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「食べられそうならどうぞ」
と、何かを挟んだパンも一緒に持ってきてくれた。
「ありがとう……」
手紙を読んだことで、力が湧いてきた。
まだ考えは全然まとまらないけれど。
ジョアンナ様が……お母様の友達だったというジョアンナ様が相談に乗ってくれる。
誰かに相談できるんだという、それだけでとても力強い。
ミルクをたっぷり入れたハーブティー。
口に入れると、お腹が空腹を思い出したようだ。
すっかりパンも食べてしまった。
朝食をいただいて出ると伝えてもう一度ベッドに入った。
「おお、帰ったか!」
子爵家に戻ると、お父様が珍しく私を出迎える。
「どうだったんだ?泊まらせてもらうなんて、よほど気に入られたのか?」
興奮気味に、侯爵家で何があったのかと尋ねられた。
まさか、徹夜で刺繍をしていたので、休ませてくれたなんて言うわけにもいかない。
……ジョアン様は、徹夜で刺繍をさせるなんてひどいと、お父様のことを悪く思っていたし……。
お父様は「なぜそんなことをわざわざ言った」と怒るかもしれない。
……わざわざ言わなくても気がつかれてしまっただけなのに。
気に入られたというよりは……。
お母様の……友達の娘として気遣ってもらっただけだと思う。
「気に入らない人間を泊まらせらりなんてしないだろう。刺繍をよほど気に入ったんだな。役立たずのお前も少しは役に立つじゃないか」
返事を返さないうちに、お父様が勝手に話を進めている。
……お父様は、ジョアン様が、お母様の友達だったということを知らない?
お母様のことを知っていれば浮気したなんて思うわけないか。
交友関係を知っていなかったから髪の色を見て疑ったんでしょうね。お母様の友達とも交流があれば、この髪色はお母様のおばあ様と同じだという話はすぐに聞けたのでしょう……。きっと。
「こうしちゃいられない、お前は部屋に戻って次の刺繍を始めろ!私は今からでも間に合うお茶会に出席の返事を出さないといけないからなっ!」
お茶会に出席?
何のことかとは思ったけれど、お父様に侯爵家であったことを根掘り葉掘り尋ねられなくてホッとする。
ヴァイオレッタだとばれたことも、うっかり口にしてしまうかもしれない。
まって……。ジョアン様は、ヴァイオレッタの母の友達で……アイリーンの母親の友達ではないんだったわ。
よかった。余分なことを口にしなくて。
お母様の友達だと言ってましたなんてうっかり口にしたら、ヴァイオレッタとバレたことまで知られるところだった。
そして、ヴァイオレッタとしてどんな話をしたのかと……聞かれて……。
家を出たいなら力になってくださるそうですなんて言えば……。
お父様は何と言うだろうか。
==========
すいません……💦
ジョアン様が正解で
ジョアンナ様が間違いです。
名前の間違いが多すぎて泣けてくる。
まぁ、他の作品でもよくやるんですが……あああああ
よくやるんじゃないよ!
ヴァイオレッタはヴァイオレット
ルーノはルード
ジョアンはジョアンナ
って、3人も間違えやすいってどういうことよ!
ちなみにアイリーンに至っては、名前が全く出てこなくて考え込むことの方が多い……。
なんかマリアみたいな名前だったよな、なんだっけ?ってなる(全然違う)
と、何かを挟んだパンも一緒に持ってきてくれた。
「ありがとう……」
手紙を読んだことで、力が湧いてきた。
まだ考えは全然まとまらないけれど。
ジョアンナ様が……お母様の友達だったというジョアンナ様が相談に乗ってくれる。
誰かに相談できるんだという、それだけでとても力強い。
ミルクをたっぷり入れたハーブティー。
口に入れると、お腹が空腹を思い出したようだ。
すっかりパンも食べてしまった。
朝食をいただいて出ると伝えてもう一度ベッドに入った。
「おお、帰ったか!」
子爵家に戻ると、お父様が珍しく私を出迎える。
「どうだったんだ?泊まらせてもらうなんて、よほど気に入られたのか?」
興奮気味に、侯爵家で何があったのかと尋ねられた。
まさか、徹夜で刺繍をしていたので、休ませてくれたなんて言うわけにもいかない。
……ジョアン様は、徹夜で刺繍をさせるなんてひどいと、お父様のことを悪く思っていたし……。
お父様は「なぜそんなことをわざわざ言った」と怒るかもしれない。
……わざわざ言わなくても気がつかれてしまっただけなのに。
気に入られたというよりは……。
お母様の……友達の娘として気遣ってもらっただけだと思う。
「気に入らない人間を泊まらせらりなんてしないだろう。刺繍をよほど気に入ったんだな。役立たずのお前も少しは役に立つじゃないか」
返事を返さないうちに、お父様が勝手に話を進めている。
……お父様は、ジョアン様が、お母様の友達だったということを知らない?
お母様のことを知っていれば浮気したなんて思うわけないか。
交友関係を知っていなかったから髪の色を見て疑ったんでしょうね。お母様の友達とも交流があれば、この髪色はお母様のおばあ様と同じだという話はすぐに聞けたのでしょう……。きっと。
「こうしちゃいられない、お前は部屋に戻って次の刺繍を始めろ!私は今からでも間に合うお茶会に出席の返事を出さないといけないからなっ!」
お茶会に出席?
何のことかとは思ったけれど、お父様に侯爵家であったことを根掘り葉掘り尋ねられなくてホッとする。
ヴァイオレッタだとばれたことも、うっかり口にしてしまうかもしれない。
まって……。ジョアン様は、ヴァイオレッタの母の友達で……アイリーンの母親の友達ではないんだったわ。
よかった。余分なことを口にしなくて。
お母様の友達だと言ってましたなんてうっかり口にしたら、ヴァイオレッタとバレたことまで知られるところだった。
そして、ヴァイオレッタとしてどんな話をしたのかと……聞かれて……。
家を出たいなら力になってくださるそうですなんて言えば……。
お父様は何と言うだろうか。
==========
すいません……💦
ジョアン様が正解で
ジョアンナ様が間違いです。
名前の間違いが多すぎて泣けてくる。
まぁ、他の作品でもよくやるんですが……あああああ
よくやるんじゃないよ!
ヴァイオレッタはヴァイオレット
ルーノはルード
ジョアンはジョアンナ
って、3人も間違えやすいってどういうことよ!
ちなみにアイリーンに至っては、名前が全く出てこなくて考え込むことの方が多い……。
なんかマリアみたいな名前だったよな、なんだっけ?ってなる(全然違う)
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