シプレのコロン

あさぎいろ

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濃い茶色のレンガ造りの立派な門をくぐり抜け、森の中に迷い込んだのでは無いか……と思う程豊かな木々を抜け、キョロキョロと物珍しげに見渡した。
初めて踏み入れた……場所。
そう、ここは……俺の大学では無くて。
大学は、数あれど……絢音の通う大学。

どうしても……俺の頭の中にリフレインする言葉。
『好きな人……同じ大学の…人』絢音から聞かされた言葉。
この広い大学構内で……まさか、絢音の好きな人を見つけれるとは思って無いが…考えるより動く俺の脚は……すでにここに立っていて。
そもそも、どんな人物なのかも聞いて無いから……まぁ、分かるわけも無いんだけど……
帰ろうか……どうしようか……
でも、俺の午後の講義までは時間もあるし……
ここまで来たなら、せっかくだから学食でも覗いて帰るか……と、どんどん内部へ。
若干、気分がスパイなので……潜入捜査とでもいった感じか。
年齢的にここに居ても自然な俺は、すれ違う学生達から不審な目で見られる事も無く…
目的の場所に辿り着いた。

絢音から聞いていた、カフェみたいにオシャレな学食……
確かに……大きな窓が幾重にも奥へと並び、暖かな日差しが入る穏やかな空気が流れていた。
庭へと続くウッドデッキは開放され、少し向こうには木々が大小並び、葉色の美しい植物が織り成す小道と、小花を付けた様々な何気無いけれども可憐な花が咲き、クローバーの絨毯の向こう、森の中へ抜けるような雰囲気は、海外の絵本の中のようで、本当に美しかった。
これは、来て良かった……と、その時は思えた……数分後には後悔へと変わるが。

外の様子に見蕩れていると、目の端に、人々が固まって居るのが見えたので、そちらに視線を向けると……絢音も居た気がして…。
まさか……と、もう一度目を凝らして見ると、やはり絢音本人だった。
俺には見せた事の無い……キラキラと音がしそうな程の笑顔を向けている、それだけで、もう俺は、分かってしまった……絢音の好きな人が……
彼女の笑顔の先には、1人の男が居た。
その周りには、大勢の男女が取り巻いている……女の子の比率が格段に高いが。
その中心人物は、明るめのパールグレージュの髪色に、緩く流れる毛束は所々ハイトーンで、光の当たり方で変わって見える不思議な色をしていた。
そして何より際立っているのが、その容姿…というか、神々しい程の存在感だった。
姿を捉えると目が離せなくなるような婉容さ……
バランス良く配置された目鼻に、薄く大きめの唇。
神様が作った美麗なる美術品とでもいうか。
そして、その人物を見つめる絢音の表情……

昨日の事が再び記憶として蘇ってきて、俺の中で消化しきれていない何かが顔を出し始めた時だった…

バチリ!と、人集りの中心人物である美麗野郎と目が合った……
俺はすぐさま目を逸らし……その気まずさに、顔を赤らめると、少しでも早く学食から立ち去る為にぐるりと背を向けた。
俯き加減で、足を踏み出す……
背を向けた後ろの方で、どよめきが聞こえたような気がしたが、それどころでは無い……
絢音に見つかったりして…
万が一にもストーカーみたいに思われたくない俺は、ドンドン歩みを進めた。

ところが、不意に手首を掴まれた。
いきなりの事に、驚きと共に振り返り、掴んできた主を見ると……さっきの美麗野郎だった。
美麗な顔を歪ませ……息を乱したままで、声を発してきた。
「ハァッ、ハアッ。きっ、君って……空明高校のっ!バレー部…っ…じゃなかった?」
「はぁ……まぁ」
確かに、俺は空明高校のバレー部だったけど……なんで?
俺、こんな綺麗な知り合い居ないんだけど……
しかも、多分……昨日振られたばかりの彼女の想い人。
「うちの大学だったの?」
「あ、いやぁ、、、違います……あのっ、すいません、勝手に入って。俺は、飛翠大学の者です……」
あぁ、もしかして、勝手に大学内をうろついていた不審者として、呼び止められたのか?
焦る俺は、少しでも後退したいが、握られた手首がガッチリと捕まえられていて……
「すいません、ちょっ、手首……痛いです」
「あぁ、ごめんっ!」
手首からはスルリと移動してくれたが、そのまま俺の手の平へと移り、握手のように握られる。
結局は、手を離してはくれないらしい……
その時…薄っすらと『先輩~どこですかぁ?』とか、女の子の声がガヤガヤと聞こえて来た。
ヤバい!多分…さっきの取り巻きの子たちプラス絢音だ……

「良かったら、もし、良かったら……サークル、入らない?大学が他でも入れるから、ウチのバレーサークル!」
真剣な眼差しを向けられる。
改めて……美貌の物凄い圧力を感じた。
一刻も早く立ち去りたい俺は、相手の意図を測りかねていたが、深く考える暇が無い。
勧誘なのか?部員足りないの?
「分かりました!入ります!入ります!ではっ!」
とりあえず、この場を収めたい俺は、早口で答えた。
答えた拍子に緩んだ握手を解き、一気に背を向ける。
今度は追っては来られる気配は無く、ホッとした時だった。
「今週の日曜日の10時から……活動あるから!絶対来てくれよー!」
叫ばれている。
俺はとにかく……その場から逃げた。



あの美麗野郎は、なんだったのか。
幾度となく考えてみたが、全く心当たりが無い……
焦っていたとはいえ、サークルに入る……なんて言ってしまった。
体育会系男子としてこれまでを生きてきた俺は、口にした約束は、守りたい。
行きたく無い……でも口約束した……
でも、知り合いでも無いから、ブッチしてもいいかも……
しかも、行けば絢音が居て……なんて顔したらいいか分からん。
いやでも……とアレコレ言い訳を探した。

しかし、あっという間に、日曜日が来てしまった……

ウネウネと考えるのは、性にあわないので、もう、サクッと行って、やっぱりサークルには入りません!と言って帰れば良いじゃん!
そうだ!名案が浮かんだ!と、思った。
作戦が決まれば、もう、動くしかない。

行動の速い俺は、あっという間に大学の門に着いた。
いざ!左手のスポーツウオッチを見ると、良し、9時50分!
10分前行動だ!
再び濃い茶色のレンガ造りの門をくぐった。
その時、爽やかな春風と共に……
ものすごい笑顔でやってくる人物が居た。
ヤツだ……美麗野郎。
「良かった……来てくれないかと…本当に…良かった」
そんなセリフと共に心からホッとした顔をされ…
断りに来たハズの俺の決心が、一瞬にしてグラりと揺れた。
「すいません、俺、アナタと会ったことあります?失礼かもしれないんだけど、記憶に無くて」
「あっ!いや、まぁ、無い……かな。一方的に僕が知ってるだけだよ」
やはり、俺の記憶に間違いは無かった。でもじゃあ、なんで俺を知ってる?
疑問が顔に浮かんでいたのだろう。
少し照れた顔を見せると、相手は口を開いた。

「半年位前かな…弟の引退試合を観に行ったんだよ。君は相手高校のキャプテンだったみたいで……
始めは、なんとなく試合を眺めてたんだけど…小柄なのに圧倒的な存在感の君から、段々と目が離せなくなって…いつの間にか、弟では無く…君のチームを応援してたよ。
かなりの攻防戦で、点の取り合いみたいな試合で…君は、厳しい試合展開なのに、仲間をずっと笑顔で励ましてて…
もちろん、その間、華麗なアタックも決めたり…かっこよかったなぁ、本当に。
それでも、勝ったのは…弟のチームで……
笑顔だった君が最後に泣く姿……堪らなくてさぁ…
とにかく、あの試合で…勝手にファンになってて…
女の子達の言う、沼落ちは一瞬…ってこの事だったんだ!…って分かったよ」
両手を握りしめ、遠くを眺め…
その日の映像を思い出すかのように、力説された。
小柄…って、言われたのはちょっと腹が立ったが、基本的に褒め倒された挙句、ものすごい力説に圧倒された俺は…
「あ、どうも…」
困惑しかなくて、一言で返す事しか出来なかった。
「推しに会えた嬉しさで饒舌になってごめん…あんまり話すの得意じゃないからな…ちょっと疲れた…フフッ」
こんだけ1人で熱弁しておいて…まさかの、得意じゃない?とか……
若干引いてる俺に、お構い無しの彼は
「改めまして、僕は、大学3年の[[rb:橘 恭壱 > たちばな きょういち]]だよ。」
ニコニコと手を差し出された。
出された手を取り握手すると、
「あ、[[rb:田辺 朔 > たなべ さく]]です。1年です。」
2つ先輩なのか…と思いながら答えた。
「もしかして、そっちの大学で、本格的なバレーの部活に入ってたりする?」
「あぁ、まぁ一応…」
「それなのに!?忙しいだろうに!うちのサークルに入ってくれて、嬉しいよ!ありがとう!!」 
またもや、全力満面の笑みで言われると、俺からは、ハハッて乾いた笑いしか出てこない。
うわぁ…これって…もしかして断れないとこに陥ったか。
仕方ない…そして、あー、めんどくさい。
うん、今日は断れないな!
数回出て…何となく理由つけて……辞めよう!!
俺は決意を簡単に延期した。

じゃ、こっちだよ。
と、案内された立派な体育館では、カラフルな色々が目に入る。
すでに、沢山のジャージ姿の人々が居た。
さらに見渡すと、もちろん…予想通り、絢音の姿も。
目が合った絢音の視線は、橘 恭壱と俺を往復してる。
分かるぞ、まぁ、そうだろうな…俺にも今の状況は、何ともおかしな状態だからな…

号令をかけなくても、橘さんの周りには、どんどん人が集まって来た。
「今日からサークルに入ってくれた田辺朔君」
みんなに、紹介された俺は…
まぁ、すぐに辞めますけど…と心の中で答えながらも、
「よろしくお願いします!」
元気良く、深々と頭を下げた。
そこら中から、よろしく~という声が集まった。

じゃチーム分けして…と話し合いが始まったところで、裾をクイクイと引っ張られた。
予想通りというか…絢音が、小声で話しかけて来た。
「橘先輩と…知り合い?先輩のあんな笑顔、初めてみたんだけど…」
「あ~、いや?俺は知らないけど…?」
「えっ?!そうなの?ふーん。………あとね……ごめんっ、みんなに私達のこと、気まずいから、黙っていて欲しい…んだけど?」
なんとなく、言われる気はしてたけど……みんなってか、多分、橘さんに知られたくないんだろ…と喉まで出かかる。
ズクンと心が鳴いた気がしたけど…
俺はコクンと頷き返した。
両手を顔の前に合わせて、ありがとうって小さく言う絢音に、苦く笑い返した。
その時、
「ねぇ?2人、何話してた?」
さっきとは打って変わった、低い声で
橘さんが聞いてきた。顔も真顔で…怖い。
「あぁ、高校一緒だったんで…」
嘘ではないし、この程度なら絢音も文句言わないだろ…
橘さんは、絢音に向けて
「そう」
と一言だけ言うと…橘さんは俺に向き直り、素晴らしい笑顔で
「じゃ、試合しよ?」
コートの端に連れて行かれた。
「僕とは、敵チームだからね、負けないよ!」
だってその方が見えるし…って、ボソリ小さな声が聞こえたような気がしたけど…気のせいにする事にした。
フゥ…と溜息1つ、俺は上着を脱ぐと…Tシャツ短パンでコートに入った。

ピーーッと、開始ホイッスルが鳴った。
しばらくのラリーの後、ボールが俺の目の前で上がる、アタックのチャンスが来た。
思いっきり跳び上がるが、目の前ネットの向こうに、橘さんがしっかりと構えてるのを目の端に捕えた。
ブロックされる!と分かったけど、背が俺より10cmは高そうな橘さんのブロックを抜けてやる!と、思い切りボールをアタックした。
バシッ!トントン…とボールが転がり、ピッとホイッスルが鳴る。
呆気なく点は入った。
そもそも、橘さんは跳ぶことも無く、なんなら眉間を摘んで……
ああ、ジーザス……とか言ってるし。
「朔君…Tシャツ…インして、お願い。跳んだら、お腹見える…」
何言ってんだ?…この人……
「いや、公式試合じゃないんで…インするとか、イヤです…ダサいし。そして、ちゃんとやってください!」
スポーツに真面目な俺は、歳上だろうと、容赦なく突っ込む。
苦い顔の橘さんが、渋々といった感じで、構える。
「次は、ちゃんとブロックしてくださいよ!」

その後は、難無く試合が運び、俺のいるチームが勝った。
みんな楽しかった~と口々に言っていて、サークルの雰囲気としては、悪くない…女の子も多いし、華やかな感じだ。
「田辺さん、すごく上手ですね!」
と女の子2人がやってきた。
「あ、いや、ずっと部活がバレーだっただけだから…」
和やかに話してる所に…
橘さんがズンズンやって来た。
「今日は、ありがとう…ちょっといいかな?」
橘さんは、どうも…女の子達への配慮は無いようで、話をブッた斬ったままで…
俺は体育館脇に連れていかれる。
「連絡先交換してもらえるかな?」
「あぁ…いいですよ」
メッセージアプリを起動し、QRコードを読み取ると、パッとプロフ画面が出てきた。
橘さんの、猫?貫禄ある猫だなぁ…
「飼い猫ですか?」
「そうなんだ…実家の猫なんだけど、貫禄あるだろ?これがまた、妙に可愛いんだよ……朔君は、亀?の写真なんだね」
「ええ、飼い亀です。ミドリガメ」
俺のプロフ画像は、家で飼ってる亀だった。
「亀かぁ~珍しいペットだね。あのさ……また、歓迎会とかさ…連絡してもいい?」
「あー、まぁ、ハイ、いいですよ」
軽く答えただけなのに、もの凄く嬉しそうな顔をされた…
しかも、顔面偏差値テッペンの笑顔は、とんでもなく破壊力があり、改めて、橘さんの魅力的な笑顔を目の当たりにすると、俺は同性なのに何となく照れてしまった。
ひと試合終わったし、俺としては、長くこの場に居たい気持ちも一切無いので…
早々に挨拶すると、その日は退散させてもらった。
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