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第20話 再出社そしていつもの日常
しおりを挟む翌週、僕は送迎用の車で、中田産業本社に出社した。
玄関では、あの時の反省か、警備員が倍の四名に増員されている。
車を降りて玄関に向かうと、同じ時間に出社する社員が、立ち止まって、頭を下げている。
「「「河西専務、おはようございます」」」
「「「ご回復、おめでとうございます」」」
エントランスロビーに入ると受付を始めほぼ全員が同じような仕草をしていた。
どうやら、僕の件は、社員に知れ渡っていたようだ。もっともあれだけの事件だ、知らない人はいないだろう。
自分のオフィスに鞄を置くとすぐに社長室へ向かった。ドアをノックして
「河西です。入ります」
ドアを開けると中西社長が相好崩して迎えてくれた。
「河西君。よく戻って来てくれた。改めて謝らせてもらう。愚息の行い、誠に申し訳ない。この通りだ」
手を握りながら頭を下げている。
「社長。もうこの通り元気に出社出来ています。社長が頭を下げる必要はございません」
中田社長が頭を上げると
「河西君の言葉、有難く受け取るよ。では早速で申し訳ないが、ここ一か月間の引継ぎを岩城からして貰ってくれ。その後、私が行った専務決済案件について説明する」
「了解しました」
再出社初日は、あっという間に過ぎた。既に午後七時を過ぎている。
オフィスからセクレタリに
「帰社する。車を回してくれ」
「分かりました」
セクレタリは、若くて美しく有能な女性だ。社内でも独身男性に人気があるようだ。
車の手配が終わると
「河西専務」
「うん、なにか」
セクレタリが涙を溜めて、
「心配していたんです。もし、専務が戻らなかったらと思うと。寝る事も出来ませんでした」
すっと近づいて来て僕の背中に手を回して顔を胸に当てた。
何と思いながらそのままにしていると
「申し訳ございません。仕事に私情を挟んでしまいました。明日からもお会いできる事、いえ、ご出社出来る事を嬉しく思います」
その時、セクレタリのデスクのオントップのPCプレートの端にあるマークが点滅した。
「専務、お車が玄関に着いたようです。本日はお疲れさまでした」
喜んでいいのだろうと思うと
「ありがとう。僕も君に毎日会えることを嬉しく思うよ」
そう言って専務の席を立つと、セクレタリが顔を赤くして
「お疲れ様でした」
と言って、頭を下げた。
「ただいま」
「お帰りなさい」
「お帰りなさい。お父さん」
香澄と美羽が迎えに出て来てくれた。
食事後、リビングでくつろいでいると家事が終わったのか、香澄が側に来た。
「あなた、香澄は、来年から小学校です。あなたが、病院に入っている間に、学区域の小学校から案内が来ましたが、どうなさいますか」
「小学校か。学区域の小学校は、区の小学校だな。一貫校にするか、受験の世界で歩かせるか。どうするかな」
「私立だと急がないと申し込みに遅れます」
「そうなのか」
「もう十一月ですよ」
「そうか、小学校だけ区立にして中学から大学までの一貫校にするか」
「あなたの意思に任せます」
「分かった」
美羽が来年小学校なら、美香は再来年か。なんか、大変だな。
それから一ヶ月位は、午後八時には仕事を切り上げる様にした。体調もだいぶいい。
スマホが震えた。薫からだ。
専務室には私だけだ。直ぐにスマホにタッチすると
「薫です。康人さん、そろそろお会いできると…」
「分かった。調整しよう。いつがいい」
「出来れば、今週中だと嬉しいのですが」
意味を理解した僕は、
「分かった。木曜日はどうだ」
「はい。では、前と同じように」
「予約しておく」
「康人さん。久しぶりです。本当に久しぶりです。思い切り抱いて下さい」
「…薫。医者からあまり激しくはするなと言われている」
「えっ…。ふふふっ。分かりました。でも、最初だけは康人さんにお願いします」
「分かった」
薫の唇を塞いだ。最初は優しく。彼女が舌を絡めて来た。しばらくぶりだからか。思い切り吸い取るように強く口付けをして来た。
唇が終わると、耳たぶや、首筋に口付けしながら、右手は、胸の方に持って行った。
可愛い胸が待っていてくれる。
優しく胸を揉みながら乳首に口に含み舌で舐めてあげる。
「あん」
久しぶり。嬉しい。康人が抱いてくれている。優しく。とても優しく。幸せでいっぱい。
今日は甘えよう。
ゆっくりと時間をかけて胸を触った後、口付けをわき腹やお腹からゆっくり下にずらしていった。
指を入れるとしっかりと濡れている。足を開かせて、あそこに口付けした。
「あっ」
一番感じる所を舌で舐めあげて、口の中に含み舌でキスをするように舐めると
「あっ、あっ。あん」
嬉しい、康人が私の大事な所に口付けしてくれている。気持ちいい。堪らない。久々の快感。
時間をかけて一番感じる所を舌で舐めていると
「あっ、あっ、あーっ。くーっ」
僕の頭が内腿で締め付けられた。あそこの奥から白い熱いものが流れ出て来た。
足を持ち上げ、位置を合せるとゆっくりといれた。
「あーっ」
体に無理しない様に前後すると
「嬉しい。もっと、もっと」
一度位、大丈夫だろうと激しく突き上げると先端が、子宮にぶつかった。激しくぶつけてあげる。
「あーっ、いい、いい。いくーっ」
「薫、我慢できない」
「来てー。康人のもの思い切り来てー」
あそこの奥で吐き出される熱いもの同士が、ぶつかり合っていた。
しっかりと出し終わると
「ふふふっ、康人はここまででいいです」
「…」
「そのままにしていてください」
薫が、まだ少し元気が残っている僕のものを再度元気にさせると、僕の体に後ろ向きにまたがって、僕のものを薫のあそこに合わせると腰をゆっくりと沈めて行った。
「あーん。気持ちいい」
薫が自分で激しく上下している。
たまらない。康人のあれが私の中で息づいている。激しく上下した。くーっ、いい。
「ごめんなさい。康人。いくーっ」
薫がお尻を震わせて、体を足の方に倒れこませた。感じているんだろう。少し変な体位だけど。別の所が随分綺麗になって来ている。
少し経った後、起き上がり
「ごめんなさい。私だけ勝手にいってしまって。少し待って下さいね」
僕のあそこを側に有った、タオルで一度拭くと、薫はゆっくりと口に含ませた。
最初は、先端にキスするように、そして今度は全体を舐めあげる様に、最後は先端を舐めながら激しく手で扱いて来た。
「うっ、うっ。だめだ。我慢できない」
薫の後頭部を手に持つと思い切り吐き出した。
来てる。来てる。康人のものが思い切り口の中に、暖かいものが。
吐き出される度にピクンとしながら。
「薫、ありがとう。無理しなくても」
薫はそのまま飲み込むと一度口をタオルで拭いて
「ふふっ、いいの。康人のもの欲しいから」
今度は、こちらを向いて、少し元気の残っていた僕のものを再度元気にさせると
やはり自分から入れている。ゆっくりと沈み込むように腰を下ろして。
「あーん。康人気持ちいい。康人が私の中にいる。気持ちいい」
激しく動こうとはせずそのまま、体を僕の胸に合わせて来た。
薫は決して僕に負担を掛けようとせず、体の触れ合いで、僕を感じようとしている。
優しい素敵な女性。
「ふふっ、これでいいんです。康人が私の中にいると激しくされなくてもとても心が満足します。これからもこうしましょう。…でも偶には、後ろから激しくしてほしいです」
「うん、分かったよ。経過観察も終われば、大丈夫だろう」
「はい」
その後、二人でシャワーを浴びて優しく後ろからしてあげた。これだけでも彼女はいったようだ。
―――――
薫さんの康人への思いが伝わってきますね。
次回をお楽しみに。
面白そうとか、次も読みたいなと思いましたら、ぜひご評価頂けると投稿意欲が沸きます。
感想や、誤字脱字のご指摘待っています。
宜しくお願いします。
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