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16歳の章
フレッド・セレンディル先生の冒険者講座
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はい、国立魔術師養成機関、『学園』の皆さんこんにちは。以前も臨時講師をしたフレッド・セレンディルです。
どうやら前回の話で冒険者に興味を持ってもらえた子が多いとの事で、そちら向けの知っておくべき知識の解説をお願いされました。
僕の講義なんかで冒険者に興味を持ってもらえるなんて、ちょっと嬉しいですけど、恥ずかしくもありますね。
まずは基本的な事から行きますので、最初はこのプリントを前から後ろに配って下さい。質問や聞いてみたい事等は後で聞きますので。
はい、プリントは行き渡りましたか?
では皆さん始めて行きますね。宜しくお願いします。
1『冒険者とは?』
一番最初に先ず冒険者とは何か、から行きましょう。
世間一般の冒険者のイメージと言えば、荒くれ者、何でも屋、なのにその中から突然英雄が出て来たりもする、びっくり箱みたいな存在でしょうか。
実際の所はこの何でも屋と言うのが一番しっくり来る言葉だと思います。
駆け出しの頃なんかは下水道の掃除や、荷運びなんかもしたりしますしね。下水道の掃除、人気が無いからお給料高いんですよ。
その他にも魔物や魔獣の討伐、薬草等の植物採取、危険地帯での鉱石掘りから、商隊の護衛とか、本当に色んな事をやります。
貴族に専属で雇われたり、傭兵として戦場に行ったり、賞金の掛かった賊を追いかける賞金稼ぎをしたりする人なんかも少しですがいますね。
じゃあ冒険者なんて呼ばずに何でも屋で良いじゃないか。そう思われると思います。
では冒険者とは何なのか。それは冒険者個人によって様々な想いがあるでしょうが、僕個人の想いを言わせて貰えば冒険をする人です。
この冒険と言うのは、困難をあらゆる手を使って乗り越える事を指していますよ。
決して無謀=冒険じゃないので気を付けてくださいね。
村人を脅かす危険な魔獣の退治。病に苦しむ人の特効薬を作るための薬草採取。愛用の武器を鍛冶屋に打って貰う為の鉱石掘り。
全てが、恐らくはとても困難な冒険です。
これを乗り越えて、誰かに喜んでもらったり、何かを手に入れたりするのは、凄く楽しいですよ。
さて資格的な事を言いますと、冒険者ギルドで冒険者になりたい旨を告げ、氏名や犯罪歴等を申告します。
その上で冒険者ギルドの出す試験、二種類あって一般常識テストと実技テストを受けましょう。最後に面接があって終わりです。
面接はギルドマスターがやってくれますが、王都のギルドマスターはとっても癖の強い爺様なので気を付けてください。
ペースに巻き込まれると無駄に疲れさせられます。基本的には冒険者想いの良い人ですけどね。
あと皆さんだと心配ないんですが、文字の読み書きが出来ない人の為に一般常識テストは試験官と1対1の口頭で受ける事も出来ます。
と、まあこんな所でしょうか。
2『魔物、魔獣って何?』
はい、では次です。冒険者が果たす事を期待される役割の一つに魔物や魔獣の退治があるのでこちらを少し語りましょう。
前回も少し魔物や魔獣に関してお話しましたが、今回はもう少し基礎的な事から行きますね。
先ず言葉の意味ですが、人に害をなす存在をひっくるめて魔物や魔獣と呼んでいます。
まあオーガやグリフォン、キマイラにオウルベアー、色々居ますけど大体人間より強い、人間を襲う存在ですね。
力の強い魔物や魔獣は体内に魔核や魔石を持つのも特徴の一つかと思います。
さて此処で亜人と魔物の違いに関して話しましょう。先に言いますが僕に亜人差別の思想はありません。
ドワーフやエルフや獣人などのメジャーな亜人は兎も角、細かい種族になると国によって魔物扱いだったり亜人扱いだったり異なったりするんです。
なので一応大雑把な違いと言うか区別の仕方を言いますね。
王国ではある程度理解の及ぶ出来る文化を持っている種族を亜人としています。
オーガに人食いは文化だと主張されても奴等は魔物と言う訳ですね。まあオーガと意思疎通出来たって話を聞いた事は無いですが。
あー、あと例外がありまして、ダンジョン、ダンジョンに関してはまた機会があれば解説しますが、ダンジョン内で湧き出したモノに関しては魔物です。
此れは亜人でもそうですし、人間でもそうです。
いえ、そんな顔しないで下さい。湧くんですよ。ダンジョンでは真黒な鎧兜を身に着けた騎士なんかが。
でもそれも魔物としています。ダンジョン探索中の冒険者とはちゃんと見分けがつきますから、そこは安心してください。
その手の魔物が湧く場所では冒険者ギルドの支部で注意喚起がされてますので。
最後に、魔物や魔獣はスタンピードとも呼びますけど大暴走をする事があります。
深い山や或いは放置されたダンジョンや、森とか未開拓地などから大量の魔獣が湧き出して、人里目指して突撃してくる現象ですね。
数年~数十年に一度起きると言われてますが、正直良く解ってません。
1年以内に連続で起きて国を滅ぼした事もあるそうですし、規模もその時によって大きく違います。
謎は多いのですが、確実なのはこの災害を乗り越える為にも国の力や冒険者の力が必要だって事ですね。
3『ランク』
冒険者や魔物や魔獣の強さの目安としてランクと言う物が存在します。
すっごい大雑把に言うと、自分の冒険者ランクより上のランクの魔物や魔獣に手を出したら大体成す術もなく死ぬからやるなって感じです。
下位、中位、高位、ランクで判断出来ない超越ってあるんですが、まあ超越はさて置きます。
同じランクでも上と下はあってピンキリなので結局は個々の強さなどは自分で調べる必要はあります。まあ本当に目安ですね。
中位に上がったばっかりの冒険者のパーティが、中位ランクでも上の方に位置するマンティコアに全滅させられた何て話は転がり過ぎる位ありますから。
でも同じランク同士なら、工夫と準備と仲間の力でどうにか勝ち筋を作れる事も多いです。
また魔物は中位クラス辺りから体内に魔石や魔核を含有しだします。これらは結構貴重なので、中位以上の冒険者の大きな収入になってますね。
同時にこのランクは冒険者としての信用でもあります。
高位冒険者なんかは出るとこに出れば持て囃されるステータスですよ。
え、僕ですか?
何だか持て囃されるとか言った後に明かすのは非常に恥ずかしいですが、引退前は高位ランクの冒険者でした。
まあ仲間達が凄かったので、僕は言うほどじゃないとは思うんですけど、ね
他にもっと分かり易く細かい区分けの導入もギルドでは考えられているらしいです。
格と言いまして、1~10までの段階に分けられるそうです。1~3が下位で、4~6が中位で、7~10が高位ですね。
正直あまり細かく数字訳をするのも弊害があるのでまだ導入は見送られていると聞いてます。
では基本的な解説は此処までとして、何か聞いてみたい事とかはありますか?
ふむ、ランクの超越に関してもう少しですか。
ではざっくり言いますと、竜の成体等は超越で、それをパーティを組んででも倒せる人もまた超越です。
まあそこまで行くと普通冒険者とかよりは、英雄って呼びますよね。
つまりは枠外に行っちゃった人をそう言ってるだけですよ。
竜が魔物を魔物扱いするのはどうだろうと言う意見に関しても、枠外だから別って事です。
伝説の不死王リッチなんかも、もし仮にいたら超越扱いですね。
じゃあキリも良いので今日はこの位にしましょうか。
多分また呼ばれると思うので、次はもう少し色んな知識を語れると良いなと思います。
では今日もお疲れ様でした。
本日のお仕事自己評価70点。すこしずつなれていきますね。
どうやら前回の話で冒険者に興味を持ってもらえた子が多いとの事で、そちら向けの知っておくべき知識の解説をお願いされました。
僕の講義なんかで冒険者に興味を持ってもらえるなんて、ちょっと嬉しいですけど、恥ずかしくもありますね。
まずは基本的な事から行きますので、最初はこのプリントを前から後ろに配って下さい。質問や聞いてみたい事等は後で聞きますので。
はい、プリントは行き渡りましたか?
では皆さん始めて行きますね。宜しくお願いします。
1『冒険者とは?』
一番最初に先ず冒険者とは何か、から行きましょう。
世間一般の冒険者のイメージと言えば、荒くれ者、何でも屋、なのにその中から突然英雄が出て来たりもする、びっくり箱みたいな存在でしょうか。
実際の所はこの何でも屋と言うのが一番しっくり来る言葉だと思います。
駆け出しの頃なんかは下水道の掃除や、荷運びなんかもしたりしますしね。下水道の掃除、人気が無いからお給料高いんですよ。
その他にも魔物や魔獣の討伐、薬草等の植物採取、危険地帯での鉱石掘りから、商隊の護衛とか、本当に色んな事をやります。
貴族に専属で雇われたり、傭兵として戦場に行ったり、賞金の掛かった賊を追いかける賞金稼ぎをしたりする人なんかも少しですがいますね。
じゃあ冒険者なんて呼ばずに何でも屋で良いじゃないか。そう思われると思います。
では冒険者とは何なのか。それは冒険者個人によって様々な想いがあるでしょうが、僕個人の想いを言わせて貰えば冒険をする人です。
この冒険と言うのは、困難をあらゆる手を使って乗り越える事を指していますよ。
決して無謀=冒険じゃないので気を付けてくださいね。
村人を脅かす危険な魔獣の退治。病に苦しむ人の特効薬を作るための薬草採取。愛用の武器を鍛冶屋に打って貰う為の鉱石掘り。
全てが、恐らくはとても困難な冒険です。
これを乗り越えて、誰かに喜んでもらったり、何かを手に入れたりするのは、凄く楽しいですよ。
さて資格的な事を言いますと、冒険者ギルドで冒険者になりたい旨を告げ、氏名や犯罪歴等を申告します。
その上で冒険者ギルドの出す試験、二種類あって一般常識テストと実技テストを受けましょう。最後に面接があって終わりです。
面接はギルドマスターがやってくれますが、王都のギルドマスターはとっても癖の強い爺様なので気を付けてください。
ペースに巻き込まれると無駄に疲れさせられます。基本的には冒険者想いの良い人ですけどね。
あと皆さんだと心配ないんですが、文字の読み書きが出来ない人の為に一般常識テストは試験官と1対1の口頭で受ける事も出来ます。
と、まあこんな所でしょうか。
2『魔物、魔獣って何?』
はい、では次です。冒険者が果たす事を期待される役割の一つに魔物や魔獣の退治があるのでこちらを少し語りましょう。
前回も少し魔物や魔獣に関してお話しましたが、今回はもう少し基礎的な事から行きますね。
先ず言葉の意味ですが、人に害をなす存在をひっくるめて魔物や魔獣と呼んでいます。
まあオーガやグリフォン、キマイラにオウルベアー、色々居ますけど大体人間より強い、人間を襲う存在ですね。
力の強い魔物や魔獣は体内に魔核や魔石を持つのも特徴の一つかと思います。
さて此処で亜人と魔物の違いに関して話しましょう。先に言いますが僕に亜人差別の思想はありません。
ドワーフやエルフや獣人などのメジャーな亜人は兎も角、細かい種族になると国によって魔物扱いだったり亜人扱いだったり異なったりするんです。
なので一応大雑把な違いと言うか区別の仕方を言いますね。
王国ではある程度理解の及ぶ出来る文化を持っている種族を亜人としています。
オーガに人食いは文化だと主張されても奴等は魔物と言う訳ですね。まあオーガと意思疎通出来たって話を聞いた事は無いですが。
あー、あと例外がありまして、ダンジョン、ダンジョンに関してはまた機会があれば解説しますが、ダンジョン内で湧き出したモノに関しては魔物です。
此れは亜人でもそうですし、人間でもそうです。
いえ、そんな顔しないで下さい。湧くんですよ。ダンジョンでは真黒な鎧兜を身に着けた騎士なんかが。
でもそれも魔物としています。ダンジョン探索中の冒険者とはちゃんと見分けがつきますから、そこは安心してください。
その手の魔物が湧く場所では冒険者ギルドの支部で注意喚起がされてますので。
最後に、魔物や魔獣はスタンピードとも呼びますけど大暴走をする事があります。
深い山や或いは放置されたダンジョンや、森とか未開拓地などから大量の魔獣が湧き出して、人里目指して突撃してくる現象ですね。
数年~数十年に一度起きると言われてますが、正直良く解ってません。
1年以内に連続で起きて国を滅ぼした事もあるそうですし、規模もその時によって大きく違います。
謎は多いのですが、確実なのはこの災害を乗り越える為にも国の力や冒険者の力が必要だって事ですね。
3『ランク』
冒険者や魔物や魔獣の強さの目安としてランクと言う物が存在します。
すっごい大雑把に言うと、自分の冒険者ランクより上のランクの魔物や魔獣に手を出したら大体成す術もなく死ぬからやるなって感じです。
下位、中位、高位、ランクで判断出来ない超越ってあるんですが、まあ超越はさて置きます。
同じランクでも上と下はあってピンキリなので結局は個々の強さなどは自分で調べる必要はあります。まあ本当に目安ですね。
中位に上がったばっかりの冒険者のパーティが、中位ランクでも上の方に位置するマンティコアに全滅させられた何て話は転がり過ぎる位ありますから。
でも同じランク同士なら、工夫と準備と仲間の力でどうにか勝ち筋を作れる事も多いです。
また魔物は中位クラス辺りから体内に魔石や魔核を含有しだします。これらは結構貴重なので、中位以上の冒険者の大きな収入になってますね。
同時にこのランクは冒険者としての信用でもあります。
高位冒険者なんかは出るとこに出れば持て囃されるステータスですよ。
え、僕ですか?
何だか持て囃されるとか言った後に明かすのは非常に恥ずかしいですが、引退前は高位ランクの冒険者でした。
まあ仲間達が凄かったので、僕は言うほどじゃないとは思うんですけど、ね
他にもっと分かり易く細かい区分けの導入もギルドでは考えられているらしいです。
格と言いまして、1~10までの段階に分けられるそうです。1~3が下位で、4~6が中位で、7~10が高位ですね。
正直あまり細かく数字訳をするのも弊害があるのでまだ導入は見送られていると聞いてます。
では基本的な解説は此処までとして、何か聞いてみたい事とかはありますか?
ふむ、ランクの超越に関してもう少しですか。
ではざっくり言いますと、竜の成体等は超越で、それをパーティを組んででも倒せる人もまた超越です。
まあそこまで行くと普通冒険者とかよりは、英雄って呼びますよね。
つまりは枠外に行っちゃった人をそう言ってるだけですよ。
竜が魔物を魔物扱いするのはどうだろうと言う意見に関しても、枠外だから別って事です。
伝説の不死王リッチなんかも、もし仮にいたら超越扱いですね。
じゃあキリも良いので今日はこの位にしましょうか。
多分また呼ばれると思うので、次はもう少し色んな知識を語れると良いなと思います。
では今日もお疲れ様でした。
本日のお仕事自己評価70点。すこしずつなれていきますね。
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