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第一章 異世界に来た俺は魔法少女1人からケツを狙われている!
エピローグ
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神の間。銀河と銀河がぶつかる聖域。
対峙する影が2つ。1人は金髪の幼女。もう1人はブレザーを着崩した若い男。金髪で耳にピアスをつけた男は世界を覗く鏡でアナホリーダの世界を見ていた。
「へぇ、あれが『6人目』か」
「はぁはぁ、なんでお前がそっち側から来るんじゃ。死んだはずじゃだろう」
ボロボロになった少女がいった。
「俺様は何度だって蘇る。勇者だしな。「口から魔剣を出す力」を返してもらおうか。」
「お前が使うと碌なことにならないからなとっくに封印済みじゃ。もとは私の力じゃ!」
「あっそ、すでに持ってなかったのか。だから『純白銀河(ライトニング)』と『漆黒夜天(ダークネス)』を使ってたんだな。だが、この有様。なんにも持ってない俺に五神術使えねーと勝てねーたぁ、とんだ神様もどきだな。無様無様。こいつらはもらってくぜ」
「か、返すのじゃ、それは、人間の手に余る」
「俺様なら使いこなせる。俺様、勇者だからな。それにこの2本はあのヒーローのしりから杖がでる力の肝だろ?」
「…なんのことじゃ」
「とぼけんなよ。「口から魔剣を出す力」「体液を魔法薬に変える力」「しりから魔杖を出すちから」「手から魔道具を出す力」「目を魔眼にする力」アナホリーダを作った神が持つ5つの神業だ。この五神術。全て欲しい」
「か、えせ、」
「さて、呼ばれちまったようだし、いくぜ。俺様も参戦しようか?勇者様のご帰還だ」
かれんたちは知らない。先程の戦いのさなか、俺が放った杖の攻撃により、様々な魔法のあふれんばかりの魔力が流れ魔法陣が起動してしまっていたのを。
「姉様、姉様ぁ」
「はいはい、よしよし」
たまずささんにカリンが頭を撫でられていた。
「ぐへへ姉様の太もも、くんかくんか」
「あらあら」
「あらあらってお前。今はたまずさって名乗っているのか?」
「さちよ。あんたがつけたカラスウリってなんか可愛くないじゃない。意味は一緒だからいいの」
「さてとカリンちゃん、お話があります」
「姉様、じゅるり、姉様、美味しい」
やべぇよ。目がイッちゃってる。
「しっかりして!かりんちゃんあなたに魔名を与えます」
「え?!ねぇ様!ほんと?!だって、一人前になってからって」
「あなたは、立派に生き延びて、私を助けてくれた。もう十分一人前よ」
「No.98かりん。あなたにあなたの杖の名前をつけます。魔名「北極聖(ポラリス)」どう?」
「ありがとう、姉様!!」
「なぁ、さちよさん。あの名前」
「あぁ、こっそりと入知恵しておいた。」
「カラスウリのやつ、あ、いまはたまずさか。あいつネーミングセンス皆無だからな。はじめ、変幻自在巨大娘とかだったんだぜ。ガッハッハッ」
「それはひどい……」
「何話してるんすか?師匠!稽古付けてくださいっす」
ガブコが、さちよにまとわりつく。おれは静かにその場を後にした。領主の城は跡形もなく。圧政に苦しんでいた民衆は歓喜していた。さて、これからどうするか。まずは、カリンたちを村にもどしてあげないと。その後は世界を見て回りながら元の世界にもどる方法をさがすか?
「よぉ、ヒーロー、眩しいな」
俺が全身光り輝いているのを途方にくれていると、ブレザー姿の金髪にピアスを開けた軽薄そうな男が、にまにまと笑いながらやってきた。手には黒い太めの杖。魔道士か?
「誰だあんた?」
「俺様は勇者だ」
頭おかしいのだろうか。だが、彼はさっと俺の背後に回り込み。
「秘技・|英雄殺し(ヒーロースレイヤー)」
おれのしりに深々と黒い杖を突き立てた。
「ぎゃあああ!!!」
「大袈裟だな。叫ぶなよ」
「痛くはねえだろ?俺をこの世界に呼んでくれた礼だ」
「痛っいわ!あぁ?カンチョーのどこが礼だ?ん?世界に呼んだ?」
疑念はあれど、異世界に来たばかりならこうも落ち着いていられないだろうと、考えをすてた。魔鏡を見た、厨二病の少年か?俺と年近そうだし。
「もう光ってねーだろ?」
「お!ほんとだ!あんたも魔道士なのか?」
「さっきも言っただろう?俺様は勇者だとな。なぁ、ヒーロー、俺と一緒に世界を。あ、いや、今はやめておこう。またな。小うるさい小鳥ちゃんがやってきた」
彼が顔を向けた先には、かりんたちがいた。こちらに向かってきていた。
「あんた何を言って」
振り向くとそこには誰もいなかった。
「ガッハッハッ!大将、あれ?もう光らねーんだな」
「変態さんはケツが光ってるくらいがちょーどいいんす!」
「さっ、姉様が待ってる。早く家にかえるわよ」
「あぁ!…っとわ!」
足元に火の玉が飛んできた。
「お、見つけたぜ!我が名は魔法少女No.76火玉娘!シャーリーよ!あんたが、例の杖の男か?シリをだしやがれ!!」
「100人いるからっていくら何でもはや過ぎないか?!」
「もうわたしたち、魔力ないわよ」
「逃げるしかねーだろ。ガッハッハッ!楽しくなってきたぜ」
「師匠!競走しよっす!」
「よし、逃げるぞ」
こうして、異世界にきた俺は100人の魔法少女からケツを狙われるようになったのだ。
対峙する影が2つ。1人は金髪の幼女。もう1人はブレザーを着崩した若い男。金髪で耳にピアスをつけた男は世界を覗く鏡でアナホリーダの世界を見ていた。
「へぇ、あれが『6人目』か」
「はぁはぁ、なんでお前がそっち側から来るんじゃ。死んだはずじゃだろう」
ボロボロになった少女がいった。
「俺様は何度だって蘇る。勇者だしな。「口から魔剣を出す力」を返してもらおうか。」
「お前が使うと碌なことにならないからなとっくに封印済みじゃ。もとは私の力じゃ!」
「あっそ、すでに持ってなかったのか。だから『純白銀河(ライトニング)』と『漆黒夜天(ダークネス)』を使ってたんだな。だが、この有様。なんにも持ってない俺に五神術使えねーと勝てねーたぁ、とんだ神様もどきだな。無様無様。こいつらはもらってくぜ」
「か、返すのじゃ、それは、人間の手に余る」
「俺様なら使いこなせる。俺様、勇者だからな。それにこの2本はあのヒーローのしりから杖がでる力の肝だろ?」
「…なんのことじゃ」
「とぼけんなよ。「口から魔剣を出す力」「体液を魔法薬に変える力」「しりから魔杖を出すちから」「手から魔道具を出す力」「目を魔眼にする力」アナホリーダを作った神が持つ5つの神業だ。この五神術。全て欲しい」
「か、えせ、」
「さて、呼ばれちまったようだし、いくぜ。俺様も参戦しようか?勇者様のご帰還だ」
かれんたちは知らない。先程の戦いのさなか、俺が放った杖の攻撃により、様々な魔法のあふれんばかりの魔力が流れ魔法陣が起動してしまっていたのを。
「姉様、姉様ぁ」
「はいはい、よしよし」
たまずささんにカリンが頭を撫でられていた。
「ぐへへ姉様の太もも、くんかくんか」
「あらあら」
「あらあらってお前。今はたまずさって名乗っているのか?」
「さちよ。あんたがつけたカラスウリってなんか可愛くないじゃない。意味は一緒だからいいの」
「さてとカリンちゃん、お話があります」
「姉様、じゅるり、姉様、美味しい」
やべぇよ。目がイッちゃってる。
「しっかりして!かりんちゃんあなたに魔名を与えます」
「え?!ねぇ様!ほんと?!だって、一人前になってからって」
「あなたは、立派に生き延びて、私を助けてくれた。もう十分一人前よ」
「No.98かりん。あなたにあなたの杖の名前をつけます。魔名「北極聖(ポラリス)」どう?」
「ありがとう、姉様!!」
「なぁ、さちよさん。あの名前」
「あぁ、こっそりと入知恵しておいた。」
「カラスウリのやつ、あ、いまはたまずさか。あいつネーミングセンス皆無だからな。はじめ、変幻自在巨大娘とかだったんだぜ。ガッハッハッ」
「それはひどい……」
「何話してるんすか?師匠!稽古付けてくださいっす」
ガブコが、さちよにまとわりつく。おれは静かにその場を後にした。領主の城は跡形もなく。圧政に苦しんでいた民衆は歓喜していた。さて、これからどうするか。まずは、カリンたちを村にもどしてあげないと。その後は世界を見て回りながら元の世界にもどる方法をさがすか?
「よぉ、ヒーロー、眩しいな」
俺が全身光り輝いているのを途方にくれていると、ブレザー姿の金髪にピアスを開けた軽薄そうな男が、にまにまと笑いながらやってきた。手には黒い太めの杖。魔道士か?
「誰だあんた?」
「俺様は勇者だ」
頭おかしいのだろうか。だが、彼はさっと俺の背後に回り込み。
「秘技・|英雄殺し(ヒーロースレイヤー)」
おれのしりに深々と黒い杖を突き立てた。
「ぎゃあああ!!!」
「大袈裟だな。叫ぶなよ」
「痛くはねえだろ?俺をこの世界に呼んでくれた礼だ」
「痛っいわ!あぁ?カンチョーのどこが礼だ?ん?世界に呼んだ?」
疑念はあれど、異世界に来たばかりならこうも落ち着いていられないだろうと、考えをすてた。魔鏡を見た、厨二病の少年か?俺と年近そうだし。
「もう光ってねーだろ?」
「お!ほんとだ!あんたも魔道士なのか?」
「さっきも言っただろう?俺様は勇者だとな。なぁ、ヒーロー、俺と一緒に世界を。あ、いや、今はやめておこう。またな。小うるさい小鳥ちゃんがやってきた」
彼が顔を向けた先には、かりんたちがいた。こちらに向かってきていた。
「あんた何を言って」
振り向くとそこには誰もいなかった。
「ガッハッハッ!大将、あれ?もう光らねーんだな」
「変態さんはケツが光ってるくらいがちょーどいいんす!」
「さっ、姉様が待ってる。早く家にかえるわよ」
「あぁ!…っとわ!」
足元に火の玉が飛んできた。
「お、見つけたぜ!我が名は魔法少女No.76火玉娘!シャーリーよ!あんたが、例の杖の男か?シリをだしやがれ!!」
「100人いるからっていくら何でもはや過ぎないか?!」
「もうわたしたち、魔力ないわよ」
「逃げるしかねーだろ。ガッハッハッ!楽しくなってきたぜ」
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