718 / 718
あとがき
あとがき
しおりを挟む
----------------------------
生きることは難しい。愛されることは、もっと難しい。
それでも生きようと思った。どこでもいいから歩こうとした。
道のない暗闇で立ちすくむこともあった。
ふと、生きている価値はあるのかと疑問に思うこともあった。
そんな中、いつの間にか隣に立っていた、彼らを愛してくれる人。その人が指し示してくれたのは、遠くに光る、月明り。
歩く道が見つけられた気がした。進むのは怖いけれど、歩いて行こうと思えた。
彼らが進む道のりは、きっと苦しくて険けわしいだろう。
だが辿り着いたその先には、それまでの辛かったことを忘れるほどの明るい未来と、彼らを愛してくれる人たちが待っているはずだ。
――『捨てられた双子のセカンドライフ 二巻』
----------------------------
これは、『捨てられた双子のセカンドライフ』書籍版二巻の最後の一節です。
あえて主語をアーサーとモニカに固めなかったのは、この文章は双子だけにかかっているわけではなかったからです。二巻の中では、トロワの住民やルアンの画家。
完結した今では、この作品に登場した全てのキャラクターに当てはめることができると思ったので、あとがきで抜粋しました。
そして、私にとっての「いつの間にか隣に立っていた愛してくれる人」は、アーサーとモニカ、そして読者の皆さまでした。
この作品のキャラクターには、みんなに辛い想いをさせてしまいました。
可哀想で、愛おしくて、ずっと手放したくないくらい、私は彼らのことが大好きでした。
アーサーとモニカだけではなく、全てのキャラクターが大切でしかたなかったです。
時には(というかほとんど)、作者の思っていない行動をキャラクターがとるものだから、「これからの展開どうするんだよ!オイ!」とよく執筆中はキレていました。
それでもなんとか完結まで書き切れて、本当にホッとしています。
『捨てられた双子のセカンドライフ』は、私が初めて書いたオリジナル長編小説です。
二千二十年から約二年半かけて書いたこの小説は、約二百万文字というとんでもない長編になってしまいました。自分でも引いております。
そして、人生で初めて(で最後かもしれませんが)の書籍化となった、思い出深い作品となりました。
自分にとって大好きで大切な作品であっても、人間とは不思議なもので、別の作品が書きたくなったり、双子の物語を書くことがいやになったりすることもありました。
それでも、やっぱり大好きだから、寄り道したあとは戻ってきてしまうのです。
それになにより、双子を好きでいてくださっている読者のみなさまがいてくれているということ、web版にご感想をくださる読者のみなさまがいてくれていることが、私の背中を押し続けてくれていました。
完結まで双子を見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
小説としての双子はこれでおしまいですが、アーサーとモニカはこれからも旅を続けます。
おじいちゃんになっても、おばあちゃんになっても、双子はずっと双子のまま、好きなことをして笑って生きていくのでしょう。
どうかずっとずっと、兄弟姉妹なかよく、幸せに生きてください。
----------------------------
あとがきだけでも充分蛇足なのですが、『登場人物一覧表』の方で、最終話を書き切った直後に興奮しすぎて書きなぐった、プロローグからエピローグまでの簡単な振り返りを、最終話と同時刻に投稿しております。
本音がダダ漏れで、読者のみなさまにとっては読んでいてがっかりする内容かもしれませんので、よっぽど双子と私のことが好きな方だけ読んでください。笑
また、双子完結後も新たな小説を投稿しますので、もしよければまたmazeccoのページに遊びに来てください。
ファンタジーだけでなく、さまざまなジャンルに挑戦中です。
それでは、改めまして、完結まで『捨てられた双子のセカンドライフ』にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
そして今後ともmazeccoをよろしくお願いいたします。
生きることは難しい。愛されることは、もっと難しい。
それでも生きようと思った。どこでもいいから歩こうとした。
道のない暗闇で立ちすくむこともあった。
ふと、生きている価値はあるのかと疑問に思うこともあった。
そんな中、いつの間にか隣に立っていた、彼らを愛してくれる人。その人が指し示してくれたのは、遠くに光る、月明り。
歩く道が見つけられた気がした。進むのは怖いけれど、歩いて行こうと思えた。
彼らが進む道のりは、きっと苦しくて険けわしいだろう。
だが辿り着いたその先には、それまでの辛かったことを忘れるほどの明るい未来と、彼らを愛してくれる人たちが待っているはずだ。
――『捨てられた双子のセカンドライフ 二巻』
----------------------------
これは、『捨てられた双子のセカンドライフ』書籍版二巻の最後の一節です。
あえて主語をアーサーとモニカに固めなかったのは、この文章は双子だけにかかっているわけではなかったからです。二巻の中では、トロワの住民やルアンの画家。
完結した今では、この作品に登場した全てのキャラクターに当てはめることができると思ったので、あとがきで抜粋しました。
そして、私にとっての「いつの間にか隣に立っていた愛してくれる人」は、アーサーとモニカ、そして読者の皆さまでした。
この作品のキャラクターには、みんなに辛い想いをさせてしまいました。
可哀想で、愛おしくて、ずっと手放したくないくらい、私は彼らのことが大好きでした。
アーサーとモニカだけではなく、全てのキャラクターが大切でしかたなかったです。
時には(というかほとんど)、作者の思っていない行動をキャラクターがとるものだから、「これからの展開どうするんだよ!オイ!」とよく執筆中はキレていました。
それでもなんとか完結まで書き切れて、本当にホッとしています。
『捨てられた双子のセカンドライフ』は、私が初めて書いたオリジナル長編小説です。
二千二十年から約二年半かけて書いたこの小説は、約二百万文字というとんでもない長編になってしまいました。自分でも引いております。
そして、人生で初めて(で最後かもしれませんが)の書籍化となった、思い出深い作品となりました。
自分にとって大好きで大切な作品であっても、人間とは不思議なもので、別の作品が書きたくなったり、双子の物語を書くことがいやになったりすることもありました。
それでも、やっぱり大好きだから、寄り道したあとは戻ってきてしまうのです。
それになにより、双子を好きでいてくださっている読者のみなさまがいてくれているということ、web版にご感想をくださる読者のみなさまがいてくれていることが、私の背中を押し続けてくれていました。
完結まで双子を見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
小説としての双子はこれでおしまいですが、アーサーとモニカはこれからも旅を続けます。
おじいちゃんになっても、おばあちゃんになっても、双子はずっと双子のまま、好きなことをして笑って生きていくのでしょう。
どうかずっとずっと、兄弟姉妹なかよく、幸せに生きてください。
----------------------------
あとがきだけでも充分蛇足なのですが、『登場人物一覧表』の方で、最終話を書き切った直後に興奮しすぎて書きなぐった、プロローグからエピローグまでの簡単な振り返りを、最終話と同時刻に投稿しております。
本音がダダ漏れで、読者のみなさまにとっては読んでいてがっかりする内容かもしれませんので、よっぽど双子と私のことが好きな方だけ読んでください。笑
また、双子完結後も新たな小説を投稿しますので、もしよければまたmazeccoのページに遊びに来てください。
ファンタジーだけでなく、さまざまなジャンルに挑戦中です。
それでは、改めまして、完結まで『捨てられた双子のセカンドライフ』にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
そして今後ともmazeccoをよろしくお願いいたします。
51
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(494件)
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
完結おめでとうございます。
感想はTwitterのDMへ送らせて頂こうと思っています。
おかしなテンションになりそうなので(笑)
りうさん
返事が遅くなり、大変申し訳ございません!
ありがとうございます!
そして、完結までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
りうさんのご感想で何度背中を押してもらったか分かりません。
菓子折りを持ってお礼しに行きたいくらいです笑
双子は完結しましたが、もしよければ他の作品やTwitterで仲良くしていただけると嬉しいです( *´艸`)
改めまして、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします!
まず完結まで書いて下さって、ありがとうございます😭
長い間感動させて頂き、外で読む時にあくびの真似が上手くなりましたw
10歳の頃からのアーサー、モニカがまるで自分の子の様に思える書紀で僕の2022年
ベスト書籍です♪
またどこがで二人に会える事があれば嬉しいです♪
二年間、本当にお疲れ様でした。
ウルウルさん
返事が遅くなり、大変申し訳ありません!!
ご感想ありがとうございます!
こちらこそ、完結までお付き合いくださり、ありがとうございます(´;ω;`)!感謝!
あくびの真似!笑
そんな感動してくださっていたなんて……もう……嬉しすぎます( ノД`)!
なんと……!ベスト書紀( *´艸`)
完結のご褒美が嬉しすぎて踊り出してしまいまそうです!!
こうして双子の物語を胸に刻んでくださった方がいらっしゃるということが感動です。
本当にありがとうございます!!(´;ω;`)
ね!私もまた双子に会いたいです!もしかしたら何かしら書いちゃうかもしれませんので、そのときはどうぞよろしくお願いします( *´艸`)
労いのお言葉ありがとうございます!!
本当にありがとうございました(´;ω;`)!!
初めまして
とりあえず、お疲れ様でした
ずっと読んでいて、時にはつらくて数話溜めてから読んだり、次が待ち遠しく、途中から読み返したり、本当に楽しませていただきました
ありがとうございますm(_ _)m
これからも応援しています!
としみさん
返事が遅くなり、大変申し訳ありません!
ご感想ありがとうございます!
ずっと読んでくださっていたんですね……もう、嬉しすぎます(´;ω;`)
この物語、ちょくちょく辛い話ありましたもんね……
私も苦しすぎて食事が喉を通らないときがありましたもの。
それなのに、最後までお付き合いくださって、本当にありがとうございました!
読み返してくださっていたというのも嬉しすぎます……!
としみさん、完結までお付き合いくださいましてありがとうございました!!(´;ω;`)
そしてこれからもどうぞよろしくお願いします!