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第二章『魔物のハーレムを作りたい!』
第9話「獣人の価値」
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「攻撃しない……という事は、やはり『私に用事』なんですよね?」
「っ……」
猫の獣人であるシャープの爪は鋭い。
本気で攻撃すれば、人間に大怪我を負わせる事など容易い。
「だって、ほら人間はクズだと言いながらシャープは私をこんなに近づけている」
「そ……それは」
シャープはしどろもどろになった。そんなシャープを見てウィンは続ける。
「時間も惜しいので単刀直入に話を進めますね。シャープ、私と契約をしましょう」
「ウィン、流石に単刀直入すぎるぞえ」
シャープはと言うと、ポカンとした顔を見せてその後毛を逆立てた。
「は?あの主従契約を?ふざけんな!するわけ……」
「チルダの救出と交換条件です」
「なっ!」
「わざわざ私を頼りに来たと言う事はシャープはチルダの行方の見当がついているのですよね?そしてその相手は非常に厄介」
「っ!」
ウィンの言う通りだった。シャープはチルダをさらった犯人に見当がついていた。
だから、ここ『ウィンの屋敷』に来たのだ。ただ、最初から人間であるウィンを頼ろうと思っての事では無かった。『ここにチルダが居て欲しい』という淡い期待を持っていた。
だが、チルダがここに居なかったとなると、犯人は間違いなく『奴等』なのだ。その場合シャープ1人ではどうしょうも出来ない事も解っていた。『だから最初からココに来た』のだ、ウィンなら事情を察して自ずと手を貸すだろうと。
それを全てウィンに見透かされてシャープは返す言葉を失っていた。
「どうするのですか?様子を見るに急がないとマズイ相手なのですよね?」
ウィンは契約を急かした。
「わかった……ただ、契約はチルダを助けた後や」
「それでは駄目です」
「っ……」
テイマーと契約すれば使い魔は主から逃げる事が出来ない。
(自分がウィンと契約するという事は、自ずとチルダも契約させられる……)
そうシャープは考えていた。シャープにとってそれだけはあってはならない事だった。
「考えている事は解ります。ならば、シャープが契約して下さればチルダとは契約を交わしません」
「え?」
「チルダは私の使い魔ではなくお友達ポジションというのはどうでしょう?」
「え……『契約して所有』する事がテイマーにとっての獣人の価値なんやろ?」
「なんですか?それ?」
ウィンは不思議そう返した。
「契約していると色々便利な事もありますので。召喚で呼び寄せる事も出来ますし……今回みたいに迷子になった時とか便利ですよね?」
「確かに……他にも一定の距離なら思考で会話も出来たりして便利や」
「よくご存じで」
ウィンはパチパチと手を叩く。
「……!」
シャープは言いくるめられそうになってハッとした。
「じゃあ俺と契約せなアカンのはなんでや?その理由なら俺も契約せんでもええやろ!?」
「アホぞえか!兄猫は弟猫と違ってすぐ逃げるぞえ!」
「まぁまぁピリオド……」
ウィンはピリオドを制する、そして言葉を選ぶように続けた。
「1つはそれが『某方』との約束だからです」
「?」
「ただ……それが無かった所でシャープとは契約を交わしたい」
「なんで?」
「テイマーと契約を交わすというのはどういう事か解りますか?」
「そんなもん!主従関係を作るためやろ!?魔物は契約したテイマーに逆らえない」
「ですが、契約を結ぶ時に『合意』を得ないと契約を結ぶ事はできません」
「それは……」
シャープは過去の事を思い出した。
過去の主人ともそうやって契約を交わした、いい人間だと思って契約したのだ。
「騙されてたんや!契約後にそれが解った所で、魔物側からは契約解除は出来へん」
「はい、だからこそ私は合意に拘って契約します」
「そんなにお前を主やと認めさせたいんか」
ウィンはスッと息を吸い込む。
「私を『主』として認めるかはシャープの方ですよ」
「え?」
シャープはその言葉の意味を考える。
だが、ウィンは時間が惜しいというように話を進めた。
「先ほどピリオドが言った通りです、シャープは契約をしないと私の前からすぐに消えてしまう」
「それは……」
(そうだ)とシャープは心で続けた。
人間なんかの傍に居る事はもう二度としないとシャープは決めていた。だから、ウィンの言う通りシャープはそうする。
「頭っから人間を信頼していない今のあなた相手では、流石の私もどうしょうもありません」
「まるで時間をかければ俺がお前を自ら主と認める……言うてるみたいやな?」
ウィンは太々しく笑って見せた。
「シャープとは時間をかけて信頼関係を築く必要があります。そして!信頼関係を築いた上で徐々に徐々に……グフフ」
涎を垂さん勢いでだらしない顔を見せウィンは笑う。
シャープはギリッと奥歯を噛んだ。(信頼関係だと?どうせ契約させるための嘘だ)そう思う。
だが今はチルダを助けると言うのがシャープにとって最も優先順位が高い事だった。
「ええよ……『契約』しよ」
シャープは思う。
(これを『合意』と言う人間はやはり汚い。チルダを助けた所で、こんな汚い人間の元に置く訳には行かない。以前のように裏切られるだろう……だから、後悔する前に必ず後悔させてやる……)
と……
――――――
「どこに着けるのが良いでしょう?」
「別にどこでもええわ」
ウィンは上機嫌で契約の指輪を指先で回していた。
「ではここにしましょう」
シャープの右手を取ると、ウィンはその薬指に指輪を通した。
「う……」
魔力が体に滲む感覚にシャープは声を漏らした。
「ぐふふ……これでシャープは私と一心同体です」
キャッキャっとはしゃぐウィンを冷めた目でシャープは見ていた。
(そう、一心同体だ、契約した事を後悔させてやる)
シャープは心で強く呟き、忌々しい契約の石に視線を落とした。
「あ……」
それを見てシャープは声を漏らしてしまった。
「何か?」
「別に……そんな事よりちゃんと約束守れや」
「勿論です!可愛い『私の魔物ちゃん』のため頑張りますよ」
ウィンはシャープと契約した事で、がぜんやる気も増していた。
「っ……」
猫の獣人であるシャープの爪は鋭い。
本気で攻撃すれば、人間に大怪我を負わせる事など容易い。
「だって、ほら人間はクズだと言いながらシャープは私をこんなに近づけている」
「そ……それは」
シャープはしどろもどろになった。そんなシャープを見てウィンは続ける。
「時間も惜しいので単刀直入に話を進めますね。シャープ、私と契約をしましょう」
「ウィン、流石に単刀直入すぎるぞえ」
シャープはと言うと、ポカンとした顔を見せてその後毛を逆立てた。
「は?あの主従契約を?ふざけんな!するわけ……」
「チルダの救出と交換条件です」
「なっ!」
「わざわざ私を頼りに来たと言う事はシャープはチルダの行方の見当がついているのですよね?そしてその相手は非常に厄介」
「っ!」
ウィンの言う通りだった。シャープはチルダをさらった犯人に見当がついていた。
だから、ここ『ウィンの屋敷』に来たのだ。ただ、最初から人間であるウィンを頼ろうと思っての事では無かった。『ここにチルダが居て欲しい』という淡い期待を持っていた。
だが、チルダがここに居なかったとなると、犯人は間違いなく『奴等』なのだ。その場合シャープ1人ではどうしょうも出来ない事も解っていた。『だから最初からココに来た』のだ、ウィンなら事情を察して自ずと手を貸すだろうと。
それを全てウィンに見透かされてシャープは返す言葉を失っていた。
「どうするのですか?様子を見るに急がないとマズイ相手なのですよね?」
ウィンは契約を急かした。
「わかった……ただ、契約はチルダを助けた後や」
「それでは駄目です」
「っ……」
テイマーと契約すれば使い魔は主から逃げる事が出来ない。
(自分がウィンと契約するという事は、自ずとチルダも契約させられる……)
そうシャープは考えていた。シャープにとってそれだけはあってはならない事だった。
「考えている事は解ります。ならば、シャープが契約して下さればチルダとは契約を交わしません」
「え?」
「チルダは私の使い魔ではなくお友達ポジションというのはどうでしょう?」
「え……『契約して所有』する事がテイマーにとっての獣人の価値なんやろ?」
「なんですか?それ?」
ウィンは不思議そう返した。
「契約していると色々便利な事もありますので。召喚で呼び寄せる事も出来ますし……今回みたいに迷子になった時とか便利ですよね?」
「確かに……他にも一定の距離なら思考で会話も出来たりして便利や」
「よくご存じで」
ウィンはパチパチと手を叩く。
「……!」
シャープは言いくるめられそうになってハッとした。
「じゃあ俺と契約せなアカンのはなんでや?その理由なら俺も契約せんでもええやろ!?」
「アホぞえか!兄猫は弟猫と違ってすぐ逃げるぞえ!」
「まぁまぁピリオド……」
ウィンはピリオドを制する、そして言葉を選ぶように続けた。
「1つはそれが『某方』との約束だからです」
「?」
「ただ……それが無かった所でシャープとは契約を交わしたい」
「なんで?」
「テイマーと契約を交わすというのはどういう事か解りますか?」
「そんなもん!主従関係を作るためやろ!?魔物は契約したテイマーに逆らえない」
「ですが、契約を結ぶ時に『合意』を得ないと契約を結ぶ事はできません」
「それは……」
シャープは過去の事を思い出した。
過去の主人ともそうやって契約を交わした、いい人間だと思って契約したのだ。
「騙されてたんや!契約後にそれが解った所で、魔物側からは契約解除は出来へん」
「はい、だからこそ私は合意に拘って契約します」
「そんなにお前を主やと認めさせたいんか」
ウィンはスッと息を吸い込む。
「私を『主』として認めるかはシャープの方ですよ」
「え?」
シャープはその言葉の意味を考える。
だが、ウィンは時間が惜しいというように話を進めた。
「先ほどピリオドが言った通りです、シャープは契約をしないと私の前からすぐに消えてしまう」
「それは……」
(そうだ)とシャープは心で続けた。
人間なんかの傍に居る事はもう二度としないとシャープは決めていた。だから、ウィンの言う通りシャープはそうする。
「頭っから人間を信頼していない今のあなた相手では、流石の私もどうしょうもありません」
「まるで時間をかければ俺がお前を自ら主と認める……言うてるみたいやな?」
ウィンは太々しく笑って見せた。
「シャープとは時間をかけて信頼関係を築く必要があります。そして!信頼関係を築いた上で徐々に徐々に……グフフ」
涎を垂さん勢いでだらしない顔を見せウィンは笑う。
シャープはギリッと奥歯を噛んだ。(信頼関係だと?どうせ契約させるための嘘だ)そう思う。
だが今はチルダを助けると言うのがシャープにとって最も優先順位が高い事だった。
「ええよ……『契約』しよ」
シャープは思う。
(これを『合意』と言う人間はやはり汚い。チルダを助けた所で、こんな汚い人間の元に置く訳には行かない。以前のように裏切られるだろう……だから、後悔する前に必ず後悔させてやる……)
と……
――――――
「どこに着けるのが良いでしょう?」
「別にどこでもええわ」
ウィンは上機嫌で契約の指輪を指先で回していた。
「ではここにしましょう」
シャープの右手を取ると、ウィンはその薬指に指輪を通した。
「う……」
魔力が体に滲む感覚にシャープは声を漏らした。
「ぐふふ……これでシャープは私と一心同体です」
キャッキャっとはしゃぐウィンを冷めた目でシャープは見ていた。
(そう、一心同体だ、契約した事を後悔させてやる)
シャープは心で強く呟き、忌々しい契約の石に視線を落とした。
「あ……」
それを見てシャープは声を漏らしてしまった。
「何か?」
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