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227 あなたの素顔
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「ひさしぶり」
「お久しぶりです」
志麻さんとは、2回目に髪を染めてもらったときに連絡先を交換していた。昨日、『相良さんのことで話があります』とメッセージを送ったらその日のうちに返事がきた。『じゃあ、明日の10時にbe lol の2階のカフェで』と。僕はその時間に間に合うように家を出て、今そのカフェにいる。
女子ウケしそうな、ピンク色の壁。そこには、チェキで撮られた空や海の写真ががたくさん飾ってある。店主の趣味なのだろうか。天井には薔薇の形を模したライトが吊り下げられている。
僕達は、広々とした店内の1番窓際の席に通された。
「ここ、マンゴーティーがおすすめ」
「あ、はい」
志麻さんと会うことはもちろん相良さんには内緒だ。深刻であろう話をするだろうからと、昨日はあまり眠れていない。しかし志麻さんは普段通り振る舞う。それに違和感を覚えたけど、僕は話が聞けるならいいと思った。相良さんのことを知れるなら、もうなんでもよかった。
飲み物が届き、お互い1口飲んだところで志麻さんが優雅に足を組んで、膝の上で両手を組む。
「優希の話だったね」
「はい」
僕は、こく、と自分の小さな喉仏が震えるのを感じた。
「お久しぶりです」
志麻さんとは、2回目に髪を染めてもらったときに連絡先を交換していた。昨日、『相良さんのことで話があります』とメッセージを送ったらその日のうちに返事がきた。『じゃあ、明日の10時にbe lol の2階のカフェで』と。僕はその時間に間に合うように家を出て、今そのカフェにいる。
女子ウケしそうな、ピンク色の壁。そこには、チェキで撮られた空や海の写真ががたくさん飾ってある。店主の趣味なのだろうか。天井には薔薇の形を模したライトが吊り下げられている。
僕達は、広々とした店内の1番窓際の席に通された。
「ここ、マンゴーティーがおすすめ」
「あ、はい」
志麻さんと会うことはもちろん相良さんには内緒だ。深刻であろう話をするだろうからと、昨日はあまり眠れていない。しかし志麻さんは普段通り振る舞う。それに違和感を覚えたけど、僕は話が聞けるならいいと思った。相良さんのことを知れるなら、もうなんでもよかった。
飲み物が届き、お互い1口飲んだところで志麻さんが優雅に足を組んで、膝の上で両手を組む。
「優希の話だったね」
「はい」
僕は、こく、と自分の小さな喉仏が震えるのを感じた。
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