してきた。興味津々といった様子だ。俺は顔を上げて店主を横目で睨んだが、すぐに視線を逸らした。
「気に入ってなんかないですよ。何でそうなるんですか?」
「そりゃ、だって。お前があの部屋に他人を入れたのはじめてだろ。今までどんな美形に誘われても、能面みたいな無表情で断ってたくせに」
店主の言葉に俺は不貞腐れて黙り込む。確かに言われるとおりなのだが、他人に指摘されたくはなかった。
「……もう、俺行きますから。今まで世話になりました」
これ以上追及されたくなくて、俺はロープを肩に引っ掛けて立ち上がった。
店主の好意で夜の時間だけ働かせてもらっていた。この店は別に人が足りてない訳ではないので、俺が居なくても問題ない。宿代は前払いしているし、荷物も僅かだ。護身用にいつも持ち歩いている長剣を掴む。
腰がまだ痛いし足元も少しふらつくが、何とか歩けるだろう。
先を急がないと捕まってしまう。
「おい、どこへ行くんだ?もしかして、とうとう街を出るのか?」
店主が俺を呼び止めた。
「はい、東の帝国に働きに行こうかと。外国人も多いし、仕事もあるかなと」
以前から、考えていたことだった。居心地が良すぎて、ついこの街に長居してしまった。
「東の帝国って……まさか、あの森を抜けるのか?」
店主が心配そうに呟く。
「いえ、森を抜けるのが国境までの最短距離ですけど、魔物に遭遇するかもしれないので、迂回ルートの乗合馬車に乗ろうかと思ってます」
俺は腰を擦りながら、答えた。体力的に森を一人で抜けるのは厳しそうだ。
「あの兄ちゃんは待たなくていいのか?迎えに来るって言ってたぞ」
俺が足を止めて振り返ると、店主はカウンターに肘をついて、意味深な笑みを浮かべていた。
「待ちません。俺はもう、戻りたくない」
俺がきっぱりとそう答えると、店主は困ったように息を吐いた。そしてガシガシと頭を搔きながら「そうか」と呟く。
「数日前から、この辺りを憲兵がうろついてただろ。小耳に挟んだ話じゃ、やんごとなき身分の人が失踪したって話で、どうやら王宮の騎士団も動いてるらしい。……お前も、気をつけろよ」
店主の言葉に、俺は小さく「ご忠告ありがとうございます」と答えた。そのまま宿を出て行こうかとするると、「アル」と店主が俺を呼び止めた。振り返ると、真剣な眼差しで俺のことを見つめている。
「お前、本当の名前は何なんだ?」
店主の突然の質問に、俺は一瞬言葉に詰まった。しかしすぐに笑顔を作る。ちゃんと笑えているかは自分では分からない。
「以前も伝えたでしょ。忘れました。……俺、昔の記憶がないんで」
店主はそんな俺の様子をじっと見つめていたが、やがて諦めたように首を振った。
「……結局、最後まで本当の顔見せてくれなかったな」
「また来ますよ、お世話になりました」
「あいよ。シモンによろしくな」
俺は店主に軽く会釈して、そのまま店を出た。
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