34 / 58
34
しおりを挟む
「愛想もない受付なんてプロじゃないな!ダンジョンはいいから預金をすべて引き出してくれ。」
「むきー!分かったわよ。預金を出せばいいんでしょ!たかがCランク冒険者風情が!!」
クウキはギルドカードを預けた。クウキのギルドカードには金貨10万枚はかるく入っているのだ。ダンジョンクリア後、ユーバットの街などにダンジョン素材を売り払い稼いだからだ。当然ドラグールのギルドの苦情も伝えており、ギルド本部に報告してもらっている。
受付嬢はクウキのギルドカードを持って返金処理をしようとしているが残高を見て驚いた。
「はぁ!!残高金貨25万枚!!えーーー!」
その声がギルドは全体に聞こえた。当然、ギルドには守秘義務があるのだが、忘れているようだ。
普通のギルドの年間取引額は金貨10万枚でそれを超える金額である。
1000億ケンつまり日本円で1000億円というとてつも
ない金額である。
「守秘義務違反だな。これも報告しておこう。コラー!受付、ギルド内に知れ渡ったじゃないか!」
「仕方ないじゃない。」
「仕方なくはない!守秘義務違反で損害賠償
請求させてもらう。」
「そんなー、どーしよ。」
「私達じゃ判断出来ません。ギルドマスターを呼んできます。」
慌てて他の職員がギルドマスターを呼びにいく。
最初にクウキの担当した馬鹿な職員は顔が青くなって震えている。敵に回したら駄目な人を敵にまわしたのだ。
暫くするとクソギルドのマスターがやってきた。
「君がクウキか?金貨25万枚だって?」
「そうだが、ギルドの規則では何処の支店でも引き出せるといってたから引き出すのだが問題でもあるのか?しかも冒険者の預金残高は守秘義務があるのだが、ギルドマスターも規則を破るんだな。」
「あっ!しかし、金額が金額なんですぐには無理だ。」
「ならいつまでに用意できる?」
「1ヶ月はかかる。」
「遅い、待てるか!3日だ。」
「無理だ、その額は本部でないと・・・」
「どうしてなんだ?俺はギルドに預けているのだがなぜだ?おかしい話だな!それとこんな話をこんな所で話しやがってここのギルドは馬鹿ばっかしだな?ギルド職員は冒険者に情報もあたえずに自分の言うことを聞く奴だけに情報を与えて職権乱用だよね。最初に担当者したモズクという女職員?先週絡んできた冒険者もあんたの差し金だよね?」
「どういうことだ?モズク!!」
叫ぶギルドマスター、うずくまる女職員モズク。
「あなたがきちんと管理しないから職員が職権乱用でいいように冒険者をつかって甘い汁をすすっているんですよ。いいから預金返してくださいよ。ダンジョンのなくなった街に用はないですから」
「待ってくれ、なぜダンジョンの事を知っているんだ?」
「そりゃ、攻略したからに決まっているでしょう。馬鹿な職員がよそ者は勝手にダンジョンにいって攻略すればいいでしょっていって情報売らなかったから、言われた通り勝手に攻略しただけですよ。」
「本当なのか?なんでダンジョン攻略した冒険者に塩対応してるんだよ!バカが!!」
「だってそんな風にはみえなかったので」
揉めだしたギルド職員達、
「うるさいな!金貨引き出して貰えないならここにいる意味もないので次の街に向かいます。今回の事は他の街の冒険者ギルドに報告はしときますので。」
「辞めてくれー、そんなことしたら降格じゃないか!」
ギルドマスターは責任をとりたくないのでだだをこねたが効果は無かった。うるさいのでクウキは威圧してギルド職員をだまらせた。
「辞めない訳がない、地獄行きの片道キップ感謝しろよ。」
こうして、ドラグールの冒険者ギルドは信頼を失っていき開いているのか分からない状態になった。当然、ギルマスはじめ担当していた受付は責任をとらされたそうだ。
クウキはドラグールの街に嫌気がさしたのでイスカルゴン帝国に行くことにした。
「イスカルゴン帝国にはギルド本部があるから苦情を言いに直接いってみるか!!」
「クウキ、また面白い事考えてないか?着いていこう。」
エクスはウキウキしながらクウキの後をついて行く。
「むきー!分かったわよ。預金を出せばいいんでしょ!たかがCランク冒険者風情が!!」
クウキはギルドカードを預けた。クウキのギルドカードには金貨10万枚はかるく入っているのだ。ダンジョンクリア後、ユーバットの街などにダンジョン素材を売り払い稼いだからだ。当然ドラグールのギルドの苦情も伝えており、ギルド本部に報告してもらっている。
受付嬢はクウキのギルドカードを持って返金処理をしようとしているが残高を見て驚いた。
「はぁ!!残高金貨25万枚!!えーーー!」
その声がギルドは全体に聞こえた。当然、ギルドには守秘義務があるのだが、忘れているようだ。
普通のギルドの年間取引額は金貨10万枚でそれを超える金額である。
1000億ケンつまり日本円で1000億円というとてつも
ない金額である。
「守秘義務違反だな。これも報告しておこう。コラー!受付、ギルド内に知れ渡ったじゃないか!」
「仕方ないじゃない。」
「仕方なくはない!守秘義務違反で損害賠償
請求させてもらう。」
「そんなー、どーしよ。」
「私達じゃ判断出来ません。ギルドマスターを呼んできます。」
慌てて他の職員がギルドマスターを呼びにいく。
最初にクウキの担当した馬鹿な職員は顔が青くなって震えている。敵に回したら駄目な人を敵にまわしたのだ。
暫くするとクソギルドのマスターがやってきた。
「君がクウキか?金貨25万枚だって?」
「そうだが、ギルドの規則では何処の支店でも引き出せるといってたから引き出すのだが問題でもあるのか?しかも冒険者の預金残高は守秘義務があるのだが、ギルドマスターも規則を破るんだな。」
「あっ!しかし、金額が金額なんですぐには無理だ。」
「ならいつまでに用意できる?」
「1ヶ月はかかる。」
「遅い、待てるか!3日だ。」
「無理だ、その額は本部でないと・・・」
「どうしてなんだ?俺はギルドに預けているのだがなぜだ?おかしい話だな!それとこんな話をこんな所で話しやがってここのギルドは馬鹿ばっかしだな?ギルド職員は冒険者に情報もあたえずに自分の言うことを聞く奴だけに情報を与えて職権乱用だよね。最初に担当者したモズクという女職員?先週絡んできた冒険者もあんたの差し金だよね?」
「どういうことだ?モズク!!」
叫ぶギルドマスター、うずくまる女職員モズク。
「あなたがきちんと管理しないから職員が職権乱用でいいように冒険者をつかって甘い汁をすすっているんですよ。いいから預金返してくださいよ。ダンジョンのなくなった街に用はないですから」
「待ってくれ、なぜダンジョンの事を知っているんだ?」
「そりゃ、攻略したからに決まっているでしょう。馬鹿な職員がよそ者は勝手にダンジョンにいって攻略すればいいでしょっていって情報売らなかったから、言われた通り勝手に攻略しただけですよ。」
「本当なのか?なんでダンジョン攻略した冒険者に塩対応してるんだよ!バカが!!」
「だってそんな風にはみえなかったので」
揉めだしたギルド職員達、
「うるさいな!金貨引き出して貰えないならここにいる意味もないので次の街に向かいます。今回の事は他の街の冒険者ギルドに報告はしときますので。」
「辞めてくれー、そんなことしたら降格じゃないか!」
ギルドマスターは責任をとりたくないのでだだをこねたが効果は無かった。うるさいのでクウキは威圧してギルド職員をだまらせた。
「辞めない訳がない、地獄行きの片道キップ感謝しろよ。」
こうして、ドラグールの冒険者ギルドは信頼を失っていき開いているのか分からない状態になった。当然、ギルマスはじめ担当していた受付は責任をとらされたそうだ。
クウキはドラグールの街に嫌気がさしたのでイスカルゴン帝国に行くことにした。
「イスカルゴン帝国にはギルド本部があるから苦情を言いに直接いってみるか!!」
「クウキ、また面白い事考えてないか?着いていこう。」
エクスはウキウキしながらクウキの後をついて行く。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
173
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる