35 / 44
34 ちょっと、嫌な、勘だ 藤代side
しおりを挟む
選挙結果が出た日の放課後は、生徒会室で新旧役員が集まり引継ぎなどをすることになっていた。
しかし、その場に千雪の姿はない。
俺は、正式に生徒会役員になった千雪と初仕事できるって、すっごくワクワクしていたのに。
次第にイライラしてくる。
千雪の性格上、ここにきて逃げるとか、そんなことはないと思うのだけど。
俺は千雪が来るのを待ちきれず、一度教室に戻った。
ホームルームの時間も千雪は戻ってこなくて、真面目な彼にしては珍しいなとは思っていた。
万が一、やっぱり生徒会副会長にはなりたくないと思って、家に帰っちゃったりするかなとも考えたけど。
千雪のカバンはまだ教室にあった。
帰っちゃってはいない。それはひとまずホッとしたけど。
じゃあ、今千雪はどこにいるんだ?
スマホを鳴らしてみるけど、コール音は鳴るのに、出てくれない。むぅぅ。
GPSアプリを入れておけばよかったか…いや、千雪が怒るからやめたのだった。むぅぅぅ。
俺は生徒会室にもう一度戻る。でもまだ、そこに千雪の姿がなくてがっかりするのだけど。
それで、前生徒会副会長の萩原に八つ当たりした。
「萩原先輩、千雪が挨拶に来たでしょ? どうして一緒に来なかったんですかっ!?」
「そんなこと言われてもぉ。穂高くんは挨拶に来たあと、花壇に行って、それから生徒会室に行くって言っていたのよ。顔合わせがあることは知っていたみたい。なのになんで来ないのかなぁ?」
首を傾げる萩原を横目に、俺は生徒会室の窓から体を乗り出して、階下の花壇を見てみる。
でも千雪の姿はそこになかった。
花壇は、生徒会室の真下にあるそこだけではないから、一概には言えないけど。
たぶん、千雪は花壇にはいないんじゃないかな? と思った。
ちょっと、嫌な、勘だ。
明日デートしよう、なんて俺が無茶ぶりをしても、千雪は約束をしたら絶対に破らなかった。
ダメなときはきっぱり断られたけど。断られた数のほうが多いけど。
つまり、千雪はできない約束はしないタイプなんだ。
そういう真面目で律儀な性格を知っているから、大事な用事に顔を出さず、校内にいるらしいのにスマホにも出ない、そんなことが千雪に関しては考えられず、逆に気に掛かる。
不愉快な違和感を感じ、胸がざわざわした。そのとき――
「遅くなってすみません」
扉が開き、千雪が来たかと思った。
が、声は別人で落胆する。
振り返ると、生徒会室に入ってきたのは選挙で副会長に落選した高瀬だった。
「穂高は副会長を辞退するそうです。で、次点の俺に任せるって言ってくれて。あの、精一杯がんばりますのでよろしくお願いします」
喜びいっぱいの笑顔で元気に挨拶する高瀬を、その場にいた新旧生徒会メンバーがギョッとした顔で見やった。
「そんなこと、千雪が言うはずないだろ。嘘つくなっ、高瀬!!」
俺は即座に否定する。
でも、長い間千雪が生徒会入りを渋っていたのも知っているから、もしかしたらという想いが一瞬よぎった。
内心動揺する俺の肩をポンと叩いたのは、深見だった。
彼は笑顔で俺をなだめ、そして高瀬と相対した。
「高瀬くん。せっかく来てもらったんだけど、厳正な選挙結果なので、信任された座を簡単に譲ったり奪ったりはできないんだよ」
高瀬は深見の言葉に激しい動揺を見せ、視線を揺らした。
「そんな…奪ったりしていませんよ。俺は、穂高に…」
「わかってるってぇ、でもまずは、穂高くん本人から話を聞かないとならないんだ。そうでないと、君を副会長とは認められないなぁ」
高瀬は少しがっかりした顔つきになったが、あっさり引っ込み、深見に会釈した。
「そうですか。なら出直しますね」
「いやいや、話は終わってないよ、高瀬くん。それで、穂高くんは今どこにいるの?」
部屋を出て行こうとする高瀬の腕を掴んだ深見は、口元に笑みを張りつけ、しかし凶悪な迫力でせまる。
「えっと、それは、知りません」
「穂高くんに委譲されたんだろう? 穂高くんと最後に会った人物が君なんだ。で? どこで穂高くんとその話をしたのかって、聞いてんだよっ!」
深見が凄むと、高瀬は言葉を失った。
簡単な質問にすぐに返答しない高瀬の挙動不審さを見て、俺も、これはやはりおかしいことなのだと腑に落ちた。
千雪が逃げたんじゃない。高瀬に、なにかされたのか?
「ついさっき…教室で」
あえぐように言う高瀬に、俺はすかさずツッコんだ。
「教室にはいなかった。おい、嘘つくんじゃねぇよ」
いつになく乱暴な言葉遣いで声を荒げると、高瀬はひきつった笑みを浮かべて言い訳した。
「う、嘘じゃないよ、藤代。穂高は副会長なんかやってらんないって言ってた」
その言葉を聞いた深見が、今度はキレた。
ガンと椅子を蹴っ飛ばして高瀬を威嚇する。
「はぁ? なに言ってんの? 当選の報告に来た穂高くんは、すっごく嬉しそうにして笑っていたぞ。穂高くんは、副会長になって彼にしかできないことをする、その責任をしっかり認識していた。だから『副会長なんか』なんて絶対に言わないし、会長におもねるばかりの君に副会長職を委譲するとかも、あり得ねぇんだっつぅの!」
「そうよ、穂高くんは私たちの頑張りを無下にするような子じゃないんだからっ」
萩原も加勢に入る。ふたりに責め立てられ、高瀬は声を震わせた。
「お、俺…知らない。穂高が出てきたら聞けばいいじゃないっすか。出て、くれば…」
そうして高瀬は、頬を引きつらせながら…笑った。
しかし、その場に千雪の姿はない。
俺は、正式に生徒会役員になった千雪と初仕事できるって、すっごくワクワクしていたのに。
次第にイライラしてくる。
千雪の性格上、ここにきて逃げるとか、そんなことはないと思うのだけど。
俺は千雪が来るのを待ちきれず、一度教室に戻った。
ホームルームの時間も千雪は戻ってこなくて、真面目な彼にしては珍しいなとは思っていた。
万が一、やっぱり生徒会副会長にはなりたくないと思って、家に帰っちゃったりするかなとも考えたけど。
千雪のカバンはまだ教室にあった。
帰っちゃってはいない。それはひとまずホッとしたけど。
じゃあ、今千雪はどこにいるんだ?
スマホを鳴らしてみるけど、コール音は鳴るのに、出てくれない。むぅぅ。
GPSアプリを入れておけばよかったか…いや、千雪が怒るからやめたのだった。むぅぅぅ。
俺は生徒会室にもう一度戻る。でもまだ、そこに千雪の姿がなくてがっかりするのだけど。
それで、前生徒会副会長の萩原に八つ当たりした。
「萩原先輩、千雪が挨拶に来たでしょ? どうして一緒に来なかったんですかっ!?」
「そんなこと言われてもぉ。穂高くんは挨拶に来たあと、花壇に行って、それから生徒会室に行くって言っていたのよ。顔合わせがあることは知っていたみたい。なのになんで来ないのかなぁ?」
首を傾げる萩原を横目に、俺は生徒会室の窓から体を乗り出して、階下の花壇を見てみる。
でも千雪の姿はそこになかった。
花壇は、生徒会室の真下にあるそこだけではないから、一概には言えないけど。
たぶん、千雪は花壇にはいないんじゃないかな? と思った。
ちょっと、嫌な、勘だ。
明日デートしよう、なんて俺が無茶ぶりをしても、千雪は約束をしたら絶対に破らなかった。
ダメなときはきっぱり断られたけど。断られた数のほうが多いけど。
つまり、千雪はできない約束はしないタイプなんだ。
そういう真面目で律儀な性格を知っているから、大事な用事に顔を出さず、校内にいるらしいのにスマホにも出ない、そんなことが千雪に関しては考えられず、逆に気に掛かる。
不愉快な違和感を感じ、胸がざわざわした。そのとき――
「遅くなってすみません」
扉が開き、千雪が来たかと思った。
が、声は別人で落胆する。
振り返ると、生徒会室に入ってきたのは選挙で副会長に落選した高瀬だった。
「穂高は副会長を辞退するそうです。で、次点の俺に任せるって言ってくれて。あの、精一杯がんばりますのでよろしくお願いします」
喜びいっぱいの笑顔で元気に挨拶する高瀬を、その場にいた新旧生徒会メンバーがギョッとした顔で見やった。
「そんなこと、千雪が言うはずないだろ。嘘つくなっ、高瀬!!」
俺は即座に否定する。
でも、長い間千雪が生徒会入りを渋っていたのも知っているから、もしかしたらという想いが一瞬よぎった。
内心動揺する俺の肩をポンと叩いたのは、深見だった。
彼は笑顔で俺をなだめ、そして高瀬と相対した。
「高瀬くん。せっかく来てもらったんだけど、厳正な選挙結果なので、信任された座を簡単に譲ったり奪ったりはできないんだよ」
高瀬は深見の言葉に激しい動揺を見せ、視線を揺らした。
「そんな…奪ったりしていませんよ。俺は、穂高に…」
「わかってるってぇ、でもまずは、穂高くん本人から話を聞かないとならないんだ。そうでないと、君を副会長とは認められないなぁ」
高瀬は少しがっかりした顔つきになったが、あっさり引っ込み、深見に会釈した。
「そうですか。なら出直しますね」
「いやいや、話は終わってないよ、高瀬くん。それで、穂高くんは今どこにいるの?」
部屋を出て行こうとする高瀬の腕を掴んだ深見は、口元に笑みを張りつけ、しかし凶悪な迫力でせまる。
「えっと、それは、知りません」
「穂高くんに委譲されたんだろう? 穂高くんと最後に会った人物が君なんだ。で? どこで穂高くんとその話をしたのかって、聞いてんだよっ!」
深見が凄むと、高瀬は言葉を失った。
簡単な質問にすぐに返答しない高瀬の挙動不審さを見て、俺も、これはやはりおかしいことなのだと腑に落ちた。
千雪が逃げたんじゃない。高瀬に、なにかされたのか?
「ついさっき…教室で」
あえぐように言う高瀬に、俺はすかさずツッコんだ。
「教室にはいなかった。おい、嘘つくんじゃねぇよ」
いつになく乱暴な言葉遣いで声を荒げると、高瀬はひきつった笑みを浮かべて言い訳した。
「う、嘘じゃないよ、藤代。穂高は副会長なんかやってらんないって言ってた」
その言葉を聞いた深見が、今度はキレた。
ガンと椅子を蹴っ飛ばして高瀬を威嚇する。
「はぁ? なに言ってんの? 当選の報告に来た穂高くんは、すっごく嬉しそうにして笑っていたぞ。穂高くんは、副会長になって彼にしかできないことをする、その責任をしっかり認識していた。だから『副会長なんか』なんて絶対に言わないし、会長におもねるばかりの君に副会長職を委譲するとかも、あり得ねぇんだっつぅの!」
「そうよ、穂高くんは私たちの頑張りを無下にするような子じゃないんだからっ」
萩原も加勢に入る。ふたりに責め立てられ、高瀬は声を震わせた。
「お、俺…知らない。穂高が出てきたら聞けばいいじゃないっすか。出て、くれば…」
そうして高瀬は、頬を引きつらせながら…笑った。
141
あなたにおすすめの小説
金の野獣と薔薇の番
むー
BL
結季には記憶と共に失った大切な約束があった。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
止むを得ない事情で全寮制の学園の高等部に編入した結季。
彼は事故により7歳より以前の記憶がない。
高校進学時の検査でオメガ因子が見つかるまでベータとして養父母に育てられた。
オメガと判明したがフェロモンが出ることも発情期が来ることはなかった。
ある日、編入先の学園で金髪金眼の皇貴と出逢う。
彼の纒う薔薇の香りに発情し、結季の中のオメガが開花する。
その薔薇の香りのフェロモンを纏う皇貴は、全ての性を魅了し学園の頂点に立つアルファだ。
来るもの拒まずで性に奔放だが、番は持つつもりはないと公言していた。
皇貴との出会いが、少しずつ結季のオメガとしての運命が動き出す……?
4/20 本編開始。
『至高のオメガとガラスの靴』と同じ世界の話です。
(『至高の〜』完結から4ヶ月後の設定です。)
※シリーズものになっていますが、どの物語から読んでも大丈夫です。
【至高のオメガとガラスの靴】
↓
【金の野獣と薔薇の番】←今ココ
↓
【魔法使いと眠れるオメガ】
【完結】大学で再会した幼馴染(初恋相手)に恋人のふりをしてほしいと頼まれた件について
kouta
BL
大学で再会した幼馴染から『ストーカーに悩まされている。半年間だけ恋人のふりをしてほしい』と頼まれた夏樹。『焼き肉奢ってくれるなら』と承諾したものの次第に意識してしまうようになって……
※ムーンライトノベルズでも投稿しています
【完結】薄幸文官志望は嘘をつく
七咲陸
BL
サシャ=ジルヴァールは伯爵家の長男として産まれるが、紫の瞳のせいで両親に疎まれ、弟からも蔑まれる日々を送っていた。
忌々しい紫眼と言う両親に幼い頃からサシャに魔道具の眼鏡を強要する。認識阻害がかかったメガネをかけている間は、サシャの顔や瞳、髪色までまるで別人だった。
学園に入学しても、サシャはあらぬ噂をされてどこにも居場所がない毎日。そんな中でもサシャのことを好きだと言ってくれたクラークと言う茶色の瞳を持つ騎士学生に惹かれ、お付き合いをする事に。
しかし、クラークにキスをせがまれ恥ずかしくて逃げ出したサシャは、アーヴィン=イブリックという翠眼を持つ騎士学生にぶつかってしまい、メガネが外れてしまったーーー…
認識阻害魔道具メガネのせいで2人の騎士の間で別人を演じることになった文官学生の恋の話。
全17話
2/28 番外編を更新しました
【本編完結】才色兼備の幼馴染♂に振り回されるくらいなら、いっそ赤い糸で縛って欲しい。
ホマレ
BL
才色兼備で『氷の王子』と呼ばれる幼なじみ、藍と俺は気づけばいつも一緒にいた。
その関係が当たり前すぎて、壊れるなんて思ってなかった——藍が「彼女作ってもいい?」なんて言い出すまでは。
胸の奥がざわつき、藍が他の誰かに取られる想像だけで苦しくなる。
それでも「友達」のままでいられるならと思っていたのに、藍の言葉に行動に振り回されていく。
運命の赤い糸が見えていれば、この関係を紐解けるのに。
【完結】もしかして俺の人生って詰んでるかもしれない
バナナ男さん
BL
唯一の仇名が《根暗の根本君》である地味男である<根本 源(ねもと げん)>には、まるで王子様の様なキラキラ幼馴染<空野 翔(そらの かける)>がいる。
ある日、そんな幼馴染と仲良くなりたいカースト上位女子に呼び出され、金魚のフンと言われてしまい、改めて自分の立ち位置というモノを冷静に考えたが……あれ?なんか俺達っておかしくない??
イケメンヤンデレ男子✕地味な平凡男子のちょっとした日常の一コマ話です。
この噛み痕は、無効。
ことわ子
BL
執着強めのαで高校一年生の茜トキ×αアレルギーのβで高校三年生の品野千秋
α、β、Ωの三つの性が存在する現代で、品野千秋(しなのちあき)は一番人口が多いとされる平凡なβで、これまた平凡な高校三年生として暮らしていた。
いや、正しくは"平凡に暮らしたい"高校生として、自らを『αアレルギー』と自称するほど日々αを憎みながら生活していた。
千秋がαアレルギーになったのは幼少期のトラウマが原因だった。その時から千秋はαに対し強い拒否反応を示すようになり、わざわざαのいない高校へ進学するなど、徹底してαを避け続けた。
そんなある日、千秋は体育の授業中に熱中症で倒れてしまう。保健室で目を覚ますと、そこには親友の向田翔(むこうだかける)ともう一人、初めて見る下級生の男がいた。
その男と、トラウマの原因となった人物の顔が重なり千秋は混乱するが、男は千秋の混乱をよそに急に距離を詰めてくる。
「やっと見つけた」
男は誰もが見惚れる顔でそう言った。
【完結済】俺のモノだと言わない彼氏
竹柏凪紗
BL
「俺と付き合ってみねぇ?…まぁ、俺、彼氏いるけど」彼女に罵倒されフラれるのを寮部屋が隣のイケメン&遊び人・水島大和に目撃されてしまう。それだけでもショックなのに壁ドン状態で付き合ってみないかと迫られてしまった東山和馬。「ははは。いいねぇ。お前と付き合ったら、教室中の女子に刺されそう」と軽く受け流した。…つもりだったのに、翌日からグイグイと迫られるうえ束縛まではじまってしまい──?!
■青春BLに限定した「第1回青春×BL小説カップ」最終21位まで残ることができ感謝しかありません。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
【完結】俺はずっと、おまえのお嫁さんになりたかったんだ。
ペガサスサクラ
BL
※あらすじ、後半の内容にやや二章のネタバレを含みます。
幼なじみの悠也に、恋心を抱くことに罪悪感を持ち続ける楓。
逃げるように東京の大学に行き、田舎故郷に二度と帰るつもりもなかったが、大学三年の夏休みに母親からの電話をきっかけに帰省することになる。
見慣れた駅のホームには、悠也が待っていた。あの頃と変わらない無邪気な笑顔のままー。
何年もずっと連絡をとらずにいた自分を笑って許す悠也に、楓は戸惑いながらも、そばにいたい、という気持ちを抑えられず一緒に過ごすようになる。もう少し今だけ、この夏が終わったら今度こそ悠也のもとを去るのだと言い聞かせながら。
しかしある夜、悠也が、「ずっと親友だ」と自分に無邪気に伝えてくることに耐えきれなくなった楓は…。
お互いを大切に思いながらも、「すき」の色が違うこととうまく向き合えない、不器用な少年二人の物語。
主人公楓目線の、片思いBL。
プラトニックラブ。
いいね、感想大変励みになっています!読んでくださって本当にありがとうございます。
2024.11.27 無事本編完結しました。感謝。
最終章投稿後、第四章 3.5話を追記しています。
(この回は箸休めのようなものなので、読まなくても次の章に差し支えはないです。)
番外編は、2人の高校時代のお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる