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兵士(側近)
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いやあ、お待たせしましたな。
この喫茶店ならばゆっくりお話もできるでしょう。
ん?
他の人は仕事中にインタビューを受けてくれたですと?
ワッハッハ。
それは他の人は周りに視線がないからでしょうな。
私の場合は常に王の目がありますし、いつでも王をお守りできるよう気を張らねばなりませんしな。
まあ兵士で勤務中に話を長々と聞くような者はおらんでしょう。
おや?
その顔はいたような顔ですな。
さすがにこのババトールの兵士ではあるまいな?
な、なぜ黙ってるのです。お答えなさい!
ババトールの者なのか?
これはいかん。誰か突き止めてもう一度気持ちを叩き直さなければ。
あいつか?それともあやつ?
いや、門番のあいつも怪しいな。
ん、失敬。つい考え込んでしまった。
それで、なんでしたかな?
ああ、私の仕事紹介ですか。
私の仕事は何と言ってもまずは王をお守りすること。
王に謁見に来る者の中には魔物に化けた者がいたりするのでな。そうでなくとも命を狙う者が多かったりする。
まあ基本的にはそういう輩は門番が追い返すはずなのだが……
このババトールに関してはなかなかそう上手くもいかないらしい。情けない話だがな。
であるからこそ私の責任は大きい。
万が一、王に何かあったら私はいつでも首を差し出すつもりだ。
王は日中は玉座の間におられ、夜はお休みになる。常に安全を確保せねばならんので年中無休である。
勤務時間は一日で六交代制である。常に緊張感を持ってなければならんから時間としては短いと思われるかもしれんな。
給料は他の兵士に比べても多く頂いていますな。
休日もしっかり取れるのでその面もご安心ください。
ただ王の命を守るため自らが犠牲を負うことも少なくない。危険も多くあるということも伝えておきましょう。
私も他の兵士が殉職するのを何度も見てきたことがありますからな。
そういった危険や責任を負いたくない者には向いてませんかな。
実際、今の若い兵士等は昇格しないで下っ端でいたいと言う者もいるくらいですしな。情けない。
ああ、すいませんな。つい愚痴のようになってしまった。
それで私のような職務に就く方法ですが他の兵士と同様に登用試験を受けます。その際、筆記試験の点さえ良ければとりあえず兵士となれますが同時に武術試験で好成績を納めれば同じように側近となれるらしいですぞ。
なんでそんな曖昧な説明なのかですと?
いや、すいませんな。私の場合はたたき上げでして、ずっと下積みをしてから昇格したものですからな。
大体の王の側近は私のようなルートでなってると思いますがいきなりなることも可能ではあるらしいですぞ。
まあ相当に手練れの者でないと難しいでしょうし周りの兵の妬みなんかもすごいから精神的にも強くないとそのルートは厳しいでしょう。
やはり基本は昇格をしていってといった形が良いでしょうな。
さて、こんなところですな。
一番大事なのは城をそして国民を守るという覚悟と使命をしっかり持っているかですかな。
それさえあれば他は後からついてきますから。
さ、もうこんな時間だ。お会計は済ませておきますからあなたもお忙しいでしょう。先にお帰り下さい。
それでは失礼。
兵士(側近)就職情報
業務内容:王の安全確保
給与:月6000~10000G
勤務時間:0時~24時(六交代制)
必要スキル等:兵士登用試験合格及び武術試験にて好成績であること
就職難易度:★★★★★(ストレートで側近となる場合)
この喫茶店ならばゆっくりお話もできるでしょう。
ん?
他の人は仕事中にインタビューを受けてくれたですと?
ワッハッハ。
それは他の人は周りに視線がないからでしょうな。
私の場合は常に王の目がありますし、いつでも王をお守りできるよう気を張らねばなりませんしな。
まあ兵士で勤務中に話を長々と聞くような者はおらんでしょう。
おや?
その顔はいたような顔ですな。
さすがにこのババトールの兵士ではあるまいな?
な、なぜ黙ってるのです。お答えなさい!
ババトールの者なのか?
これはいかん。誰か突き止めてもう一度気持ちを叩き直さなければ。
あいつか?それともあやつ?
いや、門番のあいつも怪しいな。
ん、失敬。つい考え込んでしまった。
それで、なんでしたかな?
ああ、私の仕事紹介ですか。
私の仕事は何と言ってもまずは王をお守りすること。
王に謁見に来る者の中には魔物に化けた者がいたりするのでな。そうでなくとも命を狙う者が多かったりする。
まあ基本的にはそういう輩は門番が追い返すはずなのだが……
このババトールに関してはなかなかそう上手くもいかないらしい。情けない話だがな。
であるからこそ私の責任は大きい。
万が一、王に何かあったら私はいつでも首を差し出すつもりだ。
王は日中は玉座の間におられ、夜はお休みになる。常に安全を確保せねばならんので年中無休である。
勤務時間は一日で六交代制である。常に緊張感を持ってなければならんから時間としては短いと思われるかもしれんな。
給料は他の兵士に比べても多く頂いていますな。
休日もしっかり取れるのでその面もご安心ください。
ただ王の命を守るため自らが犠牲を負うことも少なくない。危険も多くあるということも伝えておきましょう。
私も他の兵士が殉職するのを何度も見てきたことがありますからな。
そういった危険や責任を負いたくない者には向いてませんかな。
実際、今の若い兵士等は昇格しないで下っ端でいたいと言う者もいるくらいですしな。情けない。
ああ、すいませんな。つい愚痴のようになってしまった。
それで私のような職務に就く方法ですが他の兵士と同様に登用試験を受けます。その際、筆記試験の点さえ良ければとりあえず兵士となれますが同時に武術試験で好成績を納めれば同じように側近となれるらしいですぞ。
なんでそんな曖昧な説明なのかですと?
いや、すいませんな。私の場合はたたき上げでして、ずっと下積みをしてから昇格したものですからな。
大体の王の側近は私のようなルートでなってると思いますがいきなりなることも可能ではあるらしいですぞ。
まあ相当に手練れの者でないと難しいでしょうし周りの兵の妬みなんかもすごいから精神的にも強くないとそのルートは厳しいでしょう。
やはり基本は昇格をしていってといった形が良いでしょうな。
さて、こんなところですな。
一番大事なのは城をそして国民を守るという覚悟と使命をしっかり持っているかですかな。
それさえあれば他は後からついてきますから。
さ、もうこんな時間だ。お会計は済ませておきますからあなたもお忙しいでしょう。先にお帰り下さい。
それでは失礼。
兵士(側近)就職情報
業務内容:王の安全確保
給与:月6000~10000G
勤務時間:0時~24時(六交代制)
必要スキル等:兵士登用試験合格及び武術試験にて好成績であること
就職難易度:★★★★★(ストレートで側近となる場合)
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