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「屋敷と使用人も用意してやろう。貴族のような暮らしができるんだ。それで満足しろ。結婚できると勘違いはするな」
顔を上げて公爵の顔を見る。
「屋敷と使用人?屋敷に軟禁でもするつもり?貴族のような暮らしって、働かずに屋敷でおとなしくしていろってこと?それとも、子供の世話は乳母や使用人に任せて関わるなってこと?」
冗談じゃない。
「英雄と結婚?一度だって私が英雄と結婚したいなんて言った?ごめんよ。貴族になんて戻りたくない!私は今の……貴族令嬢ではなく、冒険者としての私が好きなの。不幸だと思ったことなんて一度もないわ!」
公爵が目を開いた。
「なんだと?貴族令嬢?嘘じゃないだろうな?なら、考えてやってもいい。英雄が平民に子供を産ませたとなれば外聞は悪いが、貴族だというなら、結婚も許してやらないこともない。まぁ、無理でも私の孫には会えるようにしてやってもいい」
立ち上がってにらみつける。
「あなたの孫じゃないわ。私の子供よ。会えるようにしてやってもいい?何を言ってるの?私は、ジャンを返してと言っているの。私の子供に、年に何度か会わせてあげてもいいわよ?」
「生意気なっ!」
カツーンと高い音が響いた。
師匠が箒の柄を床に当てた音だ。
公爵の動きが止まる。
「陛下、あんたが公爵に命じな。どうやら頭の出来が悪いのか言葉が通じていないようだからね。子供をシャリアに返せと、分かりやすく命じてやりな」
師匠の言葉に、公爵が陛下に訴えた。
「まさか、そのおいぼれの言う通りに命じるつもりじゃありますまい。公爵家の孫……英雄の子供を手放せなどと……」
陛下がはぁーと深く息を吐き出した。
「おいぼれなどと公爵が失礼なことを……許してほしい。アイシャ殿」
公爵がハッとして師匠を見た。
「アイシャ……まさか疾迅のアイシャ……様……?」
師匠がふんっと鼻を鳴らした。
「そうさ。この国のミスリル級級冒険者の母であり祖母だよ」
え?ギルド長が孫なのは知っていたけれど、もう一人のミスリル級冒険者が師匠の子供なの?
「隣国のミスリル級級冒険者には弟子が4人……いや5人いたかねぇ。孫弟子は何人ミスリル級になっているかねぇ……ああ、隣国ではS級と言うんだったか……まぁ、ワシが声をかけりゃ動いてくれる者は両手はいるだろうね」
公爵が青ざめる。
「アイシャ殿……確かに、アイシャ殿が声をかければ国一つ滅ぼすなど簡単なことかもしれしれぬが……」
陛下が静かに口を開いた。アイシャさんがにらみを聞かせても動じず言葉を返す胆力はさすが王といったところなのか、それとも侵略戦争をしようというだけの野心家と言うべきか。
「冒険者が国の争いに加担するのも、政治に口を出すのもご法度でしょう」
アイシャさんがふんっと鼻で笑った。
「ご法度ではない。興味がないだけさ。冒険者と言う人間はね、国に縛られるのを嫌う。人の上に立って責任を果たすなんて面倒なことなどごめんだ」
その言葉を聞いて陛下が肩の力を少し抜いたように見える。
「でしたら、公爵家の跡取りに関しての口出しも遠慮していただきましょう」
陛下がアイシャさんの言葉を退けたことで、青ざめていた公爵の顔が戻った。
「そ、そうだ。たかが子供一人のことでミスリル級冒険者を動かすようなことをすれば、恥をかくのはあなたのほうですよ。愚か者として世に名を残すことになる」
はぁーと、師匠は大きなため息をついた。
「愚かなのはお前たちじゃろう……」
師匠が私にギルドカードを出すように指示する。
「まずは、この娘が何者なのか問うべきじゃったな。ほれ、ギルドカードを見せておやり」
アイシャさんに言われて首からギルドカードを外し手にもって前に突き出した。
「銀級冒険のアイシャ、それを確認したとしてどうしたと?」
公爵がバカにしたような口調でギルドカードの名前を確かめた。
「ま、まさか……それは……」
陛下が玉座から立ち上がり、ふらつく足取りで私の前まで来てギルドカードを取り上げる。
「ふん、陛下はちょっとはものを知っているらしい。シャリア、そっちのもの知らずの誘拐犯におしえてやり」
師匠に言われて、ギルドカードにぶら下がっているものを説明する」
「サイクロプスの角、フェンリルの牙……、……、……、それから、これがドラゴングウィの鱗です」
陛下がうなり声をあげた。
「ドラゴングウィというと、一級ダンジョンの最下層のボスか……」
「国内でも攻略が3番目に難しいと言われているダンジョンのボスの素材、プレゼントするほど大事な娘ということが言いたいのか?」
公爵の言葉に、陛下はあきれたように口を開いた。
「子供を、この女性に返せ。これは王命だ、公爵」
「は?なぜですか?陛下もおっしゃっていたではないですか、ミスリル級冒険者といえ、貴族の世継ぎの話にまで口を出すべきではないと!」
公爵の言葉に、師匠があきれた声を出す。
「こんなもの知らずが宰相補佐をやってるなど、この国大丈夫かねぇ」
「なんだと!」
「……これでも貴族間の折衝は右に出るものはいないのだ……英雄の父親でもあり求心力もある。もの知らずなのは事実だ。ここまで知らないとは思わなかった。申し訳ない」
陛下にまでもの知らずと言われ、公爵はカーっと顔を赤らめた。
「早く子供を返せ。王命だと言ったはずだ」
「なぜですか!納得できません」
陛下が頭を押さえた。
「ギルドカードに一緒に下げてある素材は、本人が倒したものに限る、これは冒険者としての常識だ」
はい。いざというときに売るための財産なので、買った素材をぶら下げる意味はないです。
「ランクに見合わない高い能力があるという印にもなっている」
え?そうだったの?どうしよう。元ギルドの臨時職員だったのに知らなかった。というか、だって、いざというときに売るんだとしか言わなかったんだもの。嘘つくはずがないと信じて他の理由があるなんて考えたこともなかったよ!
「ま、まさか……この小娘が、一級ダンジョンのボスを倒した、とでも……?」
「小娘?ワシの弟子を小娘呼ばわりかい?失礼な男だ」
陛下がっ私の前に片膝をついた。慌てて公爵も膝をつく。
「シャリア殿。この度は申し訳なかった」
慌てて側近2人が陛下の前に出た。
「陛下に謝罪させるなど不敬だぞ!」
いや、勝手に膝をついたんだけど。
「いくら少し腕が立つからといい気になるな、アイシャ様の威を借るキツネが!」
だから、私が謝れと言ったわけでもないよ……!
顔を上げて公爵の顔を見る。
「屋敷と使用人?屋敷に軟禁でもするつもり?貴族のような暮らしって、働かずに屋敷でおとなしくしていろってこと?それとも、子供の世話は乳母や使用人に任せて関わるなってこと?」
冗談じゃない。
「英雄と結婚?一度だって私が英雄と結婚したいなんて言った?ごめんよ。貴族になんて戻りたくない!私は今の……貴族令嬢ではなく、冒険者としての私が好きなの。不幸だと思ったことなんて一度もないわ!」
公爵が目を開いた。
「なんだと?貴族令嬢?嘘じゃないだろうな?なら、考えてやってもいい。英雄が平民に子供を産ませたとなれば外聞は悪いが、貴族だというなら、結婚も許してやらないこともない。まぁ、無理でも私の孫には会えるようにしてやってもいい」
立ち上がってにらみつける。
「あなたの孫じゃないわ。私の子供よ。会えるようにしてやってもいい?何を言ってるの?私は、ジャンを返してと言っているの。私の子供に、年に何度か会わせてあげてもいいわよ?」
「生意気なっ!」
カツーンと高い音が響いた。
師匠が箒の柄を床に当てた音だ。
公爵の動きが止まる。
「陛下、あんたが公爵に命じな。どうやら頭の出来が悪いのか言葉が通じていないようだからね。子供をシャリアに返せと、分かりやすく命じてやりな」
師匠の言葉に、公爵が陛下に訴えた。
「まさか、そのおいぼれの言う通りに命じるつもりじゃありますまい。公爵家の孫……英雄の子供を手放せなどと……」
陛下がはぁーと深く息を吐き出した。
「おいぼれなどと公爵が失礼なことを……許してほしい。アイシャ殿」
公爵がハッとして師匠を見た。
「アイシャ……まさか疾迅のアイシャ……様……?」
師匠がふんっと鼻を鳴らした。
「そうさ。この国のミスリル級級冒険者の母であり祖母だよ」
え?ギルド長が孫なのは知っていたけれど、もう一人のミスリル級冒険者が師匠の子供なの?
「隣国のミスリル級級冒険者には弟子が4人……いや5人いたかねぇ。孫弟子は何人ミスリル級になっているかねぇ……ああ、隣国ではS級と言うんだったか……まぁ、ワシが声をかけりゃ動いてくれる者は両手はいるだろうね」
公爵が青ざめる。
「アイシャ殿……確かに、アイシャ殿が声をかければ国一つ滅ぼすなど簡単なことかもしれしれぬが……」
陛下が静かに口を開いた。アイシャさんがにらみを聞かせても動じず言葉を返す胆力はさすが王といったところなのか、それとも侵略戦争をしようというだけの野心家と言うべきか。
「冒険者が国の争いに加担するのも、政治に口を出すのもご法度でしょう」
アイシャさんがふんっと鼻で笑った。
「ご法度ではない。興味がないだけさ。冒険者と言う人間はね、国に縛られるのを嫌う。人の上に立って責任を果たすなんて面倒なことなどごめんだ」
その言葉を聞いて陛下が肩の力を少し抜いたように見える。
「でしたら、公爵家の跡取りに関しての口出しも遠慮していただきましょう」
陛下がアイシャさんの言葉を退けたことで、青ざめていた公爵の顔が戻った。
「そ、そうだ。たかが子供一人のことでミスリル級冒険者を動かすようなことをすれば、恥をかくのはあなたのほうですよ。愚か者として世に名を残すことになる」
はぁーと、師匠は大きなため息をついた。
「愚かなのはお前たちじゃろう……」
師匠が私にギルドカードを出すように指示する。
「まずは、この娘が何者なのか問うべきじゃったな。ほれ、ギルドカードを見せておやり」
アイシャさんに言われて首からギルドカードを外し手にもって前に突き出した。
「銀級冒険のアイシャ、それを確認したとしてどうしたと?」
公爵がバカにしたような口調でギルドカードの名前を確かめた。
「ま、まさか……それは……」
陛下が玉座から立ち上がり、ふらつく足取りで私の前まで来てギルドカードを取り上げる。
「ふん、陛下はちょっとはものを知っているらしい。シャリア、そっちのもの知らずの誘拐犯におしえてやり」
師匠に言われて、ギルドカードにぶら下がっているものを説明する」
「サイクロプスの角、フェンリルの牙……、……、……、それから、これがドラゴングウィの鱗です」
陛下がうなり声をあげた。
「ドラゴングウィというと、一級ダンジョンの最下層のボスか……」
「国内でも攻略が3番目に難しいと言われているダンジョンのボスの素材、プレゼントするほど大事な娘ということが言いたいのか?」
公爵の言葉に、陛下はあきれたように口を開いた。
「子供を、この女性に返せ。これは王命だ、公爵」
「は?なぜですか?陛下もおっしゃっていたではないですか、ミスリル級冒険者といえ、貴族の世継ぎの話にまで口を出すべきではないと!」
公爵の言葉に、師匠があきれた声を出す。
「こんなもの知らずが宰相補佐をやってるなど、この国大丈夫かねぇ」
「なんだと!」
「……これでも貴族間の折衝は右に出るものはいないのだ……英雄の父親でもあり求心力もある。もの知らずなのは事実だ。ここまで知らないとは思わなかった。申し訳ない」
陛下にまでもの知らずと言われ、公爵はカーっと顔を赤らめた。
「早く子供を返せ。王命だと言ったはずだ」
「なぜですか!納得できません」
陛下が頭を押さえた。
「ギルドカードに一緒に下げてある素材は、本人が倒したものに限る、これは冒険者としての常識だ」
はい。いざというときに売るための財産なので、買った素材をぶら下げる意味はないです。
「ランクに見合わない高い能力があるという印にもなっている」
え?そうだったの?どうしよう。元ギルドの臨時職員だったのに知らなかった。というか、だって、いざというときに売るんだとしか言わなかったんだもの。嘘つくはずがないと信じて他の理由があるなんて考えたこともなかったよ!
「ま、まさか……この小娘が、一級ダンジョンのボスを倒した、とでも……?」
「小娘?ワシの弟子を小娘呼ばわりかい?失礼な男だ」
陛下がっ私の前に片膝をついた。慌てて公爵も膝をつく。
「シャリア殿。この度は申し訳なかった」
慌てて側近2人が陛下の前に出た。
「陛下に謝罪させるなど不敬だぞ!」
いや、勝手に膝をついたんだけど。
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だから、私が謝れと言ったわけでもないよ……!
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