異世界無料体験サービスから始まった異世界冒険だと思う。

ダイスケイマイチ

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ダンジョン編

トットラスについた

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やってきた冒険者達は興奮して話してきた。



 「これはコーヒーの臭いだ、すまない少し飲ませてくれないかい」



 よく冒険者達を見ると日本人らしき人だった。



 「あいにく待ち合わせがないので無理ですね。仕入れたくても中々手にはいりませんからね?コーヒーっていうんですか?この飲み物」



 あたりさわりのない解答を返す。冒険者達はがっかりして肩をおとす。



 「故郷に帰る前に飲みたかった。残念だしかたないか」



 この言葉で異世界無料体験サービスの者達と推測した。俺の事を調べられると面倒くさいのでサシコに担当者を探させる。暫くすると担当者はトットラスの街にいる事がわかった。なんでほったらかしにするんだ馬鹿な天使達は、今回俺がポーションを売ってあげたからどうにかなるのに無料体験サービスで死人でるよ。あほだな、懲らしめてやらないと駄目だな天使共。創造主に告げ口でサービス終了させてやる。魔力供給問題も解決すみだからな。冒険者達に、故郷に無事に帰りたいなら危険な依頼は受けない方がいいですよっていったらうなずいて、担当者達に騙されたと言っていた。いろいろ話を聞くと担当者達に強引に依頼を受けさせられたみたいだった。可愛そうと思ったが帰れない俺と比べたらマシかと思う。さて目的地がトットラスに決まったので急いで向ことにした。



 商人トルタと別れて走って行動していると盗賊に襲われている集団に遭遇してしまった。なんで面倒事に巻き込まれるか疑問だが多分創造主の加護で面倒事に巻き込まれるようになっているのだろう。



 「たすけて~」



 アニメ声で助けを呼んでいるので興味が沸いたので助けに行くことにした。騎士たちが数人必死に戦っていたが、もう数人しか残っていなく危ない状況だ。盗賊達はまだ20人以上いるようだ。仕方ないのでスキル《拘束》で盗賊全てを無効化にする。近付いて行くと騎士達が盗賊を殺そうとしていたので止めることにした。





 「おい、俺が捕まえた盗賊を勝手に殺すな。負けて殺されそうになっていた騎士にそんな権限はないはずたが?」



 「なに?こいつらのせいで騎士が9人死んだんだぞ。」



 「いやいや、無効化にしたのは俺だから俺に権利ある。殺すなら盗賊達の拘束をとくよ。どうなってもしらないよ。あなたたち2人でどう戦うのだか?笑」



 「なんだと無責任だぞ。」



 「無責任ですか?俺は冒険者でして依頼も受けていない善意で助けたのに勘違いしていませんか?別に俺は助けなくてもよかったのですよ。文句をいうぐらいなら今後どうやっていくか考えた方がいいですよ。襲撃で馬車は使えませんし人員もいませんからね。」



 「なにぃ?盗賊団の馬車があるではないか?」



 「やっぱり馬鹿ですね。当然盗賊達の物は俺のになりますよ。むしろ感謝しろよ。この国の騎士も馬鹿ばっかだな。」



 「待って下さい。」



 アニメ声の女性が馬車から出てきた。



 「危険です、お嬢様中にいて下さい。」



 「あなたたち剣をしまいなさい。助けて頂いてありがとうございます。この者達の主人として感謝します。」



 「わかりました。感謝をうけいれます。私達は急いでいますのでこれで失礼致します。」



 「ままってください、出来れば街まで護衛してもらえないでしょうか?報酬は必ずしますのでどうか」



 「出来ればなのでしません。あの、2人の騎士で十分でしょう。感謝する気持ちもないのですから拘束した盗賊と馬車は戦利品としていただきます。あなた達が倒した盗賊の遺体はもっていきませんのででは、遺体をそのままにするならモンスターがよってきますけどね。」





 盗賊達を馬車に押し込みこの場所を離れることひした。あっという間の出来事で騎士2名とお嬢様は呆然と立ち尽くす。

盗賊達に拠点について問いただすと盗賊ではなくギルドに所属している冒険者だった。貴族の依頼で秘密にお嬢様を誘拐するのが目的だったみたいだ。トットラスまで馬車で一日の距離なのでどうにか戻って来れると思いトットラスの冒険者ギルドにむかって進み出す。



 襲撃場所に残された三人はなんとか馬が一頭無事だったのでお嬢様を乗せて進むことにした、当然騎士達の遺品を持って帰れることが出来ないので暗い表情で街に進んでいる。二日間くらいかかることだろう。



 俺達の旅は夕方に無事にトットラスについた。門で盗賊達を受け渡してギルドに入る。ギルドにはいって冒険者が貴族からの依頼で襲撃してきたと受付で答えると受付嬢は慌ててギルドマスターに報告しにいった。



 「ギルドマスターを呼んできます。」



 暫くして奥から女性のギルドマスターがでてきた。



 「待たせたわね、ここじゃ話せないので執務室に来てちょうだい。」



 「わかった。」



 執務室に入り今回の話をするとギルドマスターは怒りくるっていた。



 「あの、クソ貴族ギルドを使って犯罪とか許せない。あなた達に迷惑はかけないわ、また襲った人がクソ貴族なのよね。面倒事にギルドを巻き込むなよ。」



 説明しよう。トットラスの街には数名の貴族がいて今回騒動を起こした貴族はコートリア子爵というクソ貴族で権限でやりたい放題している商会の党首らしい。また、襲われた貴族は帝都グレーベルに住んでいるアーハン子爵家でトットラスの商売を手にするために裏工作をしている貴族ということだった。それぞれ裏金で国上層部に上手く誤魔化しているらしい。ギルドとしては何とかしたいが証拠がなく無理らしい。今回の件でなんとか黙らせる事ができるみたいだ。

 今回の件は襲撃班が全部細かく証言していた事から間違いなく事件となるためコートリア子爵は罰される事だろう。また、襲われたアーハン子爵の娘の確保の為にギルドから保護隊が派遣された。今回の騒動は両貴族にあるので盗賊(冒険者)は奴隷に落とされ代金は俺に払うとの事だった。帰りに宿を紹介して貰ってギルドを出た。
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