リーマン異世界への転職

イッシ

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プロローグ

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   プロローグ

 眩しいほどの朝陽と心地良い風が、出勤途中の疲れた心を癒してゆく。
 
 俺は栗原健二 26歳。どこにでもいるしがないサラリーマンといったところだろうか。 
 特に目立った容姿でもないし、とりわけすごい特技を持っている訳でもない・・・いや、身長だけは平均より上だろう。
 
 暑苦しいほどに、求愛のメロディを奏でる蝉たちにウンザリしながら今日も車を走らせている。

 「あれ、そういや今日給料日だっけ。よっしゃ仕事行く前に下ろしていくか。」
 
 今思えば、あの時、近くに銀行のある道を通ってさえいなければ、あんなことにはならなかったのに・・・

 作者はファンタジー初挑戦です。感想等でアドバイス等いただけたら幸いです。ぜひ楽しんでください!

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