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第三章 異世界に来た俺は50人の魔法少女からケツを狙われている
エピローグ
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白い仮面の魔導師集団、七星仮面騎士団の乱入により、No.更新試験は中止せざる負えない状況になった。No.は後日発表されることに。
魔法少女たちはしばらく王都の施設にとまり、療養をした。王都の魔獣たちは動ける魔法少女や市民たちにより、駆除された。魔獣による死者は奇跡的にもいなかったがけが人はかなりの数になった。病室から少女たちの声が聞こえる。
「あいつはまだ目を覚まさないの!?」
「ガッハッハッ!お前その質問5分前にもしてたろ?」
「なっ!、そ、そんなこと」
「傷は塞いだんすけどね。そんなに心配するなんて、好きなんすか?!」
けらけらと笑いながらガブコは言った。
「ば、な、そんなんじゃ!だ、だれが!こんなお尻光る変質者なんか」
「お、そうなのか!じゃああたしが、もらってやるか」
「師匠(せんせい)はまずは身体治してくださいっす。生きてるのが不思議なくらいの状態なんすから。」
ぐるぐる巻きにされたミイラのような包帯のすきまからかろうじて赤い髪が見える。カリンはイライラした様子で呟いた。
「もう1週間になるのよ……いい加減起きなさい……!」
「……」
「……」
真っ暗な空間に星がきらめく。
目の前にはガラス張りの門。
中は部屋になっているようだった。
ドンドンと太鼓をならすような音が不規則に響く。
ガラス張りの門の中には白いワンピースをきた少女。
門の外には黒い学生服をきた少年。
「…なぁ、神様、俺は死んだのか?」
「…………………」
神様と呼ばれた少女は戸惑いの表情を浮かべた。いまだ、ドンドンという音が空間に響き続ける。
「なんで、ここにおるのじゃ?」
「なんで、って、死んだからだろ。あと、部屋の中にいれてくれよ」
「………………できぬ」
「おいおい、まてよ!できぬってどういうことだよ!こないだは、そっちにいただろ?」
指で門を指さす。目をやると巨大な錠前がかけられていた。
「なんだよ、あの鍵。」
「ここがどういう場所か知っておるか?」
「…どういう場所?死んだらみんなここにきて、転生するんじゃないのか?」
「ここは日本のある世界とアナホリーダのある世界の中間点。死んだらみんなここにくるということではない。」
は?どういうことだ。
「この部屋にはいるにはさまざまな条件があってな。この場を作ったわし以外の存在がここに立ち入ることはできないのじゃ。あの天井の星々は、そういった条件の封印魔法じゃ。魔力が高すぎては入れない。炎の魔法を持つと入れない。といったふうにじゃ。それが文字通り星の数ほどある。だから実質不可能じゃ」
あの煌めく星々すべてが封印魔法…。
無数の星々がそこにはあった。
「じゃ、じゃあ、おれはなんでそこにいたんだよ。異世界、日本で、あんたを助けて死んだから、おれはアナホリーダに来たんじゃないのかよ」
しばらく少女は黙っていた。それから、意を決してゆっくりと口を開いた。
「………それは、お前がここで生まれたからじゃ」
「…は?」
「…入ることはできない。ただ元々ここにあるものが出ることはそこまで難しいわけではない。」
「は、いや、だって、おれは日本で生まれ育って」
「日本のどこで生まれたんじゃ?」
「日本の広島だよ」
「広島のどこじゃ?」
「広島は広島だろ?日本の国の広島って国だよそんなに細かく説明できるかよ」
世界は静かに壊れ始めた
魔法少女たちはしばらく王都の施設にとまり、療養をした。王都の魔獣たちは動ける魔法少女や市民たちにより、駆除された。魔獣による死者は奇跡的にもいなかったがけが人はかなりの数になった。病室から少女たちの声が聞こえる。
「あいつはまだ目を覚まさないの!?」
「ガッハッハッ!お前その質問5分前にもしてたろ?」
「なっ!、そ、そんなこと」
「傷は塞いだんすけどね。そんなに心配するなんて、好きなんすか?!」
けらけらと笑いながらガブコは言った。
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「もう1週間になるのよ……いい加減起きなさい……!」
「……」
「……」
真っ暗な空間に星がきらめく。
目の前にはガラス張りの門。
中は部屋になっているようだった。
ドンドンと太鼓をならすような音が不規則に響く。
ガラス張りの門の中には白いワンピースをきた少女。
門の外には黒い学生服をきた少年。
「…なぁ、神様、俺は死んだのか?」
「…………………」
神様と呼ばれた少女は戸惑いの表情を浮かべた。いまだ、ドンドンという音が空間に響き続ける。
「なんで、ここにおるのじゃ?」
「なんで、って、死んだからだろ。あと、部屋の中にいれてくれよ」
「………………できぬ」
「おいおい、まてよ!できぬってどういうことだよ!こないだは、そっちにいただろ?」
指で門を指さす。目をやると巨大な錠前がかけられていた。
「なんだよ、あの鍵。」
「ここがどういう場所か知っておるか?」
「…どういう場所?死んだらみんなここにきて、転生するんじゃないのか?」
「ここは日本のある世界とアナホリーダのある世界の中間点。死んだらみんなここにくるということではない。」
は?どういうことだ。
「この部屋にはいるにはさまざまな条件があってな。この場を作ったわし以外の存在がここに立ち入ることはできないのじゃ。あの天井の星々は、そういった条件の封印魔法じゃ。魔力が高すぎては入れない。炎の魔法を持つと入れない。といったふうにじゃ。それが文字通り星の数ほどある。だから実質不可能じゃ」
あの煌めく星々すべてが封印魔法…。
無数の星々がそこにはあった。
「じゃ、じゃあ、おれはなんでそこにいたんだよ。異世界、日本で、あんたを助けて死んだから、おれはアナホリーダに来たんじゃないのかよ」
しばらく少女は黙っていた。それから、意を決してゆっくりと口を開いた。
「………それは、お前がここで生まれたからじゃ」
「…は?」
「…入ることはできない。ただ元々ここにあるものが出ることはそこまで難しいわけではない。」
「は、いや、だって、おれは日本で生まれ育って」
「日本のどこで生まれたんじゃ?」
「日本の広島だよ」
「広島のどこじゃ?」
「広島は広島だろ?日本の国の広島って国だよそんなに細かく説明できるかよ」
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