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★Episode14・こんな所をご主人様に……
しおりを挟むもし……
こんな所をご主人様に見られてしまったら……
「フェ、フェルナンデス様……も、腿に置かれているお手を……」
「んん~、腿に置いた手がどうしたというんじゃあ?」
ボクは、膝をぎゅっとくっつけて防ごうとしたけれど……
腿を撫でる手は、更に内腿へと食い込んでくる。
どうやって断れば……
相手は、貴族の……きっととても偉い人。
下手な断り方をして、ご気分を損ねでもしたら……
そんな事を考えている間も
フェルナンデス様は、容赦なくボクの内腿を揉んでくる……そしてその触り方は、さっきよりも激しさを増してきていた。
内腿の手は、少しずつだけど上にあがってきている。
ワンピース越しだけど……
少しちんちんを触られているような感じさえした。
これ以上は、
なんとかしなきゃ……
こんな時リズさんがいたら……
きっと上手くボクを逃がしてくれるのに。
そうだ! リズさんは、何処に?
ボクは、キョロキョロと会場内を見回した。
リズさんがこの状況を見つければ、きっと助けに来てくれるはず。
フェルナンデス様の両手は、既にテーブルの下のボクの太腿に乗せられて、今は、そちらに夢中になってる。
ボクは、首だけを回して、もう一度会場内を見回した。
ご主人様に見られる前に……
なんとしてもリズさんを見つけなきゃ。
居た……
長い金髪の男の娘。
お願い……リズさん気づいて!
リズさんがこちらを向いた時、
一瞬ボクと目が合った。
多分……気付いたはず
リズさんがこちらに向かって歩きだしました。
良かったぁ……間に合って
ボクの心の中に安堵感が広がる。
でもそれは、丁度……
ボクがホッとしたその瞬間の事だった。
後ろから何か重たい気配を感じる。
そしてそれは、静かだけど……どこか威圧的な何かをを感じさせる低い声だった。
「フェルナンデス卿……少々酒に酔い過ぎなのでは?」
「何を言うワシは、まっ……」
言葉を言いかけて、ボクの後ろに立つ人物に気づいたフェルナンデス様の顔は、一瞬で青ざめていった。
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