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一杯目はシャンパンで乾杯して、二杯目はシャンパンをオレンジジュースで割ったのを作ってくれた。
めかじきのエスカベッシュ(洋風南蛮漬けみたいな感じ)と、コーヒー風味の鴨とオレンジのサラダ、バゲットに乗せて食べる豚肉のリエットとかいうのも軒並み美味しかった。夢中になって食べていたら、視線を感じて、見返すと、淳くんが頬杖をついて、こちらを見ている。慌ててバゲットをシャンパンオレンジジュースで流し込む。
「ん、ごめん。一人で食べてた」
息をついて、詰まりそうになった胸を叩く。意地汚いって思われてたらどうしよう。
「んーん。なんかあんまり食べないのかなって思ってたから安心した。勝手に開けて失礼だったけど、冷蔵庫ほとんど空でもやしと卵くらいしか見当たらなかったから心配してたんだよ」
見られてたー。うわー。惨めなタイプの恥ずかしさに見舞われ、結構な精神的ダメージを受けた。
「あれ? 余計なこと言ったね? おれ。ごめん。じっと見てるのも気に障った? 食べてる時の口元が可愛くて、つい。悪気はないんだ。ごめんね」
「いや、むしろ、私の方こそごめん。どれも美味しくてついつい夢中になっちゃって。養豚場かってね。あはは」
頭の片隅にアニメ映画の豚に変えられる少女の両親が浮かぶ。あーもうやだ。絶対意地汚いって思われた。
「美味しそうに食べてる栞乃さんも好きだよ。買ってきたかいがある。でも、おれが作ればよかったってデリの調理係に嫉妬してたところ」
ぐうの音も出ない見事な色男語録に、顔が熱くなる。
「それに、食べることを否定するのって、生きることを否定するのと同じだよ。悲しくない?」
「でも、なんか、がっついちゃって……意地汚かったかなって……」
「ここ家なんだからリラックスしてよ」
「ありがとう」
「お礼を言われることはなにもしてないけど」
「だって、私を気遣って言葉を尽くしてくれたでしょ。だから、ありがとう」
「……どういたしまして」
私にゆっくりと近づいて唇を食む。
「栞乃さんの唇、ちょうどいい塩加減。オレンジの香りがして、あまじょっぱくて……」
「ん……、ンン、」
味わうような口づけと同時に、胸を撫でられる。
大きな手には物足りない質量だろうなと申し訳なく思う。
カップ越しに立てた指で先端を狙われる。
「あ……、んん、」
小刻みに掻くように弄られ、むず痒いような刺激にそこは段々と質感を変え、指の動きに合わせて弾むようになっていく。それに両足の奥まで疼いてきた。それを両方の手でやるから快感が増幅され、逃げ場がない。口づけは深くなり、舌が遠慮なく口内を責めてくる。先端が摘まれて、腰が浮く。こねまわされて、またピクピクと揺れた。
「栞乃さん。蕩けた顔になってるよ」
解放された口の中が寂しい。耳朶を甘噛みされ、舌でなぞられる。水音が卑猥に響いて、腰が浮く。
「んんっ、だ、だって……っ、あっ、ぁ……」
まだお風呂も入ってない。ご飯も途中なのに、淳くんはすっかりその気になっていて私にのしかかる。
首筋や鎖骨を舐めたり吸ったり、臀部や太腿をまさぐる。
「待って待って! ダメ! こら、ストップ!」
腰をパンパン叩くと、ガバッと顔を上げた。
「犬じゃないんだけど」
細めた目で見られる。
「今のそんなに大差ないから! お風呂まだでしょ!」
「だって、栞乃さんが可愛くて、食べてる時から、口の動きがえっちで……、今も声が……」
「私のせいにしないで。お風呂までちゃんと我慢して」
「我慢なら栞乃さんが仕事行った時からしてた!」
「屁理屈こねないの!」
「事実! 事実だから!」
「あーもーハイハイ。さあ淳くん。お風呂入りましょうねー?」
「いや、子供通り越して幼児扱いやめて!? マジで!」
「一人前の男性扱いしたら襲われちゃうもん」
「なにその理屈。新しいね?」
「クリエイティブでしょ。さ、行った行った」
「ここは一緒に行くとこでしょ」
と、私をホールドしたまま一緒に立ち上がってグイグイ押してくる。浴室前の脱衣所の洗面台の縁に両手をつく。淳くんは私を背後から抱きしめて自己主張の激しい部位を押し当ててくる。
めかじきのエスカベッシュ(洋風南蛮漬けみたいな感じ)と、コーヒー風味の鴨とオレンジのサラダ、バゲットに乗せて食べる豚肉のリエットとかいうのも軒並み美味しかった。夢中になって食べていたら、視線を感じて、見返すと、淳くんが頬杖をついて、こちらを見ている。慌ててバゲットをシャンパンオレンジジュースで流し込む。
「ん、ごめん。一人で食べてた」
息をついて、詰まりそうになった胸を叩く。意地汚いって思われてたらどうしよう。
「んーん。なんかあんまり食べないのかなって思ってたから安心した。勝手に開けて失礼だったけど、冷蔵庫ほとんど空でもやしと卵くらいしか見当たらなかったから心配してたんだよ」
見られてたー。うわー。惨めなタイプの恥ずかしさに見舞われ、結構な精神的ダメージを受けた。
「あれ? 余計なこと言ったね? おれ。ごめん。じっと見てるのも気に障った? 食べてる時の口元が可愛くて、つい。悪気はないんだ。ごめんね」
「いや、むしろ、私の方こそごめん。どれも美味しくてついつい夢中になっちゃって。養豚場かってね。あはは」
頭の片隅にアニメ映画の豚に変えられる少女の両親が浮かぶ。あーもうやだ。絶対意地汚いって思われた。
「美味しそうに食べてる栞乃さんも好きだよ。買ってきたかいがある。でも、おれが作ればよかったってデリの調理係に嫉妬してたところ」
ぐうの音も出ない見事な色男語録に、顔が熱くなる。
「それに、食べることを否定するのって、生きることを否定するのと同じだよ。悲しくない?」
「でも、なんか、がっついちゃって……意地汚かったかなって……」
「ここ家なんだからリラックスしてよ」
「ありがとう」
「お礼を言われることはなにもしてないけど」
「だって、私を気遣って言葉を尽くしてくれたでしょ。だから、ありがとう」
「……どういたしまして」
私にゆっくりと近づいて唇を食む。
「栞乃さんの唇、ちょうどいい塩加減。オレンジの香りがして、あまじょっぱくて……」
「ん……、ンン、」
味わうような口づけと同時に、胸を撫でられる。
大きな手には物足りない質量だろうなと申し訳なく思う。
カップ越しに立てた指で先端を狙われる。
「あ……、んん、」
小刻みに掻くように弄られ、むず痒いような刺激にそこは段々と質感を変え、指の動きに合わせて弾むようになっていく。それに両足の奥まで疼いてきた。それを両方の手でやるから快感が増幅され、逃げ場がない。口づけは深くなり、舌が遠慮なく口内を責めてくる。先端が摘まれて、腰が浮く。こねまわされて、またピクピクと揺れた。
「栞乃さん。蕩けた顔になってるよ」
解放された口の中が寂しい。耳朶を甘噛みされ、舌でなぞられる。水音が卑猥に響いて、腰が浮く。
「んんっ、だ、だって……っ、あっ、ぁ……」
まだお風呂も入ってない。ご飯も途中なのに、淳くんはすっかりその気になっていて私にのしかかる。
首筋や鎖骨を舐めたり吸ったり、臀部や太腿をまさぐる。
「待って待って! ダメ! こら、ストップ!」
腰をパンパン叩くと、ガバッと顔を上げた。
「犬じゃないんだけど」
細めた目で見られる。
「今のそんなに大差ないから! お風呂まだでしょ!」
「だって、栞乃さんが可愛くて、食べてる時から、口の動きがえっちで……、今も声が……」
「私のせいにしないで。お風呂までちゃんと我慢して」
「我慢なら栞乃さんが仕事行った時からしてた!」
「屁理屈こねないの!」
「事実! 事実だから!」
「あーもーハイハイ。さあ淳くん。お風呂入りましょうねー?」
「いや、子供通り越して幼児扱いやめて!? マジで!」
「一人前の男性扱いしたら襲われちゃうもん」
「なにその理屈。新しいね?」
「クリエイティブでしょ。さ、行った行った」
「ここは一緒に行くとこでしょ」
と、私をホールドしたまま一緒に立ち上がってグイグイ押してくる。浴室前の脱衣所の洗面台の縁に両手をつく。淳くんは私を背後から抱きしめて自己主張の激しい部位を押し当ててくる。
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