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「シャリア……どうして……」
私の前に殿下が立ふさがった。
「え?殿下……どうして……」
手には私が宿に残した手紙があった。
「そんなに、俺に会いたくなかったのか?俺は……シャリアに会いたくて、1週間後と言われたけれど、我慢できなくて……」
我慢できないという言葉に、頭が痛くなる。
これは、記憶を揺さぶられるから?
「そうしたら、伯爵はシャリアは帰ってないというから……あの後何かあったんじゃないかと心配で」
しまった。
まさか殿下がそんなに私と会うのを楽しみにしていたなんて思いもよらなかった。
……両親にも手紙を出しておくべきだった。……失敗ばかりだ。
それにしても……。
「だけど、どうしてここに?」
私は別の国に行くと手紙には書いたはずだ。
「シャリアが俺に探されたくないと思っているなら……行き先を書くはずがないのにわざわざ書いてあったから……」
ああ、だから逆方向だと当たりをつけたってことか。
そうだ。殿下は1を聞いて10を知るんだもの。私の浅知恵なんてお見通しだよね。
「でも、だからって、公務は?」
馬車で3日かかる道のりだ。馬を飛ばしても往復で3日はかかるはずで……。
「皆に迷惑が掛かるのに……」
無責任にすべてを放り出してきたというのだろうか?
どうして、そこまでして私を追ってきたの?
「そうだ。この3年間、皆には迷惑をかけ続けた」
え?
それは立太子をしてからずっと迷惑をかけてきたっていうことで。
「大丈夫ですよ、殿下は自分が思うよりもちゃんとしてきているはずです。迷惑だなんて誰も思ってなくて、きっと……その……」
記憶がないだけでなく、王都からも離れていた私が殿下の何を知っているのかと言われればその通りなんだけど。
「婚約者を決めなければならないというのに、好きな人がいるからと拒み続けた」
「殿下……?立太子の後にプロポーズすると言ってましたけど、断られたのですか?それとも……まだプロポーズしていないんですか?」
殿下が首を横に振ってから、片膝をついた。
驚く私の前で、殿下はポケットから取り出した指輪を私に差し出すと、まっすぐと私の顔を見る。
「シャリナ……結婚して欲しい」
は?
殿下の手には、青い空のような美しい宝石のついた指輪がある。
殿下の瞳の色をした宝石。
「な、何を言って……」
この3年間のことがまるっきり分からない。
なんで、殿下が、私に?
「迷惑なら断ってくれても構わない……ただ、もうどこかへ行かないでほしい。傍にいてくれればそれでいいんだ」
混乱する私の顔を見て殿下が言葉を続ける。
「もし、結婚が無理なら、俺は王太子を降りるよ。弟に譲る……。外交官にでもなって、隣国との関係強化のために働こうと思うんだ。俺の隣にシャリナにはいてほしい」
「ま、待ってください、どうして、どうして……王太子を降りるなんて、意味が分からないです、それに、なんで私?」
記憶を失った3年間で本当に何があったのか。恋人同士だった?
いや、そんな馬鹿な。
==========
あ、シャリナが途中シャリアになってましたが、シャリナに戻ってます。すいません……(´;ω;`)ウゥゥ
私の前に殿下が立ふさがった。
「え?殿下……どうして……」
手には私が宿に残した手紙があった。
「そんなに、俺に会いたくなかったのか?俺は……シャリアに会いたくて、1週間後と言われたけれど、我慢できなくて……」
我慢できないという言葉に、頭が痛くなる。
これは、記憶を揺さぶられるから?
「そうしたら、伯爵はシャリアは帰ってないというから……あの後何かあったんじゃないかと心配で」
しまった。
まさか殿下がそんなに私と会うのを楽しみにしていたなんて思いもよらなかった。
……両親にも手紙を出しておくべきだった。……失敗ばかりだ。
それにしても……。
「だけど、どうしてここに?」
私は別の国に行くと手紙には書いたはずだ。
「シャリアが俺に探されたくないと思っているなら……行き先を書くはずがないのにわざわざ書いてあったから……」
ああ、だから逆方向だと当たりをつけたってことか。
そうだ。殿下は1を聞いて10を知るんだもの。私の浅知恵なんてお見通しだよね。
「でも、だからって、公務は?」
馬車で3日かかる道のりだ。馬を飛ばしても往復で3日はかかるはずで……。
「皆に迷惑が掛かるのに……」
無責任にすべてを放り出してきたというのだろうか?
どうして、そこまでして私を追ってきたの?
「そうだ。この3年間、皆には迷惑をかけ続けた」
え?
それは立太子をしてからずっと迷惑をかけてきたっていうことで。
「大丈夫ですよ、殿下は自分が思うよりもちゃんとしてきているはずです。迷惑だなんて誰も思ってなくて、きっと……その……」
記憶がないだけでなく、王都からも離れていた私が殿下の何を知っているのかと言われればその通りなんだけど。
「婚約者を決めなければならないというのに、好きな人がいるからと拒み続けた」
「殿下……?立太子の後にプロポーズすると言ってましたけど、断られたのですか?それとも……まだプロポーズしていないんですか?」
殿下が首を横に振ってから、片膝をついた。
驚く私の前で、殿下はポケットから取り出した指輪を私に差し出すと、まっすぐと私の顔を見る。
「シャリナ……結婚して欲しい」
は?
殿下の手には、青い空のような美しい宝石のついた指輪がある。
殿下の瞳の色をした宝石。
「な、何を言って……」
この3年間のことがまるっきり分からない。
なんで、殿下が、私に?
「迷惑なら断ってくれても構わない……ただ、もうどこかへ行かないでほしい。傍にいてくれればそれでいいんだ」
混乱する私の顔を見て殿下が言葉を続ける。
「もし、結婚が無理なら、俺は王太子を降りるよ。弟に譲る……。外交官にでもなって、隣国との関係強化のために働こうと思うんだ。俺の隣にシャリナにはいてほしい」
「ま、待ってください、どうして、どうして……王太子を降りるなんて、意味が分からないです、それに、なんで私?」
記憶を失った3年間で本当に何があったのか。恋人同士だった?
いや、そんな馬鹿な。
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あ、シャリナが途中シャリアになってましたが、シャリナに戻ってます。すいません……(´;ω;`)ウゥゥ
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