勇者ライフ!

わかばひいらぎ

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日常編(単発)

恋人っぽいこと

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 ある日、ヒナタはフーリと一緒に爪楊枝タワーを作っていた。
「ねぇフーリ」
「ぎゃー!喋るなって言ったのに!」
「爪楊枝タワーならまた作るの手伝ってあげるからさ。そんなことより、聞きたいことがあるんだけど」
「なに?」
「私達さ、恋人っぽいことしたこと無くない?」
「え、今してんじゃん」
「これをその枠に入れると色々カオスになるから止めてね」
「う~ん……ぽいことって言われてもな。逆亭主関白ごっことか?」
「それがぽいこととか頭おかしいんじゃないの?」
「は?僕は頭おかしいどころか狂ってるからな」
「自慢できるような事じゃないよ」
「じゃあ頭が正常な奴のところに行くか」
 二人は家を出て数少ない白い髪した正常人のところへ向かった。


「……で、俺のところに来たってわけか」
「そうだぞクソ野郎」
「数少ない正常人に言うセリフかそれ?」
「じゃあ早くぽいこと教えてくれ」
「って言われてもな……俺年齢イコール彼女いない歴だからな?あんまりいい答えができるとは思わないけど」
「彼女イコール年齢いない歴?」
「なんでヒナタまでそんな雑なボケを」
「……ぽいことなぁ。完全に俺の偏見だけど、世のカップルは遊園地とか行ってるもんじゃないの?」
「え、世のカップルってそんな物騒なことしてんの?」
「別に物騒ではないだろ」
「よし、分かった。じゃあ落語でも聞きに行くか」
「話聞いてた?」
「うん!行く!」
「行くんかい」
 結局行かなかった。
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