上 下
18 / 159

光の弾丸

しおりを挟む
尖った至宝は、孤独に泣いた、バンにバンバンと撃つ、トカゲ、空を舞った、夢路遥かな峠を越えて、死の先は眠った、先端に恐怖、贋造の継承仏心。
手を合わせて、拝む、爆闘の日々が、黄昏をぶち抜いて、心に戸惑いの灯をドットエンプティ・パラディッシュカーサス。
サーカスは、宵に口、口にいれたら泡を吹いて、入れて、ぬぐって、口の端。
鳥がつついて、漏れ続ける、核融合一歩手前、キレる導火線、ダイナマイト。
強奪の紳士は、懐具合を確かめて、ポケットに手を突っ込み、する、する、すり鉢の仏心。
仏の顔もぶん殴る。
陥没した仏陀の顔は、汚く破裂、死の鎌、刈り取る、そいつの首は、大鎌のおかま。
掘り続けた井戸で、湧水毒水ご用心
商売繁盛、手を合わせ、楽市楽座にぶっこんだ、銃の切っ先喉を点く、涙を流して懇願だ。
死ねばいい、死が待っている、
韻律踏んで、酔いどれて、足も千鳥足、羽は極彩色の100枚羽。
おれは、このまま、死の淵に立って、谷間の奇跡から、空を見る、露が伝う胸元に光る鯉のペンダント。
おかずは、まだ酒のつまみ、女爆発ローバルト。
光の弾丸と言うやつは、俺の精神そのものだったらしいが、祈っている暇はねえよ、殲滅作戦、比喩はいらない、俺の心は、真っすぐに愛する女に向いている。
牙のようなハートで、しがらみを打ち破る、食い破って内臓どす黒い、戦いは、終わったか。あとは、自分自身との葛藤夢日ごろ。
日暮れになってヒヤシンス。鼻を近づけて、横を向く、それが俺の扇子、愛、匂う、ならば、銃を拾って、自身の喉元に突きつける。
しおりを挟む

処理中です...