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96 意外な出会い
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「…」
「しばらくなのねん」
「…モレアさん?」
「やっぱり分かるのねん、さすがなのねん」
まさか仙女じゃなくてドリュアスに会うとは思わなかった。しかし、相変わらずくねくねしながら話す。美人が本当に台無しだ。
「えっと、あなたは普段エルフの森にいるんじゃないの?」
「大きな森ならどこにでもいるのねん」
はい?
「大きな森なら、私とカリュアは必ずいるのねん」
「…えっと、あなたがたくさんいるってこと?」
「たくさんじゃなくて私は一人だけ。どの森にいるのも、みんな私なのねん。木と一緒なのねん」
うーん、良くわからないけど、同じ名前のドリュアスがみんな繋がっているみたいな?
「繋がっているんじゃなくて、同じ名前なんじゃなくて、一人なのねん」
同一人物、じゃなくて同一ドリュアスが同時に複数個所に存在するってことかな?
「…結局、あなたは私の知っているモレアさんで良いのね」
「うん、違うけど同じ私なのねん」
ややこしいな…。
「もう良いわ。それで、あなたはこの森で今起きていることや、その理由を知ってるのね?」
「起きていることは知っているのねん。理由は、いなくなった仲間を探しているからなのねん」
探している?魔物が魔物を?…確かにそんな雰囲気だった。
「ねえ、ドリュアスは森を管理していて、森で起きたことは何でも知っているんでしょ?いなくなった魔物のことも知っているんじゃないの?」
「森の植物は管理しているけど、動物は管理外なのねん。知っているのは、探されているのも、探されていないのも、いなくなったのはどちらも人間のせいなのねん」
人間のせい?
「どこにいるか知っているのなら、そのことを魔物達に…」
「森の中じゃないのもいるし、詳しくは分からないのねん。それに、私たちは魔物と人間のどちらか一方の味方をするわけにはいかないのねん。…森を荒らされない限り」
「森が荒らされるような心配があるわけ?」
スピカが口を挟む。
「人間と魔物が過度に争ったらそうなるのねん。そうならないように、お願いに出てきたのねん。探されているのは、竜の子供なのねん」
「竜…ドラゴン?」
「竜の子供は森の中にいないのねん。たぶん人間のところにいるのねん。それが魔物に見つかったら争いになるのねん」
「…おーい、ユーカ、まだここにいたのか」
「…お願いしたのねん」
「あ、ちょっと…」
慌ててモレアさんに手を伸ばすが、彼女は舞い上がる木の葉と共に消えてしまった。
「はぁ、アルスのせいね」
「え?俺何かしたか?」
スピカと二人でジト目で見るが、アルスは訳が分からないような顔をして焦った。
一応の情報が得られたということで、ギルドに報告に来ている。
「『優秀な冒険者の元には、自然と向こうから情報が集まってくる』。私の言った通りでしたね」
「しかし、俺が現れたからって消えることはないのになあ。一緒に魔将と戦った仲なのに。俺なんかしたか?」
「ちょうど私た…、私との話が終わった所だったし。モレアさんの口調というか言い回しがそもそもわかりにくいから、皆もいれば良かったんだけど…」
私は、『私達』、と言いかけて慌てて『私』と言い直す。私の頭の上で姿を消しているスピカのことは、まだ内緒だ。
「ドラゴンの子供が行方不明で、それが人間のせいだって言うのかい。にわかには信じられないが、そのドリュアスは信用できるのかい?」
「ええ、嘘を言う必要はないと思いますし、種族的にも人間を騙すこともないのではないでしょうか」
フレアがアレッタさんに答える。
「まあ、いつも人間の味方という訳ではない、とも言っていましたけどね」
「下級の魔物ならともかく、ドラゴンやドリュアスを敵に回して戦うなんてことになったら冗談じゃない。そのドラゴンの子供のことはすぐに調査するよ。…あと、念のために騎士や兵士の派遣も国に依頼した方が良いだろうね。あくまで表向きは調査目的だけど…」
「一度はドラゴンと戦ってみたいけどね」
「おい、イルダ…」
「冗談だよ、アルス。真面目な話、ドラゴンの存在自体疑っていたんだけど、ドラゴンの子供までいて、さらにドラゴンの子供を害するような奴もいるとは…」
「ドラゴンの子供って珍しいんですか」
「そりゃあ、ドラゴン自体、伝説の存在だからね」
アレッタさんが言う。数百年、数千年生きるというのに、存在自体疑われるんだから、子どもなんか滅多に生まないのかもしれないわね。
「ますます人がいなくなったな」
翌日の朝、宿屋の食堂で朝食を取っていると、イルダが周りを見て呟いた。
「ドラゴンの子供の話が広まっていますからね。『ドラゴンの子供に手を出した人間への復讐のために、ドラゴンや魔物がこの町を襲いにやってくる』等という噂になっているのですよ」
「もうそんな噂が…。そりゃあ、観光客は逃げるわけだ」
「迷惑な話ね…。ところでアルスとジルさんは?」
「…」
「…アルスさんがジルさんに声を掛けて、どこかに連れ立って行きましたよ。何でも『ジルさんのことが気になる』のだそうです」
ええ?それはもしかして…、ジルさん美人だし。あ、でもイルダはどう思ってるのかな。この話題は止めた方が…。
「それは一目惚れってやつね!」
私の頭の上で、ポンという音と共に姿を現したスピカが、ビシッと言う効果音の出そうな口調で言った。頭の上なので見えないが、きっと何かの決めポーズを取っているに違いない。
…いや、余計なことを言うなって…。
「まあ、あたしはアルスが何をどうしようが関係ないけどな。じゃあな!」
イルダはそう言い捨てると、さっさと自分の部屋に向かってしまった。
「ああ、もう分かりやすいというかなんというか…。スピカ、ドラゴンのことで大変な時に、余計な面倒事を増やさないでよ」
「あたしが言っても言わなくても同じでしょ。こういうのは、煽ってはっきりさせた方が良いのよ」
「まあ、ユウカさんも無関係という訳ではないですし」
私は関係ないでしょ。何故か溜息を吐くフレアに、心の中で突っ込んだ。
森を探索する意味がなくなってしまったが、もう一度レナを探しに行こうか、等と色々考えていたが、町の中でドラゴンの子供のことを聞いて回った方が良いとスピカが言うので、あちこち廻っていた。しかし、元々この町に住む人はドラゴンを信仰しているので、ドラゴンに何かしようとしている人がいる、とかいう類の話は聞けなかった。
「やれやれ、収穫なしね」
「あ、ユーカさん、そちらも駄目でしたか」
夕方宿屋の食堂で溜息を吐いていると、ジルさんがやって来て、そう言いながら向かいに腰かけた。
「私もアルスさんと一緒に廻っていたのですが、何も分かりませんでしたね」
アルスと一緒にねえ。考えていると、スピカが姿を消したまま頭をガシガシと蹴ってきた。はいはい、分かったから。面倒事を片付けてしまいましょう。
「えーっと、ジルさんはアルスのことをどう思います?」
「はい?…ああ、素敵な殿方だと思いますね。でも私は…」
その時、大きな音と人の悲鳴が遠くから聞こえた。狼の遠吠えのような声も聞こえる。続いて、非常時に鳴らされる鐘の音が響く。私は思わず立ち上がった
「これは…」
「町の表門の方ですね」
「すぐに行きましょう。もしかしたら魔物が…」
アルスとフレア、そしてちょっと遅れてイルダが階段を駆け下りてきた。
「…ああ、みんないるな!」
「表門の方です。行きましょう!」
アルスが全員揃っていることを確認して声を上げると、ジルさんが頷いて答えた。
「しばらくなのねん」
「…モレアさん?」
「やっぱり分かるのねん、さすがなのねん」
まさか仙女じゃなくてドリュアスに会うとは思わなかった。しかし、相変わらずくねくねしながら話す。美人が本当に台無しだ。
「えっと、あなたは普段エルフの森にいるんじゃないの?」
「大きな森ならどこにでもいるのねん」
はい?
「大きな森なら、私とカリュアは必ずいるのねん」
「…えっと、あなたがたくさんいるってこと?」
「たくさんじゃなくて私は一人だけ。どの森にいるのも、みんな私なのねん。木と一緒なのねん」
うーん、良くわからないけど、同じ名前のドリュアスがみんな繋がっているみたいな?
「繋がっているんじゃなくて、同じ名前なんじゃなくて、一人なのねん」
同一人物、じゃなくて同一ドリュアスが同時に複数個所に存在するってことかな?
「…結局、あなたは私の知っているモレアさんで良いのね」
「うん、違うけど同じ私なのねん」
ややこしいな…。
「もう良いわ。それで、あなたはこの森で今起きていることや、その理由を知ってるのね?」
「起きていることは知っているのねん。理由は、いなくなった仲間を探しているからなのねん」
探している?魔物が魔物を?…確かにそんな雰囲気だった。
「ねえ、ドリュアスは森を管理していて、森で起きたことは何でも知っているんでしょ?いなくなった魔物のことも知っているんじゃないの?」
「森の植物は管理しているけど、動物は管理外なのねん。知っているのは、探されているのも、探されていないのも、いなくなったのはどちらも人間のせいなのねん」
人間のせい?
「どこにいるか知っているのなら、そのことを魔物達に…」
「森の中じゃないのもいるし、詳しくは分からないのねん。それに、私たちは魔物と人間のどちらか一方の味方をするわけにはいかないのねん。…森を荒らされない限り」
「森が荒らされるような心配があるわけ?」
スピカが口を挟む。
「人間と魔物が過度に争ったらそうなるのねん。そうならないように、お願いに出てきたのねん。探されているのは、竜の子供なのねん」
「竜…ドラゴン?」
「竜の子供は森の中にいないのねん。たぶん人間のところにいるのねん。それが魔物に見つかったら争いになるのねん」
「…おーい、ユーカ、まだここにいたのか」
「…お願いしたのねん」
「あ、ちょっと…」
慌ててモレアさんに手を伸ばすが、彼女は舞い上がる木の葉と共に消えてしまった。
「はぁ、アルスのせいね」
「え?俺何かしたか?」
スピカと二人でジト目で見るが、アルスは訳が分からないような顔をして焦った。
一応の情報が得られたということで、ギルドに報告に来ている。
「『優秀な冒険者の元には、自然と向こうから情報が集まってくる』。私の言った通りでしたね」
「しかし、俺が現れたからって消えることはないのになあ。一緒に魔将と戦った仲なのに。俺なんかしたか?」
「ちょうど私た…、私との話が終わった所だったし。モレアさんの口調というか言い回しがそもそもわかりにくいから、皆もいれば良かったんだけど…」
私は、『私達』、と言いかけて慌てて『私』と言い直す。私の頭の上で姿を消しているスピカのことは、まだ内緒だ。
「ドラゴンの子供が行方不明で、それが人間のせいだって言うのかい。にわかには信じられないが、そのドリュアスは信用できるのかい?」
「ええ、嘘を言う必要はないと思いますし、種族的にも人間を騙すこともないのではないでしょうか」
フレアがアレッタさんに答える。
「まあ、いつも人間の味方という訳ではない、とも言っていましたけどね」
「下級の魔物ならともかく、ドラゴンやドリュアスを敵に回して戦うなんてことになったら冗談じゃない。そのドラゴンの子供のことはすぐに調査するよ。…あと、念のために騎士や兵士の派遣も国に依頼した方が良いだろうね。あくまで表向きは調査目的だけど…」
「一度はドラゴンと戦ってみたいけどね」
「おい、イルダ…」
「冗談だよ、アルス。真面目な話、ドラゴンの存在自体疑っていたんだけど、ドラゴンの子供までいて、さらにドラゴンの子供を害するような奴もいるとは…」
「ドラゴンの子供って珍しいんですか」
「そりゃあ、ドラゴン自体、伝説の存在だからね」
アレッタさんが言う。数百年、数千年生きるというのに、存在自体疑われるんだから、子どもなんか滅多に生まないのかもしれないわね。
「ますます人がいなくなったな」
翌日の朝、宿屋の食堂で朝食を取っていると、イルダが周りを見て呟いた。
「ドラゴンの子供の話が広まっていますからね。『ドラゴンの子供に手を出した人間への復讐のために、ドラゴンや魔物がこの町を襲いにやってくる』等という噂になっているのですよ」
「もうそんな噂が…。そりゃあ、観光客は逃げるわけだ」
「迷惑な話ね…。ところでアルスとジルさんは?」
「…」
「…アルスさんがジルさんに声を掛けて、どこかに連れ立って行きましたよ。何でも『ジルさんのことが気になる』のだそうです」
ええ?それはもしかして…、ジルさん美人だし。あ、でもイルダはどう思ってるのかな。この話題は止めた方が…。
「それは一目惚れってやつね!」
私の頭の上で、ポンという音と共に姿を現したスピカが、ビシッと言う効果音の出そうな口調で言った。頭の上なので見えないが、きっと何かの決めポーズを取っているに違いない。
…いや、余計なことを言うなって…。
「まあ、あたしはアルスが何をどうしようが関係ないけどな。じゃあな!」
イルダはそう言い捨てると、さっさと自分の部屋に向かってしまった。
「ああ、もう分かりやすいというかなんというか…。スピカ、ドラゴンのことで大変な時に、余計な面倒事を増やさないでよ」
「あたしが言っても言わなくても同じでしょ。こういうのは、煽ってはっきりさせた方が良いのよ」
「まあ、ユウカさんも無関係という訳ではないですし」
私は関係ないでしょ。何故か溜息を吐くフレアに、心の中で突っ込んだ。
森を探索する意味がなくなってしまったが、もう一度レナを探しに行こうか、等と色々考えていたが、町の中でドラゴンの子供のことを聞いて回った方が良いとスピカが言うので、あちこち廻っていた。しかし、元々この町に住む人はドラゴンを信仰しているので、ドラゴンに何かしようとしている人がいる、とかいう類の話は聞けなかった。
「やれやれ、収穫なしね」
「あ、ユーカさん、そちらも駄目でしたか」
夕方宿屋の食堂で溜息を吐いていると、ジルさんがやって来て、そう言いながら向かいに腰かけた。
「私もアルスさんと一緒に廻っていたのですが、何も分かりませんでしたね」
アルスと一緒にねえ。考えていると、スピカが姿を消したまま頭をガシガシと蹴ってきた。はいはい、分かったから。面倒事を片付けてしまいましょう。
「えーっと、ジルさんはアルスのことをどう思います?」
「はい?…ああ、素敵な殿方だと思いますね。でも私は…」
その時、大きな音と人の悲鳴が遠くから聞こえた。狼の遠吠えのような声も聞こえる。続いて、非常時に鳴らされる鐘の音が響く。私は思わず立ち上がった
「これは…」
「町の表門の方ですね」
「すぐに行きましょう。もしかしたら魔物が…」
アルスとフレア、そしてちょっと遅れてイルダが階段を駆け下りてきた。
「…ああ、みんないるな!」
「表門の方です。行きましょう!」
アルスが全員揃っていることを確認して声を上げると、ジルさんが頷いて答えた。
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