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変化
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「グオオォオォオオ!!!!」
「ちょ、ちょっと、大丈夫なのアレ………」
吉光が作り出した御神木のお陰で、理性を失いつつある鬼は、相変わらずもがき苦しみ続けていた。この状況を作った吉光自身も、ここから先どう鬼を退治するのか、いい策が浮かんでいない様で、ただ呆然とその様子を眺めているしかない。襲われることはないが、こちらも倒せない、という状況だ。加えて後ろでは目隠しさんも御神木の力にやられて苦しんでおり、地面に這いつくばる彼の背中を摩ってやりながら、どうしようもないこの展開をどうするのか吉光に問う。
「きっともう少し時間が立てば、抗う意思も消えるはず………」
焦った様な吉光の横顔を眺めていると、今度はバキバキ、と何かが壊れる様な、不気味な音が響き出した。………鬼の方から聞こえている。一体次は何なんだと視線を移すと、
「ひっ………!?」
鬼の体が、骨が砕ける様な音を立てながら変形し出しているのだ。その様や音は妙にグロテスクで、変な汗が流れる。鬼は救いを求めるように天を仰ぐと、そのままゴロンと目玉が飛び出て、私の足元まで転がってくる。あまりの恐怖に腰を抜かし、呆然と目玉を見つめていると、その目玉がブクブク泡立って溶け出して、変なガスのような瘴気を生み出した。その瘴気でたちまち視界が悪くなり、鬼の姿がシルエットとしてしか判別できなくなった。
「よしみつ………っ」
吉光の安否を確認しようと名を呼んだところで、自身の体の異変に気付く。なんだろう、これ………。目眩と、手足の痺れ。頭もクラクラする。突然の症状に訳もわからず動揺していると、突然後ろから手が伸びてきて、私の口を覆った。
「んぐっ!?」
「………吸うな………。人間にとっては有害だ………」
目隠しさんだった。そして私の体はそのまま目隠しさんが着るコートの中に包み隠される。良かった、目隠しさん無事だったんだ、と顔を上げたが、目隠しさんの表情は相変わらず苦しそうで、とても復活とは言えない、辛うじて何とか意識を保っている、というような状態だ。
(吉光は………!)
この毒ガスの中で、吉光は無事なのだろうか。目隠しさんのコートの中から、彼がいたであろう場所に視線を移すと、吉光が持っているお札が結界のようなものを張り、彼もまた辛うじて耐え忍んでいるのが視界に入った。御神木の力で優位に立てていたかと思いきや、逆に追い詰められているようなこの状況。鬼も鬼で、先程体を変形させているように見えたし、一体何が起こっているのだろうか。
「………理性を失い、化け物に成り果てようとしている…………」
「ば、ばけもの………?」
「………最早………成仏すらできん………」
どさ、と何かが倒れるような音がして、もう一度振り返る。結界の中で、吉光が力無く倒れ意識を失っている。まだ死んではいないだろうが、最早時間の問題といったところか。瘴気で霞む視界の奥からは、どしん、どしん、と地面を揺らしながら大きな影が映し出されて、やがて四足歩行の、最早鬼とも言えない化け物が姿を現した。首は横に折れて真横になった頭、口からはダラダラと液体が垂れ流されていて、その液体が溢れた地面はたちまち煙を上げて溶けていく。先程まで私でも理解できる言葉を発していたのに、獣のような鳴き声しか上げていない。意思疎通も取れなくなってしまったのだ。
「そんな…………」
「…………恋白」
ポツリ、と初めて名前を囁かれて、私は目隠しさんを振り返った。彼は相変わらず苦しそうに項垂れていて、少しずつこちらに近づいてくるあの化け物に対抗する力など、とても残っているようには見えない。それでも目隠しさんが何を私に伝えようとしているのか、それを必死に聞くことしか、私には出来なかった。
「目隠しさん!!私、どうすればいい!どうすればみんなを助けてあげられるの!アイツを倒せるの!」
「………逃げ、ろ…………」
この場で考えられる1番最悪な提案を持ちかけられているような気がして、私は深く聞かないままに嫌だと首を振った。聞きたくない。聞きたくない!そう詰め寄るように、目隠しさんの両肩を掴む。
「お願い!教えて!アイツを倒す方法………、何かあるでしょ!」
「………御神木の下で、帰りたいと念じろ………。お前だけなら………助かるかもしれない………」
鼻の奥がツンと痛くなって、じわりと目に涙が滲んだ。それは、ここに目隠しさんと吉光を置いて、私だけ逃げろということか。そんな事、私ができる筈ない。2人を見殺しにして、自分だけ生き延びるなんて………。
「嫌だ………!私だけなんてそんな………!」
「………早くシろ………、俺も………もうスぐ理性が………無くナる………」
所々、目隠しさんの声じゃないような、初めて聞くような声音が混ざっていて、ハッとして彼を見上げる。色白な彼の肌にはビキビキと亀裂が入り、黒い皮膚が覗く。唇の隙間から覗く歯は牙のように変化して、目隠しさんもまた、徐々にその姿を変えようとしていた。それは、あの化け物になってしまった鬼と同じ道を辿ろうとしていた。
「ちょ、ちょっと………やだ………っ!目隠しさん、しっかりして!変化しちゃダメ!」
「………理性が無くナれバ………、俺もお前ヲ………食い殺スかもしれない………」
目隠しさんの霞む視線は、私の背後に迫り来る鬼に向けられた。このままでは、私も、吉光も、そして目隠しさんも、全員あの化け物の胃の中だ。いよいよ悩んでいる時間はないと、最後の力を振り絞るように目隠しさんが私の体を蹴飛ばした。抵抗する間もないまま私は吹き飛ばされて、御神木の真下に倒れ込む。無理矢理にでも私だけ救おうとしているのだ。
目隠しさんから離れると、再び目眩と吐き気を感じた。瘴気の毒が、またじわじわと体を蝕んでいる。果たして本当に、ここで3人共成す術なく食われて終わりでいいのか。残されていない短い時間の中で、私は選択を迫られる。
「グ……………、ク…………ソ…………」
御神木を見上げると、苦しむ目隠しさんとは対照的に、雄々しく、猛々しく、この木は空に向かって伸びている。まるで霊たちの魂を吸って成長しているような気さえする。確かにこの木には神聖な力があり、私たちのような生きている者を守ることができるのかもしれない。でも…………。
(成仏できないって、さっき目隠しさんが言ってたよね………)
すっかり化け物になってしまった鬼。もう言葉を交わすことはできず、恐らく本人の意識も無いだろう。成仏ができないということは、もうその魂は、救いすらないということだ。そしてそんな化け物に、目隠しさんもなりかけている。それがどんな苦しみを伴うのか、私には想像できない。
(私を助けてくれた目隠しさんを………、このまま見捨てるなんて…………)
………私には、出来ない。それに、人間でありながら鬼に立ち向かい、私を必死に守ろうとしてくれた吉光のことだって、ここに置いていくなんてできない。
バキ、と音を立て、爪が鋭く、手の色も黒く大きく変化する中で、必死に理性を保とうとする目隠しさんの前に、私は何の恐怖心もなく立った。
貴方の魂を化け物になんて………、それだけはさせない………!
「ちょ、ちょっと、大丈夫なのアレ………」
吉光が作り出した御神木のお陰で、理性を失いつつある鬼は、相変わらずもがき苦しみ続けていた。この状況を作った吉光自身も、ここから先どう鬼を退治するのか、いい策が浮かんでいない様で、ただ呆然とその様子を眺めているしかない。襲われることはないが、こちらも倒せない、という状況だ。加えて後ろでは目隠しさんも御神木の力にやられて苦しんでおり、地面に這いつくばる彼の背中を摩ってやりながら、どうしようもないこの展開をどうするのか吉光に問う。
「きっともう少し時間が立てば、抗う意思も消えるはず………」
焦った様な吉光の横顔を眺めていると、今度はバキバキ、と何かが壊れる様な、不気味な音が響き出した。………鬼の方から聞こえている。一体次は何なんだと視線を移すと、
「ひっ………!?」
鬼の体が、骨が砕ける様な音を立てながら変形し出しているのだ。その様や音は妙にグロテスクで、変な汗が流れる。鬼は救いを求めるように天を仰ぐと、そのままゴロンと目玉が飛び出て、私の足元まで転がってくる。あまりの恐怖に腰を抜かし、呆然と目玉を見つめていると、その目玉がブクブク泡立って溶け出して、変なガスのような瘴気を生み出した。その瘴気でたちまち視界が悪くなり、鬼の姿がシルエットとしてしか判別できなくなった。
「よしみつ………っ」
吉光の安否を確認しようと名を呼んだところで、自身の体の異変に気付く。なんだろう、これ………。目眩と、手足の痺れ。頭もクラクラする。突然の症状に訳もわからず動揺していると、突然後ろから手が伸びてきて、私の口を覆った。
「んぐっ!?」
「………吸うな………。人間にとっては有害だ………」
目隠しさんだった。そして私の体はそのまま目隠しさんが着るコートの中に包み隠される。良かった、目隠しさん無事だったんだ、と顔を上げたが、目隠しさんの表情は相変わらず苦しそうで、とても復活とは言えない、辛うじて何とか意識を保っている、というような状態だ。
(吉光は………!)
この毒ガスの中で、吉光は無事なのだろうか。目隠しさんのコートの中から、彼がいたであろう場所に視線を移すと、吉光が持っているお札が結界のようなものを張り、彼もまた辛うじて耐え忍んでいるのが視界に入った。御神木の力で優位に立てていたかと思いきや、逆に追い詰められているようなこの状況。鬼も鬼で、先程体を変形させているように見えたし、一体何が起こっているのだろうか。
「………理性を失い、化け物に成り果てようとしている…………」
「ば、ばけもの………?」
「………最早………成仏すらできん………」
どさ、と何かが倒れるような音がして、もう一度振り返る。結界の中で、吉光が力無く倒れ意識を失っている。まだ死んではいないだろうが、最早時間の問題といったところか。瘴気で霞む視界の奥からは、どしん、どしん、と地面を揺らしながら大きな影が映し出されて、やがて四足歩行の、最早鬼とも言えない化け物が姿を現した。首は横に折れて真横になった頭、口からはダラダラと液体が垂れ流されていて、その液体が溢れた地面はたちまち煙を上げて溶けていく。先程まで私でも理解できる言葉を発していたのに、獣のような鳴き声しか上げていない。意思疎通も取れなくなってしまったのだ。
「そんな…………」
「…………恋白」
ポツリ、と初めて名前を囁かれて、私は目隠しさんを振り返った。彼は相変わらず苦しそうに項垂れていて、少しずつこちらに近づいてくるあの化け物に対抗する力など、とても残っているようには見えない。それでも目隠しさんが何を私に伝えようとしているのか、それを必死に聞くことしか、私には出来なかった。
「目隠しさん!!私、どうすればいい!どうすればみんなを助けてあげられるの!アイツを倒せるの!」
「………逃げ、ろ…………」
この場で考えられる1番最悪な提案を持ちかけられているような気がして、私は深く聞かないままに嫌だと首を振った。聞きたくない。聞きたくない!そう詰め寄るように、目隠しさんの両肩を掴む。
「お願い!教えて!アイツを倒す方法………、何かあるでしょ!」
「………御神木の下で、帰りたいと念じろ………。お前だけなら………助かるかもしれない………」
鼻の奥がツンと痛くなって、じわりと目に涙が滲んだ。それは、ここに目隠しさんと吉光を置いて、私だけ逃げろということか。そんな事、私ができる筈ない。2人を見殺しにして、自分だけ生き延びるなんて………。
「嫌だ………!私だけなんてそんな………!」
「………早くシろ………、俺も………もうスぐ理性が………無くナる………」
所々、目隠しさんの声じゃないような、初めて聞くような声音が混ざっていて、ハッとして彼を見上げる。色白な彼の肌にはビキビキと亀裂が入り、黒い皮膚が覗く。唇の隙間から覗く歯は牙のように変化して、目隠しさんもまた、徐々にその姿を変えようとしていた。それは、あの化け物になってしまった鬼と同じ道を辿ろうとしていた。
「ちょ、ちょっと………やだ………っ!目隠しさん、しっかりして!変化しちゃダメ!」
「………理性が無くナれバ………、俺もお前ヲ………食い殺スかもしれない………」
目隠しさんの霞む視線は、私の背後に迫り来る鬼に向けられた。このままでは、私も、吉光も、そして目隠しさんも、全員あの化け物の胃の中だ。いよいよ悩んでいる時間はないと、最後の力を振り絞るように目隠しさんが私の体を蹴飛ばした。抵抗する間もないまま私は吹き飛ばされて、御神木の真下に倒れ込む。無理矢理にでも私だけ救おうとしているのだ。
目隠しさんから離れると、再び目眩と吐き気を感じた。瘴気の毒が、またじわじわと体を蝕んでいる。果たして本当に、ここで3人共成す術なく食われて終わりでいいのか。残されていない短い時間の中で、私は選択を迫られる。
「グ……………、ク…………ソ…………」
御神木を見上げると、苦しむ目隠しさんとは対照的に、雄々しく、猛々しく、この木は空に向かって伸びている。まるで霊たちの魂を吸って成長しているような気さえする。確かにこの木には神聖な力があり、私たちのような生きている者を守ることができるのかもしれない。でも…………。
(成仏できないって、さっき目隠しさんが言ってたよね………)
すっかり化け物になってしまった鬼。もう言葉を交わすことはできず、恐らく本人の意識も無いだろう。成仏ができないということは、もうその魂は、救いすらないということだ。そしてそんな化け物に、目隠しさんもなりかけている。それがどんな苦しみを伴うのか、私には想像できない。
(私を助けてくれた目隠しさんを………、このまま見捨てるなんて…………)
………私には、出来ない。それに、人間でありながら鬼に立ち向かい、私を必死に守ろうとしてくれた吉光のことだって、ここに置いていくなんてできない。
バキ、と音を立て、爪が鋭く、手の色も黒く大きく変化する中で、必死に理性を保とうとする目隠しさんの前に、私は何の恐怖心もなく立った。
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