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第5話
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病院を出る前に私はトイレへ行き、ママは玄関で待っていた。
「ママー、お待たせ!」
玄関のすぐ外で待っていたママはスマホで誰かとの電話を終わったところだった。
「おばあちゃんとおじいちゃんに電話で話してたの。明日、おばあちゃんとおじいちゃんもママと一緒に病院へ来て3人で先生からパパのことについてお話を聞くことになったの。」
ママの言うおばあちゃんとおじいちゃんというのは、パパにとっての両親で私にとってはおばあちゃんとおじいちゃんである。
おばあちゃんとおじいちゃんは私の家からは車で40分くらい掛かる違う町に住んでいる。
「明日はおばあちゃんとおじいちゃんも来るんだね!パパのことを心配してた?」
「うん。突然のことでびっくりしてたし、心配してた…。でも、パパのことだから大丈夫だって…。」
「あっ!美奈子(みなこ)さん!雪愛ちゃん!」
その時、男の人がママと私の名前を呼んだ。
ちなみに美奈子はママの名前ね。
2人の男の人が、こっちに向かって急いで走ってきた。
1人は作業服を着ていてわりと背が高くてがっしりしている。もう1人は背が少し低くて細身で眼鏡をかけている。
もちろん、2人とも私達の知り合いだ。
「あっ!将也(まさや)君に総治(そうじ)君!わざわざ来てくれたんだね!」
ママは言った。
2人ともパパが子供の時からの親友で家族ぐるみでよくお互いの家に遊びに行ったりしている。
作業服を着ている人が土井 将也(どい まさや)さんで子供の頃は勉強はあまり得意ではないけど運動は得意という、性格の優しいガキ大将って感じだったらしい。
気が優しくて力持ちって感じかな。
今は自分の親戚の鉄工所でお仕事をしているそうだ。
眼鏡をかけている人が氷上 総治(ひかみ そうじ)さんで、子供の時から頭が良く勉強が得意で、地元でもトップクラスの大学を出て、今は高校の科学の先生をしているらしい。
パパが言うにはかなりマニアックなことに詳しくて、自分でも色々な研究をしているそうだ。
よく私には分からない難しい話をすることがある…。
2人にはママがメールを送ってパパが突然倒れて病院へ運ばれたことを知らせたらしい。
「2人とも仕事は大丈夫なの?」
ママが聞いた。
「有給もたまってるし、悠人(ゆうと)が心配だったから、昼から早退してきたよ。」
悠人(ゆうと)はパパの名前だ。
将也さんは言った。
作業服を着ているのはそのためか…。
「今は学校は夏休みだからそんなに忙しくないから大丈夫だよ。」
総治さんは言った。
やっぱり高校も今は夏休みなんだな。
「それよりも悠人君は大丈夫なの?!」
総治さんが聞いた。
「それがまだ意識が戻らなくてICUに入っているんだけど、身内以外は面会できなくて、今日は私達も会えないんだ…。
せっかく来てもらったのにごめんね。」
ママは申し訳なさそうに言った。
「美奈子さんが謝らなくて良いよ。ICUか…。うーん。」
将也さんは言った。
将也さんも総治さんもICUと聞いて表情が重くなった。
「病状については先生は何て言ってたのかな?」
総治さんがママに聞いた。
「2人ともお昼ご飯まだだよね?私達もまだだから、近くのお店でお昼ご飯を食べてから、そのことについては詳しく話そうか?雪愛にも話したいから。」
「じゃあ、この近くに知り合いがやっているカフェがあるからそこで話そうか?そこなら個室があるから他の人も気にせずに話せるし。」
こうして、総治さんの知っているカフェでみんなでパパの病状についてママから話を聞くことになった。
「ママー、お待たせ!」
玄関のすぐ外で待っていたママはスマホで誰かとの電話を終わったところだった。
「おばあちゃんとおじいちゃんに電話で話してたの。明日、おばあちゃんとおじいちゃんもママと一緒に病院へ来て3人で先生からパパのことについてお話を聞くことになったの。」
ママの言うおばあちゃんとおじいちゃんというのは、パパにとっての両親で私にとってはおばあちゃんとおじいちゃんである。
おばあちゃんとおじいちゃんは私の家からは車で40分くらい掛かる違う町に住んでいる。
「明日はおばあちゃんとおじいちゃんも来るんだね!パパのことを心配してた?」
「うん。突然のことでびっくりしてたし、心配してた…。でも、パパのことだから大丈夫だって…。」
「あっ!美奈子(みなこ)さん!雪愛ちゃん!」
その時、男の人がママと私の名前を呼んだ。
ちなみに美奈子はママの名前ね。
2人の男の人が、こっちに向かって急いで走ってきた。
1人は作業服を着ていてわりと背が高くてがっしりしている。もう1人は背が少し低くて細身で眼鏡をかけている。
もちろん、2人とも私達の知り合いだ。
「あっ!将也(まさや)君に総治(そうじ)君!わざわざ来てくれたんだね!」
ママは言った。
2人ともパパが子供の時からの親友で家族ぐるみでよくお互いの家に遊びに行ったりしている。
作業服を着ている人が土井 将也(どい まさや)さんで子供の頃は勉強はあまり得意ではないけど運動は得意という、性格の優しいガキ大将って感じだったらしい。
気が優しくて力持ちって感じかな。
今は自分の親戚の鉄工所でお仕事をしているそうだ。
眼鏡をかけている人が氷上 総治(ひかみ そうじ)さんで、子供の時から頭が良く勉強が得意で、地元でもトップクラスの大学を出て、今は高校の科学の先生をしているらしい。
パパが言うにはかなりマニアックなことに詳しくて、自分でも色々な研究をしているそうだ。
よく私には分からない難しい話をすることがある…。
2人にはママがメールを送ってパパが突然倒れて病院へ運ばれたことを知らせたらしい。
「2人とも仕事は大丈夫なの?」
ママが聞いた。
「有給もたまってるし、悠人(ゆうと)が心配だったから、昼から早退してきたよ。」
悠人(ゆうと)はパパの名前だ。
将也さんは言った。
作業服を着ているのはそのためか…。
「今は学校は夏休みだからそんなに忙しくないから大丈夫だよ。」
総治さんは言った。
やっぱり高校も今は夏休みなんだな。
「それよりも悠人君は大丈夫なの?!」
総治さんが聞いた。
「それがまだ意識が戻らなくてICUに入っているんだけど、身内以外は面会できなくて、今日は私達も会えないんだ…。
せっかく来てもらったのにごめんね。」
ママは申し訳なさそうに言った。
「美奈子さんが謝らなくて良いよ。ICUか…。うーん。」
将也さんは言った。
将也さんも総治さんもICUと聞いて表情が重くなった。
「病状については先生は何て言ってたのかな?」
総治さんがママに聞いた。
「2人ともお昼ご飯まだだよね?私達もまだだから、近くのお店でお昼ご飯を食べてから、そのことについては詳しく話そうか?雪愛にも話したいから。」
「じゃあ、この近くに知り合いがやっているカフェがあるからそこで話そうか?そこなら個室があるから他の人も気にせずに話せるし。」
こうして、総治さんの知っているカフェでみんなでパパの病状についてママから話を聞くことになった。
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