青い獣の檻でSSSランクハイスペ退役軍人に拾われた駄犬の俺は愛に縋る

子犬一 はぁて

文字の大きさ
214 / 214
第三部

214 ゆえにそれは愛だ R18

しおりを挟む
 張り詰めているものを扱いてやると鈴口からじわりと透明な液が溢れてくる。それを滑りにして手を動かすとぬちぬちと卑猥な音が生まれた。乳首と肉棒を同時に責め立てられアレンは声を上げて感じている。その姿に満足していると、アレンの手がおもむろに拓馬のものに触れた。やわやわと握り込まれ少しずつ質量を増やしていく。

「拓馬さんっ……」

 キスをねだるように名前を呼ぶアレンのものをさらに激しく扱くとあっけなく果てていった。

「んあっ……あ、んん」

 ぴくぴくと震えるそこが体液で濡れている。それを掬い取るようにして指になすりつけ、固く閉ざされた蕾に塗りつける。

「ひっ」

 初めての刺激にアレンは恐怖の色を浮かべたが、すぐさま口を塞いでやったおかげが気持ちよさそうに目尻を垂らしていた。

「うっ……」

 ぐぷぐぷと指を増やしながら中に入れていく。ゆっくりと確実に3本の指を飲み込んだそこを内心で褒めてやりながら縮こまったものに口付ける。あられもない声をあげてアレンは体を跳ねさせた。口の中で転がしてやればまたすぐに兆し始める。十分に濡れたそこにゆっくりと腰を落としていった。

「あっ……んんぁ」

 苦しげに眉を寄せるアレンの胸の突起を弄ってやる。少し楽になったのかはあはあと荒い息を上げて目を閉じた。まだ先端部分しか挿入できていないが、亀頭が入り口に擦れて十分気持ちが良かった。だがもっと奥深くに侵入しようと拓馬のものが押し入れられる。

「ふぁっ……も、無理です」

 半分ほど飲み込んだところで苦しそうに涙を滲ませてアレンが縋り付く。嫌々と頭を振るアレンを優しく抱きしめ耳元でそっと囁く。

「もう少し我慢すれば今まで感じたことのない快感が得られるぞ。途中でやめるか?」

 俺をこんな状態にさせて、と続けると耳を真っ赤に染めて「頑張ります」と言うものだから可愛くてたまらない。しかしそんな様子をまったく見せずに拓馬は腰を埋める。前を弄りながら腰を進めるとある一点を掠めたときにアレンがかひゅっと喉仏を跳ねさせた。それを見て重点的にそこを擦ってやる。

「ま、待って。そこ、変だからぁっ」

「変じゃない。感じてるんだろう」

「うっ……あっ……」

 いつのまにかびんびんに真上を向いている屹立が、拓馬が中でしこりを押しつぶすのと同時に弾けた。薄い白濁が腹を濡らす。そのまま萎えることなく上を向き続けるそれをちゅこちゅこと手筒でいじめてやる。

「も……出ない、からぁっ」

 前後両方の刺激に身悶えながらアレンは再び果てる。水のようなそれが噴き上がって拓馬の胸まで飛び散った。

「偉いな。ちゃんと潮まで吹いて」

 恥ずかしそうに顔を歪めるアレンにそう告げると顔を覆い隠してしまった。その隙に最奥まで突き上げると、びくっとアレンの腰が揺れた。放心したように拓馬の顔を見つめる頬にキスを落とす。

「もう終わり?」

 安心したような声でアレンがつぶやく。

「ここからが本番だ」

「あっ」

 腰を前後にゆっくり揺らして中の刺激を楽しむ。初めて開いたそこはまだ拓馬の大きさに慣れていないのかぎゅうぎゅうに締めつけてくる。鈍い痛みを感じながら中のしこりをぐりぐりと押しつぶす。そのたびに感じるのかアレンの体内はきゅうっと狭まる。

 口を開けて喘ぐアレンを見下ろしながらその表情を目に焼き付ける。あんな中年男がアレンの1番客であっていいわけがない。俺が1番客になってやる。

「ふっ、う……ひっ……あっ」

 息も絶え絶えになっているアレンの首筋を柔く吸う。キスマークは仕事柄付けるのはまずいだろうとわかっているのだが、つい噛みたくなってしまう。すると中の振動が一際強くなった。アレンががくがくと足を震えさせている。そろそろ後ろの刺激で果てる頃かもしれない。不安げなアレンが拓馬の背中に腕を回してきた。背中に爪を立てられるのも今は構わなかった。

「へ、変なのが来る……」

「イけ」

 
「っく」

 その一言でアレンの後孔が強く締まった。精液を欲するような中のうねりに耐えきれず拓馬も達する。どくどくと中を濡らす感覚にアレンも驚いているようだった。熱い飛沫がとめどなく溢れ続ける。引き抜いたときには蕾から白濁が溢れるほどだった。

「拓馬さん……」

 抱きついてくるアレンの首の下に腕を入れる。体液でぐしょぐしょになったまま静かに抱き合った。

「どうしてついてきたんだ」

「なんか寂しそうだったから、添い寝でもして欲しいのかと思って」
 
 こいつは天然か。

 拓馬は鼻先で笑う。するとむすっとしたようにアレンが言う。

「初対面だし、数十秒しか話してないのに。やっぱりおかしいよ」

「でも楽しめただろう」

「それはそうかもしれないけど。バレたら出禁だよ」

「バレなきゃいい」

「拓馬さん……」

 シャワーを浴び終わってベッドに寝転ぶアレンがおもむろに口を開く。

「またきてくれますか?」

「おまえのためならいつでも会いに行ってやる」

「それならよかった」

 まだ腰が痛むのかさすり続けているのを眺めながら拓馬は思う。

 決して手放したりはしない。俺以外見えないようにしてやる。アレンは俺のものだ。

 煙草が揺めきながら立ち上っていく。その視線の先にアレンが目を閉じて眠っている。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

優しい檻に囚われて ―俺のことを好きすぎる彼らから逃げられません―

無玄々
BL
「俺たちから、逃げられると思う?」 卑屈な少年・織理は、三人の男から同時に告白されてしまう。 一人は必死で熱く重い男、一人は常に包んでくれる優しい先輩、一人は「嫌い」と言いながら離れない奇妙な奴。 選べない織理に押し付けられる彼らの恋情――それは優しくも逃げられない檻のようで。 本作は織理と三人の関係性を描いた短編集です。 愛か、束縛か――その境界線の上で揺れる、執着ハーレムBL。 ※この作品は『記憶を失うほどに【https://www.alphapolis.co.jp/novel/364672311/155993505】』のハーレムパロディです。本編未読でも雰囲気は伝わりますが、キャラクターの背景は本編を読むとさらに楽しめます。 ※本作は織理受けのハーレム形式です。 ※一部描写にてそれ以外のカプとも取れるような関係性・心理描写がありますが、明確なカップリング意図はありません。が、ご注意ください

相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~

柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】 人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。 その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。 完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。 ところがある日。 篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。 「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」 一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。 いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。 合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)

うちの鬼上司が僕だけに甘い理由(わけ)

藤吉めぐみ
BL
匠が勤める建築デザイン事務所には、洗練された見た目と完璧な仕事で社員誰もが憧れる一流デザイナーの克彦がいる。しかしとにかく仕事に厳しい姿に、陰で『鬼上司』と呼ばれていた。 そんな克彦が家に帰ると甘く変わることを知っているのは、同棲している恋人の匠だけだった。 けれどこの関係の始まりはお互いに惹かれ合って始めたものではない。 始めは甘やかされることが嬉しかったが、次第に自分の気持ちも克彦の気持ちも分からなくなり、この関係に不安を感じるようになる匠だが――

番に見つからない街で、子供を育てている

はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。 異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。 現世の記憶は失われているが、 この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。 街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、 ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。 だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。 再会は望まない。 今はただ、この子との生活を守りたい。 これは、番から逃げたオメガが、 選び直すまでの物語。 *不定期連載です。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】

紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。 相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。 超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。 失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。 彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。 ※番外編を公開しました(2024.10.21) 生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。 ※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。

処理中です...