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序章
今日からここの村長は
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「め、女神様…?おーい、女神様~?」
女神らしき人物はこの周辺には見当たらない。が故に、女神様と名を叫ぶ。が、老人は慌てた様子で首を横に振り、「違います」と言った。続けて
「女神様とは貴女の事です…」
私の方を真っ直ぐ見つめ、今にも泣き出しそうな表情をした。流石に動揺し、周囲を確認する。周りも、質素な格好をした老若男女がざっと数えて18名、老人と同じような表情でこちらを見つめていた。
「わ…僕の事…?」
少し憧れていた、一人称『僕』の女の子。似合わないですよ。というオリエンスのぼやきが聞こえたのは気の所為。コンプレックスを抱いていた低い声に、今はとても感謝している。この一人称がしっくりくる気がする。何となく心の中でガッツポーズを決めていたら、周りの人が、大変勢いよく首を縦に振る。と、1人の若い男性が口を開く。
「あのオーラ…そしてあの魔力の量!オレ達の女神召喚は成功したんだ!」
その声を聞いた周りの人々の1部は、喜びの雄叫びを上げて抱き合い、喜んでいた。1部は、感動の涙で崩れ落ちていた。1部は、あまりの出来事だったのか、空いた口がふさがっていなかった。
「失礼ながら…わた…僕は女神などではなく、ただの人間です。」
「嘘はいけませぬぞ。これをご覧下さい。」
見せられたのは、1冊の大きな魔導書のような本。アンティーク調の硬い表紙が開かれると、細かい文字がズラリと並んだ、辞書のような文面を見せられた。その中の、セーラー服を着たイラストを指差し、僕と見比べ、何故か目を輝かせていた。
「僕と同じ特徴は、セーラー服という所しか……」
「何をおっしゃいますか!その髪型、神聖なる洋服、美しい茶色の靴!全て当てはまっているではありませんか!」
どこからともなく若々しい女性の声がそう訴えてくる。
髪型なんてまだ見てないし、セーラー服はこの世界だと神聖な服なのか…そしてローファーが美しい茶色の靴って…想像できない…。
女性の一言一句その全てに野次を投げたいところだが、それは後にして…
「オリエンス。僕の見た目を教えてくれない?」
『畏まりました!因みに、私オリエンスの声は、皆様には届いておりませんので、ご了承ください!』
何をご了承するのかはさておき、オリエンスは、老人と同じ視点で僕の姿を見せてくれた。
「え……?」
その姿はまさに、あの本と同じ見た目だったのだ。青いボブの髪。どこにでもありそうなセーラー服。茶色いローファー。そりゃ、僕のことを女神様って言いたい訳だ。折角なら、ここで厨二病になってやる。
「ふっふっふ…気付いてしまったか。御老人。僕の力に!」
「それは勿論ですとも…!」
再びその場は、まるでライブハウスの中のような盛り上がりを見せた。
『皆様、気付いてください。』
「……すみません、調子乗りました。僕はただの人間です。」
僕のその言葉に、ほんの数刻のライブは終わってしまった。
あれで人間とか、あの人どうなの?とか、召喚は成功しなかった?等、人々の間から数多の疑問の声が上がった。
「皆が言ったのは、僕直属の死神、オリエンスの魔力かと思うんだけど…」
「オリエンス……様?!」
「あの原初の神の右腕として我々の村をお助け下さった、オリエンス様だと?!」
アンコールが入ったかのようにライブは再開した。だが、ステージに上がっているはずの僕は、困惑を隠しきれなかった。
「え、オリエンス?ホント?」
『えぇ。ここの村長様のお爺様のお爺様のお爺様を救ったのは紛れもなくこの私、オリエンスです。今は随分廃れてしまいましたが…セーラー服は、当時私が着用していたので、神聖な服と思われているのですよ。』
「このセーラーお古なの?!何年越しのお古なの…?」
『いえ、新品ですよ…。流石に御下がりを渡す訳には行きませんから…』
「なら良かった…」
オリエンスはへっぽこ死神かと思っていたのだが、案外偉大な死神と知り、周りの人を気にせずオリエンスと話し込んでしまった。皆がキョトンとしていたので、「すみません」と謝罪の言葉を口にして軽く会釈する。頭を上げて、僕は口を開いた。
「僕はオリエンスと会話出来るんだ。何なら変わる事も出来る。会話したい?」
「いえ、私たちが今お話したいのは紛れもなく貴女様でございます。」
間髪入れずにそう返事が来た。オリエンスがしょげたのは恐らく気の所為。いやこれは事実だった。僕の頭の中に小さく溜息の音が聞こえた。
「ほうほう、僕に。一体何を…」
そう質問を投げかけようとした瞬間、肌が黒い小さな子供が村人たちの足元をくぐり抜けて僕の元へと歩いてきた。
「おねえたん、あたちたちのむらをたしゅけて。」
子供とは思えないその言葉に、その場は謎の感動に包まれた。台詞を放たれた僕はと言うと、キョトンとしていた。周りの数少ない人間も、ボロボロの服の裾で鼻水を啜りながら激しく頷いていた。
今度はその子の母親かと思われる人が、こちらへとゆっくり歩み寄ってくるなり、その女の子を抱き抱えた。
「うちの子が言った通りです。今この村は、他の村や街と比べ、土地は良いけれど技術がないが故に、食料不足、医療品不足が大きな問題となり、産まれてきた子供は5人もいたのに、残ったのはこの子1人で…」
グス、と鼻を啜り、涙を流しながら、そう僕に訴えかけてきた。子供はその様子を見て、キョトンとしていた。多分あの言葉は、彼女に教え込んだ言葉なのだろう。街に人が来た時に言うように、と。小さい子にそうまでしてここを救ってもらいたいという気持ちを伝えられて、見過ごすことも見捨てることも出来る訳がない。
「すみません、一先ず、村へ案内していただけますか?」
「…?何をおっしゃいますか。」
皆の涙が止まったかと思えば、僕をじっと見て、「ここですよ。」とだけ言った。その瞬間に、僕の頭には宇宙が流れ込んできたのを感じた。何故ならここは、南側に大森林とも呼べそうな木々が生い茂っており、北側には、取り壊すのが簡単そうな簡易的な建物のようなものが見受けられる。南東には、巨大な河川があり、橋が掛けられている様子も、掛けられたであろう形跡をもなさそうだ。こんな廃れた村を、現役高校生がどう救えばいいのかサッパリだった。
『塩野愛様。早く返事を…村の皆様がキョトンとされています。』
その声にハッとした。ぼーっとこの辺りのことを考えていた。
「……あっ、ごめん、考え事してた。」
てへ、と舌を出して遥か天空に向かって話す。
「お願いします、美しき女性よ…我々をお救い下さいませ……!」
気が付けば村長と思しき老人は、僕に土下座をして頼み込んでいた。この事に気が付かずにてへ、と舌を出していたのが大変申し訳なくなってしまって、少し軋む心臓を右手で押さえる。
「そ、そこまで言われたら断る事出来ないよ…」
実際、今後の予定はない。だったらここの手助けくらいやろう。幸いな事に、さっき女性が話したように、土地自体はそこそこ良さそうだし。
異世界に転生して、これといってやること無かったんだし、すぐに職が見つけられてよかった。
ぼんやりとそう考えて微笑んでいると、先程の子供が私の膝元をか弱い力でつついてきた。
「おねえたん、なまえわ?」
な、名前……?塩野愛だけど…って、異世界転生までしてこの名前名乗るのはさすがにごめんかも。それなら新しい名前を考えよう。とは言え、何も思い浮かばない…それっぽく名乗るしかない。うん。と1つ頷くと、小さな女の子の背丈に合わせてしゃがみ、なるべく自然な笑顔を作る。
「僕はね、ラヴィ・ソルティアだよっ!」
「ラヴィ・ソルティア様…!」
うおぉぉ!という男の雄叫びと、わぁぁぁという女性の歓声が辺り一帯に響き渡る。そこで、一人の男性が大きな声を上げた。
「今日からここの村長は、ソルティア様だ!」
「「おぉぉぉぉぉ!」」
「『えぇぇぇぇぇ!?』」
そんなこんなで、僕は何故か、名も建物も食べ物も、何もない廃れた村の長となってしまった。なってしまったからには仕方ない。ラヴィ・ソルティア。どうやら僕は、この名前と共に、この世界を生き抜くしかないらしい。
女神らしき人物はこの周辺には見当たらない。が故に、女神様と名を叫ぶ。が、老人は慌てた様子で首を横に振り、「違います」と言った。続けて
「女神様とは貴女の事です…」
私の方を真っ直ぐ見つめ、今にも泣き出しそうな表情をした。流石に動揺し、周囲を確認する。周りも、質素な格好をした老若男女がざっと数えて18名、老人と同じような表情でこちらを見つめていた。
「わ…僕の事…?」
少し憧れていた、一人称『僕』の女の子。似合わないですよ。というオリエンスのぼやきが聞こえたのは気の所為。コンプレックスを抱いていた低い声に、今はとても感謝している。この一人称がしっくりくる気がする。何となく心の中でガッツポーズを決めていたら、周りの人が、大変勢いよく首を縦に振る。と、1人の若い男性が口を開く。
「あのオーラ…そしてあの魔力の量!オレ達の女神召喚は成功したんだ!」
その声を聞いた周りの人々の1部は、喜びの雄叫びを上げて抱き合い、喜んでいた。1部は、感動の涙で崩れ落ちていた。1部は、あまりの出来事だったのか、空いた口がふさがっていなかった。
「失礼ながら…わた…僕は女神などではなく、ただの人間です。」
「嘘はいけませぬぞ。これをご覧下さい。」
見せられたのは、1冊の大きな魔導書のような本。アンティーク調の硬い表紙が開かれると、細かい文字がズラリと並んだ、辞書のような文面を見せられた。その中の、セーラー服を着たイラストを指差し、僕と見比べ、何故か目を輝かせていた。
「僕と同じ特徴は、セーラー服という所しか……」
「何をおっしゃいますか!その髪型、神聖なる洋服、美しい茶色の靴!全て当てはまっているではありませんか!」
どこからともなく若々しい女性の声がそう訴えてくる。
髪型なんてまだ見てないし、セーラー服はこの世界だと神聖な服なのか…そしてローファーが美しい茶色の靴って…想像できない…。
女性の一言一句その全てに野次を投げたいところだが、それは後にして…
「オリエンス。僕の見た目を教えてくれない?」
『畏まりました!因みに、私オリエンスの声は、皆様には届いておりませんので、ご了承ください!』
何をご了承するのかはさておき、オリエンスは、老人と同じ視点で僕の姿を見せてくれた。
「え……?」
その姿はまさに、あの本と同じ見た目だったのだ。青いボブの髪。どこにでもありそうなセーラー服。茶色いローファー。そりゃ、僕のことを女神様って言いたい訳だ。折角なら、ここで厨二病になってやる。
「ふっふっふ…気付いてしまったか。御老人。僕の力に!」
「それは勿論ですとも…!」
再びその場は、まるでライブハウスの中のような盛り上がりを見せた。
『皆様、気付いてください。』
「……すみません、調子乗りました。僕はただの人間です。」
僕のその言葉に、ほんの数刻のライブは終わってしまった。
あれで人間とか、あの人どうなの?とか、召喚は成功しなかった?等、人々の間から数多の疑問の声が上がった。
「皆が言ったのは、僕直属の死神、オリエンスの魔力かと思うんだけど…」
「オリエンス……様?!」
「あの原初の神の右腕として我々の村をお助け下さった、オリエンス様だと?!」
アンコールが入ったかのようにライブは再開した。だが、ステージに上がっているはずの僕は、困惑を隠しきれなかった。
「え、オリエンス?ホント?」
『えぇ。ここの村長様のお爺様のお爺様のお爺様を救ったのは紛れもなくこの私、オリエンスです。今は随分廃れてしまいましたが…セーラー服は、当時私が着用していたので、神聖な服と思われているのですよ。』
「このセーラーお古なの?!何年越しのお古なの…?」
『いえ、新品ですよ…。流石に御下がりを渡す訳には行きませんから…』
「なら良かった…」
オリエンスはへっぽこ死神かと思っていたのだが、案外偉大な死神と知り、周りの人を気にせずオリエンスと話し込んでしまった。皆がキョトンとしていたので、「すみません」と謝罪の言葉を口にして軽く会釈する。頭を上げて、僕は口を開いた。
「僕はオリエンスと会話出来るんだ。何なら変わる事も出来る。会話したい?」
「いえ、私たちが今お話したいのは紛れもなく貴女様でございます。」
間髪入れずにそう返事が来た。オリエンスがしょげたのは恐らく気の所為。いやこれは事実だった。僕の頭の中に小さく溜息の音が聞こえた。
「ほうほう、僕に。一体何を…」
そう質問を投げかけようとした瞬間、肌が黒い小さな子供が村人たちの足元をくぐり抜けて僕の元へと歩いてきた。
「おねえたん、あたちたちのむらをたしゅけて。」
子供とは思えないその言葉に、その場は謎の感動に包まれた。台詞を放たれた僕はと言うと、キョトンとしていた。周りの数少ない人間も、ボロボロの服の裾で鼻水を啜りながら激しく頷いていた。
今度はその子の母親かと思われる人が、こちらへとゆっくり歩み寄ってくるなり、その女の子を抱き抱えた。
「うちの子が言った通りです。今この村は、他の村や街と比べ、土地は良いけれど技術がないが故に、食料不足、医療品不足が大きな問題となり、産まれてきた子供は5人もいたのに、残ったのはこの子1人で…」
グス、と鼻を啜り、涙を流しながら、そう僕に訴えかけてきた。子供はその様子を見て、キョトンとしていた。多分あの言葉は、彼女に教え込んだ言葉なのだろう。街に人が来た時に言うように、と。小さい子にそうまでしてここを救ってもらいたいという気持ちを伝えられて、見過ごすことも見捨てることも出来る訳がない。
「すみません、一先ず、村へ案内していただけますか?」
「…?何をおっしゃいますか。」
皆の涙が止まったかと思えば、僕をじっと見て、「ここですよ。」とだけ言った。その瞬間に、僕の頭には宇宙が流れ込んできたのを感じた。何故ならここは、南側に大森林とも呼べそうな木々が生い茂っており、北側には、取り壊すのが簡単そうな簡易的な建物のようなものが見受けられる。南東には、巨大な河川があり、橋が掛けられている様子も、掛けられたであろう形跡をもなさそうだ。こんな廃れた村を、現役高校生がどう救えばいいのかサッパリだった。
『塩野愛様。早く返事を…村の皆様がキョトンとされています。』
その声にハッとした。ぼーっとこの辺りのことを考えていた。
「……あっ、ごめん、考え事してた。」
てへ、と舌を出して遥か天空に向かって話す。
「お願いします、美しき女性よ…我々をお救い下さいませ……!」
気が付けば村長と思しき老人は、僕に土下座をして頼み込んでいた。この事に気が付かずにてへ、と舌を出していたのが大変申し訳なくなってしまって、少し軋む心臓を右手で押さえる。
「そ、そこまで言われたら断る事出来ないよ…」
実際、今後の予定はない。だったらここの手助けくらいやろう。幸いな事に、さっき女性が話したように、土地自体はそこそこ良さそうだし。
異世界に転生して、これといってやること無かったんだし、すぐに職が見つけられてよかった。
ぼんやりとそう考えて微笑んでいると、先程の子供が私の膝元をか弱い力でつついてきた。
「おねえたん、なまえわ?」
な、名前……?塩野愛だけど…って、異世界転生までしてこの名前名乗るのはさすがにごめんかも。それなら新しい名前を考えよう。とは言え、何も思い浮かばない…それっぽく名乗るしかない。うん。と1つ頷くと、小さな女の子の背丈に合わせてしゃがみ、なるべく自然な笑顔を作る。
「僕はね、ラヴィ・ソルティアだよっ!」
「ラヴィ・ソルティア様…!」
うおぉぉ!という男の雄叫びと、わぁぁぁという女性の歓声が辺り一帯に響き渡る。そこで、一人の男性が大きな声を上げた。
「今日からここの村長は、ソルティア様だ!」
「「おぉぉぉぉぉ!」」
「『えぇぇぇぇぇ!?』」
そんなこんなで、僕は何故か、名も建物も食べ物も、何もない廃れた村の長となってしまった。なってしまったからには仕方ない。ラヴィ・ソルティア。どうやら僕は、この名前と共に、この世界を生き抜くしかないらしい。
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