勇者ライフ!

わかばひいらぎ

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日常編(単発)

オノマトペ

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 えー、皆様にお知らせがあります。実は私、地の文は出張でしばらく役目を果たせないんですよ。なので、代わりをオノマトペに頼んでおいたので頑張って状況を伝えてもらいたいと思います。

 ブロロロロ、ブロロロロ
「うわマジでオノマトペだけじゃん」
「これで車が通ってるって思う奴が何人いるんだろうな」
 ブロロロロ、ブロロロロ
「ねぇこのオノマトペいる?」
「多分要らねぇんじゃねぇの?」
「てか、これだけだと僕らが誰だかわかんないだろ」
「な、必要最低限の説明はしろって話だ」
 ブロロロロ、ブロロロロ
「とりあえず僕らで自己紹介しとくか。フーリでーす」
「クライブです。……なんか恥ずかしいな」
 ブロロロロ、ブロロロロ、キキィー……ドカーン!
「事故ってんじゃねぇかよ!」
 ピカッ……キュイーン、ドゴーン!
「レーザー撃たれてるね」
「どういうシチュエーションなのこれ?」
 ぺたぺたぺたぺた……キィエーイ!ガブガブ……。
「あっ!エイリアンに侵攻されてる!」
「だからどんなシチュエーションなんだよ!」
「ってかさ、地の文居ないならエイリアンの見た目とか僕らが説明しないとなんだよな」
「そっか……じゃあ俺が。なんかヌルヌルしてて……四足歩行で……キモくて」
「ヘッタクソだなお前」
「じゃあお前がやってみろよ!」
「汚ねぇ。以上」
「お前も大概じゃねぇか!」
 キェー!ドゴンドゴン!バチィン!
「もう分かんねぇよなここまで来ると」
「ってかさ、これどうやってオチに持っていくの?」
「確かに。お前やれよ」
「なんで俺が……。えっと、こうして、町は蹂躙されて人類は滅亡しました」
「雑!クライブに有るまじき発言だな」
「難しいんだよこういうの!」
「じゃあ代わりに僕が……コホン」
「公行?」
「クライブにしては雑なボケだな。しかもその単語マニアックすぎね?」
「むぅ……ボケって難しいんだな」
「そうだぞ。お前にもボケの難しさがわかったかボケが」
「なにそんな怒ってんだよ」
「まるでボケ役が馬鹿みたいに言いやがって……後で絶対ぶっころ……って!ぎゃー!エイリアンに掴まれたー!」
「凄いな。地の文が無いだけで被るこうむった被害をいちいち報告しないといけないのか……あ、俺も掴まれました~」


 あ、どうも。たった今出張から帰ってきました。え?なんの仕事かって?あんまり大きな声では言えないけど、全世界の地の文が集まって会議してたんだ。
 でもまぁこれで地の文の難しさが分かっただろボケが。あ、話が逸れちゃいましたね。それでは~!
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