異世界無料体験サービスから始まった異世界冒険だと思う。

新たな異世界編

ダンジョンに隠る。

　ダンジョンの魔改造がある程度おわったのでダイスケはゆっくり過ごすことにした。

　特にする事はないが獣神国バスクに対しての嫌がらせの仕返しを考える。持続的に国王に対して行える事を考える。

　考えた結果ネギを大量に作り獣神国バスクに売りつけて国王の嫌いな物では一杯にして更に資金も回収する事にした。なぜ国王がネギが嫌いなのかと言うと国王が猫獣人だったからである。
　猫はネギを食べさせると体調を壊すからである。

　農場や畑で大量に栽培した。ダンジョン内は気温の調整や栽培速度も調整できるので便利だった。

　1週間ほどで1万本のネギが作成できたので野菜を販売している店に納品しておいた。料金は1本銅貨1枚にしたのでとぶように売れていった。　　
　味も香もよかったので人気商品になった。納品する事1カ月間、毎日ネギを食べていた住民の体臭はネギになった。

　国王は拒否して食べてないが臭いでかなりまいっていた。ネチネチ攻撃が成功したので納品を終了した。住民から残念がられたが仕方がない。

　ネチネチネギ攻撃を終わらせて手持ちぶさたになったダイスケはダンジョンの海階層で大量の塩を作成した。
　魔法があるので海水を空中に浮かせ高温で熱して塩の結晶を作る。あとはサイズ事にふるいをかけて統一する。出来た塩はアイテムボックスに収納して在庫にする。

　アシュバーンは海階層で泳いで遊んでいた。波を飛び越えたり潜水して魚を追いかけ回していた。

　塩の作成も一通りおわったので獣神国バスクの王城を魔改造する。まず動ける用にゴーレム化にする。また、獣神国の象徴の紋章は全て消し去り色を真っ黒に塗りかえる。　　

　武装として主砲の魔法長距離砲を左右に1カ所づつ設置し、収納場所可能にする。また強度を補強するためオリハルコンとミスリルの合金を表面に三層コーティングしていく。メンテナンスが面倒なので自己修復機能も取り入れる。　　

　これだけでも世界最悪兵器なのだが、更に移動を水陸空可能にし瞬間移動能力もつけさせた。
　
　内蔵については全ての家具を撤去して《クリーン》の魔法で完全に浄化してリニューアルした。
　
　そんな事をやってるうちに半年が経過していた。

流石に体がなまって来ていたので冒険者ギルドに行って依頼を受けようか思っていたが、さらに半年間ダンジョンに隠ったダイスケだった。
　理由はダイスケが受ける様な高ランク依頼が無かったからだった。
　　ギルドとしても問題にならないように対応した結果だった。