じゃっく!特別編━1.5話━【5人向け声劇台本】

未旅kay

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1話.道

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染毬:「北海道に行きたいかーー!!」

ダン:「…………」

ダーウィン:「…………」

マイ:「…………」

コロロ:「おーーーーう!」

染毬:「旅のしおりは持ったかーー!」

コロロ:「……持ったーー!」

染毬:「ニューヨークにッッ!!」

コロロ:「おーーーーー」

ダン:(M)(さえぎる)「今、俺たちは津軽海峡つがるかいきょう海底かいてい━━地下約100メートル。青森と北海道を結ぶ青函トンネルを『貸し切られた新幹線』で通過つうかしていた」

ダン:(M)「始まりは8時間前にさかのぼる……遡ってしまうのだ」

JACK日本支部隊員セーフハウス

コロロ:(小声)「ぇーー、現在……、23時です。良い子は寝ている時間です」

染毬:(小声)「それじゃあ、皆んなの部屋に突撃していこうか。いざ、寝起きドッキリ!!」

コロロ:「まずは、ダーウィン……から!」

染毬:「ガチャリ!」

コロロ:「そろりそろり……」

染毬:(小声)「出た!!コロロちゃんの足音を鳴らさない移動ッ!!」

コロロ:「そろりそろりそろり……」

染毬:「たくみな身のこなしで、ダーウィンの真横に立つ!」

コロロ:「ちらッ?」

染毬:「ああ、はい。コレ」

コロロ「よいしょ、『朝だよおおおおおおおおおおおおおおお』」

染毬:「さっきも言ったけど、23時だよ」

ダーウィン:「うわッ!!びっくりした!!!」

染毬:「コロロちゃん、拡声器の電源入ってないよ」

コロロ:「こりゃ、まいった」

ダーウィン:(M)「染毬博士、あなたの入れ知恵か……。部屋に入った瞬間から気づいてたんですけどね!」

染毬:(M)「ダーウィン君……てへぺろ☆」

ダーウィン:「てへぺろじゃねーよッ!!」

コロロ:「……ネクスト!!」

染毬:「ネクスト!!」

ダーウィン:「ネクスト?」

(少しの間)

コロロ:「次は、マイちゃんです」

ダーウィン:「僕以外の2人にもするんだ……」

染毬:「ダーウィン君は、入らないでね」

コロロ:「乙女おとめの部屋!!」

ダーウィン:「あ~~、はいはい。いってらっしゃい」

ダーウィン:(M)「ってか、寝起きドッキリって……まだド深夜じゃん」

染毬:「ねぇ、マイちゃんがパジャマ着てなかったら……どうする?」

コロロ:「…………え。…………それは。えっっっっと、破廉恥はれんち。…………あ。でも。第8部隊の時……スッポンポンで寝てる子……いたかも」

コロロ:(M)「もしかして……マイちゃんも……!?」

染毬:「ドキドキ!!」

コロロ:「……ドキドキ」

染毬:「ドキド……」

コロロ:「マイちゃ…………マイちゃんッ!?」

マイ:(寝ぼけている)「…………あれ?」

コロロ:「マイちゃんのお顔がッ!!真っ白マスク!!!!オペラ座のマイちゃん!?」

コロロ:「ホラーだよッ!」

染毬:「あ、マイちゃん。私があげた寝ながら顔に付けるパック、使ってくれてたんだ」

マイ:「博士?あれ、コロロちゃん……なんでおびえてるの?」

コロロ:「ぴえええ」

マイ:「なんか……ごめんね」

染毬:「マイちゃん……私からのプレゼント気に入ってくれてたんだね(キュン!)」

マイ:「あっ……はい」

染毬:「でも、服は着た方がいいと思うよ……。普段、色々と抑圧よくあつされてるからって……」

コロロ:「マイちゃん…スッポンポ……」

マイ:「着てる!!!着てます!!!!音声しかないからって、テキトーなこと言わないで!」

染毬:「ネクスト!!」

コロロ:「……ネクスト」

ダーウィン:「ネクスト」

マイ:「ネ……ネクスト?」

(少しの間)

コロロ:「次はダンです」

マイ:「こんなこと、全員にするんだね」

染毬:「ラストってことで~~」

マイ:「染毬博士!?」

染毬:「クラウほう!!」

コロロ:「……おお!」

染毬:「━━の、レプリカ!!」

コロロ:「なーーんだ……しょんぼり」

ダーウィン:「そこ、がっかりしないで」

染毬:「レプリカと言っても、バズーカなんだけどね」

マイ:「それ、安全面とか大丈夫なんですか!?」

染毬:「マイちゃん、私を誰だと思ってるんだい?」

染毬:「私は……JACKジャックの最高責任者だよ……えっへん!」

ダーウィン:「その地位の存在ヒトが、こんなところでナニやってんですか」

染毬:「さて、ダンくんにクラウ砲を……」

ダーウィン:(M)「容赦ないなーー!」

コロロ:「テンポよく行くよーー!」

マイ:「ダンだけざつな気がする!!」

染毬:「コロロちゃん、扉を!!」

コロロ:「バタン!!!」

染毬:「クラウ砲、、、発射!!!!!!」

ドカーーーーーーーン

ダン:「…………へ!?!?」

ダーウィン:(M)「染毬博士のクラウ砲はダンの部屋を閃光せんこうつつみ、爆発音が響いた」

ダン:「何だ!?ムゲン体からの襲撃か!!!」

(少しの間)

マイ:「……」

コロロ:「……」

ダーウィン:「……」

ダン:「博士!?……みんなも……俺、生きてるよな?」

染毬:「……よし、第11部隊に今回の緊急作戦を説明するね」

ダン:「なんか、ざつじゃないですか!?」

ダン:(N)そして……物語は冒頭の新幹線に戻る。

ダーウィン:「染毬博士、質問です」

染毬:「ダーウィンくん、背もたれを倒す時は後ろの席の状況を見てからしようね」

ダーウィン:「この車両に、僕たちしかいないでしょ」

ダーウィン:「そうじゃなくて、緊急作戦って……」

染毬:(さえぎるように)「北海道旅行だよ」

コロロ:「……修学旅行!!」

ダン:「だから、旅のしおりってことか……」

マイ:「あ、地上に出た」

コロロ:「わぁーーー!!……海がキラキラ!」

ダン:「ダーウィン、北海道って来たことあったか?」

ダーウィン:「いや、僕も初めてだよ」

染毬:「マイちゃん、どうしたの?かない顔だね」

マイ:(染毬博士に対して)「博士、任務だってあるのに……修学旅行だなんて」

染毬:(海を見ながら)「君たちは、まだ17歳でしょ。フツーなら高校2年生なんだよ」

マイ:「フツーって、……私たちの日常はフツーじゃないってことですか…」

染毬:「私も修学旅行とか、知らないんだ……。8歳で、アメリカに行ったから」

(少しの間)

マイ:「…………はぁ。……わかりました。修学旅行……全力で楽しみます!!」

ダン:「…………」

ダーウィン:「どうかした?」

ダン:「……何でもない」

コロロ:「ゴリョーカク……ターワー?」

ダン:「五稜郭ごりょうかくタワーだ」

マイ:「…………ぅわぁー」

ダーウィン:「…………折れてるね」

染毬:「お土産屋さんに寄ろう」

マイ:「……折れた五稜郭ストラップ」

ダン:「……折れた五稜郭クッキー」

ダーウィン:「ははッ……折れた五稜郭まんじゅう」

コロロ:「あ!折れた五稜郭パフェだって!!食べよ!食べよ!」

染毬:「じゃあ、折れた五稜郭パフェ4つください」

ダン:「さっき、弁当2個も食ってたのに……まだ食べて……」

マイ:「甘いものは別腹べつばらだよッ!」

コロロ:「ヴァルハラだよッ!」

ダーウィン:「ダンの分からずや~」

染毬:「コロロちゃん、アイス一口ひとくちちょーだい!」

コロロ:「……はい、あーーん」

染毬:「あむあむ。おお、さすがバニラが濃厚だね」

ダン:(小声)「……なぁ、染毬博士って……」

ダーウィン:(小声)「まぁ、気にしたら負けだとは……」

染毬:「そこの男子~~!ドラえもんだって、どら焼き食べるでしょ!私だって、スイーツは食べますぅ~~」

コロロ:「2人とも、ヴァルハラだよッ!!」

マイ:「……?」

コロロ:「うん!……おいちい!」

マイ:「えっと……、ここからぁ、登別のぼりべつ……伊達時代村だてじだいむら?……札幌、る……。」

マイ:「登別のぼりべつ?」

ダン:「くッ!まッ!ぼく!!!」

ダーウィン:「伊達時代村だてじだいむらって?」

【場面転換】

染毬:「お~、皆んな似合ってるね!」

コロロ:「ダンは、お侍さんッ!」

マイ:「ダーウィンは、チャラ忍者だ」

ダーウィン:「遠距離武器は手裏剣しゅりけんなんかより、じゅうが好きだけどね」

ダン:「2人は武家娘ぶけむすめか。似合ってるじゃん」

マイ:「着物、初めて着たかも!」

コロロ:「ひらひら~~!」

染毬:「似合ってるね!」

ダン:「博士だって、姫様じゃないですか」

染毬:「私は金髪だから、衣装とのバランスがねぇ」

ダーウィン:「大丈夫ですよ。似合ってます」

染毬:「きゃーー、ダーウィンくんに口説くどかれたぁ~」

マイ:「ダーウィンのナンパ!」

コロロ:「オンナのテキ~~!出会いちゅう!!」

ダーウィン:「ひどい言われようだ!」

ダン:「ダーウィン、染毬博士は狙っちゃダメだろ」

ダーウィン:「ダンまで!!!」

染毬:「あっ、写真を撮ってくれるって」

染毬:「ハイ━━━━━━ジャック☆」

ダーウィン:「それ犯罪」

ダン:「それ犯罪」

コロロ:「それ犯罪」

マイ:「それ犯罪」

染毬:「ハイジャックじゃなくて……、はい!JACKジャックっていうけ声だよ」

ダン:(M)「どんなふうな掛け声でも……、めちゃいい写真になるのは『この手の記念写真あるある』だな……」



【場面転換】

マイ:「札幌で、沢山お買い物できたね」

コロロ:「うん!」

マイ:「ここから、留寿都るすつのJACK日本支部に行くんですよね?」

染毬:「そうそう。到着したら夕食ね」

ダン:「食べてばっかりだな」

ダーウィン:「北海道といえば、自然としょくみたいなモノだし」

コロロ:「うん」

染毬:「お風呂、大きいよ。元はリゾートホテルだから。」

マイ:「大きいお風呂!素敵ですね!」

コロロ:「……うん」

マイ:「特別って感じですね」

コロロ:「……う……ん……ぐぅぐぅ」

(少しの間)

マイ:「寝ちゃったね」

ダーウィン:「まぁ、突然だったからね」

(少しの間)

ダン:「…………博士。なぜ、北海道なんですか?」

染毬:「さぁ、何でだろうね」

ダン:「………………」

ダーウィン:「木刀ぼくとう、売ってなかったんです。……ダン、欲しがってたのに」

ダン:「……おい!」

染毬:「シーーーーーーッ!」

ダン:(小声)「修学旅行のお決まりだろッ!」

染毬:「………………ダンくんらしいね」

染毬:「あっ、着いた。皆んな。運転手さんにお礼言ってから降りるんだよー」

ダン:「あーりーがーとーうーごーざーいーまーしーたーー!」

ダーウィン:「あーりーがーとーうーごーざーいーまーしーたーー!」

マイ:「あーりーがーとーうーごーざーいーまーしーたーー!」

染毬:「あーりーがーとーうーごーざーいーまーしーたーー!」

コロロ:「あっ、着いたんだ」

ダン:(N)夜。セーフハウス廊下。

コロロ:(呟くように)「銀色の飲み物しか売っていない自動販売機だ……。まだ・・、ここにあったんだ」

染毬:「コロロちゃん。お酒飲みたいの?」

コロロ:「あ……、いえ。そんなんじゃないですよ」

染毬:「ふふっ、まぁ、一口ひとくちくらい飲んでもいいと私は思うけどね」

コロロ:「苦いって聞いたことあります」

染毬:「うん……少し苦いよ。コロロちゃんが大人になったら、一緒に飲もうか。マイちゃんも一緒に」

染毬:「だから、君や、マイちゃん。ダンくん。ダーウィンくん。第11部隊の1人もけずに……君たちを護るのは、私たち大人・・の役割だね」

コロロ:「…はい」

マイ:「2人とも!ババ抜き始まるよ!」

染毬:「ああ」

コロロ:「はーーい」

ダーウィン:「よし、そろった……ダーーーン!」

マイ:「どれにしようかな……。じゃあこれ……よし、ダーーン!」

コロロ:「だーーーーん!!」

染毬:「これかな?……ダーーン!」

ダン:「やかましい!!何だよ!手札てふだが揃うたびに『ダーーン。ダーーン』って!」

染毬:(M)「今、ジョーカーは多分……」

ダーウィン:(M)「きっと……」

染毬:(M)「ダンくんが持っている」

マイ:(小声)「ダーウィンと博士が全員の手札をを見透かしている……」

コロロ:(M)「3分が経ちました!!」

ダーウィン:「揃ったッ!ダーーン!」

染毬:「ふっふっ!ダーウィンくん、甘い!私が先に上がらせてもらうよッ!ダーーーン!」

コロロ:「あっ、揃ってない……けど、ダーーン!」

マイ:「コロロちゃん、ダーーンって言いたいだけだね」

ダン:(M)「何で、誰も俺からジョーカーを持って行かないんだよッ!」

ダーウィン:「うわッ、2位か!さすが、博士だな…」

マイ:「あっ、何かよく分からないけど揃った……ダーーン!」

コロロ:(スローモーション)「ダーーンーー、どっちがジョーカーじゃーーなーーいーーほうかーーなぁーー」

ダン:(M)「よし、そうだ!そっちがジョーカーだ!そのまま、つかめ!!!!」

コロロ:「くい♪」

ダン:「…………え」

コロロ:「揃った~~」

ダン:「何でだああああああああ!!」

マイ:「ダン、顔に出やすいから……」

染毬:「うふふふ」

ダーウィン:「ぐぬぬぬぬ」

マイ:「ダーウィンと博士の2人に関しては、別次元の戦いを感じる……」

(少しの間)

コロロ:「もう、寝る~~」

マイ:「そうだね。もう寝ようか……」

染毬:「明日も沢山、遊ぶからね!」

全員:「はぁーーーーーい!!」


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