265 / 718
異国編:ジッピン後編:別れ
【284話】俺が取り戻す
しおりを挟む
「喜代春ぅぅぅぅ!!」
モニカ(朝霧)は叫びながらキヨハルに斬りかかった。モニカでは到底できない見事な刀さばきは、アーサーは思わず見とれてしまうほどだった。だがキヨハルは軽々と受け流している。なぜ扇子でカタナを受け流せているのかアーサーには不思議でしょうがなかった。
「喜代春てめぇなぁぁっ!!俺の薄雪あんまいじめんじゃねぇよ!!あぁ?!」
「薄雪は君のものではないだろう。捨てられた脇差がよく言うね」
「っるっせぇ!!だから俺は捨てられたんじゃねぇっつってんだろ!!俺が捨てたんだ!!」
「そうかい。では捨てた主人のことをとやかく言うんじゃないよ」
「うっ、うるせぇやいっ!!」
「それに、今の君の主人はモニカだろう。君は主人の体を乗っ取ってなにをしているんだい。まったく呆れた子だね」
「お前を一閃ぶん斬るために借りただけだ!!お前斬ったらすぐ返す!!」
「なるほどね」
「だからさっさと斬らせろ!!」
「断る」
「うっ…」
モニカ(朝霧)の攻撃をかわし、扇子でトン、とモニカの胸を軽く押した。その瞬間、刀屋に風が吹き荒れる。モニカ(朝霧)は苦し気な表情で喜代春を睨みつけたが、キヨハルは変わらず微笑んだままだった。
「てめぇ…」
「苦しいかい?このまま君を消し去ることだってできるんだよ。いやならこの子の中から出ていきなさい」
「くそがぁっ…」
「薄雪の妖力を借りているとはいえ入れ物は所詮はヒトが作ったモノ。君が私に敵うはずないだろう?」
「ぐぅぅっ…」
「ほら。早く出て行かないとモニカの体が傷んでしまう。本来のこの子はそんな動きができないんだから」
「ちっ…。おいガキ!!」
「ひぇっ?!僕?!」
突然声をかけられたアーサーはビクっとしてモニカ(朝霧)を見た。モニカ(朝霧)はフラフラになりながらもいまだキヨハルに向かってワキザシを振っている。顔をしかめ、苦しげだ。モニカ(朝霧)はキヨハルに斬りかかりながらアーサーに伝言を頼んだ。
「お前しかいねぇだろうが!!妹に伝えろ!!…守ってやれなくて悪かったって…」
「…え?」
「おやおや。クスクス」
「あと!!毎晩俺を抱いて寝ろって伝えろ!!」
「は?!」
「俺が取り戻す…!あいつが奪われたもの…!!」
「しつこいね」
顔をかげらせたキヨハルが扇子で脇差をペシっと叩いた。モニカ(朝霧)は苦痛に顔を歪め、うめき声を漏らし意識を失った。キヨハルは体の力が抜けたモニカを抱きとめて、倒れているアーサーに手を差し伸べた。
「大丈夫かいアーサー」
「ア、アリガト…。イマノ ナニ…?」
「どうやらこの脇差は妖刀…つまり意思を持った刀だったようだ。モニカが刀に憑依されてしまった。でももう大丈夫だよ。目が覚めたらいつも通りのモニカだ」
アーサーはモニカをぎゅっと抱きしめた。よほど不安だったのか、声もあげずポロポロと涙を流している。キヨハルはアーサーの頭を優しく撫でた。
「怖かったよね。大丈夫。大丈夫」
「ウン…。キヨハル、アノ ヨウトウト シリアイ?」
「ああ。昔何度か会ったことがあった。そのときに恨みを買ったみたいだね」
「ソウナンダ…。…アト、ウスユキッテ ダアレ?」
「私の昔ながらの友人さ。アーサー、それよりもまずはモニカを診てあげたほうがいいんじゃないかい?応接間を開けてるから、そこへ行こうか」
「ウン…」
アーサーはモニカを抱きかかえて立ち上がった。意識を失っているものの、顔色はいつもと変わらない。呼吸も心音も安定している。これならすぐに目が覚めそうだ。
ちらとモニカの腰にさしている鞘に視線を移し、刀屋の床に突き刺さっているワキザシを見た。
「あ、ワキザシ…」
ワキザシに近づき柄を握ろうとしたアーサーの手を、キヨハルが扇子で制止した。
「アーサー。この脇差は手放した方がよさそうだ。モニカにまた憑依でもしたらいやだろう?」
「…ウン。デモ…」
「……」
「コノ ワキザシ。 クチ ワルカッタケド ワルイ カタナ ジャ ナイキガ シタ」
「……」
「モニカヲ マモロウト シテタカモ。ソレトモ ベツノ ダレカ…。トニカク コノ カタナ ダレカ マモロウト シテル。 ソノタメニ モニカ ヒツヨウ ナノカモ。ダカラ モニカト ソウダン スル」
「…まったく。思うようにいかない子だね君は」
「ダメ…?」
「いいや。構わないよ。君たちがそうしたいのなら、そうすればいい」
「アリガト」
「ここまで皆に責められてしまって、さすがの私でも負い目を感じてるからね…」
「エ?」
「なんでもないよ。…店主さん。暴れて悪かったね」
急に話しかけられて店主はびくりと体をこわばらせた。本当であれば文句のひとつでも垂れたいくらいだが、相手はキヨハルなのでなにも言えない。下手な作り笑いをして「いえいえ」と頭をかいただけだった。
「店に損害はないね?」
「はい、ないですとも」
「よかった。では行こうかアーサー。シゲフミが呼んでいる。私たちが見ていない間に大手柄をあげたそうだね?」
「エヘヘ」
キヨハルと、妹を背負ったアーサーは刀屋を出て応接間へ向かった。
モニカ(朝霧)は叫びながらキヨハルに斬りかかった。モニカでは到底できない見事な刀さばきは、アーサーは思わず見とれてしまうほどだった。だがキヨハルは軽々と受け流している。なぜ扇子でカタナを受け流せているのかアーサーには不思議でしょうがなかった。
「喜代春てめぇなぁぁっ!!俺の薄雪あんまいじめんじゃねぇよ!!あぁ?!」
「薄雪は君のものではないだろう。捨てられた脇差がよく言うね」
「っるっせぇ!!だから俺は捨てられたんじゃねぇっつってんだろ!!俺が捨てたんだ!!」
「そうかい。では捨てた主人のことをとやかく言うんじゃないよ」
「うっ、うるせぇやいっ!!」
「それに、今の君の主人はモニカだろう。君は主人の体を乗っ取ってなにをしているんだい。まったく呆れた子だね」
「お前を一閃ぶん斬るために借りただけだ!!お前斬ったらすぐ返す!!」
「なるほどね」
「だからさっさと斬らせろ!!」
「断る」
「うっ…」
モニカ(朝霧)の攻撃をかわし、扇子でトン、とモニカの胸を軽く押した。その瞬間、刀屋に風が吹き荒れる。モニカ(朝霧)は苦し気な表情で喜代春を睨みつけたが、キヨハルは変わらず微笑んだままだった。
「てめぇ…」
「苦しいかい?このまま君を消し去ることだってできるんだよ。いやならこの子の中から出ていきなさい」
「くそがぁっ…」
「薄雪の妖力を借りているとはいえ入れ物は所詮はヒトが作ったモノ。君が私に敵うはずないだろう?」
「ぐぅぅっ…」
「ほら。早く出て行かないとモニカの体が傷んでしまう。本来のこの子はそんな動きができないんだから」
「ちっ…。おいガキ!!」
「ひぇっ?!僕?!」
突然声をかけられたアーサーはビクっとしてモニカ(朝霧)を見た。モニカ(朝霧)はフラフラになりながらもいまだキヨハルに向かってワキザシを振っている。顔をしかめ、苦しげだ。モニカ(朝霧)はキヨハルに斬りかかりながらアーサーに伝言を頼んだ。
「お前しかいねぇだろうが!!妹に伝えろ!!…守ってやれなくて悪かったって…」
「…え?」
「おやおや。クスクス」
「あと!!毎晩俺を抱いて寝ろって伝えろ!!」
「は?!」
「俺が取り戻す…!あいつが奪われたもの…!!」
「しつこいね」
顔をかげらせたキヨハルが扇子で脇差をペシっと叩いた。モニカ(朝霧)は苦痛に顔を歪め、うめき声を漏らし意識を失った。キヨハルは体の力が抜けたモニカを抱きとめて、倒れているアーサーに手を差し伸べた。
「大丈夫かいアーサー」
「ア、アリガト…。イマノ ナニ…?」
「どうやらこの脇差は妖刀…つまり意思を持った刀だったようだ。モニカが刀に憑依されてしまった。でももう大丈夫だよ。目が覚めたらいつも通りのモニカだ」
アーサーはモニカをぎゅっと抱きしめた。よほど不安だったのか、声もあげずポロポロと涙を流している。キヨハルはアーサーの頭を優しく撫でた。
「怖かったよね。大丈夫。大丈夫」
「ウン…。キヨハル、アノ ヨウトウト シリアイ?」
「ああ。昔何度か会ったことがあった。そのときに恨みを買ったみたいだね」
「ソウナンダ…。…アト、ウスユキッテ ダアレ?」
「私の昔ながらの友人さ。アーサー、それよりもまずはモニカを診てあげたほうがいいんじゃないかい?応接間を開けてるから、そこへ行こうか」
「ウン…」
アーサーはモニカを抱きかかえて立ち上がった。意識を失っているものの、顔色はいつもと変わらない。呼吸も心音も安定している。これならすぐに目が覚めそうだ。
ちらとモニカの腰にさしている鞘に視線を移し、刀屋の床に突き刺さっているワキザシを見た。
「あ、ワキザシ…」
ワキザシに近づき柄を握ろうとしたアーサーの手を、キヨハルが扇子で制止した。
「アーサー。この脇差は手放した方がよさそうだ。モニカにまた憑依でもしたらいやだろう?」
「…ウン。デモ…」
「……」
「コノ ワキザシ。 クチ ワルカッタケド ワルイ カタナ ジャ ナイキガ シタ」
「……」
「モニカヲ マモロウト シテタカモ。ソレトモ ベツノ ダレカ…。トニカク コノ カタナ ダレカ マモロウト シテル。 ソノタメニ モニカ ヒツヨウ ナノカモ。ダカラ モニカト ソウダン スル」
「…まったく。思うようにいかない子だね君は」
「ダメ…?」
「いいや。構わないよ。君たちがそうしたいのなら、そうすればいい」
「アリガト」
「ここまで皆に責められてしまって、さすがの私でも負い目を感じてるからね…」
「エ?」
「なんでもないよ。…店主さん。暴れて悪かったね」
急に話しかけられて店主はびくりと体をこわばらせた。本当であれば文句のひとつでも垂れたいくらいだが、相手はキヨハルなのでなにも言えない。下手な作り笑いをして「いえいえ」と頭をかいただけだった。
「店に損害はないね?」
「はい、ないですとも」
「よかった。では行こうかアーサー。シゲフミが呼んでいる。私たちが見ていない間に大手柄をあげたそうだね?」
「エヘヘ」
キヨハルと、妹を背負ったアーサーは刀屋を出て応接間へ向かった。
15
あなたにおすすめの小説
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
余命半年のはずが?異世界生活始めます
ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明…
不運が重なり、途方に暮れていると…
確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。