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第四章 オレは75人の魔法少女からケツを守られている
プロローグ
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「勇者…だと。あいつをか?」
眼帯の魔法少女が杖を振るうと、空中に人型の人形が現れる。
「No.11。いま我々魔法少女は、危機に瀕している。この度の件で、魔法少女50人近くが魔力を抜かれて、回復に専念してるが、すぐに復帰は無理だ。キリ番たちが、カバーしようとしているが、半数近くがリタイヤしてるいま、カバーに回っている魔法少女たちも疲労が溜まり、そのうち機能しなくなる。」
人形の半分がぐったりとし、他の人形たちも次々と倒れていく。
「No.10の予測だと、あと半年で今の魔法少女100人は崩壊する。あの一部始終が大陸中に広まった以上、我々が弱体化してることは隠しようがない。新たな抑止力。不安を取り除く話題が必要だ」
彼女が杖を振るうと白い仮面の魔法使いに黒い杖を突き立てる少年の映像がながれた。
部屋の窓に各地で様子を見ていた人々の様子が写り、歓声があがる。
「…前の勇者みたいに偶像(アイドル)にするつもりか?それをこのあたしにいうつもりか。あいつがどれだけ苦しんだとおもう」
「ふん。一丁前に赤牛みたいなことを言いおって。貴様など奴の足元にも及ばん」
「…んだと、タヌキばばぁ」
「やめろ。No.5 No.11。お前たちのくだらん争いに時間を使う暇もないんだ。No.11パーティを組め、極力希望は聞く。No.5バックアップチームを作れ。そんな顔をするな、めんどーな。」
「なんで、あたしが、聞かなきゃならねーんだよ。つい数日まで、お前に追われる身だったんだぞ」
「だまれ。いま、ここに居るメンバーの意味がわからないお前でもあるまい。お前をこの場で消すこともできる。」
「……ガッハッハッ…怖かねーよ…やんのか」
「怖いな。お前の向こうみずなとこが怖い。だからターゲットを変えようお前のお友達を消すことも可能だ。」
彼女の背後の窓に、果物を切るカリンや氷の像の前で手を合わせるガブコ、病室で横になる少年が映る。さらにその近くに杖を静かに構える魔導師たちが見える。
「……っ。てめぇ。人材不足じゃねーのかよ」
「この世界を守るために必要な人配だ。No.11。これはお願いではない。命令だ。勇者を育てて、あの白い仮面の魔導師を討伐しろ。」
「わーったよ!だがな、肝心の勇者様が目を覚まさないんだ。どうしろっていうんだよ」
「これを使いな!赤ワシのガキ」
「なんだよババア」
「こいつを鼻の穴なり、ケツなりぶっ刺しな。どんな病人も飛び上がるさ。滋養強壮に効くバツグン草の煮汁に、味付けは品種改良に品種改良重ねたゲキガラの実の粉末を限界まで濃縮した丸薬さ。」
「サンキューな!!なんだよ良い奴かよ」
キラキラと光る瞳で礼をいうさちよ。
「今の説明でよく礼が言えるな。半分悪意があるぞ」
「よし!さっそくあいつのケツにぶっさそ!!」
「おいおいめんどーなことすんなよ。旅立つ前に天に召されちまうぞ」
「よろしいですか?No.2」
頭に氷嚢を載せ、ふらふらとした足取りで眼鏡をかけた顔色の悪い女性が現れた。キリ番(ウィッチ)たちが心配した様子で彼女に近寄っていった。
「ありがとうございます。ご心配なさらず」
「そうはいうけど、顔色がかなり悪いわよ」
「No.2.みなさま、悪い知らせがあります。帝都でクーデターが発生しました」
「くそっ。やっぱりか。めんどーな」
「ちょいちょいちょい、やっぱりってどういうこったい。あたしらウィッチにはきちんと話しといてもらわないと困るんだがよ」
「帝都には彼女たちがいる。」
「皇女の三姉妹ですね。」
「どの皇女も一癖二癖もある。国が混乱してんだ。あいつらなら誰がクーデター起こしてもおかしかねーよ。25人の魔法少女もそいつらのせいか?ま、あとは怪しいのは、No.22ゾロ目(タイザイ)色欲(ラスト)。帝国には彼女もいる。」
眼帯の魔法少女が杖を振るうと、空中に人型の人形が現れる。
「No.11。いま我々魔法少女は、危機に瀕している。この度の件で、魔法少女50人近くが魔力を抜かれて、回復に専念してるが、すぐに復帰は無理だ。キリ番たちが、カバーしようとしているが、半数近くがリタイヤしてるいま、カバーに回っている魔法少女たちも疲労が溜まり、そのうち機能しなくなる。」
人形の半分がぐったりとし、他の人形たちも次々と倒れていく。
「No.10の予測だと、あと半年で今の魔法少女100人は崩壊する。あの一部始終が大陸中に広まった以上、我々が弱体化してることは隠しようがない。新たな抑止力。不安を取り除く話題が必要だ」
彼女が杖を振るうと白い仮面の魔法使いに黒い杖を突き立てる少年の映像がながれた。
部屋の窓に各地で様子を見ていた人々の様子が写り、歓声があがる。
「…前の勇者みたいに偶像(アイドル)にするつもりか?それをこのあたしにいうつもりか。あいつがどれだけ苦しんだとおもう」
「ふん。一丁前に赤牛みたいなことを言いおって。貴様など奴の足元にも及ばん」
「…んだと、タヌキばばぁ」
「やめろ。No.5 No.11。お前たちのくだらん争いに時間を使う暇もないんだ。No.11パーティを組め、極力希望は聞く。No.5バックアップチームを作れ。そんな顔をするな、めんどーな。」
「なんで、あたしが、聞かなきゃならねーんだよ。つい数日まで、お前に追われる身だったんだぞ」
「だまれ。いま、ここに居るメンバーの意味がわからないお前でもあるまい。お前をこの場で消すこともできる。」
「……ガッハッハッ…怖かねーよ…やんのか」
「怖いな。お前の向こうみずなとこが怖い。だからターゲットを変えようお前のお友達を消すことも可能だ。」
彼女の背後の窓に、果物を切るカリンや氷の像の前で手を合わせるガブコ、病室で横になる少年が映る。さらにその近くに杖を静かに構える魔導師たちが見える。
「……っ。てめぇ。人材不足じゃねーのかよ」
「この世界を守るために必要な人配だ。No.11。これはお願いではない。命令だ。勇者を育てて、あの白い仮面の魔導師を討伐しろ。」
「わーったよ!だがな、肝心の勇者様が目を覚まさないんだ。どうしろっていうんだよ」
「これを使いな!赤ワシのガキ」
「なんだよババア」
「こいつを鼻の穴なり、ケツなりぶっ刺しな。どんな病人も飛び上がるさ。滋養強壮に効くバツグン草の煮汁に、味付けは品種改良に品種改良重ねたゲキガラの実の粉末を限界まで濃縮した丸薬さ。」
「サンキューな!!なんだよ良い奴かよ」
キラキラと光る瞳で礼をいうさちよ。
「今の説明でよく礼が言えるな。半分悪意があるぞ」
「よし!さっそくあいつのケツにぶっさそ!!」
「おいおいめんどーなことすんなよ。旅立つ前に天に召されちまうぞ」
「よろしいですか?No.2」
頭に氷嚢を載せ、ふらふらとした足取りで眼鏡をかけた顔色の悪い女性が現れた。キリ番(ウィッチ)たちが心配した様子で彼女に近寄っていった。
「ありがとうございます。ご心配なさらず」
「そうはいうけど、顔色がかなり悪いわよ」
「No.2.みなさま、悪い知らせがあります。帝都でクーデターが発生しました」
「くそっ。やっぱりか。めんどーな」
「ちょいちょいちょい、やっぱりってどういうこったい。あたしらウィッチにはきちんと話しといてもらわないと困るんだがよ」
「帝都には彼女たちがいる。」
「皇女の三姉妹ですね。」
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