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閑話

クリスマスは仕事で愚痴る。

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毎年クリスマスは仕事だった。チェーン飲食店の店長をやっている時には普段テイクアウトはしないのに24・25日だけフライドタキンの企画を勝手に本社が決めて店舗に一律に五本入り50セットを送り込んで来やがった。売りやげ規模の低い店が可愛そうだが売上の高い店もフライヤーに食材が入りきらずオペレーションが乱れた事があった。基本的に調理師免許を持っていない店ではテイクアウトは出来ないみたいだが、訳が分からない。クリスマス商材を売りたいために現場の意見を聞かない本社のメニュー開発商品部が悪い。次の年からはなくなった。また、本社のメニュー開発商品部の奴は現場をしらない奴が多く、料理提供時間を8分~12分までとマニュアルで書いてあるのだがどう頑張っても12分以上かかるメニューを出してくる馬鹿がいるのだ、工程も多く調理場を行ったり来たりしてロスが多く、その工程だけして12分かかるのだ、他のメニーと一緒に注文が入ったら12分いないに上がる訳がない。現場をしらないからだ。年末や長期休暇の繁忙期のピークに料理が時間ないに出る訳がない。しかも、本社は現場が忙しい休日は休みなのだ。そんなかんじで社会人になってからの祝日や長期休暇期間は地獄だった。それがこの異世界での耐性につながったのだ。タイトルにクリスマスとあるが余り関係ないただの仕事の愚痴だ。笑



 クリスマスもなんだが、正月も仕事だよ。大晦日から2日の夜まで帰れない生活を4年くらいした。当然疲れて帰りは車で事故、何も良いことはない。そんな生活に比べて異世界での俺は自分の好きなように生きていけるので素晴らしさを感じているが、神々に題して感謝はあまりない。ここまで生きて来られたのは自分でどうにかしてきたので神々達のおかげではない。何度も言うが生活水準が低いし、治安も悪い、モラルも低い、自分勝手といった事ばかりの異世界だ。その為、対立する敵にはストレス解消の為に余計に力をいれて迎撃しているのだ。そもそも、異世界だから特別どはない、元の世界より死亡リスクが高く文明も低い。



 話はかなり逸れたが、近々異世界人のダンジョンを攻略使用と思っている。スマホやテレビといった電化製品の知識を手に入れたいものだ。それと異世界人のダンジョンマスターと友達になりダンジョン運営を学びたいものだ。
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