177 / 718
淫魔編:フォントメウ
【197話】目覚めの儀式
しおりを挟む
「ん…んん…」
「あら、目が覚めたかしら?」
「っ!」
目を覚ましたアーサーは、シャナの胸に手を添えながら顔をうずめ、シャナの指を吸っている自分に気が付き驚きの声をあげた。
「う、うわあああ!!え?!ぼ、僕なにしてたの?!どうしてシャナの指を吸ってたの?!」
「ああ…気にしないでちょうだい。前にも言ったと思うけど、私の加護魔法を受けた人は一時的に幼児退行してしまうのよ。寝ているとき、あなたが私のおちちを吸いたがったから代わりに指を吸わせていたの」
「おちち…?え…ええーーー!!!シャナ、ご、ごめんなさいいいい!!」
顔を真っ赤にして謝るアーサーを見てシャナがクスクス笑った。
「いいのいいの。本当に気にしないで。どちらかと言うと恥ずかしいところを見てしまってごめんなさいね。でも、甘えん坊のあなたはとっても可愛かったわ。いつもあれくらい甘えてくれたらいいのに」
「うわあああああ!!!」
「あなた、おっぱいが好きなのね。ずっと気持ちよさそうに触っていたわ。そう言えばスライムの感触がおかあさんのおっぱいに似てるって、いっとき暇さえあればスライムをずっと触っていたものね。やっぱり幼少時代に充分甘えられなかったからかしら…」
「やめてシャナああああ!!!うわあああああああ!!!!」
「そ、そんな狼狽えないでちょうだいアーサー…。あなたはまだマシな方なのよ?カミーユなんてそれはもう…はっ、いけない。また口を滑らせるところだったわ…」
◇◇◇
30分後、恥ずかしさで悶えていたアーサーがやっと落ち着きを取り戻した。シャナに差し出されたホットミルクを飲みながら、いまだに顔を赤らめてシャナから目を逸らしている。手にまだシャナの胸の感触が残っていて、思い出しては「うぅぅぅっ…!」と頭を抱えていた。困ったシャナは気を紛らわそうと話を逸らした。
「アーサー、いい夢は見れたかしら?」
「う、うん。すごく幸せな夢を見たよ。大好きな人にたくさん会えた」
「よかった」
「…ねえシャナ。あれは夢だったの?」
「?ええ、夢だけど」
「あのね…夢の中にミアーナとかミモレスとかセルジュ先生…あ、以前倒した吸血鬼なんだけど…、が出て来てね。モニカのこととかいろいろ教えてくれたんだ」
「…深い夢の中は死者と生者が唯一交わることができる場所。でも言葉を交わすなんてそうそうできないことよ。加護魔法がかけられた深く雑念がない夢だからこそ、彼らはアーサーと話ができたのね。…アーサー、彼らは何て言ってたの?」
「モニカが僕を待ってるって。あとは僕が名を呼ぶだけだって言ってた」
「そう。じゃあ、ユーリはモニカを癒すことができたのね。きっと最後の準備に入っているはずよ。邪魔をしてはいけないから、ユーリが呼びに来るまでここで待っていましょう」
「うん…」
「他には何か話した?」
「あ、そうだシャナ。マーニャ様が言ってた使役してる魔物のことも分かったよ」
「夢に出てきたその吸血鬼ね?」
「え?どうして分かったの?」
「本来、加護魔法で見た夢の中に魔物なんて出てこないわ。アーサー、あなたにとって、その吸血鬼は大切な存在なんでしょう?」
「う、うん…」
「そして吸血鬼もまたあなたを心から愛している。そうでないと、幸せに包まれているはずの夢の中に出てきて…その上言葉を交わすことなんてできっこないわ。アーサー、あなたとその吸血鬼はどういう関係なの?深い関りがあるのよね?」
「うん…。実は…」
アーサーは自分とモニカがミモレスの生まれ変わりであることや、セルジュがミモレスの恋人だったことを説明した。学院でセルジュと出会ったこと。一時的にミモレスの人格がアーサーの身に入ったことで、ミモレスのセルジュに対する愛情がアーサーの中に残ってしまっていること…。そして、魂魄となったセルジュがミモレスの手によってペンダントに宿っていること、そのペンダントがアーサーとも繋がっていることを話した。
「あなたたち、あのミモレスの生まれ変わりだったの…?どおりで能力値が高いはずだわ。それに、ミモレスに吸血鬼の恋人がいた…?そんな話聞いたことがないわ。でも…あなたとそのペンダントがミアーナのものとは違う加護の糸で繋がっているのは間違いない。ミモレスの言ったことは本当のことなのでしょうね」
「先生が、この中にいてくれてるんだ…。えへへ」
「あなたが使役しているのは魔物ではなくて魔物の魂魄だったのね。しかも非常に強い魔法で隠されている。マーニャ様に見えて私に見えないのも納得だわ」
「ねえシャナ。セルジュ先生の魂魄とお話したい」
「できないわ。魂魄だけでは魔物は話せない。言葉を話せるようにするには、人間に憑依させる必要があるの。あなたがセルジュ先生と話すためには、ヒトを一人犠牲にしないといけない」
「それはダメだ…」
「でしょう?」
「じゃ、じゃあ、シャナにまた加護魔法をかけてもらえば、またミアーナやミモレス、セルジュ先生とお話できる?」
「それは半々ね…。死者が夢の中に入り言葉を交わすなんて、よっぽど力のある者にしかできないわ。彼ら3人はそれができるほどの力を持っている。でも、彼らであってもかなり無理をしなければいけないと思うのよ。そんな頻繁に夢に現れることができるとは思えないわ」
「そっか…」
あからさまに落ち込むアーサーにシャナは優しく諭した。
「アーサー、死者に囚われてはだめよ。生きている人と言葉を交わすの。だってあなたは生きているのだから」
「…うん」
その時、ドアをノックする音が聞こえた。そのあとにユーリが顔を覗かせる。
「アーサー、母さん!モニカを清めて癒すことができたよ!あとは目覚めさせるだけ。アーサー、ついてきて!」
「!!」
それを聞いたアーサーはユーリに駆け寄った。ユーリはアーサーの手を掴みモニカがいる場所へ連れて行く。シャナの家を出て、町の中心地に湧く泉へ向かう。泉のほとりでは、聖水に濡れたモニカが穏やかな顔で眠っていた。
「モニカ!!」
「…すぅ…すぅ…」
「まだ眠ってるよ」
「ど、どうしたら目覚めるの?!」
「落ち着いてアーサー。君にもしてもらわないといけないことがあるから」
「う、うん」
しばらくしてシャナが泉に到着した。さらさらした白い布を敷き、そこにモニカを寝かせる。庭に生えていた光る花をモニカの周りに散らせ、胸に小さな宝石を乗せた。
「…モニカはこれでいいわ。あとはアーサーね。アーサー、服を脱いで」
「?!」
「あなたの体も清めないといけないの。服を脱いで、泉に浸かってちょうだい。大丈夫、私とユーリしか見ていないから。…あと、ペンダントは外しておいた方がいいわ。大切なものでしょう?聖水に浸せば浄化されてしまう」
「う、うん…。分かった」
アーサーは裸になって泉に足を浸けた。凍えるような冷たさだ。
「うひぃぃぃ…」
「肩まで浸かって」
がたがたと歯を鳴らしながら、シャナに言われたように肩まで浸かる。冷たすぎて体の感覚がなくなってきた。
「水を口に含んで、そして飲んで。…そうよ。体に変化は?」
「…なんだか体が軽くなってきた」
「いいわ。じゃあ30分その中でいてね」
「ヒェッ」
「5分ごとに水を飲んでね」
「わ…わかった」
泉の聖水に浸かっていると、体が軽くなり頭がすっきりとしてきた。アーサーは泉に浸かりながらフォントメウの空を見上げた。朝なのにほの暗く、まだ星と三日月が輝いている。月明りに照らされているアーサーをほとりで見ていたユーリが、シャナにぼそっと呟いた。
「見て母さん。アーサー、人魚みたいだ」
「あらほんと」
30分後、アーサーは聖水を滴らせながら泉から出た。シャナが彼の肩に白い布をかけ、腰に紐を巻いた。そしてユーリが、トネリコの葉を浮かせた聖水が注がれたグラスをアーサーに手渡す。
「アーサー。この聖水をモニカに口移しで飲ませて。聖水がモニカの喉を通ったら、目覚めるまで彼女の名を呼び続けてあげて。…本当の名前で。僕は遠くに離れてるから安心してね」
「ありがとうユーリ。…ずっと隠しててごめんね。僕たちが偽の名前を使ってるってこと」
「ううん。はじめから分かってたよ。でも、僕にとってアーサーはアーサーだし、モニカはモニカだから。本当の名前を知らなくたって、そんなのちっともかまわない」
「本当に、ありがとう」
ユーリが離れたのを確認し、アーサーは聖水を口に含んだ。モニカの顎に手を添えてそっとそれを口移しする。モニカの喉がこくんと動いた。アーサーは妹の額に自分の額を当て、優しい声で囁いた。
「…モリア」
「あら、目が覚めたかしら?」
「っ!」
目を覚ましたアーサーは、シャナの胸に手を添えながら顔をうずめ、シャナの指を吸っている自分に気が付き驚きの声をあげた。
「う、うわあああ!!え?!ぼ、僕なにしてたの?!どうしてシャナの指を吸ってたの?!」
「ああ…気にしないでちょうだい。前にも言ったと思うけど、私の加護魔法を受けた人は一時的に幼児退行してしまうのよ。寝ているとき、あなたが私のおちちを吸いたがったから代わりに指を吸わせていたの」
「おちち…?え…ええーーー!!!シャナ、ご、ごめんなさいいいい!!」
顔を真っ赤にして謝るアーサーを見てシャナがクスクス笑った。
「いいのいいの。本当に気にしないで。どちらかと言うと恥ずかしいところを見てしまってごめんなさいね。でも、甘えん坊のあなたはとっても可愛かったわ。いつもあれくらい甘えてくれたらいいのに」
「うわあああああ!!!」
「あなた、おっぱいが好きなのね。ずっと気持ちよさそうに触っていたわ。そう言えばスライムの感触がおかあさんのおっぱいに似てるって、いっとき暇さえあればスライムをずっと触っていたものね。やっぱり幼少時代に充分甘えられなかったからかしら…」
「やめてシャナああああ!!!うわあああああああ!!!!」
「そ、そんな狼狽えないでちょうだいアーサー…。あなたはまだマシな方なのよ?カミーユなんてそれはもう…はっ、いけない。また口を滑らせるところだったわ…」
◇◇◇
30分後、恥ずかしさで悶えていたアーサーがやっと落ち着きを取り戻した。シャナに差し出されたホットミルクを飲みながら、いまだに顔を赤らめてシャナから目を逸らしている。手にまだシャナの胸の感触が残っていて、思い出しては「うぅぅぅっ…!」と頭を抱えていた。困ったシャナは気を紛らわそうと話を逸らした。
「アーサー、いい夢は見れたかしら?」
「う、うん。すごく幸せな夢を見たよ。大好きな人にたくさん会えた」
「よかった」
「…ねえシャナ。あれは夢だったの?」
「?ええ、夢だけど」
「あのね…夢の中にミアーナとかミモレスとかセルジュ先生…あ、以前倒した吸血鬼なんだけど…、が出て来てね。モニカのこととかいろいろ教えてくれたんだ」
「…深い夢の中は死者と生者が唯一交わることができる場所。でも言葉を交わすなんてそうそうできないことよ。加護魔法がかけられた深く雑念がない夢だからこそ、彼らはアーサーと話ができたのね。…アーサー、彼らは何て言ってたの?」
「モニカが僕を待ってるって。あとは僕が名を呼ぶだけだって言ってた」
「そう。じゃあ、ユーリはモニカを癒すことができたのね。きっと最後の準備に入っているはずよ。邪魔をしてはいけないから、ユーリが呼びに来るまでここで待っていましょう」
「うん…」
「他には何か話した?」
「あ、そうだシャナ。マーニャ様が言ってた使役してる魔物のことも分かったよ」
「夢に出てきたその吸血鬼ね?」
「え?どうして分かったの?」
「本来、加護魔法で見た夢の中に魔物なんて出てこないわ。アーサー、あなたにとって、その吸血鬼は大切な存在なんでしょう?」
「う、うん…」
「そして吸血鬼もまたあなたを心から愛している。そうでないと、幸せに包まれているはずの夢の中に出てきて…その上言葉を交わすことなんてできっこないわ。アーサー、あなたとその吸血鬼はどういう関係なの?深い関りがあるのよね?」
「うん…。実は…」
アーサーは自分とモニカがミモレスの生まれ変わりであることや、セルジュがミモレスの恋人だったことを説明した。学院でセルジュと出会ったこと。一時的にミモレスの人格がアーサーの身に入ったことで、ミモレスのセルジュに対する愛情がアーサーの中に残ってしまっていること…。そして、魂魄となったセルジュがミモレスの手によってペンダントに宿っていること、そのペンダントがアーサーとも繋がっていることを話した。
「あなたたち、あのミモレスの生まれ変わりだったの…?どおりで能力値が高いはずだわ。それに、ミモレスに吸血鬼の恋人がいた…?そんな話聞いたことがないわ。でも…あなたとそのペンダントがミアーナのものとは違う加護の糸で繋がっているのは間違いない。ミモレスの言ったことは本当のことなのでしょうね」
「先生が、この中にいてくれてるんだ…。えへへ」
「あなたが使役しているのは魔物ではなくて魔物の魂魄だったのね。しかも非常に強い魔法で隠されている。マーニャ様に見えて私に見えないのも納得だわ」
「ねえシャナ。セルジュ先生の魂魄とお話したい」
「できないわ。魂魄だけでは魔物は話せない。言葉を話せるようにするには、人間に憑依させる必要があるの。あなたがセルジュ先生と話すためには、ヒトを一人犠牲にしないといけない」
「それはダメだ…」
「でしょう?」
「じゃ、じゃあ、シャナにまた加護魔法をかけてもらえば、またミアーナやミモレス、セルジュ先生とお話できる?」
「それは半々ね…。死者が夢の中に入り言葉を交わすなんて、よっぽど力のある者にしかできないわ。彼ら3人はそれができるほどの力を持っている。でも、彼らであってもかなり無理をしなければいけないと思うのよ。そんな頻繁に夢に現れることができるとは思えないわ」
「そっか…」
あからさまに落ち込むアーサーにシャナは優しく諭した。
「アーサー、死者に囚われてはだめよ。生きている人と言葉を交わすの。だってあなたは生きているのだから」
「…うん」
その時、ドアをノックする音が聞こえた。そのあとにユーリが顔を覗かせる。
「アーサー、母さん!モニカを清めて癒すことができたよ!あとは目覚めさせるだけ。アーサー、ついてきて!」
「!!」
それを聞いたアーサーはユーリに駆け寄った。ユーリはアーサーの手を掴みモニカがいる場所へ連れて行く。シャナの家を出て、町の中心地に湧く泉へ向かう。泉のほとりでは、聖水に濡れたモニカが穏やかな顔で眠っていた。
「モニカ!!」
「…すぅ…すぅ…」
「まだ眠ってるよ」
「ど、どうしたら目覚めるの?!」
「落ち着いてアーサー。君にもしてもらわないといけないことがあるから」
「う、うん」
しばらくしてシャナが泉に到着した。さらさらした白い布を敷き、そこにモニカを寝かせる。庭に生えていた光る花をモニカの周りに散らせ、胸に小さな宝石を乗せた。
「…モニカはこれでいいわ。あとはアーサーね。アーサー、服を脱いで」
「?!」
「あなたの体も清めないといけないの。服を脱いで、泉に浸かってちょうだい。大丈夫、私とユーリしか見ていないから。…あと、ペンダントは外しておいた方がいいわ。大切なものでしょう?聖水に浸せば浄化されてしまう」
「う、うん…。分かった」
アーサーは裸になって泉に足を浸けた。凍えるような冷たさだ。
「うひぃぃぃ…」
「肩まで浸かって」
がたがたと歯を鳴らしながら、シャナに言われたように肩まで浸かる。冷たすぎて体の感覚がなくなってきた。
「水を口に含んで、そして飲んで。…そうよ。体に変化は?」
「…なんだか体が軽くなってきた」
「いいわ。じゃあ30分その中でいてね」
「ヒェッ」
「5分ごとに水を飲んでね」
「わ…わかった」
泉の聖水に浸かっていると、体が軽くなり頭がすっきりとしてきた。アーサーは泉に浸かりながらフォントメウの空を見上げた。朝なのにほの暗く、まだ星と三日月が輝いている。月明りに照らされているアーサーをほとりで見ていたユーリが、シャナにぼそっと呟いた。
「見て母さん。アーサー、人魚みたいだ」
「あらほんと」
30分後、アーサーは聖水を滴らせながら泉から出た。シャナが彼の肩に白い布をかけ、腰に紐を巻いた。そしてユーリが、トネリコの葉を浮かせた聖水が注がれたグラスをアーサーに手渡す。
「アーサー。この聖水をモニカに口移しで飲ませて。聖水がモニカの喉を通ったら、目覚めるまで彼女の名を呼び続けてあげて。…本当の名前で。僕は遠くに離れてるから安心してね」
「ありがとうユーリ。…ずっと隠しててごめんね。僕たちが偽の名前を使ってるってこと」
「ううん。はじめから分かってたよ。でも、僕にとってアーサーはアーサーだし、モニカはモニカだから。本当の名前を知らなくたって、そんなのちっともかまわない」
「本当に、ありがとう」
ユーリが離れたのを確認し、アーサーは聖水を口に含んだ。モニカの顎に手を添えてそっとそれを口移しする。モニカの喉がこくんと動いた。アーサーは妹の額に自分の額を当て、優しい声で囁いた。
「…モリア」
14
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。