異世界に転生!? だけどお気楽に暮らします。

辰巳 蓮

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拝礼式と占い

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 テオが来てひと月ちょっと経った10月の末日
僕の拝礼式の日だ。

朝9時に母と二人で教会へ行くと、入口前の広い階段にはすでに数十組の親子が並んでいた。

後で何人いるか数えたら、同じ月に生まれた同い年の子が32人いた。

教会入口脇に机が置いてあり受付となっている。
受付に並んで順番に住民台帳に名前を書いて中に入る。

受付順に進み長椅子に親子3組づつ座るように案内される。

全員が座ったあと、ゆっくりと入口の扉が閉まった。

左右の壁のアーチ窓から柔らかな光が注がれる。

祭壇の向こう側には若い神官さんがいて、正面真ん中の光の女神エイリーアティラ様への祈りをささげている。

祈りが終わるとこちら側に向き直り
【聖なる女神エイリーアティラ様】の成り立ちと、ありがたそうな説法が始まる。

エイリーアティラ様ばっかりだ。こりゃ、ライラフィリア様も頭が痛いところかもな。

説法の後には、1人ずつ子供の名前が呼ばれる。

名前を呼ばれると親子で祭壇にまで行き神官さんの前で大きくて丸い透明な魔晶石に手を触れては、
魔法やスキルを言い渡されている。

やがて僕の順番になった。
母と一緒に祭壇まで上がって右手で魔晶石の玉に手を触れる。
神官さんが
「水魔法と妖精占い?」
と半疑問形で読み上げた。

僕はお辞儀をして、何事もなくに席に戻った。
尤も母は不思議そうな顔をしていたけれど。

まあ、たまに変なスキルは出てくるわけだし
他人のスキルを笑うのはマナー違反だからか、誰も何の反応も無い。
ただ、厳かに進行していく。

全員が終わると出入口がゆっくりと開かれて、また順番に名前が呼ばれる。

名前を呼ばれた子は市民票を受け取って拝礼式は終わりとなる。

この拝礼式はこの街の住民としての市民権を得るというのが大きいようだ。

この世界は幼児までの死亡率が高いため、7歳になるまでこの市民票が貰えない。

市民票は小さなカードだが、これがあると、年齢の証明になり
各種のギルドに登録できる。
本当の使い方は、結婚や転居したときに、このカードを出すと
婚姻届けや転居届の代わりになり、新しいカードが貰えるそうだ。
カードが1年目の時は税金が優遇されるそうだ。


ところで、エバンス兄ちゃんとニーナお姉ちゃんは商業ギルドに登録した。

僕は、冒険者ギルドに登録したいと言ったら、案外すんなりと受け入れられた。
商売している人は両方に登録している人が多いからだ。
両親は両方持っていて、登録していれば冒険者ギルドから直に買取することができるからだ。

冒険者ギルドは、ロータリー交差点の北面あった。

冒険者ギルドに行くと教会にもいた親子が数組いた。
ギルドの登録証は、身分証の代わりにもなるから、何かしらのギルドに入ることが常になってる。

「登録受付はこちらです」
と向かって一番左のきれいな女性が手招きしている。

母とそこに行くと
「登録料は500エランです。お名前と年齢が分かる物もご提示ください」

銀貨5枚とさっき貰った市民票を見せると、受付の人がタイプライターみたいな物で名前を入力した後
レバーをガッチャンと引くと、名前の刻印がされたドックタグが出てきた。

この後は、よくある血を一滴ってやつかな?

そのドックタグを魔晶石が付いてる板の上に乗せると

「左右の人差し指に唾を付けて、このカードを触ってください。
 あなたの指が登録されるとこの石が光りますので、良いと言うまで触っていてください」

と言われたので

「血じゃなくって、唾で良いんですか?」
と思わず訊いてしまった。

「随分と古いやり方を知ってるんですね。今は唾で良いんですよ」
と言われてしまった。

「昔、血を一滴垂らすところによだれを垂らした人がいまして、
 それでも正確に登録できたんです。
 それとこれは、ダンジョンの転移石の応用なんです。
 ダンジョンでは稀に転移石が置いてあり、
 転移石に手を触れると下階から1階に転移するのはご存じですよね。
 また、1階から行ったことのある下階にも転移できますよね。
 これは、魔晶石が手の指の紋様を記録していることが分かったんです。
 昔の人は帰って来る時は両手で触れって言っていた訳ですよね。
 両手を登録しておけば、1階から降りる時は、どちらの手でも大丈夫ですので。
 なので、両手の人差し指で登録することを推奨しております。
 片方無くしても安心ですから。
 指を登録してから、不正使用は無くなりました」

話を聞きながら、ベロを出して両方の人差し指をつけた。
知らない人が見たら変な恰好だ。
あの海坊主みたいな冒険者も、
強面の冒険者も
ヤンキーみたいな冒険者も
全員がこんなことしてると思ったらちょっとおかしかった。

指をカードに押し付ける。
 
すると、カードを置いた板が青白く光りだしてからドンドン白い光に変わっていく。

やがて白い光が魔晶石に吸い込まれたように見えたら、魔晶石が光出した。

数秒光ったら、すっと消えた。

受付のお姉さんの話も丁度終わった。

「はい、終わりましたよ。このネックレスに着けて無くさないように
 首からかけておいてください」
と促された。

つまり、指紋とDNAを登録してるのだろう。
ものすごくハイテクだ。

もしかすると、指先から血中酸素量とかも計測しているに違いない。
生きていない指には状態異常と出るって誰かが言ってたし。

両手もなければ、唾で同一人物であることの認証も出来るようだ。
両手を火傷したって人もいるんだから。

「この後、新人講習を受けてください」
と言われた。

エマ母さんは
「あとは、一人で大丈夫よね。仕事に戻るわ」
と僕をおいて帰っていった。

今から帰ればお昼の営業には間に合うだろう。
お姉ちゃんも学校を休んで手伝ってくれているし。

その後、新人講習をやる別室へ、他の新人たちとぞろぞろと移動した。
新人講習を受ける人は、今日拝礼式をした人以外の人も数名いた。

部屋に入ると、口ひげあごひげのガッチリした中年男性がいた。
全員がそろうとギロリと辺りを見回して

「私がここのギルドマスターのスティーブンだ。この新人講習は毎月30日にやっているから
 話の内容を忘れたら、また30日に来い」

ギルドマスターなりのジョークなのかもしれないが、
7歳になったばかりの子供には見た目が怖すぎて逆効果だ。
みんなビビってる。
 
ギルドマスターの話によると、

ギルドは国を超えた機関であること。
ギルドカードは身分証として使えること。
ギルドカードは預貯金にも使える事。
新人はFランクからはじまり、何もしなくても10歳までは失効されないこと。
10歳過ぎると、依頼を受けるか買取などの取引がひと月無いと失効されること。
この取引とは、預金や預金引き出しでも良いこと。
ギルド2階の資料室もカード提示で使えること。
貢献度に応じてランクが上がること。
Dランクになると一人前扱いとなり、
失効期間が2か月になること。
Cランクでは半年
Bランク以上では1年になること。
この街には「オーシャンズ」と「マウンテンズ」と言う個人が多く集まる流動的なパーティーがあり
個人もしくは少人数のパーティーはそこに入ると、新人の面倒もみてくれるし
実力次第だが、大きな護衛や討伐依頼に加われるメリットがあること。
依頼は掲示板に貼ってあるランク別依頼以外に、常時依頼掲示板があること。
新人は無理せず、常時依頼をこなして欲しい事等が説明された。

その後そこで、新人向けの装備品の販売会が行われた。

だけど、僕はガッツリ冒険者したいわけでないので
さっそく2階の資料室を見に行くことにした。

早速一階の受付でギルドカードを見せて受付脇の階段で2階へ上がった。

資料室に入ると、正面にブックラックが置いてあり
ブックラックには、この街の地図と街を出た周辺の地図が置いてある。
1枚まで無料と書かれていたので、両方貰っといた。

この地図に薬草の採取した場所とかを書き込み、自分だけの地図にすると、聞いたことがある。

僕の目的は鉱物標本だ。

部屋の奥に行くと碁盤の目にくぎられた、展示用の台に原石が整然と置いてあった。

注意書きが書いてある。

「ここにあるのは、買取評価の低い物を展示しております。
 宝石類の標本は、ギルド近くの貴金属店で、ギルドカード提示で見る事が出来ます。」

鉄鉱石などの他に
食器を作る粘土も数種類おいてある。

一通り見て触ったので鑑定が使えるか試してみたい。

石を手に取って鑑定と心の中で唱えた。

「ミスリル鉱石」
キラキラしてるのがミスリル。
細かく砕いて取り出す。
魔力を通すと集めやすい

やったー成功だ。
あとは魔物を見ることが出来ればコンプリートだ。

見たことのある魔物は、
スライムと
食材としてのホーンラビット
ギルドに運ばれていく途中のオーク
の3種類だ。

後は肉の塊でしか見たことが無い。

街の外に行かないと見れないのかな?
まあいいや。
お昼も食べてないや。
帰ろうっと。

1階へ降りると知ってる人がいた。
地元の冒険者のアレックスさんだ。
朝日屋の常連さんで長身なので、すぐに分かった。
目が合うと向こうから声をかけてくれた。

「朝日屋んとこのおチビじゃないか。今日は拝礼式だったか」

「こんにちは、アレックスさん。はい、ギルドに登録に来ました」

「そうか、おめでとう。で、何か面白いスキルを授かったか?」

「ありがとうございます。水魔法と占いを授かりました」

「占い?また妙なスキルをもらったな。ところで冒険者として活動はするのか?」

「僕は次男なので、色々と出来た方がいいかなっとは思ってます」

「そうか、活動するならオーシャンズに入らないか?」

「まあ、考えておきます。じゃ、お先に失礼します」

「おう、じゃあな」




その日の夕方にアレックスさんが夕食を食べにやって来た時に珍しく僕が呼ばれた。
パーティーへのお誘いかと思ったが違った。

「おチビ、実はお前に占ってもらいたいんだが」
「はい、いいですよ」

「これを見てくれ」

そう言って草を一本取り出した。

「痛み止めのツウツウ草ですね」

「さすがによく勉強してるな
 これはスコットが採取してるんだが、いつもは1日おきにギルドに収めているんだ」

「スコットさんもここには、たまに食事にきますよね」

「ああ、そのスコットだが、今日で4日帰ってこない」

そう言ってギルドで配布しているあの地図を広げてみせた。

「薬草の採取場所は個人の財産だからスコットがどこで採ってるのかは誰も知らない
 そこで、スコットはどこにいるか占ってほしい」

「占い初心者の僕がですか?」

「やみ雲に探すよりは良いだろう。いつもは日帰りで採取してるんだが、
 今日で4日帰ってこないので、昼過ぎにスコットの母親がギルドに来たんだ。心配だろう?
 占った結果をどう扱うかは俺の判断になる。だから、気楽に占ってほしい」

「分かりました。その草を貸してください。あと、集中したいので席を外します。
 その間に夕食を食べててください。」

そう言って僕は裏庭に出た。

ツウツウ草を鑑定したら
「ツウツウ草」
食用可・独特の苦みがある
葉も根も鎮痛剤として重宝される
すり潰して仕様する。
蒸留酒に漬け込むと清涼感のある酒になる

この個体を調べたいのだが
と、そう思ったら

【マーレイ山のリッケン原で採れた今年最終の物】

と追加が加わった。便利すぎる。


とすると、リッケン原での最終の物ならば、違う場所に行ったのかも。

「テオテオテオ」と呼ぶとテオが目の前に現れた。

「今この辺りで、このツーツー草が生えてる場所知ってる?」

「南のガウラ岳の日当たりの良いとこならまだ生えてるぞ」
こちらからだと山を超えた所だ。

普段見かけないと思ったら結構広く見て回ってるんだな。

「たまに、お昼を食べにくるスコットさんを知ってるか?」

「知らねえけど、顔見りゃ分かるかも」
 
「どこにいるかだけ、探して欲しいんだ。ツウツウ草を探しに出たまま帰ってこないんだ。」

「人探しか。何か目印は無いのかい?」

「ん・・・魔物避けの匂い袋を2つ持ってたな。たぶん、ツウツウ草も」

「あの青臭い匂いのする袋か。ちょっと覚えてるぞ。
 しょうがねえな。じゃ、探してきてやるよ。ちょっと待ってろよ」

テオはパッと消えていなくなった。

「テオ頼む。見つけてくれ!」
と僕は祈るしかなかった。

15分程して、テオは戻ってきた。

「見つけたぜ」
テオはドヤ顔をしているが

「早いなあ。で、どこにいた?大丈夫そうだった?」

「ガウラ岳の登り口にある小屋にいたぞ。この店で見たことある奴だったぞ。
 匂い袋も持ってたから。ただ、ケガしていて足にその草を張ってたぞ」

「本当にありがとう」

ちなみにマーレイ山は冒険者ギルドに面している北通りを真っ直ぐ行った方角にあり
ガウラ岳は東通りの東門を出てから南東に半日ほど行ったところにある。
山の南面に行くにはさらに半日はかかるだろう。
南門からも行けるハズだが南地区は騎士団の演習場や、代官邸などがあり、
冒険者がただ通り抜けするためだけに通ることはできない。


僕は、今聞いた情報をアレックスさんに言いに行った。

アレックスさんは、もうすぐ食べ終えるところだった。
しかもボビーさんまで増えている。

「ボビーさんいらっしゃいませ」
「やあ、兄貴見かけたから相席させてもらってるよ。
 邪魔しないように大人しく食べてるから気にしないでくれ」

「おチビ、それよりも、ずいぶんかかったな」
「すいません、でも分かりましたよ」

「分かったとは、自信満々だなあ。聞かせてくれ」

さっきの地図をまた広げて
「さあどこだ」
と言った。

僕はガウラ岳への登山道を指差して、
「この道のここら辺に小屋がありますか?」

「休憩小屋ならそこにあるぞ」

「多分そこにいます。足をくじいてると思います」

「スコットの母親はいつもはマーレイ山で採取してると言ってたぞ」

「こちらの物はマーレイ山で採った物でしょうけど
 たぶん、日照時間とかの関係でマーレイ山ではもう枯れてきてるいると思います。
 なので、南のガウラ岳に探しに行ったんじゃないでしょうか
 ツウツウ草は日当たりの良いところに生えるので山の南側です」
僕はそう言って、そのルートを指差した。

「ツウツウ草の群生地までは、山道が得意な大人の足でも12時間以上はかかるでしょう。
 そこで泊まって次の日に採取してから帰ると途中で暗くなるでしょう。
 慣れてない山道で暗くなると事故も起こりやすいですから。
 ケガをしたら、避難場所として小屋に泊まれば、誰かが見つけてくれるかもしれないし」

「実はな、今日マーレイ山に狩りに行った連中に聞いてみたんだが
 それらしい人は見なかったと言われたんだ。
 他にツウツウ草が生えてる場所も知らないし。
 そこで、おチビの占いのことを思い出したんだ。助かったよ」

「まだ、スコットさんは見つかってませんよ」

実はアレックスはナッキーが図書館で鉱物や植物の本を読んでいるのを知っていた。
夕食をほぼ、ここで食べているアレックスには、
ナッキー達は親類の子供のような感覚もあった。
だから偶然にギルドで会ったときにスキルが占いと聞いてちょっと試してみたくなったのだ。

ところが、想像以上の回答がでて、本当に驚いた。
マーレイ山の日当たりの良い野原でツウツウ草が生えてるのは俺でも知っている。
このあたりは初心者冒険者の定番依頼だからだ。
でも、目撃した者がいなかった。
他の場所のツウツウ草の生息地だけでも知りたかった。

おチビはこの街の外へは出たことが無いハズなので
ガウラ岳の麓の小屋のことは知らない。

だが、おチビはスコットはそこにいると言った。
俺は、ならそこに居ると思ってしまった。

「俺は、おチビがよく勉強をしているのを知っているが
 思っていた以上だったよ。じゃこれを」
そう言って銀貨1枚を僕に手渡した。

「え、いいんですか」
まさか報酬がもらえるとは思ってなかった。

「当たり前だ。これは、おチビへの依頼に対する報酬だ」

「ありがたく、いただいときます」

「明日スコットを見つけられたらもう1枚銀貨をあげよう。じゃあな」
そう言ってアレックスさんとボビーは朝日屋を後にした。



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