エテルノ・レガーメ

りくあ

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第8章︰エーリ学院〜中級クラス〜【前編】

第72話︰バレンタイン特別編 「ダンクデーの贈り物」

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「ねえアレク。今日、あんたの家行ってもいい?」
「え!?どうしたんユイ…急に…。」

教室で帰りの支度を済ませ、ユイとララの3人でアレクの席の前にやってきた。ユイが突然家に行きたいと言ってきた事に驚いたようで、目を丸くして固まっている。

「私とララも一緒だよ?」
「そ、そうなん?別に構わんけど…何しに来るん?」
「あ、あんたは来ないでね。」
「なんでや!?俺の家やのに!?」
「女子同士で話があるのよ。チトセさんに相談したくて。」
「母ちゃんに相談…?まあ…母ちゃんならいると思うけど…。」
「じゃ、あたし達行ってくるわ。」
「アレクくん、来ちゃだめだからね?」
「お、おう…わかった…。」



街中で買い物を済ませた後、私達はアレクの家へやってきた。

「あらあら!みんないらっしゃーい。あら…アレクは?」
「チトセさんこんにちは!実は、お願いがあって…私達だけで来たんです。」
「アレクくんには、内緒にして欲しいんですけど…。」
「そうなの?まあひとまず、座って話しましょうか。」

実は昨日、私達3人でダンクデーの贈り物を用意する計画を立てていたのだった。以前、ピクニックに行く際にアレクの家へ来た事をヒントに、チトセさんに協力をしてもらい、調理場を借りようというものだった。

「そうだったわね…明日、だったかしら?」
「はい。それで、前みたいに調理場をお借りしたいんですけど…。」
「もちろん大丈夫よ。私達の事は気にしないでどんどん使っちゃって。」
「ありがとうございます!」

こうしてチトセさんに了承を得て、私達はそれぞれ作業に取り掛かった。



翌日教室にやって来ると、他の生徒達が既にプレゼントを渡し合い、賑わっている様子だった。

「おはようルナちゃん。」
「ララおはよう!」

既に来ていたララが鞄から箱を取り出すと、それを私に差し出した。

「はいこれ!」
「わー!ありがとうララ。はい…これは私から!」
「ありがとうルナちゃん…!」
「2人共おはよう。」

2人でプレゼントを渡し合っていると、フランがやって来た。

「おはようフランくん…!あの…こ、これ…。」
「え?もしかして…ダンクデー?」
「う、うん…!」
「はい、私からも!」
「わー…!ありがとう。帰ったら美味しく食べるよ。」
「ララのは美味しいと思うけど…私のはどうだろう…。」
「ルナちゃんのクッキーだって、美味しそうだったよ?」
「ララのザッハトルテには勝てないよ…。」
「2人共手作りなの?いつの間に?」
「昨日、チトセさんに場所を提供してもらったの。ほら、ピクニックの時みたいに。」
「あぁ~。それで昨日、アレクくんに聞いてたんだ。」
「そうそう。」
「あ、僕も用意してきたよ。2人みたいに手の凝ったものじゃないけどね。」
「「え!?」」

彼は鞄からリボンのついた透明なビニール袋を取り出すと、私とララの手の上に乗せた。オレンジの皮の中に、綺麗にカットされた色とりどりのフルーツが盛り付けてられている物だった。

「す、凄く手が凝ってない!?」
「そう?フルーツを切っただけだよ?」
「で、でも…!綺麗に飾り切りされてるし…器用じゃないと、中々作れないよこんなの…。」
「なんか食べるの勿体ない…。」
「それは困るなぁ…食べてもらいたいんだけど…。」
「おはよう。みんなで集まって、何の話をしてるの?」

フランの芸術作品のようなフルーツに感心していると、前の方からタックがやって来た。

「あ、タックおはよう!見て見て!これ、フランが作ったんだって!」
「え、フランが?」
「ダンクデーのプレゼントだよ。もちろん、タックにも…はい。」
「あ、私も…!」
「わ、私のも…!」

3人同時にタックにプレゼントを渡すと、彼は慌ててそれらを腕に抱えた。

「わ…!あ、ありがとう!こんなに沢山貰ったの初めてかも…。」

彼は驚きつつも鞄にしまうと、今度は3つの透明な箱を取り出した。

「俺からもみんなに。」
「わー!美味しそう!これ、ワッフル?」
「うん。さすがに…手作りは出来ないから、お店のものだけど…。味は保証するから!」
「ありがとうタック…!」
「これ、最近出来たお店のだよね?僕、気になってだけどまだ食べた事なかったんだ…!嬉しいなぁ。」
「そんなに喜んで貰えると、買ってきた甲斐があるね。」
「おー!おはよーさんみんな!」

いつもと変わらず元気よく、アレクが教室にやって来た。先程同様、彼の手に次々とプレゼントが渡された。

「やっぱり持つべきもんは友やなぁ…。みんなありがとな!」
「アレクくんからは何かないの?」
「フ、フラン…そういうのは普通聞かへんもんやで?」
「え?そうなの?…ないの?」
「無い事も無いけど…まさかフランがこんな凄いもん作ってくるとは思わへんかったから、俺なんか恥ずかしいわぁ…。」

そう言って彼は、鞄から棒付きの飴を取り出した。

「ほい!」
「…飴?」
「そ、そんなあからさまにガッカリするのやめてやー!男が用意する物なんて、これくらいが限界やって!」
「あ、ありがとうアレク!大事に取っておくね…。」
「私、今食べちゃおうかな…。」
「もう…好きにしてくれてええわ…。」
「何を好きにしろって?」

遅れてやって来たユイが、アレクの後ろから顔を覗かせた。

「ぉわ!?」
「な、何よ。どうしてそんなに驚くの?」
「な、なんでもないで!」
「おはようユイ!」
「おはよ。はいこれ、私からよ。」

ユイは鞄から箱を取り出して1人ずつプレゼントを手渡し、相手から同じように用意したプレゼントを受け取っていった。

「…あれ?僕には?」
「え?あんたはララから貰ったでしょ?」
「確かに貰ったけど…他のみんなからも貰ったよ?」
「へ?ルナ…フランにも用意してたの?」
「う、うん…。」
「あー…。ごめん。あんたの分用意してなかったわ。」
「酷いよユイちゃん…!僕はユイちゃんの友達じゃなかったの!?も、もしかして…投げ飛ばした事を根に持って…。そんなに僕の事が嫌いに…?」

彼はユイの腕を掴み、必死に訴えかけていた。

「ち、違うわよ…!違う…けど…無いものは…無いし…。」
「フ、フランくん…!ユイちゃんのトリュフは、私と一緒に食べよう?ね?だからそんなに落ち込まな…」
「ありがとう…僕の味方はララちゃんだけだよ…。」

彼はユイの腕を離すと、ララの背中に腕を回して彼女を包み込んだ。

「フランくん/////!?え、あの…その…/////!」
「なんか…いい方向に進んだわね。」
「うん。逆によかったかも…。」
「せやな。」
「み、みんな見てるから/////!」
「あら。みんな集まって、何をしてるの~?」

遅刻ギリギリにやって来たレミリーは、抱き合っているフランとララをみて、口元に手を当てていた。

「…お取り込み中だった~?」
「誤解だよレミリー/////!」
「おはようレミリー。随分遅かったね?」
「おはようタック~。そうなのよ~寝坊しちゃって…危なかったわ~。」
「レミリーって、なんだかんだ言って毎日そうじゃない?」
「そうかしら~?」
「あ、はいこれ!レミリーに!」
「あたしのはこれよ。」
「こんなんで悪いけど…堪忍な?」
「あらあら…。誕生日でもないのにどうしてみんなプレゼントをくれるの?」

次々と渡された箱を腕に抱え、彼女はキョトンとした顔をしていた。

「あれ?知らない?今日はダンクデーなんだよ?」
「普段お世話になってる人に、お菓子を送る日なの!」
「そうなの?知らなかったわ…ごめんなさいね?知ってたらみんなにお菓子を買って来たのに~。」
「知らなかったならしょうがないよ。僕だけ仲間外れにしたわけじゃないから、僕は気にしてないよ?」

ララから離れたフランが、爽やかな笑顔でレミリーに微笑んでいた。

「これはしばらく根に持つやつね…。」
「そうだと思う…。」
「なら、お礼の気持ちだけでもプレゼントしなくちゃ~。ありがとうルナ。美味しく頂くわ~。」

すると彼女は、私を抱きしめた。隣にいたタックも同じように抱きしめると、さらに隣にいたアレク、ユイと順番に全員と挨拶を交わすように抱き合った。

「これでもいいかしら?」
「うん!ありがとうレミリー。」
「俺の飴よりええと思うわ!」
「男ってやつは…全く…。」
「ララちゃん、授業が終わったら部屋に行くね?」
「あ、うん!わかった…!」

こうして1度、私達のダンクデーは終わったが、後で分かった事がいくつかあった。
1つ目は、タックが私達の他にも、ユノさんにも同じものを用意して渡していたという事。
2つ目は、フランの部屋の前に、他の生徒からのプレゼントと思われる箱がいくつも置いてあった事。
3つ目は、授業が終わった後、アレクがユイにだけハンカチのプレゼントを用意していた事。
そして私も…みんなには内緒で、ミグとルカの分も作っていた。それをポケットに忍ばせて、眠りについたのだった。



「おかえり、ルナ。」
「ルカ!ただいま!あの…これ…!」

私はポケットに入っていた袋を、彼に差し出した。

「これ…僕に?」
「うん!ほら…ダンクデーだから…!いつもマッサージしてもらって、お世話になってるでしょ?毎回紅茶もいれてくれるし、ヴェラの本の為に薬も作ってくれるし…」

彼は私の前に歩み寄ると、背中に手を回して抱き寄せた。

「ル、ルカ…?」
「ありがとうルナ。…嬉しい。」
「う、うん…!よかった…///」

どうしていいかわからずに立ち尽くしていると、彼は身体を離して背を向けた。

「じ、実は僕も…!3人でケーキを食べようと思って作ってたんだよね…!」

奥の調理場に駆けて行くと、小さめのホールケーキが乗ったお皿を持って戻ってきた。

「え!?これ、ルカが作ったの?ミグじゃなくて?」
「うん。僕が1人で作ったよ。あんまり甘くない方がミグも食べれるかな?と思って、チーズケーキにしたんだけど…。食べてくれるかなぁ…。」
「確かに…甘いの苦手って言ってたね…。クッキーは大丈夫かなぁ…。」
「…2人で向かい合って何してるんだ?」
「「あ、ミグ!」」
「うわ…。びっくりした…。」

彼の方を向くタイミングも、声を発するタイミングも全く同じだった渡したをみて、ミグは驚いた様子だった。
階段から下りてきた彼は、調理場で紅茶とフォークを用意してくれた。

「ありがとうミグ。」
「別にいいよ。…じゃあ」
「え?どこに行くの?」
「部屋。」
「食べないの?」
「2人で…食べればいいだろ…。」
「僕は、ルナとミグの為に一生懸命チーズケーキを作ったんだよ?3人で一緒に食べたいなーって思って作ったのに、ミグは食べてくれないの?」
「え…いや…」
「私は、ルカとミグの為に一生懸命クッキーを作ったよ?3人で一緒に食べたいなーと思ってここまで持ってきたのに、ミグは食べてくれないの?」
「え?ええと…」
「「ミグ!一緒に食べるよね!?」」
「あ…はい。」



「ルカは料理も出来るしお菓子も作れるし、すごいなぁ。そこはルカに似たかったよ~。」
「でもルナのクッキーも美味しかったよ?あんまり甘過ぎなくて、ミグの事考えて作ったのがよくわかるよ~。」
「…。」

私とルカが並んで話をしている様子を、向かいのソファーに座ったミグが無言で見つめていた。

「何?ミグ。どうかした?」
「何か言いたい事あるならいいなよ。」
「別に…。」
「あ、ねぇミグ。僕のケーキどうだった?ミグって、甘いもの苦手だったよね?大丈夫だった?」
「…あぁ。美味かったよ。」
「あ、ねぇミグ。私のクッキーどうだった?ミグは甘いもの苦手だから、甘さ控えめにしてみたんだよね。大丈夫だった?」
「……あぁ。美味かったよ。」
「同じ感想なの?」
「全く同じ感想だね。」
「お前等がシンクロし過ぎて怖いんだよ!ルカはルナに似てきたし、ルナはルカに似てきたし…全く同じ台詞喋るなよ…!」
「そ、そんな事言われても…。」
「…ねぇ?」
「…も、もういいだろ?俺は部屋に戻っ」
「あ、待ってミグ…!」

ソファーから立ち上がった彼の背中に、私は慌てて抱きついた。

「な、なんだよ…。」
「いつも守ってくれてありがとうミグ。」
「当たり前だろ…そんなの…。」
「この間は…怒っちゃってごめんなさい。私、まだ受け身もうまく取れないし、ドジする事もあるし、あちこち怪我はするし…ミグにいっぱい迷惑かけてるよね。」
「それは…」
「でも、ミグが居てくれるから私、頑張れるよ。今までは、ミグが守ってくれるってわかってたから…甘えてた。私、もっと頑張って自分の身を守れるようになるから…。だから…これからも見守っててくれる?」
「……嫌だ。」
「え!?」
「ミ、ミグ…!ルナは…」

彼は私を身体から引き剥がすと、私の肩を掴んで真っ直ぐこちらを見た。

「お前を守るのは俺だ!何の為に使い魔になったと思ってる!」
「え、えっと…?」
「お前が俺の心配してくれた時…正直めちゃくちゃ嬉しかった。けど、俺はお前を守りたいんだ。お前には守られたくない。」
「わ、私が頼りないからって、そんな言い方…!!!」
「それは違う!俺が…変なプライド持ってたから…。女に守られるなんて、男として情けないだろ…?」
「へ?そ、それが理由…?」
「…何回も言わないとわからないか?」
「う、ううん!理解はしたよ!?…うん!」

彼に肩を引き寄せられると、そのまま力強く抱きしめられた。彼の身体に私の顔が密着して、彼の心音が耳に伝わってくる。

「守りきれないのが怖くなって、あんな風に言った…。けど…もっと強くなって、お前を必ず守れるようになる。俺も…お前と一緒に成長するから…。変なプライド持って…意地張って、子供みたいに怒って…ごめんなルナ。」
「ミグっ…。」

腰に手を回して、力いっぱい彼にしがみついた。自然と溢れてきた涙は、彼の服に染み込んで広がっていった。

「…その泣き虫も、一緒に直そうな。」
「ミグと一緒じゃ…っ…直せないよ…っ!」
「じゃあ…直さなくていい。俺が全部受け止める。」
「…ぅん。」

それからどれくらい泣き続けたのか、本人である私ですら全くわからなかった。泣き疲れてベッドに連れていかれ、いつの間にか私の夢は覚めてしまっていた。
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