5 / 21
幼少期
シスターは天然
しおりを挟む
「タツ~どこにいるの?」
呼んでいるのはシスターだった。シスターの名前はシルビアという。俺を拾った頃は20歳だったので今は25歳で結婚適齢期を越えているが、少し天然が入っている。
見た目も綺麗で街の男共から狙われているが上手いこと逃げている。シスターに結婚しないのか聞いてみることにした。
「はーい。今行きます。」
「また変な物つくっていたの?ご飯の時間だからね。」
「ごめんなさい、色々考えてやっていたので時間が経つのを忘れていました。」
「「「「いただきます。」」」」
教会の仲間達と一緒にご飯を食べる。食べている最中にマナーは悪いがシスターに聞いてみることにした。
「シスター、シスターは結婚しないのですか?大変綺麗で優しい魅力的な女性ですので、」
その言葉に、真っ赤になって固まったシスター、他の子供も興味を持っている。
「もしもし~、シスター?」
「タツなななにをいっていっているんですかぁ?ヒィい」
かなりの動揺で舌を噛んだみたいだ。可愛い。前世の自分なら間違いなく告白していただろう。しかし、異世界では歳が離れすぎている事もあるが聖職者との結婚は難しいみたいだ。
「大人の女性をからかわないで下さい。みなさんいいから食事を終わられて歯を磨いて寝て下さいね。(怒)」
「「「「はーい。」」」」
怒ったシスターも可愛いが何をされるか分からないので逆らわずに言う事を聞く子供達。
シスターも一緒に歯を磨くのだが、なぜか塩と砂糖を間違えて歯磨きをしていた。そして一言。
「あら今日の塩は甘いわね。良いことがあったわ。」
堪らず俺は突っ込んだ。
「シスターそれは塩ではなく砂糖です余計虫歯になりますよ。」
「えー、そんな。恥ずかしい。」
シスターは真っ赤になって口を濯いで自室に走っていった。それほどまでに恥ずかしかったのだろう。いい顔頂きました。あざーす。
「タツ~どこにいるの?」
また俺を呼んでいるシスター、確かまだ夜なんだが何か用なんだろうか。普通5歳の子供は寝ているはずなんだが、なぜ探しにくるのか不思議だ。
「なんですかこんな夜中にシスター?」
「夜中?ごめんなさい、てっきり朝方かと思って・・・恥ずかしい。」
「シスターって結婚しないんでは無くて出来ないが正解ですか?天然過ぎて愛想つかされるタイプ?」
「なんでそんな言葉をしっているのよ。うぇーん。」
「泣かないでくださいよ。5歳児の前で、で用件はなんですか?」
「えーとね。んーー。忘れちゃった。ごめん。」
「はあー。」
大きいため息と共に朝が明けていく。
呼んでいるのはシスターだった。シスターの名前はシルビアという。俺を拾った頃は20歳だったので今は25歳で結婚適齢期を越えているが、少し天然が入っている。
見た目も綺麗で街の男共から狙われているが上手いこと逃げている。シスターに結婚しないのか聞いてみることにした。
「はーい。今行きます。」
「また変な物つくっていたの?ご飯の時間だからね。」
「ごめんなさい、色々考えてやっていたので時間が経つのを忘れていました。」
「「「「いただきます。」」」」
教会の仲間達と一緒にご飯を食べる。食べている最中にマナーは悪いがシスターに聞いてみることにした。
「シスター、シスターは結婚しないのですか?大変綺麗で優しい魅力的な女性ですので、」
その言葉に、真っ赤になって固まったシスター、他の子供も興味を持っている。
「もしもし~、シスター?」
「タツなななにをいっていっているんですかぁ?ヒィい」
かなりの動揺で舌を噛んだみたいだ。可愛い。前世の自分なら間違いなく告白していただろう。しかし、異世界では歳が離れすぎている事もあるが聖職者との結婚は難しいみたいだ。
「大人の女性をからかわないで下さい。みなさんいいから食事を終わられて歯を磨いて寝て下さいね。(怒)」
「「「「はーい。」」」」
怒ったシスターも可愛いが何をされるか分からないので逆らわずに言う事を聞く子供達。
シスターも一緒に歯を磨くのだが、なぜか塩と砂糖を間違えて歯磨きをしていた。そして一言。
「あら今日の塩は甘いわね。良いことがあったわ。」
堪らず俺は突っ込んだ。
「シスターそれは塩ではなく砂糖です余計虫歯になりますよ。」
「えー、そんな。恥ずかしい。」
シスターは真っ赤になって口を濯いで自室に走っていった。それほどまでに恥ずかしかったのだろう。いい顔頂きました。あざーす。
「タツ~どこにいるの?」
また俺を呼んでいるシスター、確かまだ夜なんだが何か用なんだろうか。普通5歳の子供は寝ているはずなんだが、なぜ探しにくるのか不思議だ。
「なんですかこんな夜中にシスター?」
「夜中?ごめんなさい、てっきり朝方かと思って・・・恥ずかしい。」
「シスターって結婚しないんでは無くて出来ないが正解ですか?天然過ぎて愛想つかされるタイプ?」
「なんでそんな言葉をしっているのよ。うぇーん。」
「泣かないでくださいよ。5歳児の前で、で用件はなんですか?」
「えーとね。んーー。忘れちゃった。ごめん。」
「はあー。」
大きいため息と共に朝が明けていく。
0
あなたにおすすめの小説
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
R・P・G ~女神に不死の身体にされたけど、使命が最低最悪なので全力で拒否して俺が天下統一します~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の現地調査のために訪れた山の中で異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた凛人。しかしその世界は、欲と争いにまみれた戦乱の世だった。
凛人はその惑星の化身となり、星の防人として、人間から不死の絶対的な存在へとクラスチェンジを果たす。
だが、不死となった代償として女神から与えられた使命はとんでもないものであった……
同じく地球から勇者として転生した異国の者たちも巻き込み、女神の使命を「絶対拒否」し続ける凛人の人生は、果たして!?
一見頼りない、ただのおっさんだった男が織りなす最強一味の異世界治世ドラマ、ここに開幕!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
王女の夢見た世界への旅路
ライ
ファンタジー
侍女を助けるために幼い王女は、己が全てをかけて回復魔術を使用した。
無茶な魔術の使用による代償で魔力の成長が阻害されるが、代わりに前世の記憶を思い出す。
王族でありながら貴族の中でも少ない魔力しか持てず、王族の中で孤立した王女は、理想と夢をかなえるために行動を起こしていく。
これは、彼女が夢と理想を求めて自由に生きる旅路の物語。
※小説家になろう様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる