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本編
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バーバラは侯爵家令嬢にして王弟アルフォンスの婚約者である。
現国王フェリアスにはまだ御子がおらず、王弟アルフォンスが王太子となっていた。
バーバラは他人には言えない秘密がある。
バーバラには前世の記憶があった。
彼女は別世界、日本と呼ばれる国の女子高生であった。
彼女はお気に入りの小説があった。
『王弟の恋人』
それは男爵令嬢ユリアナが王立学園に通い、王弟に見初められ妃になるシンデレラ物語であった。
ユリアナの苦難のひとつが王弟の婚約者であるバーバラである。
ユリアナはバーバラに嫉妬され、数々の嫌がらせを受ける。
しかし、彼女は多くの人たちの助けで苦難を乗り越え、バーバラに鉄槌を下し王弟アルフォンスと結ばれる。
そのいじわる婚約者バーバラが、今ここにいるバーバラであった。
バーバラはなるべくユリアナと接点をもたないように努力していたが、強制力が働くのかなぜかユリアナへ嫌がらせをする形になってしまう。たまたま歩いているとユリアナにぶつかったり、庭に落ちていたユリアナの私物を落とし物として拾おうとすると転んで池に落としてしまったり。
結局、バーバラはユリアナに辛くあたる悪役令嬢になってしまった。
謝罪をしようと思っても、運悪くユリアナに謝る機会も与えられない。
小説の設定に苛立ちながら、バーバラは日々ストレスを抱え込んでいた。
そのストレスを払拭する方法がバーバラの秘密ノートであった。
彼女は机からノートを取り出し日々の思いつくままを書いていった。
現実逃避であるとわかっているが、とにかく忘れたかった。
もうすでに彼女は婚約破棄、ヒロインを虐めていた罪を断罪され反省の為に修道院へ奉公に出される運命は受け入れていた。
修道院での待遇が悪くならないようにお小遣いを少しずつ貯めていき寄付する準備をしている。
そしてついに断罪の時がやってきた。
バーバラは学園卒業パーティーで、ユリアナをエスコートする王弟アルフォンスに婚約破棄を宣言された。
そしてユリアナを虐めていた罪を暴露される。
既に受け入れていたバーバラは特に顔色を変えていない。
それが面白くなかったようでアルフォンスは部下に命じて回収したものを取り出した。
それはバーバラが日頃大事に持っていた秘密ノートであった。
顔色を変えるバーバラをみてアルフォンスは不敵に笑う。
やはりこのノートには口にはできないバーバラの秘密が隠されているようだ。
もしかするとユリアナを陥れる為の計画が書かれている可能性がある。
そうなれば未来の王弟妃、王太子妃を暴行教唆計画罪で訴えることが可能である。
「ちょ、やめて。それはみないでくださる」
「ははは、その顔がみたかった。お前の罪をここで晒してやる」
勝ち誇ったアルフォンスの笑い声がパーティーホールに響き渡る。
「さぁ、それをこの場で魔法拡声器に入れろ!」
「やめてぇぇぇ!!」
魔法拡声器、箱の中に書類を入れたらその内容の文章を魔法の声で読み上げてくれる代物である。
「はは、良い悲鳴だ。これは途中中断できないように設定しておいてやる。お前がどんなに騒いでもこれは止まることがない」
アルフォンスが設定説明をしている間に、部下が魔法拡声器の箱の中へノートを入れる。
そして読み上げられた内容はというと、それは王弟を主人公にしたラブロマンス小説であった。
恋愛相手は彼の護衛騎士である。
その濃厚な描写に人々はざわついた。
王弟の名はアルフォンスで、護衛騎士の名も実在する名であった。丁度、アルフォンスの傍に控えて硬直した騎士の名である。
「待て待てまて! 何だ今のは」
アルフォンスは青ざめて叫び出した。
何故自分と自分の騎士の恋愛小説が拡声されているのだ。
ようやく一つの物語が終わる。
あたり一面は拍手をした。
「すばらしかったわ」
「良かった。殿下が幸せになって」
拍手する令嬢たちは頬を紅潮させ、感想を言い合っている。
そして続きが語りだされた。
ついに、バーバラの悪逆な計画をと思えば別の物語が始まった。
それはまたしても主人公はアルフォンスであった。それは遠くの国の王子への淡い恋心を秘めたモノローグであた。
会いたいのに会えない、その切なさたるや令嬢たちの涙を誘う。
「ふざけるな! そんな想いなどないない!!」
続いて、アルフォンスの別のラブロマンス小説が始まる。
彼には幼少期に街へでかけたとき暴漢に襲われそうになる。そんな時に出会ったのが傭兵の子ラグであった。
アルフォンスを女の子と勘違いしたラグはアルフォンスに花の指輪を渡しプロポーズをする。アルフォンスはその花の指輪を大事にし、保存魔法をかけ栞の一部にしていた。
ちなみにこの傭兵の子ラグも存在してユリアナとアルフォンスの学友である。
「まぁ、ラグ様。そうだったのね」
熱のこもった令嬢たちの視線がラグへ集中される。
「いや、違うし幼少期に王弟殿下に会っていない」
ラグはぶんぶんと首を横に振った。
「ユリアナを陥れる計画は、いつになったら出るんだ!」
物語が終わり拡声器は続けて語りだす。
『アルフォンス結婚計画』
そんなタイトルがあがってアルフォンスはにやりと笑った。
やはりアルフォンスと結婚をするためにバーバラはユリアナを陥れようと計画は存在したのだ。
『アルフォンスはどんなドレスが似合うかなー。
やっぱりパニエでしっかり膨らませた純白のウェディングドレスが捨てがたいわね。
それでラグにお姫さまだっこされてバージンロードを歩くの。
女の夢ってやつ。
でも二人そろって新郎服もすてがたいなぁ。それでアルフォンスはベールをかぶるのよ。
それで、ちょっと節目がちに攻めに微笑みかけるアルとか最高じゃね』
「何の話だぁ!」
アルフォンスは耐え難く、拡声器を掴み放り投げた。
音声は中断される。
「私はマーメイドドレスなんていいと思うわ」
「あら、でも紳士服にベールは逆に良いかもしれないわ」
令嬢たちの明るい言葉にめまいを覚える。
バーバラはその場にうずくまり顔を真っ赤にしていた。
「ばれてしまった……私の性癖」
バーバラの前世は腐女子であった。小説は小説としてノーマルカップリングを楽しんだが、同時に多彩な登場人物もおりアルフォンスのデザインをみてお気に入りで色んなカップリングを妄想して楽しんでいた。
男同士の恋愛模様、BLを嗜んでいたのである。
この時ばかりバーバラは現実逃避できた。楽しかったのである。
「あー、ばれちゃったのか」
のんきな言葉で現れたのは国王陛下フェリアスの登場である。
「兄上、この女はとんでもないものを」
王族としてガツンと言うべきであるとアルフォンスは訴えた。
バーバラ、とフェリアス王はバーバラに声をかける。
「奴隷売買されたラグを追いかけるラグアルの続編はまだなのか? ずっと待っているんだけど」
「あなたは何を言っているんだ!」
新しい設定のアルフォンスの物語を兄の口から語られるとは思わなかった。
既にバーバラの性癖は国王にばれていた。
ちなみに王妃にも。
バーバラの秘密ノートを見つけた王妃の妹はそのストーリーにはまって王妃に語り、国王にもばれてしまって献上するように命じられていたのである。
当然バーバラは拒否したが、国王は強制力をつけた。
「さもなければフェリアル(フェリアス×アルフォンスの略)小説、国王侮辱罪で訴えるぞ」
こういわれればバーバラは拒否もできない。
バーバラは言われるまま献上し、国王はノートの内容を楽しみ新しい話が完成したら持ってくるようにと指示を出していた。
結局なんやかんやありバーバラはユリアナに謝罪し、ユリアナはこれを許した。
「その、バーバラ様。私にもそのノートを読ませてくださいませんか?」
ユリアナはアルフォンスに聞こえないようにバーバラの耳元へと囁いた。
バーバラの罪といえば、ユリアナを虐めた件と、王族への侮辱罪であった。
ユリアナはバーバラを許し、国王も今後は実在の人物を登場人物に小説を書く時は名前を変えて本人にわからないように配慮すうるようにという指示で終わった。
既にバーバラの執筆物の主人公のモデルが誰か知れ渡っているので意味のない注意である。
白日のもとに晒されたバーバラの性癖は多くの令嬢たちに受け入れられ、秘密ノートを勝手に拡声器で公開したアルフォンスを詰って厳しい罰を与えづらい雰囲気であった。
バーバラとアルフォンスの婚約破棄、ユリアナとの婚約は成立する。
バーバラは自主的に逃げるように修道院へと駆け込んだ。
やっぱり恥ずかしかったのである。
彼女は恥ずかしさを払拭するように修道院で奉公活動をして、ようやく落ち着いたところで執筆を再開した。
それは成人前の孤児の目にもとどまり、孤児たちは密にそれを読み、文字を必死に覚えた。
修道院での奉公を終えたバーバラは田舎にひきこもり、小説を書き続けていた。個人的に楽しむ内容のつもりであるが、本になってしまった。
出版事業をしている実家を持つ令嬢から出版させてくれと強く頼み込まれ、バーバラはあまりのしつこさに了承してしまった。
それは噂となり、ひそかに淑女の間で流行し隠れたベストセラーとなる。
男同士の禁断の恋愛ものの主人公の姿は何となくアルフォンスの特徴に似ていると言われるが、サロンへ呼ばれたバーバラは「気のせいです」としか答えなかった。
現国王フェリアスにはまだ御子がおらず、王弟アルフォンスが王太子となっていた。
バーバラは他人には言えない秘密がある。
バーバラには前世の記憶があった。
彼女は別世界、日本と呼ばれる国の女子高生であった。
彼女はお気に入りの小説があった。
『王弟の恋人』
それは男爵令嬢ユリアナが王立学園に通い、王弟に見初められ妃になるシンデレラ物語であった。
ユリアナの苦難のひとつが王弟の婚約者であるバーバラである。
ユリアナはバーバラに嫉妬され、数々の嫌がらせを受ける。
しかし、彼女は多くの人たちの助けで苦難を乗り越え、バーバラに鉄槌を下し王弟アルフォンスと結ばれる。
そのいじわる婚約者バーバラが、今ここにいるバーバラであった。
バーバラはなるべくユリアナと接点をもたないように努力していたが、強制力が働くのかなぜかユリアナへ嫌がらせをする形になってしまう。たまたま歩いているとユリアナにぶつかったり、庭に落ちていたユリアナの私物を落とし物として拾おうとすると転んで池に落としてしまったり。
結局、バーバラはユリアナに辛くあたる悪役令嬢になってしまった。
謝罪をしようと思っても、運悪くユリアナに謝る機会も与えられない。
小説の設定に苛立ちながら、バーバラは日々ストレスを抱え込んでいた。
そのストレスを払拭する方法がバーバラの秘密ノートであった。
彼女は机からノートを取り出し日々の思いつくままを書いていった。
現実逃避であるとわかっているが、とにかく忘れたかった。
もうすでに彼女は婚約破棄、ヒロインを虐めていた罪を断罪され反省の為に修道院へ奉公に出される運命は受け入れていた。
修道院での待遇が悪くならないようにお小遣いを少しずつ貯めていき寄付する準備をしている。
そしてついに断罪の時がやってきた。
バーバラは学園卒業パーティーで、ユリアナをエスコートする王弟アルフォンスに婚約破棄を宣言された。
そしてユリアナを虐めていた罪を暴露される。
既に受け入れていたバーバラは特に顔色を変えていない。
それが面白くなかったようでアルフォンスは部下に命じて回収したものを取り出した。
それはバーバラが日頃大事に持っていた秘密ノートであった。
顔色を変えるバーバラをみてアルフォンスは不敵に笑う。
やはりこのノートには口にはできないバーバラの秘密が隠されているようだ。
もしかするとユリアナを陥れる為の計画が書かれている可能性がある。
そうなれば未来の王弟妃、王太子妃を暴行教唆計画罪で訴えることが可能である。
「ちょ、やめて。それはみないでくださる」
「ははは、その顔がみたかった。お前の罪をここで晒してやる」
勝ち誇ったアルフォンスの笑い声がパーティーホールに響き渡る。
「さぁ、それをこの場で魔法拡声器に入れろ!」
「やめてぇぇぇ!!」
魔法拡声器、箱の中に書類を入れたらその内容の文章を魔法の声で読み上げてくれる代物である。
「はは、良い悲鳴だ。これは途中中断できないように設定しておいてやる。お前がどんなに騒いでもこれは止まることがない」
アルフォンスが設定説明をしている間に、部下が魔法拡声器の箱の中へノートを入れる。
そして読み上げられた内容はというと、それは王弟を主人公にしたラブロマンス小説であった。
恋愛相手は彼の護衛騎士である。
その濃厚な描写に人々はざわついた。
王弟の名はアルフォンスで、護衛騎士の名も実在する名であった。丁度、アルフォンスの傍に控えて硬直した騎士の名である。
「待て待てまて! 何だ今のは」
アルフォンスは青ざめて叫び出した。
何故自分と自分の騎士の恋愛小説が拡声されているのだ。
ようやく一つの物語が終わる。
あたり一面は拍手をした。
「すばらしかったわ」
「良かった。殿下が幸せになって」
拍手する令嬢たちは頬を紅潮させ、感想を言い合っている。
そして続きが語りだされた。
ついに、バーバラの悪逆な計画をと思えば別の物語が始まった。
それはまたしても主人公はアルフォンスであった。それは遠くの国の王子への淡い恋心を秘めたモノローグであた。
会いたいのに会えない、その切なさたるや令嬢たちの涙を誘う。
「ふざけるな! そんな想いなどないない!!」
続いて、アルフォンスの別のラブロマンス小説が始まる。
彼には幼少期に街へでかけたとき暴漢に襲われそうになる。そんな時に出会ったのが傭兵の子ラグであった。
アルフォンスを女の子と勘違いしたラグはアルフォンスに花の指輪を渡しプロポーズをする。アルフォンスはその花の指輪を大事にし、保存魔法をかけ栞の一部にしていた。
ちなみにこの傭兵の子ラグも存在してユリアナとアルフォンスの学友である。
「まぁ、ラグ様。そうだったのね」
熱のこもった令嬢たちの視線がラグへ集中される。
「いや、違うし幼少期に王弟殿下に会っていない」
ラグはぶんぶんと首を横に振った。
「ユリアナを陥れる計画は、いつになったら出るんだ!」
物語が終わり拡声器は続けて語りだす。
『アルフォンス結婚計画』
そんなタイトルがあがってアルフォンスはにやりと笑った。
やはりアルフォンスと結婚をするためにバーバラはユリアナを陥れようと計画は存在したのだ。
『アルフォンスはどんなドレスが似合うかなー。
やっぱりパニエでしっかり膨らませた純白のウェディングドレスが捨てがたいわね。
それでラグにお姫さまだっこされてバージンロードを歩くの。
女の夢ってやつ。
でも二人そろって新郎服もすてがたいなぁ。それでアルフォンスはベールをかぶるのよ。
それで、ちょっと節目がちに攻めに微笑みかけるアルとか最高じゃね』
「何の話だぁ!」
アルフォンスは耐え難く、拡声器を掴み放り投げた。
音声は中断される。
「私はマーメイドドレスなんていいと思うわ」
「あら、でも紳士服にベールは逆に良いかもしれないわ」
令嬢たちの明るい言葉にめまいを覚える。
バーバラはその場にうずくまり顔を真っ赤にしていた。
「ばれてしまった……私の性癖」
バーバラの前世は腐女子であった。小説は小説としてノーマルカップリングを楽しんだが、同時に多彩な登場人物もおりアルフォンスのデザインをみてお気に入りで色んなカップリングを妄想して楽しんでいた。
男同士の恋愛模様、BLを嗜んでいたのである。
この時ばかりバーバラは現実逃避できた。楽しかったのである。
「あー、ばれちゃったのか」
のんきな言葉で現れたのは国王陛下フェリアスの登場である。
「兄上、この女はとんでもないものを」
王族としてガツンと言うべきであるとアルフォンスは訴えた。
バーバラ、とフェリアス王はバーバラに声をかける。
「奴隷売買されたラグを追いかけるラグアルの続編はまだなのか? ずっと待っているんだけど」
「あなたは何を言っているんだ!」
新しい設定のアルフォンスの物語を兄の口から語られるとは思わなかった。
既にバーバラの性癖は国王にばれていた。
ちなみに王妃にも。
バーバラの秘密ノートを見つけた王妃の妹はそのストーリーにはまって王妃に語り、国王にもばれてしまって献上するように命じられていたのである。
当然バーバラは拒否したが、国王は強制力をつけた。
「さもなければフェリアル(フェリアス×アルフォンスの略)小説、国王侮辱罪で訴えるぞ」
こういわれればバーバラは拒否もできない。
バーバラは言われるまま献上し、国王はノートの内容を楽しみ新しい話が完成したら持ってくるようにと指示を出していた。
結局なんやかんやありバーバラはユリアナに謝罪し、ユリアナはこれを許した。
「その、バーバラ様。私にもそのノートを読ませてくださいませんか?」
ユリアナはアルフォンスに聞こえないようにバーバラの耳元へと囁いた。
バーバラの罪といえば、ユリアナを虐めた件と、王族への侮辱罪であった。
ユリアナはバーバラを許し、国王も今後は実在の人物を登場人物に小説を書く時は名前を変えて本人にわからないように配慮すうるようにという指示で終わった。
既にバーバラの執筆物の主人公のモデルが誰か知れ渡っているので意味のない注意である。
白日のもとに晒されたバーバラの性癖は多くの令嬢たちに受け入れられ、秘密ノートを勝手に拡声器で公開したアルフォンスを詰って厳しい罰を与えづらい雰囲気であった。
バーバラとアルフォンスの婚約破棄、ユリアナとの婚約は成立する。
バーバラは自主的に逃げるように修道院へと駆け込んだ。
やっぱり恥ずかしかったのである。
彼女は恥ずかしさを払拭するように修道院で奉公活動をして、ようやく落ち着いたところで執筆を再開した。
それは成人前の孤児の目にもとどまり、孤児たちは密にそれを読み、文字を必死に覚えた。
修道院での奉公を終えたバーバラは田舎にひきこもり、小説を書き続けていた。個人的に楽しむ内容のつもりであるが、本になってしまった。
出版事業をしている実家を持つ令嬢から出版させてくれと強く頼み込まれ、バーバラはあまりのしつこさに了承してしまった。
それは噂となり、ひそかに淑女の間で流行し隠れたベストセラーとなる。
男同士の禁断の恋愛ものの主人公の姿は何となくアルフォンスの特徴に似ていると言われるが、サロンへ呼ばれたバーバラは「気のせいです」としか答えなかった。
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いやぁ、笑いました🤣
まさかそんな展開になるとは・・・(* ̄m ̄)プッ
弟王は自業自得ですが、カップリングに選ばれた周りは災難でしたね😅(いや、婚約破棄を止めなかったからある意味自業自得か?)
最後のイラストでまた爆笑🤣
絵もお上手なんですね!
感想ありがとうございます。
婚約破棄、断罪がなまものBL鑑賞会に変わるとは誰も予想していなかったでしょう。
イラストにもコメントいただけて嬉しいです。
めっさ笑いました
短編だから、特に登場人物に思い入れもない状態で、フラットからのコメディにカップリングだけの詳細な描写のない腐れは、当人には羞恥と屈辱だろうけど第三者には笑えるので(酷いw)、そんなに嫌悪感はありませんでした
劇中作、ちょっと読んでみたいような(笑)
ただ、惜しむらくは、短編読み切りだしと電車の中で読んでしまったので、マスクが顔の下⅔を覆い隠しているとはいえ、目元がニヤニヤ変な人になってしまったことでしょうか
次回作にも期待してマフ( *´艸`)フフフ♡
感想ありがとうございます。
今回は短い話でしたので、詳細に書くのは避けました。当人からするとリアルナマモノのBLだなと思いながらもサラッと流す感じにしました。
ちょっとした時間潰しになればと思いましたが、電車の中で笑わせてしまいましたか。(大丈夫だったかな)
ありがたいお言葉をいただけて嬉しく思います。
また機会があればよろしくお願いいたします。