55 / 115
55 トレンタへの帰還
しおりを挟む
「これがスキュラの魔石だよ。割れちゃってるけどな」
アルスが机の上に置いてギルド長のケヴェスンさんに見せる。あれからトレンタに戻ってきて、報告中だ。…って、ヴェンティでもやったやり取りだけど、魔石については、依頼元のトレンタのギルドに提出するように言われたのだ。
「依頼は『調査』でしたけどね」
ケヴェスンさんが苦笑する。
「まあ、あの状況じゃ戦わざるを得なかったし」
「そういえば報告の内容次第で、国から兵を出すって話もあったな」
「兵を出すも何も。もちろん国の機関や役所の連絡網もありますが、馬車などよりは速いという程度ですよ。その連絡網で魔物確認の一報が届いたのは、すでにアマティアさんから魔物を倒したという連絡が来た後でしたから」
イルダとアルスに、ケヴェスンさんが苦笑して言った。他の連絡網というと、伝書鳩のようなものだろうか。
「確認と共に戦闘になって倒しちゃったしな」
「しかし、カリュブディスがもしヴェンティの町に向かって来たらやばかったな。すぐにアマティアさんがここに連絡してくれても、それから王都に連絡して、すぐに出兵しても数日はかかるだろう」
「わたくし達のパーティーと、すぐに駆けつけられるネレイスさん達、後は町にいる冒険者やわずかな警備兵の方達だけで戦う羽目になっていましたね」
「正体不明の海中の魔物じゃあ、ネレイスさん達しか戦力にならなかったかも」
「私達もそれほど数がいるわけではないですし…」
私達が次々に言うと、ケヴェスンさんが頷いた。
「それを考えて国、というか国王は冒険者ギルドとの連携と関係強化、また離れた所との連絡方法を考えているようですね」
ケヴェスンさんが言うが、どちらも難しそうだ。国の兵士やその上の騎士はどちらかというとエリートで、それに対して冒険者は平民のならず者みたいな人達が多く、元々あまり仲が良くない。ケヴェスンさんが国じゃなくて国王、と言い換えたのも、反対意見が多いということだろう。
「国とギルドの連携強化は難しそうだな。連絡方法の方も…ネレイスさん達の利用している地下の水路だって、どこにでも繋がっているわけじゃあないだろうし」
「…そうですね」
アルスにアマティアさんが答える。綺麗な水のあるところなら、どこでも移動できる、という怪しい人に心当たりがあるけど、まあ連絡役なんかやってくれないだろうし。
「国とギルドの連携強化の件だけでなく、離れた所との連絡…出来たら双方向に通信できるような物を作れないかという話も僕のところに来ましたよ」
ああ、ケヴェスンさんはギルド長だけでなく魔道具作成でも有名だから。
「離れた所の人との間で話が出来るってか。魔法でなんとかなるんじゃないか?ユーカ、何か考えてみろよ」
イルダが無責任なことを言う。
「まあ、それはおいおい考えていくとして、あなた方に関係のある話もあります。王都の貴族の間では、あなた方に対して王族に取り入るのを面白くないと思う連中と、強い力があるなら無理矢理取り込んでしまえという連中で意見が分かれているようですね」
「国王に取り入るつもりもないし、迷惑を掛けるつもりもないから、トレンタに来たんだけどな、面倒くさい」
「あははは。貴族に力があるのは、生まれが貴族だからという理由だけですからね。生まれと関係なく力がある冒険者は、目障りなだけなのでしょう。今のところ、フレアさんのおかげで目立った動きはないようですが、そのうち何か言ってくるかもしれません」
「フレアが?」
アルスが聞く。フレアも首を傾げている。
「フレアさんは教皇のお嬢さんですからね。フレアさんが一緒にいる限り、変な事はしないだろうと」
ああ、パーティーの良心扱いなのか。実際そういうところはあるけど。
「面倒くさいなあ。いっそのこと、ユーカが王城と貴族にファイアーをぶっ放して力を見せて黙らせた後、取り入るつもりはないとはっきり言ってくれば良いんじゃないか」
イルダが無茶苦茶なことを言う。やはり良心(フレア)が必要なようだ。
「…あ、そうだ、スキュラの言った事で一つ気になる事があったの」
「ん?まだ何かあったっけ?」
「一番初めに対面したときよ。『もう来たのか』って言ってたでしょ?」
「そういえば、そう言って驚いていたような気がするな。…もしかして俺達が行くことがどこからか漏れていた?いや、それは無理か」
私の疑問にアルスが言う。
「考えたのですが、今回私達が行ったことではないのでは?」
アマティアさんが言う。どういうこと?
「ヴェンティの町は、漁業で有名ですが、外海に出るときの玄関口だとも聞きました。将来的に、『女神』があそこを通ってどこかに行くことを警戒していたのではないでしょうか」
「なるほど、別の国か大陸か…」
「…そこに、魔王かそれに近い存在がいると?」
「…それも今後の調査要と、国やギルド本部にも報告しておきましょうか」
…いつかまたカリュブディスと対峙することがあるかもしれないわね。
「さて、これで今回の件は終わったし、しばらくのんびりするか」
「ヴェンティでものんびりしてきたけどな」
帰り道に、アルスにイルダが突っ込む。アマティアさんはさっさとコンラートさんの家に行ってしまったようだ。
「まあ、良い所だったよ。特に食べ物が良かった。海の魚や貝はそのまま焼いても適当な塩味が付いていたし。まあ海の水はそのまま飲むにはちょっと味が濃かったけど」
アルス、結局飲んだのか。
「それとユーカはのんびりは駄目ね」
いきなりポンという音と共に現れたスピカが、ビシッと私に指を突きつけて言う。
「えっ」
「あの『レーザー』もそうだけど、ぶっつけ本番の魔法は駄目。普段から新しい魔法を考えておきなさいよ。一日一魔法ね!」
そんな無茶な。
「そうだな、あと通信用の魔工も考えろよな」
「そうだそうだ」
「そうですね」
みんな酷すぎる。…と思う。
**********
「あはははは、それで逃げて来たんですね」
「一日一つ考えるのは辛いわ…」
次の休みの日、ケヴェスンさんの店兼工房に来ている。スピカの「魔法を考えろ攻撃」を毎日受けまくり、逃げてきたのだ。
「しかし、ここに来たからには、通信のアイデアを考えてもらわないといけませんねー」
何故かいるセリアさんが笑いながら言う。どうやら、まだまだ滞在する気のようだ。
それにしても通信か…。双方向で使えそうなものとすると、電波を使った無線通信か、電気や光を使った有線通信しか思いつかないけど、どのみちこの世界ですぐに実現するのは無理だろう。理屈は本を読んだ事があるので知っているけど、実際に使うのには、技術的な問題が多すぎる。
「魔法でそういうのはないんですか?」
「聞いたことがありませんねー。あれば、魔力の流れを参考にして魔工の道具を作れるかも知れませんがー」
ああ、そういうことが出来るのか。
「何か思いつきましたか?」
「…うーん、魔力自体を離れた所に送ることが出来れば、通信に使えるのじゃないかと思ったのだけど…」
ケヴェスンさんに答える。単に電気や電波を魔力に置き換えて考えてみただけだけど。
「ああ、魔工では魔力の流れを金属線で接続させますから可能ですね。金属線を引ける範囲になってしまいますが」
やっぱり無線は無理か。
「短い距離なら、金属線がなくてもいけるのですよー」
「本当ですか?」
セリアさんの言葉に、ケヴェスンさんも驚いている。
「ええ、私は、魔力は波だと思うのですよー。波が空気中を伝わるのですよー」
電波じゃなくて魔力波か。これは使えるかもしれない。
アルスが机の上に置いてギルド長のケヴェスンさんに見せる。あれからトレンタに戻ってきて、報告中だ。…って、ヴェンティでもやったやり取りだけど、魔石については、依頼元のトレンタのギルドに提出するように言われたのだ。
「依頼は『調査』でしたけどね」
ケヴェスンさんが苦笑する。
「まあ、あの状況じゃ戦わざるを得なかったし」
「そういえば報告の内容次第で、国から兵を出すって話もあったな」
「兵を出すも何も。もちろん国の機関や役所の連絡網もありますが、馬車などよりは速いという程度ですよ。その連絡網で魔物確認の一報が届いたのは、すでにアマティアさんから魔物を倒したという連絡が来た後でしたから」
イルダとアルスに、ケヴェスンさんが苦笑して言った。他の連絡網というと、伝書鳩のようなものだろうか。
「確認と共に戦闘になって倒しちゃったしな」
「しかし、カリュブディスがもしヴェンティの町に向かって来たらやばかったな。すぐにアマティアさんがここに連絡してくれても、それから王都に連絡して、すぐに出兵しても数日はかかるだろう」
「わたくし達のパーティーと、すぐに駆けつけられるネレイスさん達、後は町にいる冒険者やわずかな警備兵の方達だけで戦う羽目になっていましたね」
「正体不明の海中の魔物じゃあ、ネレイスさん達しか戦力にならなかったかも」
「私達もそれほど数がいるわけではないですし…」
私達が次々に言うと、ケヴェスンさんが頷いた。
「それを考えて国、というか国王は冒険者ギルドとの連携と関係強化、また離れた所との連絡方法を考えているようですね」
ケヴェスンさんが言うが、どちらも難しそうだ。国の兵士やその上の騎士はどちらかというとエリートで、それに対して冒険者は平民のならず者みたいな人達が多く、元々あまり仲が良くない。ケヴェスンさんが国じゃなくて国王、と言い換えたのも、反対意見が多いということだろう。
「国とギルドの連携強化は難しそうだな。連絡方法の方も…ネレイスさん達の利用している地下の水路だって、どこにでも繋がっているわけじゃあないだろうし」
「…そうですね」
アルスにアマティアさんが答える。綺麗な水のあるところなら、どこでも移動できる、という怪しい人に心当たりがあるけど、まあ連絡役なんかやってくれないだろうし。
「国とギルドの連携強化の件だけでなく、離れた所との連絡…出来たら双方向に通信できるような物を作れないかという話も僕のところに来ましたよ」
ああ、ケヴェスンさんはギルド長だけでなく魔道具作成でも有名だから。
「離れた所の人との間で話が出来るってか。魔法でなんとかなるんじゃないか?ユーカ、何か考えてみろよ」
イルダが無責任なことを言う。
「まあ、それはおいおい考えていくとして、あなた方に関係のある話もあります。王都の貴族の間では、あなた方に対して王族に取り入るのを面白くないと思う連中と、強い力があるなら無理矢理取り込んでしまえという連中で意見が分かれているようですね」
「国王に取り入るつもりもないし、迷惑を掛けるつもりもないから、トレンタに来たんだけどな、面倒くさい」
「あははは。貴族に力があるのは、生まれが貴族だからという理由だけですからね。生まれと関係なく力がある冒険者は、目障りなだけなのでしょう。今のところ、フレアさんのおかげで目立った動きはないようですが、そのうち何か言ってくるかもしれません」
「フレアが?」
アルスが聞く。フレアも首を傾げている。
「フレアさんは教皇のお嬢さんですからね。フレアさんが一緒にいる限り、変な事はしないだろうと」
ああ、パーティーの良心扱いなのか。実際そういうところはあるけど。
「面倒くさいなあ。いっそのこと、ユーカが王城と貴族にファイアーをぶっ放して力を見せて黙らせた後、取り入るつもりはないとはっきり言ってくれば良いんじゃないか」
イルダが無茶苦茶なことを言う。やはり良心(フレア)が必要なようだ。
「…あ、そうだ、スキュラの言った事で一つ気になる事があったの」
「ん?まだ何かあったっけ?」
「一番初めに対面したときよ。『もう来たのか』って言ってたでしょ?」
「そういえば、そう言って驚いていたような気がするな。…もしかして俺達が行くことがどこからか漏れていた?いや、それは無理か」
私の疑問にアルスが言う。
「考えたのですが、今回私達が行ったことではないのでは?」
アマティアさんが言う。どういうこと?
「ヴェンティの町は、漁業で有名ですが、外海に出るときの玄関口だとも聞きました。将来的に、『女神』があそこを通ってどこかに行くことを警戒していたのではないでしょうか」
「なるほど、別の国か大陸か…」
「…そこに、魔王かそれに近い存在がいると?」
「…それも今後の調査要と、国やギルド本部にも報告しておきましょうか」
…いつかまたカリュブディスと対峙することがあるかもしれないわね。
「さて、これで今回の件は終わったし、しばらくのんびりするか」
「ヴェンティでものんびりしてきたけどな」
帰り道に、アルスにイルダが突っ込む。アマティアさんはさっさとコンラートさんの家に行ってしまったようだ。
「まあ、良い所だったよ。特に食べ物が良かった。海の魚や貝はそのまま焼いても適当な塩味が付いていたし。まあ海の水はそのまま飲むにはちょっと味が濃かったけど」
アルス、結局飲んだのか。
「それとユーカはのんびりは駄目ね」
いきなりポンという音と共に現れたスピカが、ビシッと私に指を突きつけて言う。
「えっ」
「あの『レーザー』もそうだけど、ぶっつけ本番の魔法は駄目。普段から新しい魔法を考えておきなさいよ。一日一魔法ね!」
そんな無茶な。
「そうだな、あと通信用の魔工も考えろよな」
「そうだそうだ」
「そうですね」
みんな酷すぎる。…と思う。
**********
「あはははは、それで逃げて来たんですね」
「一日一つ考えるのは辛いわ…」
次の休みの日、ケヴェスンさんの店兼工房に来ている。スピカの「魔法を考えろ攻撃」を毎日受けまくり、逃げてきたのだ。
「しかし、ここに来たからには、通信のアイデアを考えてもらわないといけませんねー」
何故かいるセリアさんが笑いながら言う。どうやら、まだまだ滞在する気のようだ。
それにしても通信か…。双方向で使えそうなものとすると、電波を使った無線通信か、電気や光を使った有線通信しか思いつかないけど、どのみちこの世界ですぐに実現するのは無理だろう。理屈は本を読んだ事があるので知っているけど、実際に使うのには、技術的な問題が多すぎる。
「魔法でそういうのはないんですか?」
「聞いたことがありませんねー。あれば、魔力の流れを参考にして魔工の道具を作れるかも知れませんがー」
ああ、そういうことが出来るのか。
「何か思いつきましたか?」
「…うーん、魔力自体を離れた所に送ることが出来れば、通信に使えるのじゃないかと思ったのだけど…」
ケヴェスンさんに答える。単に電気や電波を魔力に置き換えて考えてみただけだけど。
「ああ、魔工では魔力の流れを金属線で接続させますから可能ですね。金属線を引ける範囲になってしまいますが」
やっぱり無線は無理か。
「短い距離なら、金属線がなくてもいけるのですよー」
「本当ですか?」
セリアさんの言葉に、ケヴェスンさんも驚いている。
「ええ、私は、魔力は波だと思うのですよー。波が空気中を伝わるのですよー」
電波じゃなくて魔力波か。これは使えるかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
その狂犬戦士はお義兄様ですが、何か?
行枝ローザ
ファンタジー
美しき侯爵令嬢の側には、強面・高背・剛腕と揃った『狂犬戦士』と恐れられる偉丈夫がいる。
貧乏男爵家の五人兄弟末子が養子に入った魔力を誇る伯爵家で彼を待ち受けていたのは、五歳下の義妹と二歳上の義兄、そして王都随一の魔術後方支援警護兵たち。
元・家族の誰からも愛されなかった少年は、新しい家族から愛されることと癒されることを知って強くなる。
これは不遇な微魔力持ち魔剣士が凄惨な乳幼児期から幸福な少年期を経て、成長していく物語。
※見切り発車で書いていきます(通常運転。笑)
※エブリスタでも同時連載。2021/6/5よりカクヨムでも後追い連載しています。
※2021/9/15けっこう前に追いついて、カクヨムでも現在は同時掲載です。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
悪役令嬢の騎士
コムラサキ
ファンタジー
帝都の貧しい家庭に育った少年は、ある日を境に前世の記憶を取り戻す。
異世界に転生したが、戦争に巻き込まれて悲惨な最期を迎えてしまうようだ。
少年は前世の知識と、あたえられた特殊能力を使って生き延びようとする。
そのためには、まず〈悪役令嬢〉を救う必要がある。
少年は彼女の騎士になるため、この世界で生きていくことを決意する。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる