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53 大樹と小枝は私の家族だ
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◆大樹と小枝は私の家族だ
小枝の説明を聞いて、俺は小枝の小さな体を抱き締めた。
救急措置を取って訴えられる医者は、残念ながら前の世界でもあったことだ。
幸い、俺はそういう目には合わなかったが。
たとえば出先で突発的に医療行為を行ったときに。あなたが手を出さなければ死なずに済んだのでは? と言って裁判になることもあるが。
手を出さなければ、助けられたかもしれない命も助けられない。
もしも運悪く、治療した患者が亡くなったとき。家族はその悲しみを医者にぶつけてしまいがちだ。
どちらも悪くはない。
家族は悲しみに暮れる権利があるし。医者はダメでもなんとか命をつなぎたいと、もがいた結果だ。
しかし、いろいろなパターンはあるだろうが。
善良で優秀な医者が、それで潰されて医者でなくなってしまう結果になったら、それは悲しいことだと思う。
この世界はもっとシビアなようで。
王族が命を落としたら、その治療にあたった医者は漏れなく死罪だという。
命を助けようとして尽力するのが医者なのに。理不尽なことだ。
少し話が横道にそれたが。
今回の小枝の場合は、喉に異物を詰まらせたのが王子で、王族であったことが状況を悪くしている。
王子は幸い、命に別状はなさそうだが。
小枝の救命行為が、周囲には乱暴に見えてしまったのだろう。
けれど、小枝は悪くないのだ。なにも悪くない。
この世界に来て、はじめて出会ったローディさんを治療したとき。
小枝は助けないでと言った。
前世でローディ子爵を助けたことで、小枝はつらい目に合ったから。
殿下を治療するときも、小枝は歴史を変えることをためらったけど。
どちらのときも。たとえこの先、彼らを治療したことで悪いことが起きても、目の前の命を助ける。という話を俺は小枝にした。
知識と技術があるのなら、拾える命は拾うべきなのだ。
命は尊いものだからね。
それに誰かの命を助けて。それで悪いことが起きるなんて、そんな不条理なことはない。
そうなるのなら、なにかが間違っているからなのだ。と思う。
だから、救命したあとには悪いことが起きるなんて…小枝には思ってほしくないんだけど。
今のところ、なんでか窮地に立ってしまうね。困ったね?
だけど今回小枝は。
ジョシュア王子は、小枝にとって一番の要注意人物だけど。
なにも考えずに、目の前の命を救ったのだ。
ジョシュアを助けたら、自分の命がおびやかされるかもしれない。
そんなことは考えずに、五歳の子供が行動したのだ。
それって、すごい成長だろう?
パパとして、これほど嬉しいことはないよ。
今、牢屋に入っているけどね。
それさえなければ、完璧だな。
いいや、きっとなんとかなる。今までもなんだかんだ、なんとかなった。
たぶん、殿下がなんとかしてくれる。
しかし、期待していた殿下は。眉間に深いしわをビシリとさせて、牢に戻ってきたのだ。
あぁ、あのしわの深さは、ダメなやつですね。
「牢番、牢を開けろ」
「いえ、恐れながらディオン殿下。まだ裁定が出ておりませんので」
「私が中に入るのだ」
このやり取りは、さっき俺がやりました。
つか、ディオンが牢の中に入るってことは。釈放はないんですね?
「ですが、王族の方が牢に入るなど…」
「大樹と小枝は私の家族だ。王族だからなんだ? 私はいつだって家族とともにある権利がある」
またしてもディオンの剣幕に気圧され、牢番は鉄格子を開けたのだ。
案外ヨワヨワです。
俺たちがいる牢の中に、ディオンとレギも入ってきた。レギまで?
「殿下、ジョシュア王子はどう言っていましたか?」
小枝を抱っこしたまま殿下にたずねると。
「あぁ、らちが明かない。ジョシュア王子はお休みになられていますの一点張りだ」
殿下も地べたに胡坐をかいて、腕を組む。プンプンだ。
「詳細を聞きたいと執事にもお願いしましたが。ジョシュア王子のショックが強いようで。今日はお会いできないだろうということを言われまして…」
レギが詳しく説明してくれた。
そういうことを教えてくださいよ、殿下。
「ジョシュアがちゃんと救助されたのだと証言してくれれば、すぐにもここから出られるだろうが。子供のことだから、もしかしたら小枝が背中を蹴ったことだけが強く印象に残っているかもしれないな。というか、マリアンヌにも会わせてもらえないのだ。俺がジョシュアの暗殺を指示したかのような目で使用人たちがこちらを見ていて…ハッ、俺が暗殺者の疑念を持たれる日が来るとはなっ」
怒りを通り越して笑える、というように。殿下は片頬をゆがめて自嘲するのだ。
凶悪顔が鬼気せまるのでやめてください。
「そんな…ディオン殿下ほど暗殺者に苦労した方はいないのに」
「王子同士のつながりなど、そんなものだ。俺が小枝を使ってジョシュアを殺そうとするなんて。そんなことをさせたら小枝の心が死んでしまうではないか。子供の心をえぐるような真似をするわけがない。が、余所者は王子同士の跡目争いだとしか思わないのだろう」
「じゃあ、ぼく。やっぱり処刑されちゃうの?」
小枝がおそるおそる殿下にたずねるが。
殿下はできうる限りの優しい表情で笑みを向けるのだ。
「まさか。断じてそのようなことにはさせない。小枝のことも大樹のことも、俺が絶対に守ってやるからな?」
「パパは、逃げられないから。ぼくの手を握って、いっせぇーのぉせでぼくと一緒に死ぬんだって。でもね、殿下。パパはなんにも悪くないから、そのときは殿下がパパを助けてね?」
小枝が言うと、殿下は怒ったような厳しい目を俺に向けてきた。
うーん。なんか、感極まっちゃって。こんなこと言っちゃったけど。
子供に言うことではなかったかもしれないな。パパ、反省。
「もしも。もしも、処刑なんてことになったら、の話ですよ」
ちょっと言い訳してみたり。
でも小枝にここまで言わせちゃったのは、俺が悪いです。
「もしもでも、処刑などにはさせない。だが、もしもがたとえ起きたとしても。大樹と小枝が一緒に死ぬのは許さない。しかしどうしてもそれしか方法がないって、なったときは。俺がみんなを連れて、この国の王など手が出せぬくらい遠い遠い地の果てまでも逃げてやる。そう言っただろう? 大樹」
「…殿下」
小枝と王子の一回目の顔合わせのときに、そんな話をした。
あのときは、国王に命令されたら逆らえない、みたいな話だったけど。
上辺の言葉ではなく。殿下は、俺と小枝を本当に守ってくれるのだと。
今、しっかりと認識した。
「レギはどうするかわからぬが? ついてくるか?」
「ひどいです、殿下。ついていくに決まっているじゃないですか」
深刻さを払うような、殿下の軽口に。
レギも乗ってきた。というか、結構マジ顔だ。
「タイジュ、コエダ。私は、殿下の前に、シャルフィ王子の従者をしていたのです。しかし体調を崩し。私が療養している最中に、王子を亡くしてしまいました。私は悲嘆に暮れた。主を守り切れなかった、情けない従者です。でも殿下の従者になったとき、ディオン様をシャルフィ様のようにはしない。必ず殿下を守ってみせると。固く心に誓いました。だから…今回の戦場で、タイジュが殿下を救ってくれて。私は本当にタイジュに感謝しているのですよ」
両親は亡くしたが、主を失うという経験は俺にはない。
日本ではあまり、誰かに尽くすという仕事はないからな。
それでも、この世界でしばらく暮らして。
付き従う者への忠誠心みたいなものは、レギを通して、とても熱く感じている。
レギは命を賭けて、今まで殿下を御守りしてきたのだろう。
戦場では、力及ばず。前世と同じなら、レギはそこで殿下を失い。
再び、主を失った従者になった…はず。
だけど、俺が助けちゃった。
ゆえにレギは、まだ殿下を守り抜いているんだ。
「コエダをはじめて見たとき、その髪色がシャルフィ王子そっくりで。コエダのことも守りたいと思いました。今度こそ、命を懸けて。でも今日は、こんなことになって。コエダを怖がらせてしまったのは私の落ち度です。私が一番にコエダを抱っこして、守るべきでした。もしもここから無事に出られた暁は、私が必ずコエダを守ってみせますっ」
拳を握って、レギは宣言した。
え? 小枝の従者になる気? レギ。
つか、うちの子、シャルフィ王子じゃないからね?
「おまえは私の従者のはずだが?」
ほら、殿下も困惑顔です。でもレギはいつもの澄ました表情で言うのだ。
「コエダファーストです、殿下」
殿下は、まぁいいか、というように肩をすくめた。
でも、笑っている。
「レギ様、ぼくはカンドーしました。味方じゃないと思っちゃってぇ、手を払って、ごめんね?」
小枝が涙目でレギをみつめて言いました。
それにレギは少し驚いたような表情をする。
「なぜそのような? レギはいつでもコエダの味方ですっ!!」
「レギ様ぁぁ」
仲直りのつもりか。小枝は俺から離れてレギとハグするのだった。
うんうん。仲良きことは美しきかな、ってやつだね?
しかし小枝は。前世でレギはジョシュアの従者をしていたみたいなことを言ったが。
今世ではそのようなことにはならないようじゃないか?
ディオンの従者ではないレギなんて、考えられないよ。
小枝の説明を聞いて、俺は小枝の小さな体を抱き締めた。
救急措置を取って訴えられる医者は、残念ながら前の世界でもあったことだ。
幸い、俺はそういう目には合わなかったが。
たとえば出先で突発的に医療行為を行ったときに。あなたが手を出さなければ死なずに済んだのでは? と言って裁判になることもあるが。
手を出さなければ、助けられたかもしれない命も助けられない。
もしも運悪く、治療した患者が亡くなったとき。家族はその悲しみを医者にぶつけてしまいがちだ。
どちらも悪くはない。
家族は悲しみに暮れる権利があるし。医者はダメでもなんとか命をつなぎたいと、もがいた結果だ。
しかし、いろいろなパターンはあるだろうが。
善良で優秀な医者が、それで潰されて医者でなくなってしまう結果になったら、それは悲しいことだと思う。
この世界はもっとシビアなようで。
王族が命を落としたら、その治療にあたった医者は漏れなく死罪だという。
命を助けようとして尽力するのが医者なのに。理不尽なことだ。
少し話が横道にそれたが。
今回の小枝の場合は、喉に異物を詰まらせたのが王子で、王族であったことが状況を悪くしている。
王子は幸い、命に別状はなさそうだが。
小枝の救命行為が、周囲には乱暴に見えてしまったのだろう。
けれど、小枝は悪くないのだ。なにも悪くない。
この世界に来て、はじめて出会ったローディさんを治療したとき。
小枝は助けないでと言った。
前世でローディ子爵を助けたことで、小枝はつらい目に合ったから。
殿下を治療するときも、小枝は歴史を変えることをためらったけど。
どちらのときも。たとえこの先、彼らを治療したことで悪いことが起きても、目の前の命を助ける。という話を俺は小枝にした。
知識と技術があるのなら、拾える命は拾うべきなのだ。
命は尊いものだからね。
それに誰かの命を助けて。それで悪いことが起きるなんて、そんな不条理なことはない。
そうなるのなら、なにかが間違っているからなのだ。と思う。
だから、救命したあとには悪いことが起きるなんて…小枝には思ってほしくないんだけど。
今のところ、なんでか窮地に立ってしまうね。困ったね?
だけど今回小枝は。
ジョシュア王子は、小枝にとって一番の要注意人物だけど。
なにも考えずに、目の前の命を救ったのだ。
ジョシュアを助けたら、自分の命がおびやかされるかもしれない。
そんなことは考えずに、五歳の子供が行動したのだ。
それって、すごい成長だろう?
パパとして、これほど嬉しいことはないよ。
今、牢屋に入っているけどね。
それさえなければ、完璧だな。
いいや、きっとなんとかなる。今までもなんだかんだ、なんとかなった。
たぶん、殿下がなんとかしてくれる。
しかし、期待していた殿下は。眉間に深いしわをビシリとさせて、牢に戻ってきたのだ。
あぁ、あのしわの深さは、ダメなやつですね。
「牢番、牢を開けろ」
「いえ、恐れながらディオン殿下。まだ裁定が出ておりませんので」
「私が中に入るのだ」
このやり取りは、さっき俺がやりました。
つか、ディオンが牢の中に入るってことは。釈放はないんですね?
「ですが、王族の方が牢に入るなど…」
「大樹と小枝は私の家族だ。王族だからなんだ? 私はいつだって家族とともにある権利がある」
またしてもディオンの剣幕に気圧され、牢番は鉄格子を開けたのだ。
案外ヨワヨワです。
俺たちがいる牢の中に、ディオンとレギも入ってきた。レギまで?
「殿下、ジョシュア王子はどう言っていましたか?」
小枝を抱っこしたまま殿下にたずねると。
「あぁ、らちが明かない。ジョシュア王子はお休みになられていますの一点張りだ」
殿下も地べたに胡坐をかいて、腕を組む。プンプンだ。
「詳細を聞きたいと執事にもお願いしましたが。ジョシュア王子のショックが強いようで。今日はお会いできないだろうということを言われまして…」
レギが詳しく説明してくれた。
そういうことを教えてくださいよ、殿下。
「ジョシュアがちゃんと救助されたのだと証言してくれれば、すぐにもここから出られるだろうが。子供のことだから、もしかしたら小枝が背中を蹴ったことだけが強く印象に残っているかもしれないな。というか、マリアンヌにも会わせてもらえないのだ。俺がジョシュアの暗殺を指示したかのような目で使用人たちがこちらを見ていて…ハッ、俺が暗殺者の疑念を持たれる日が来るとはなっ」
怒りを通り越して笑える、というように。殿下は片頬をゆがめて自嘲するのだ。
凶悪顔が鬼気せまるのでやめてください。
「そんな…ディオン殿下ほど暗殺者に苦労した方はいないのに」
「王子同士のつながりなど、そんなものだ。俺が小枝を使ってジョシュアを殺そうとするなんて。そんなことをさせたら小枝の心が死んでしまうではないか。子供の心をえぐるような真似をするわけがない。が、余所者は王子同士の跡目争いだとしか思わないのだろう」
「じゃあ、ぼく。やっぱり処刑されちゃうの?」
小枝がおそるおそる殿下にたずねるが。
殿下はできうる限りの優しい表情で笑みを向けるのだ。
「まさか。断じてそのようなことにはさせない。小枝のことも大樹のことも、俺が絶対に守ってやるからな?」
「パパは、逃げられないから。ぼくの手を握って、いっせぇーのぉせでぼくと一緒に死ぬんだって。でもね、殿下。パパはなんにも悪くないから、そのときは殿下がパパを助けてね?」
小枝が言うと、殿下は怒ったような厳しい目を俺に向けてきた。
うーん。なんか、感極まっちゃって。こんなこと言っちゃったけど。
子供に言うことではなかったかもしれないな。パパ、反省。
「もしも。もしも、処刑なんてことになったら、の話ですよ」
ちょっと言い訳してみたり。
でも小枝にここまで言わせちゃったのは、俺が悪いです。
「もしもでも、処刑などにはさせない。だが、もしもがたとえ起きたとしても。大樹と小枝が一緒に死ぬのは許さない。しかしどうしてもそれしか方法がないって、なったときは。俺がみんなを連れて、この国の王など手が出せぬくらい遠い遠い地の果てまでも逃げてやる。そう言っただろう? 大樹」
「…殿下」
小枝と王子の一回目の顔合わせのときに、そんな話をした。
あのときは、国王に命令されたら逆らえない、みたいな話だったけど。
上辺の言葉ではなく。殿下は、俺と小枝を本当に守ってくれるのだと。
今、しっかりと認識した。
「レギはどうするかわからぬが? ついてくるか?」
「ひどいです、殿下。ついていくに決まっているじゃないですか」
深刻さを払うような、殿下の軽口に。
レギも乗ってきた。というか、結構マジ顔だ。
「タイジュ、コエダ。私は、殿下の前に、シャルフィ王子の従者をしていたのです。しかし体調を崩し。私が療養している最中に、王子を亡くしてしまいました。私は悲嘆に暮れた。主を守り切れなかった、情けない従者です。でも殿下の従者になったとき、ディオン様をシャルフィ様のようにはしない。必ず殿下を守ってみせると。固く心に誓いました。だから…今回の戦場で、タイジュが殿下を救ってくれて。私は本当にタイジュに感謝しているのですよ」
両親は亡くしたが、主を失うという経験は俺にはない。
日本ではあまり、誰かに尽くすという仕事はないからな。
それでも、この世界でしばらく暮らして。
付き従う者への忠誠心みたいなものは、レギを通して、とても熱く感じている。
レギは命を賭けて、今まで殿下を御守りしてきたのだろう。
戦場では、力及ばず。前世と同じなら、レギはそこで殿下を失い。
再び、主を失った従者になった…はず。
だけど、俺が助けちゃった。
ゆえにレギは、まだ殿下を守り抜いているんだ。
「コエダをはじめて見たとき、その髪色がシャルフィ王子そっくりで。コエダのことも守りたいと思いました。今度こそ、命を懸けて。でも今日は、こんなことになって。コエダを怖がらせてしまったのは私の落ち度です。私が一番にコエダを抱っこして、守るべきでした。もしもここから無事に出られた暁は、私が必ずコエダを守ってみせますっ」
拳を握って、レギは宣言した。
え? 小枝の従者になる気? レギ。
つか、うちの子、シャルフィ王子じゃないからね?
「おまえは私の従者のはずだが?」
ほら、殿下も困惑顔です。でもレギはいつもの澄ました表情で言うのだ。
「コエダファーストです、殿下」
殿下は、まぁいいか、というように肩をすくめた。
でも、笑っている。
「レギ様、ぼくはカンドーしました。味方じゃないと思っちゃってぇ、手を払って、ごめんね?」
小枝が涙目でレギをみつめて言いました。
それにレギは少し驚いたような表情をする。
「なぜそのような? レギはいつでもコエダの味方ですっ!!」
「レギ様ぁぁ」
仲直りのつもりか。小枝は俺から離れてレギとハグするのだった。
うんうん。仲良きことは美しきかな、ってやつだね?
しかし小枝は。前世でレギはジョシュアの従者をしていたみたいなことを言ったが。
今世ではそのようなことにはならないようじゃないか?
ディオンの従者ではないレギなんて、考えられないよ。
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