ダメリーマンにダメにされちゃう高校生の話

タタミ

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宮城旭

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 大急ぎで体を洗い、髪を乾かすこともせず部屋に戻ると、栄智はソファに寝転んでスマホでゲームをしていた。寝てなくてよかったと思いつつ、投げ出された長い脚をどかしてスペースを作り無理矢理ソファに座る。一瞬だけこちらに視線を投げた栄智は、少し体勢を変えると再びスマホを見始めた。

「髪、濡れてっけど乾かさないんすか」
「俺を急がせたのはどこの誰よ……」

 首にかけたタオルで雑に髪を拭いていると、しばらくこちらに見向きもせずにゲームをしていた栄智が、スマホをテーブルに置いた。やっとご機嫌直ったかなと思った俺は、栄智の手に触れる。

「怒ってる?」
「……別に。俺も抵抗しなかったんで」

 言いながら体を起こした栄智は、至近距離で俺を見つめながら、髪を拭いていたタオルを奪った。

「髪乾かすのはあとでいいでしょ」

 栄智は『セックスしよう』と口に出すことは絶対にない。プライドがそうさせるのか、恥じらいがそうさせるのか分からないが、俺の誘いに乗る以外では言外でしか表現してこない。その『お誘い』に気づいていて、わざと外した行動をすることもあるが、今の俺は先程風呂場でお預けを食らっているため、内心あまり余裕がなかった。何も言わずに栄智の顎を掴むとそのまま舌を突っ込む。噛みつくように栄智の舌を吸いながら、ソファに押し倒した。
 栄智のジャージに手を入れボクサーパンツの上から性器を撫でる。撫でるというよりは、もはや揉みしだくと言った方が正しいような触り方だ。玉の方からかきあげるようにしてやると、栄智のものはすぐに芯を持ち始めた。

「あ、ちょっ……強いっ、て……!んっ、ぁ……!」
「そう?これで勃ってきてるけど」

 首元に唇を押し当てたままジャージとボクサーパンツを同時に引きずり下ろすと、ぶるんと存在感のある性器が顔を出した。勃起の速さって如実に若さが出るよなと感心しつつ、何度か扱いてからフェラをしようと股間に顔を向けると、頭を押さえられストップがかかる。

「待った、俺は今日いいです」
「なんで?フェラ好きじゃん」

 言いながら舌を伸ばして亀頭を舐めてやっても、頭を押さえる手の力は弱くならなかった。

「1回出してるから、いいって……! 今日は俺が、やります」

 どうやら意志が固いようなので、俺は股間から頭を上げた。思えば栄智にフェラされるのは久しぶりだ。セックスのリード権は俺にあるので、栄智から何か奉仕を受けることは少ない。
 俺の体をソファの背もたれに押し返し、栄智は俺のスウェットとパンツを引きずり下ろす。栄智程ではないにせよ、ある程度勃起している性器に長い指が這い、支えた性器をゆっくりと舌で舐めるとそのまま栄智は口に含んだ。熱い口内で舌と上あごに愛でられるのを感じる。片手で付け根部分を扱かれ、甘く痺れるような快感が脳裏に走った。

「ほんと、上手くなったよね、ッ……」

 じゅるじゅると卑猥な音を立てて頭を動かす栄智によって、だんだんと己が高ぶっていくのが分かる。愛撫を受けていない栄智は余裕を取り戻しており、快楽に翻弄されるのは俺の番になっていた。初めての時は、舐めるだけでギブアップしていたのに、成長著しい。一際大きく口を開いた栄智は俺の性器を根本まで飲み込み、喉の奥に先端を吸われ思わず腰が跳ねた。

「ッ、はぁ、気持ちいい……でも、栄智も準備しないと」

 唾を手の平に垂らし、むき出しになっている栄智の双丘の間に塗り込んだ。穴に人差し指を入れ、浅く出し入れを繰り返す。

「っあ……いじんの待って……! フェラできねーだろ、ぁ……!」

 肛門を刺激され集中が切れた栄智は、性器から顔を離して腰を揺らした。指の付け根まで入れ込み、内側をこするようにすると、栄智は声を上げて体を震わせる。以前の性行為の名残で床に転がっていたローションボトルを拾い、栄智の割れ目に垂らした。

「もういいよ、フェラ。これ以上されると口でイキそうなんだよね」
「ん、ぁ、別に、出されても、怒んないっ、すよ……」
「でも栄智の中でイくのが好きだから」
「っ……! クソっ……わかったから、その指入れやめろっ……」
「どんな風がいいの?」
「だから、もっと、ちゃんと──」

 ちゃんと弄って。
 最後の言葉は聞かずに、唇でふさいでしまった。
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