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街の変化
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ココに来て何日経っただろう。いつの間にか、数える事も忘れていた。
“あずき”と狩りに行く毎日は楽しいし、大分、他のプレイヤーとの馴染みもできた。たまに耳鳴りが気になるくらいで、むしろ現実の生活よりも、よっぽど充実していた。
最近、街の様子に変化が出てきていた。この令和の街を出て他の街に行く人。逆に新しく入って来る人。
これは周辺にいるモンスターの強さが影響している。
令和の街周辺のモンスターは、どちらかと言えば弱いのだ。
だから、より強いモンスターを狩って稼ぎたい人達は街を出て行く。この人達の中には、まとまったお金を貯めて、オヤッサン達の様に屋台をやるのが目標の人もいるらしい。
入って来る人達は、あまりレベルが高く無く、自分達のレベルに見合う強さのモンスターを求めてココに来る。
それに気づいたオレ達は、あまり効率は良くないが、低レベルのプレイヤーに配慮して失敗覚悟で高レベルの依頼を受ける様になっていた。失敗するのだから、得られるお金はモブ狩りとほとんど変わらない。以前のオーガ討伐の時の様なラッキーは滅多にない。
まぁ、それでも日々の暮らしには困らなかったので特に不満は無かった。
「なーんか、いつも通りね。」
「イイじゃん、飯も食えるし宿にも泊まれる。貧しいながらも楽しい我が家ってね。」
「どこが我が家?あの2人部屋?他人に訊かれたら何て言えばイイのよ。ウチは旦那の稼ぎが悪いから..およよよよ..って?」
「旦那かぁ....ふふ..」
オレは想像してニヤけた。
「バカじゃないの?話でしょ、ハ・ナ・シっ!」
「あっ!”しういち”さんだ。」
「誰よ、それ?変な名前!」
「バカ、失礼だろっ!前に話したじゃん、ヒーラーの..」
「バカってなによ!あ、でも聞いたわね、そう言えば。アンタの飲み友達。」
いつの間にかオレは普通に”アンタ”と呼ばれるようになっていた。
だが良い方に解釈すれば、少しコスケた夫婦の様で、悪い気はしていなかった。
「やあ、よーすけ君」
「こんにちは、”しういち”さん。今日も”落武者”狩りに行ったんですか?」
「うん。おや?そっちの人は初めてだね。よろしく」
「どーも。」
~ “あずき”のやつ、ぶっきらぼうだなぁ..イケメン嫌いなのか? ~
“しういち”さんは結構な美形なのだ。
身長もオレより5センチは高い。
「よーすけ君、知ってる?」
「何ですか?」
「うん、おでん屋さんの”やすお”さんに聞いたんだけど、近々、公園に屋台の人達みんなで集まって、お祭りやるんだって。」
「へー、イイですねー!」
「んっ?!なになに、お祭り?!」
“あずき”が食いついた。
「お祭りって言っても、プレイヤーみんなで集まって交流を深めようってだけらしいけど。街に来た人と出る人の思い出になる様に歓送迎会がわりにって。食べ物は全部、原価で提供するらしいよ。」
「ステキーー!楽しみだわ、楽しみだわ!”よーすけ”っ、浴衣買ってよ!ユ・カ・タ!」
「売ってんの?そんなの。」
「知らないわよ、そんなの。探して来なさいっ!私の為に。」
なんてワガママな..当然、男としては探してみる訳だが、ため息は出てしまった。
「あはははは、面白い人だねぇ。それじゃあ”よーすけ”君、今日は疲れたからボクはもう行くよ。またね。」
「はい、また!」
「オレ達も行こうか」
「そうね。お祭り、楽しみだなぁ・・」
まだ外は夕陽で明るかったが、オレ達は宿でノンビリする事した。
“あずき”と狩りに行く毎日は楽しいし、大分、他のプレイヤーとの馴染みもできた。たまに耳鳴りが気になるくらいで、むしろ現実の生活よりも、よっぽど充実していた。
最近、街の様子に変化が出てきていた。この令和の街を出て他の街に行く人。逆に新しく入って来る人。
これは周辺にいるモンスターの強さが影響している。
令和の街周辺のモンスターは、どちらかと言えば弱いのだ。
だから、より強いモンスターを狩って稼ぎたい人達は街を出て行く。この人達の中には、まとまったお金を貯めて、オヤッサン達の様に屋台をやるのが目標の人もいるらしい。
入って来る人達は、あまりレベルが高く無く、自分達のレベルに見合う強さのモンスターを求めてココに来る。
それに気づいたオレ達は、あまり効率は良くないが、低レベルのプレイヤーに配慮して失敗覚悟で高レベルの依頼を受ける様になっていた。失敗するのだから、得られるお金はモブ狩りとほとんど変わらない。以前のオーガ討伐の時の様なラッキーは滅多にない。
まぁ、それでも日々の暮らしには困らなかったので特に不満は無かった。
「なーんか、いつも通りね。」
「イイじゃん、飯も食えるし宿にも泊まれる。貧しいながらも楽しい我が家ってね。」
「どこが我が家?あの2人部屋?他人に訊かれたら何て言えばイイのよ。ウチは旦那の稼ぎが悪いから..およよよよ..って?」
「旦那かぁ....ふふ..」
オレは想像してニヤけた。
「バカじゃないの?話でしょ、ハ・ナ・シっ!」
「あっ!”しういち”さんだ。」
「誰よ、それ?変な名前!」
「バカ、失礼だろっ!前に話したじゃん、ヒーラーの..」
「バカってなによ!あ、でも聞いたわね、そう言えば。アンタの飲み友達。」
いつの間にかオレは普通に”アンタ”と呼ばれるようになっていた。
だが良い方に解釈すれば、少しコスケた夫婦の様で、悪い気はしていなかった。
「やあ、よーすけ君」
「こんにちは、”しういち”さん。今日も”落武者”狩りに行ったんですか?」
「うん。おや?そっちの人は初めてだね。よろしく」
「どーも。」
~ “あずき”のやつ、ぶっきらぼうだなぁ..イケメン嫌いなのか? ~
“しういち”さんは結構な美形なのだ。
身長もオレより5センチは高い。
「よーすけ君、知ってる?」
「何ですか?」
「うん、おでん屋さんの”やすお”さんに聞いたんだけど、近々、公園に屋台の人達みんなで集まって、お祭りやるんだって。」
「へー、イイですねー!」
「んっ?!なになに、お祭り?!」
“あずき”が食いついた。
「お祭りって言っても、プレイヤーみんなで集まって交流を深めようってだけらしいけど。街に来た人と出る人の思い出になる様に歓送迎会がわりにって。食べ物は全部、原価で提供するらしいよ。」
「ステキーー!楽しみだわ、楽しみだわ!”よーすけ”っ、浴衣買ってよ!ユ・カ・タ!」
「売ってんの?そんなの。」
「知らないわよ、そんなの。探して来なさいっ!私の為に。」
なんてワガママな..当然、男としては探してみる訳だが、ため息は出てしまった。
「あはははは、面白い人だねぇ。それじゃあ”よーすけ”君、今日は疲れたからボクはもう行くよ。またね。」
「はい、また!」
「オレ達も行こうか」
「そうね。お祭り、楽しみだなぁ・・」
まだ外は夕陽で明るかったが、オレ達は宿でノンビリする事した。
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