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第3章
33 建国記念祭
しおりを挟む建国記念祭は、朝から大盛況だった。
王都の中央広場には、巨大なステージが設置されており、そのステージの上では宮廷楽団が音楽を奏でている。人々は屋台で買った食べ物を片手にそれを眺めながら談笑していた。広場に飾られた建国記念祭の飾り付けも豪華で、見応えがある。巨大な絵画や彫刻が飾られていたり、色とりどりの花々が咲き誇っている様は圧巻だ。
しかし、ルカはそんなお祭り騒ぎを楽しむ余裕などなかった。
ルカは、昨日レオと一緒に来たお店に、オスカーと共に再び訪れてみたのだが、残念ながら店休日で閉まっていた。店休日の札が扉に掛けられて、鍵もしっかり閉められている。
「仕方ねえな。とりあえず午後から、その暗殺現場になる予定?とやらの、王宮内の礼拝堂に行ってみるか。建国記念祭の間は一般開放されるし、中に入ってみれば何か分かるかもしれない」
「……そうですね」
オスカーの提案にルカは力無く頷くしかない。
結局、他に手がかりらしい手がかりは得られていない。午前中、シモンからもらった情報も、ルカの不安を煽るようなものだった。
第二王子サミュエルが今回の建国記念祭にはじめて出席するらしい。成人後も学生であることを理由に出席していなかったサミュエルが、何故今回だけ出席するのか。「人質効果か?」とオスカーは呑気に語っていたが、ルカは気が気でない。
今はレオがサミュエルに成り代わっている状態だが、やはり建国記念祭もレオが代理で出席するのだろうか。もし、サミュエルのふりをしているうちに暗殺などされたら……。
「……ルカ。お前、めちゃくちゃ顔色悪いぞ。大丈夫かよ?」
ルカの思考は、オスカーの言葉で現実に戻された。確かに血の気が引いている気がする。冷や汗もかいてるし、恐らく顔面蒼白だ。
「うううぅ……、胃から口が飛び出そう」
「あ~、そうか、お前胃に口があるのか。大丈夫じゃねえみたいだな。ちょっとそこのベンチで休むか?」
オスカーは、ルカの腕を掴んで引っ張っていく。ベンチに腰をかけたルカにオスカーが、買い物袋を漁って飲み水を取り出した。「いざという時はこれで胃を洗浄しろ」と追加で渡されたのは、吐き気止めの魔法薬らしい。
前世では子分にされたと怯えてばかりで気が付かなかったが、オスカーは見た目はめちゃくちゃ怖い不良なのに、面倒見がよくて優しい。
「なんか食うか?少しは腹に物を入れた方が落ち着くぞ」
「オスカーさん、……なんかお母さんみたいですね。意外と頼りになります」
ルカが認識を改めながらしんみりと呟くと、オスカーは微妙な顔をした。褒め言葉のつもりが、どうやらオスカーのプライドをいたく傷つけてしまったようだ。やはり言葉は難しい。
王族や関係者が参加する公式行事は、午後からだ。王宮の広間で式典があり、その後は大庭園でお茶会が開かれる。夕方になるとバルコニーから国民に手を振り挨拶をするのだが、そこに第二王子サミュエルも出席するらしい。
サミュエルはいつの間にか学園に外出届を出していた。もっとも、今日は建国記念祭で学園は休みだから、外出届を提出している生徒は他にも大勢いる。
「……それにしても、なんで王宮内の礼拝堂なんですかね?警備も厳しいでしょうし、狙うならバルコニーにいるときとかの方が簡単なのに」
ルカはオスカーが買ってくれたタコ焼きを頬張りながら、ふと疑問に思ったことを口にした。
「暗殺が目的じゃねえとかか?もともと犯人は学園で事を起こすつもりだったのに失敗した。だから次は成功しそうな場所を選んだ。……とかな」
オスカーは、屋台の焼き鳥を片手に持ちながら推測した。確かにその可能性もある。
「礼拝堂には何があるんですか?そもそも、礼拝堂は王族が祈りを捧げる場所ですよね。そんな場所に暗殺に使えそうな物があるとも思えませんし」
「俺もよく知らねえけど、建国記念祭の期間中だけ、特別な聖遺物が飾られてるって話だ」
「聖遺物……?」
オスカーは頷く。聖遺物とは、神から授けられたという聖なる魔力の宿る武具や道具のことだ。通常神殿に祀られているが、建国記念祭だけは礼拝堂にも飾られるらしい。
「大昔、勇者が魔王を倒した時に使った聖剣が、礼拝堂の祭壇に飾られているそうだ。まあ、レプリカらしいけどな」
それを聞いて、ルカは真っ青な顔になって立ち上がった。
「オスカーさん、すぐ行きましょう。その礼拝堂に」
「急にどうした?」
ルカはオスカーを急かしてベンチから立ち上がった。そして足早に広場の入り口へと向かう。
「その聖遺物が本物だったら大変です!一応本当にレプリカなのか確かめないと。もし本物だったら……」
「おい、落ち着けよ。偽物に決まってんだろ?それにお前、本物か偽物かなんて分かんのかよ?」
オスカーはルカに引っ張られながら、慌てて尋ねた。
「多分、僕には分かります、だって……」
自分はかつて、本物の聖剣に心臓を貫かれたことがあるのだから。
***
ルカはオスカーと共に、王宮内の礼拝堂の前に到着した。大きな建造物は壮麗な装飾が施されていて荘厳な雰囲気を醸し出している。入口の両脇には、それぞれ聖職者の格好をした神官が立っており、来訪者の身元確認をしていた。一般公開されているとはいえ、なかなか厳重な警備だ。
天井や壁一面に施された装飾は美しく、壁に貼られた絵画には神話の場面が描かれているようだ。真ん中には巨大な石の祭壇が鎮座しており、そこに聖剣と思しき物が飾られている。聖剣は金色に光り輝き、柄の部分には金と銀の豪華な装飾が施されている。少なくとも偽物には見えないが。
「偽物ですね……」
ルカはそう呟いて、深々と溜め息を吐いた。広場で聞いた建国記念祭の由来によれば、聖剣は数千年前、現在の王家の祖先が魔王を倒した時に用いられた物だ。しかし、当時とは技術や文明も格段に進歩しており、精密に作成されたレプリカである。
「……お前、本当に分かるのかよ。まあ、どっちみち偽物として展示されてるんだから、わざわざお前が確かめる必要もねえけど」
オスカーが疑わしそうにルカを見遣る。絶対信じていない目だが、ルカは気にせず今度は周辺を観察を始めた。怪しい魔法陣や、魔道具の類いが仕掛けられていないか検分する。しかし、特にそれらしいものは見当たらない。ほっとすると同時にルカはひとつ疑問を抱いた。
「……本物の聖剣は、何処にあるんでしょうか?」
「さあな。国宝なんだろ?盗まれてそのままじゃね」
ルカの疑問にオスカーはぞんざいな返事を寄越した。彼は聖剣も聖遺物にも興味がないらしい。
前世では、聖剣はレオの手元にあった。一緒に旅をしていた時も、レオが肌身離さず持ち歩いていた。しかし、その聖剣は今何処にあるのか。レプリカではなく本物の聖遺物として何処かに保管されているのだろうか?
「そろそろ、行こうぜ」
オスカーが欠伸をしながら促したその時だった。
「……少し、お待ちいただけますか?そこの制服を着用されている方」
ルカとオスカーは、突然背後から声をかけられた。二人は驚き、同時に振り返る。そして、叫んだ。
「貴方は、……えーと、眼鏡の怖い人!!」
「誰だっけ?王子様の腰巾着の奴だよな?」
二人とも目の前の人物の顔は分かるのだが、名前が思い出せず、失礼極まりない呼び名で相手を形容した。
そんな二人の反応に青筋を立てたのは、長身眼鏡のインテリ青年である。
「……エリオット・ゲルトナーです。以後お見知り置きを。ルカ・クラルヴァイン君にオスカー・カノーヴィル君」
エリオットは眼鏡をくいっと上げながら、改めて二人に名乗った。エリオットのその冷たい眼差しに、ルカは思わず一歩後退る。オスカーは、「お~、確かそんな名前だったわ」と適当な相槌を打っている。
「……あれ?ちょっと待ってください。ゲルトナー?……って、もしかして」
「愚弟がご迷惑をおかけしたようで申し訳ございません。事情は把握しております。……貴方のルームメイトであるアベルは私の弟です」
エリオットは無表情のまま、ルカに頭を下げた。ルカは驚きのあまり仰け反る。
「えええ!?アベルのお兄さん!?全然似てない!」
ルカは思わず率直な感想を叫び、慌てて口を閉じた。エリオットの口元がひくっと引き攣った気がする。オスカーは相変わらず興味が無さそうに欠伸をしている。
「……てことは、あんたも王子様を暗殺しに来たのか?」
オスカーが失礼な直球を投げ掛けた。エリオットは、「そんなわけないでしょう」と呆れ気味に否定する。そしてルカに視線を戻した。
「……アベルには後日、直接謝罪させます。あと、私の上司が貴方がたを、お連れするようにと」
エリオットはそう言って、ついてこいと言わんばかりに親指で礼拝堂の入り口の方向を差した。ルカは目を瞬く。
「上司?」
「レオのことだろ。良かったじゃん、探す手間省けて」
オスカーは呑気に伸びをした。
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