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魔王討伐編
その4 たたかい
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~魔王城内~
「魔王様、奴らが動き出しました。これは……なにか箱のようなものに乗っています」
「とても速いです。このままだと今日中には」
魔王はゆっくりと顔を上げた。
「よし、お主らの更なる力の見せ所だ。行ってこい。その間儂は力を更に蓄えよう」
「「はっ!」」
ちなみに、この話とは全然関係ないが、作者は『儂』という漢字をずっと『うみ』と読んでいた。
「I have many sausage~♪」
最高速度を出し、何体ものスライムやゴブリンを轢き殺した車の中で、今流行りの曲『I have many sausage(作詞作曲マルセル)』を熱唱していた。
「……うるせぇ!なんだその曲は!!」
「やだな~クライブ。怒らないでよ」
「怒るわ!お前ら魔王討伐がどれだけ重い行事か分かってんのか?」
「Hey Yo!We are sausage♪」
「歌うな!聞け!」
愉快な一行は魔王城のある山の麓まで来た。
麓に着き、三人は休憩のために外に出て休んでいた。
「うわぁぁぁめっちゃ疲れた!!」
「運転お疲れ」
マルセルは地面に大の字に倒れ込む。
「それにしても、魔王城ってもっと禍々
しいと思ってたけど意外と近代的だね」
「そうだな……あれじゃあ勇者団本部のビルと変わらないぞ」
山の頂上には普通にビルが建っていて、何だかシュールだ。
「さて、じゃあそろそろ出発するか」
とクライブが言った時、
「勇者達よ、待て」
と、どこからか声が聞こえてきた。聞こえた方に振り返ると、ローブを着ており、フードを深く被った“ザ・魔法使い”的な見た目の二人組が浮いていた。
「誰?マルセルの親戚?」
「僕の親戚にこんなの居ないよ」
「我らは魔王様を復活させた者だ」
「魔王様に会いたくば、我らを倒してみよ」
「うわめんどくせぇ。こいつら絶対二人いっぺんに倒さなきゃ復活する奴だぞ」
「そうそう!この前買ったゲームにもそんな奴らいてさ……」
「ペルセタ?あのゲーム面白いよな!」
「ごめんそれじゃない!」
「えっっっ!?」
「そんな話はいいわ!」
クライブに激を飛ばされ、余計なことを話せないように口を氷結魔法で凍らされた。
「貴様らは魔王の手先か。ならば、殺すしか選択肢が無いようだな」
「んー!んふー!」
「ふー!ふー!」
「うっせ黙れ!」
クライブは刀を抜き、二人の氷の猿轡を外した。
「じゃあいつも通りの連携で行くぞ」
「よし!じゃあクライブから宜しく!」
その言葉を聞くと直ぐにクライブは二人の魔法使いの脚を氷結魔法で氷らせた。二人は突然脚が凍りついたことに驚きを隠せない様子だ。
「やはりお前らでは扱えない氷結魔法は見切るのが無理なのか?マルセル、お前の番だ」
マルセルは名指しされると、凍りついた二人を中心に枝で魔法陣を描き出した。フーリは片方の魔法使いにちょっかいを出している。
「よし、描けた!」
マルセルが魔法陣の外にぴょんと飛び出て魔法を発動させた。
「うぅぅぅ、死ね!」
恐ろしい詠唱をすると、魔法陣から上方向に大量の水が吹きでた。まるで間欠泉のようだ。
「じゃ!フーリに交代するね」
「あいよ」
吹き出し続ける水を目の前に、フーリは刃が電気みたいにビリビリしてる武器、通称神の武器を取り出す。
「よーし!塵も残さずぶっ殺す!」
勢いよく神の武器を水に突き刺すと、物凄い勢いで魔道士達は感電した。ちなみに使用者には感電しないのでとても安全設計となっております。
「よしみんな!いくぞおおおおおお!!!」
フーリが号令をかけると、クライブは氷結魔法、マルセルは様々な魔法、フーリは神の武器を使い全方向からボコボコにする。これが三人で敵を倒す時の十八番だ。凍らされ、燃やされ、感電させられ蹴られ殴られ爆発させられ、こんな状況が大体三分くらい続く。
~三分後~
文字通り、そこには何も残らなかった。比喩とかではなく本当に塵ひとつ残さなかった。
「はぁ……この連携は毎回大規模な環境破壊をしてしまうから嫌いだ」
「まぁそう嘆くなって。マルセルの魔法で木なんていくらでも生やせるんだから」
「そう!雨降って地固まるだよ」
「そういう問題なのか……。まぁいい、とにかく魔王城に向かうぞ。側近があの調子なら、本調子でない魔王もそこまで強くないだろう」
「よし、じゃあ出発だ!」
マルセルの運転する車は再び山の頂上を目指して走り出した。
「……眠くなってきた」
「何だクライブ、もう疲れたのか?」
「いや、そういう訳じゃ」
「じゃあお前の眠気が覚めること言ってやるよ」
「何だ?」
「実はマルセル免許持ってねぇ」
「は?」
「まぁいわゆる無免許運転ってやつ」
「降ろせぇぇぇぇ!今すぐ!早く!」
「マルセル!アクセル全開だ!」
「やめろおおおおお!」
車は不安定な坂道で最高速度に達した。
「安心しろよクライブ。多分生きて着けるから」
「後でぶっ殺す……後でぶっ殺す……」
クライブは放心状態だ。
「あ、クライブ!もっとビックリすること言ってあげようか?」
「もう驚けねぇよ……」
「実はたった今ブレーキが壊れました!」
「よし、このまま一直線だ!」
「お前らマジで馬鹿なんじゃねぇの?」
「魔王様、奴らが動き出しました。これは……なにか箱のようなものに乗っています」
「とても速いです。このままだと今日中には」
魔王はゆっくりと顔を上げた。
「よし、お主らの更なる力の見せ所だ。行ってこい。その間儂は力を更に蓄えよう」
「「はっ!」」
ちなみに、この話とは全然関係ないが、作者は『儂』という漢字をずっと『うみ』と読んでいた。
「I have many sausage~♪」
最高速度を出し、何体ものスライムやゴブリンを轢き殺した車の中で、今流行りの曲『I have many sausage(作詞作曲マルセル)』を熱唱していた。
「……うるせぇ!なんだその曲は!!」
「やだな~クライブ。怒らないでよ」
「怒るわ!お前ら魔王討伐がどれだけ重い行事か分かってんのか?」
「Hey Yo!We are sausage♪」
「歌うな!聞け!」
愉快な一行は魔王城のある山の麓まで来た。
麓に着き、三人は休憩のために外に出て休んでいた。
「うわぁぁぁめっちゃ疲れた!!」
「運転お疲れ」
マルセルは地面に大の字に倒れ込む。
「それにしても、魔王城ってもっと禍々
しいと思ってたけど意外と近代的だね」
「そうだな……あれじゃあ勇者団本部のビルと変わらないぞ」
山の頂上には普通にビルが建っていて、何だかシュールだ。
「さて、じゃあそろそろ出発するか」
とクライブが言った時、
「勇者達よ、待て」
と、どこからか声が聞こえてきた。聞こえた方に振り返ると、ローブを着ており、フードを深く被った“ザ・魔法使い”的な見た目の二人組が浮いていた。
「誰?マルセルの親戚?」
「僕の親戚にこんなの居ないよ」
「我らは魔王様を復活させた者だ」
「魔王様に会いたくば、我らを倒してみよ」
「うわめんどくせぇ。こいつら絶対二人いっぺんに倒さなきゃ復活する奴だぞ」
「そうそう!この前買ったゲームにもそんな奴らいてさ……」
「ペルセタ?あのゲーム面白いよな!」
「ごめんそれじゃない!」
「えっっっ!?」
「そんな話はいいわ!」
クライブに激を飛ばされ、余計なことを話せないように口を氷結魔法で凍らされた。
「貴様らは魔王の手先か。ならば、殺すしか選択肢が無いようだな」
「んー!んふー!」
「ふー!ふー!」
「うっせ黙れ!」
クライブは刀を抜き、二人の氷の猿轡を外した。
「じゃあいつも通りの連携で行くぞ」
「よし!じゃあクライブから宜しく!」
その言葉を聞くと直ぐにクライブは二人の魔法使いの脚を氷結魔法で氷らせた。二人は突然脚が凍りついたことに驚きを隠せない様子だ。
「やはりお前らでは扱えない氷結魔法は見切るのが無理なのか?マルセル、お前の番だ」
マルセルは名指しされると、凍りついた二人を中心に枝で魔法陣を描き出した。フーリは片方の魔法使いにちょっかいを出している。
「よし、描けた!」
マルセルが魔法陣の外にぴょんと飛び出て魔法を発動させた。
「うぅぅぅ、死ね!」
恐ろしい詠唱をすると、魔法陣から上方向に大量の水が吹きでた。まるで間欠泉のようだ。
「じゃ!フーリに交代するね」
「あいよ」
吹き出し続ける水を目の前に、フーリは刃が電気みたいにビリビリしてる武器、通称神の武器を取り出す。
「よーし!塵も残さずぶっ殺す!」
勢いよく神の武器を水に突き刺すと、物凄い勢いで魔道士達は感電した。ちなみに使用者には感電しないのでとても安全設計となっております。
「よしみんな!いくぞおおおおおお!!!」
フーリが号令をかけると、クライブは氷結魔法、マルセルは様々な魔法、フーリは神の武器を使い全方向からボコボコにする。これが三人で敵を倒す時の十八番だ。凍らされ、燃やされ、感電させられ蹴られ殴られ爆発させられ、こんな状況が大体三分くらい続く。
~三分後~
文字通り、そこには何も残らなかった。比喩とかではなく本当に塵ひとつ残さなかった。
「はぁ……この連携は毎回大規模な環境破壊をしてしまうから嫌いだ」
「まぁそう嘆くなって。マルセルの魔法で木なんていくらでも生やせるんだから」
「そう!雨降って地固まるだよ」
「そういう問題なのか……。まぁいい、とにかく魔王城に向かうぞ。側近があの調子なら、本調子でない魔王もそこまで強くないだろう」
「よし、じゃあ出発だ!」
マルセルの運転する車は再び山の頂上を目指して走り出した。
「……眠くなってきた」
「何だクライブ、もう疲れたのか?」
「いや、そういう訳じゃ」
「じゃあお前の眠気が覚めること言ってやるよ」
「何だ?」
「実はマルセル免許持ってねぇ」
「は?」
「まぁいわゆる無免許運転ってやつ」
「降ろせぇぇぇぇ!今すぐ!早く!」
「マルセル!アクセル全開だ!」
「やめろおおおおお!」
車は不安定な坂道で最高速度に達した。
「安心しろよクライブ。多分生きて着けるから」
「後でぶっ殺す……後でぶっ殺す……」
クライブは放心状態だ。
「あ、クライブ!もっとビックリすること言ってあげようか?」
「もう驚けねぇよ……」
「実はたった今ブレーキが壊れました!」
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「お前らマジで馬鹿なんじゃねぇの?」
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